Depeche Mode【Free Love】和訳 普通と異常 Normal and Abnormal

「大好きヴォーカリストあげよ」のお題が上がると、必ず入れてしまうのが、彼、David Gahnだ。大好きなバンドとしても Depeche Modeは上げてしまうが、このバンドが好きになったのは、Daveのセクシーでクールなバリトン・ヴォイスと、Martinの倒錯した世界観が自分の世界観と同じだからだ。

大体「好き」になるバンドは、サウンドが好きと言うのもあるが、それ以上に自分の好みの「声」と「世界観」だと思う。

その2つがDepeche Modeにはあるのだから好きにならずにはいられない。

特に好きなアルバムが『Songs of Faith and Devotion』だから、ついつい取り上げてしまう。4人だった頃のDepeche Modeが好きなのかもしれない、やばい世界観だから。

今日は、このアルバム後の曲で3人になったDepeche Modeの人気曲にしましょう。

たまには大人の色気ムンムン(死語)のDepeche Modeをどうぞ。

夜が楽しくなりそうね。

今日Lyraが和訳&解説するのは、イングランド、エセックス州バジルトン出身のロックバンド、Depeche Mode デペッシュ・モード。

 

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スタジアム級のライブを軽々と世界中で繰り広げる実績を誇る世界的グループ。デビュー当時は、ニュー・ウェイヴの旗手と若い時から大注目を浴び、今現在も第一線で活動し続けている。2020年『ロックの殿堂』入り。2006年のMTVヨーロッパ・ミュージック・アワードの最優秀グループ賞を得るなど、ヨーロッパで人気が高く、このブログの常連バンドでもあり、Depeche Modeについて、色々と解説を書いて来ました。

*例えばこちらなど→ Depeche Mode【Policy Of Truth】デペッシュモードとは?Master & Servantの世界 和訳 Lyrics

今日Lyraが和訳する曲は、2001年リリースの10th スタジオ・アルバム『Exciter』に収録されているシングル 2001年11月5日リリースの【Free Love】。

 詳しい解説は、LyraのHipな和訳の後に、又お話しましょう!

 

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“Freelove” is a song by English electronic group Depeche Mode. It was released on 5 November 2001 as the third single from their album Exciter.

=Free Love=

[Verse 1]

If you’ve been hiding from love

If you’ve been hiding from love

I can understand where you’re coming from

I can understand where you’re coming from

If you’ve suffered enough

If you’ve suffered enough

I can understand what you’re thinking of

I can see the pain that you’re frightened of

[Chorus]

And I’m only here

To bring you free love

Let’s make it clear

That this is free love

[Post-Chorus]

No hidden catch, no strings attached

Just free love

No hidden catch, no strings attached

Just free love

[Verse 2]

I’ve been running like you

I’ve been running like you

Now you understand why I’m running scared

Now you understand why I’m running scared

I’ve been searching for truth

I’ve been searching for truth

And I haven’t been getting anywhere

No, I haven’t been getting anywhere

Chorus]

And I’m only here

To bring you free love

Let’s make it clear

That this is free love

[Post-Chorus]

No hidden catch, no strings attached

Just free love

No hidden catch, no strings attached

Just free love

[Bridge]

Hey, girl, you’ve got to take this moment

Then let it slip away

Let go of complicated feelings

Then there’s no price to pay

[Verse 3]

We’ve been running from love

We’ve been running from love

And we don’t know what we’re doing here

No, we don’t know what we’re doing here

[Chorus]

And we’re only here

Sharing our free love

Let’s make it clear

That this is free love

Post-Chorus]

No hidden catch, no strings attached

Just free love

No hidden catch, no strings attached

Just free love

No hidden catch, no strings attached

Just free love

No hidden catch, no strings attached

Just free love

 

 

もし君が愛から隠れてるなら

もし君が愛から隠れてるなら

俺には君がどこのものか分かるよ

君がどこからクルのか分かるんだ

君が充分苦しんだなら

君が充分苦しんだなら

俺には君が何を考えているか分かるんだ

俺には君が恐れてる痛みが分かるんだよ

そして俺はただここに存在している

それは君を自由恋愛へ

連れて行く為にさ

はっきりさせようじゃないか

これが自由恋愛なのかさ

 

隠された留め具(落とし穴)も

付属した紐(弦) も無いぜ

ただ自由恋愛なだけ

隠された留め具(落とし穴)も

付属した紐(弦) も無いぜ

ただ自由恋愛なだけ

隠された留め具(落とし穴)も

付属した紐(弦) も無いぜ

ただ自由恋愛なだけ

俺は君みたいに

逃げて来てるんだ

俺は君みたいに

逃げて来てるんだ

 

