Depeche Modeにはヒット曲がいろいろあるから、1番はじめにどの曲をオススメすべきか迷う〜。
あと写真ね!
どの写真も好き。この人達は音には一貫性がある。
と言うかティーンエイジャーでデビューした時から20年以上ポリシーを貫いているバンドですね。
だけど、ルックス的には何回かイメチェンしてんのよね。だから迷う。
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どの時代も好き。
でも、ロン毛でタトゥーを入れ始めた時の「あなた一体何があったのぅ〜⁉︎」とファン全員が度肝を抜いた時のデイビッド・ガーンVoの写真にしちゃいましたわ。
ずっと刈り上げ君だった彼が「へビメタかよ?」「バイカーかよ?」なルックスになった時は、彼は精神的にも肉体的にも闇を抱えていた時期でした。
その時の精神状態が、曲にも反映されていたんですね。
今日、Lyraが紹介する”Mercy In You”は、いきなりトランスフォーム!したかの如くルックスが変わった時期です。(←ちょい大袈裟)
作品もトランスフォーム!みたいに変身!したと言っても良いくらい。
今までの打ち込みテクノイメージだった彼ら。
イギリスのバンドらしいクールさを持ったバンド。
それが、このMercy In Youが入ったアルバムは、今までと違いゴスペルや、ロックンロールもどきのアメリカの要素に焦点を当てて貪欲に取り入れ変身したんですよ。
このアルバム『Songs Of Faith And Devotion』(1993年3月22日リリース)は、彼らの8枚めのアルバムになります。
この一個前のアルバムからウエスタンな曲とかチラホラ出してはいたんだけど、ここまでまんまアメリカはなかったから良い意味でLyraは衝撃を受けた。
当時アメリカで流行していたオルタナティヴ・ロック/グランジシーンからの影響が強かったんだろう。
時代はまさにGrungeの嵐の中だった1993年だもの。
ギターサウンドに焦点を当てている点は今までとかなり違うし、
デイヴ(Vocal、写真の人)の歌い方もいっきなりソウルフルになっているのがもう、当時ビックリした!
こんな歌い上げちゃうタイプじゃなかったから。
この”Songs Of Faith And Devotion”のアルバムに入っている曲は、ソウルやゴスペルなどの黒人音楽を最大限に盛り込んで、より骨太な音楽性を打ち出した彼らにとって異色作でした。
その変身ぶりが功を奏して、バンドにとって唯一となる全米・全英で初登場1位を獲得したアルバムになりま した。
それに加えて、フランス、ドイツ、オーストリア、スイスでも初登場1位を獲得したんだから凄い、、、まさに変身が上手くいったモンスターアルバムになったのです。
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ジャケットのカバーアートを担当したのはアントン・コービン。あの、鬼才というか変わり者なデペッシュモード の5人目のメンバーみたいにアートを手掛けているアントンさんです。
メンバーの顔写真がジャケットに使用されている唯一のアルバムでもありまする。
このアルバム予約特典でジャケットのステッカー貰ったな!今でも大事にとっています。
しかし、エンジニアとアレンジを長く担当してきたアラン・ワイルダーはこのアルバムを最後に、1995年にバンドを脱退してしまったのは悲しい出来事。
デペッシュモード にとっては、転換期になってしまった、全てにおいて変わり者なアルバムなんです。
そのアルバムの4