今こそ君は

俺が恐れながら逃げてるのを

理解するのさ

今こそ君は

俺が恐れながら逃げてるのを

理解する

今こそ君は

俺が恐れながら逃げてるのを

理解する

今こそ君は

俺が恐れながら逃げてるのを

理解する

俺は真実を探して来たんだ

俺は真実を探して来たんだ

そして俺はどこにも

行けなかった

そして俺はどこにも行けなかった

ちがう

俺はどこにも行けなかったんだ

そして俺はただここに存在している

それは君を自由恋愛へ

連れて行く為にさ
はっきりさせようじゃないか
これが自由恋愛なのかさ
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隠された留め具(落とし穴)も

付属した紐(弦) も無いぜ

ただ自由恋愛なだけ

隠された留め具(落とし穴)も

付属した紐(弦) も無いぜ

ただ自由恋愛なだけ

隠された留め具(落とし穴)も

付属した紐(弦) も無いぜ

ただ自由恋愛なだけ

なあ君

少し時間をかけたら

そっと立ち去らせてくれよ

複雑な気持ちを手放そうぜ

だって支払う代償なんて

ないんだから

俺たちは愛から逃げて来た

俺たちは愛から逃げて来た

そして俺たちが

ここで何してたかなんて

分からないんだから

ダメさ

俺たちは

ここで何をしていたかなんて

分からないんだから

そして俺たちはただ存在してる

俺たちの自由恋愛を分かち合う為に

はっきりさせようぜ

これが自由恋愛なのか

隠された留め具(落とし穴)も

付属した紐(弦) も無いぜ

ただ自由恋愛なだけ

隠された留め具(落とし穴)も

付属した紐(弦) も無いぜ

ただ自由恋愛なだけ

隠された留め具(落とし穴)も

付属した紐(弦) も無いぜ

ただ自由恋愛なだけ

隠された留め具(落とし穴)も

付属した紐(弦) も無いぜ

ただ自由恋愛なだけ

 

Songwriter: Martin Gore

Translator: Lyra Sky 和訳

 

 

たまには、明るいサウンドのDepeche Modeも良いような。

Depeche Modeで好きな曲が、ドロドロした恋愛ネタや、逃れられない宗教的な背景がある男の懺悔ネタが多いせいか、サウンドもドヨンドヨンして暗い世界にドップリと浸かる感じ。

だから、太陽の陽を浴びて歌うミュージックビデオと、明るいヒーリングサウンドが新鮮に思えてしまう。

根が明るい性格なせいか、悩んでる歌詞でも全然、ひっぱられない。

太陽の当たる道を歩いて行きたいタイプだから、この世界でどんなどん底を味わっても結局、お天道様に救われて来た。

だからこの明るいサウンドに乗る歌詞が、怪しくとも、その向こうには救いがある。

そう言う世界観をMartinは描いてる。

毎度言うが、必ず救いがあるのだ。

ただし、ちゃんと自分を生きていればの話だが…。

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ミュージックビデオについて

 

【Free Love】のこのミュージックビデオは、ジョン・ヒルコートが監督した。

貧しい地域を走るパレードフロートで演奏するDepeche Mode をメインにしたビデオだ。

貧しい住民は山車を追い、この山車に登って踊る。

ビデオはフロートで終わり、2人がキスすることを除き、最後には全員が姿を消す。

このビデオは、『Video Singles Collection』(2016)がリリースされるまでは、公開されなかったミュージックビデオ。

 

アルバム『Exciter』について

 

『Exciter』は、10枚目のスタジオアルバムになる。  2001年5月14日にMuteRecordsによって英国で最初にリリース。そして翌日RepriseRecordsによって米国でリリースされた。アルバムはマーク・ベルによってプロデュースされ、バンドの最も成功したツアーの1つである『Exciter』ツアーによってサポートされた。

シングル

シングルでは、B面は「ゼンステーション」と呼ばれるインストルメンタルになっていた。 Depeche Mode 初の【Freelove】のDVDリリースもあった。

2001年のフィラデルフィアコンサートの【Freelove】のビデオ映像と、他のいくつかの曲のオーディオが含まれている。また、バンドの4つのボーナス30秒ビデオが含まれていた。ビデオはAnton Corbijin アントン・コービンによって監督された。

 

 

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歌詞について

アルバムは多くの異なる主題をカバーしていて、内容は、バラエティに富んでいる。

作詞作曲した Martin Gore は、このアルバムにある「The Dead of Night」は、麻薬や騒乱がたくさんあったロンドンのクラブに触発されたと語っていたし、MTV ヨーロッパに、【I Feel Loved】の曲は、「絶対にたわごとのように感じ、人生でこれまでに感じた中で最悪の気分になったとき」を歌ったと語っていた。

最悪な愛も、一時期に沢山ロンドンにあったドラッグまみれのクラブも、今のMartinには無縁な話だと思う。

リリース当時の2006も時期的には、クリーンになっていたはず?だから、少し前の自分やDavidのことを歌ったのでは無いかと思う。

この【Free Love】に関しては、他の収録曲よりは、否定的な歌詞では無い。前向きに相手と向き合っているしね。

内容的にはSMの歌に取れますなあ〜 Martinの好きな世界観、というか趣味よね、これ。

パッと聞いたら、恋愛に消極的、あるいは裏切られた経験とかで、愛することをやめた人間に対して、自由恋愛をおすすめしてる歌詞ですね。

自由恋愛とは、そのままフリーに愛し合う Love & Peaceのあの時代の恋愛をイメージしても良いし(つまり、フリーセックスですな)愛する自由を讃える愛と捉えても良いと思う。個人的には、どちらでも良い歌詞だと感じる、、、因みに独身同士の恋愛の意味も【Flee Love】には含まれます。そんなの普通よね。(あれ、普通じゃ無い?)

いつものLyraが好きな血を流してる人に対しての激しい欲望の歌詞ではないから、深い愛憎劇ないし、、、。それほど深刻な歌詞では無いでしょうね。それこそ「ご自由に(Freeに)楽しんでくだされ」と言う感じです。

ただLyraが大好きな、深い意味に取れる歌詞にも取れるところが大好きな理由です。ストリングスは、パンティの紐にも、縛る紐にも、ギターの弦にもなるの。

「どう、試してみる?」って感じよね。

そう考えると素敵な曲でしょう?

好きな人と楽しむ時に聞いてみては?

今夜が楽しみねッ。

 

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The B-side is an instrumental called “Zenstation”. There is also a DVD release of “Freelove”, a first for Depeche Mode. It contained video footage of “Freelove” from the Philadelphia concert in 2001, as well as audio of some of the other songs. It also contained four bonus 30-second videos of the band. The videos were directed by Anton Corbijn.

Exciter is the tenth studio album by Depeche Mode which was first released on 14 May 2001 in the United Kingdom by Mute Records and a day later in the United States by Reprise Records. The album was produced by Mark Bell, and was supported by the Exciter Tour, one of the band’s most successful tours.

The music video for “Freelove” was directed by John Hillcoat. The video features Depeche Mode performing on a parade float riding through a poor neighborhood. The impoverished residents follow the float and climb on it to dance. The video ends with the float and everybody disappearing, except for two people kissing. It has never been made available on a public release until the Video Singles Collection (2016).

Lyrically, the album covers many different subjects. Martin Gore said that “The Dead of Night” was inspired by a club in London where there were a lot of drugs and mayhem. Gore told MTV Europe that “I Feel Loved” is about when you “feel absolutely like shit, and you feel the worst you’ve ever felt in your life. Then somehow you think: ‘the universe must like me, for making me feel like this'”.

Personnel

Depeche Mode

  • Dave Gahan
  • Martin Gore
  • Andrew Fletcher

Additional musicians

  • Knox Chandler – solo cello, string arrangement (track 4)
  • Todd C. Reynolds – strings (track 4)
  • Joyce Hammann – strings (track 4)
  • Natalie Cenovia Cummins – strings (track 4)
  • Ralph H. Farris – strings (track 4)
  • Leo Grinhauz – strings (track 4)
  • Airto Moreira – percussion (tracks 7, 9)
  • Christian Eigner – drums (track 12)

Technical

  • Mark Bell – production
  • Gareth Jones – engineering, pre-production, additional production
  • Paul Freegard – pre-production, additional production
  • Steve Fitzmaurice – mixing
  • Boris Aldridge – engineering assistance
  • Andrew Davies – engineering assistance
  • Andrew Griffiths – engineering assistance
  • Nick Sevilla – engineering assistance
  • Lisa Butterworth – engineering assistance
  • Jonathan Adler – engineering assistance
  • Alissa Myhowich – engineering assistance
  • James Chang – engineering assistance
  • Mike Marsh – mastering

Artwork

  • Anton Corbijn – photography, cover art, art direction
  • Form – design

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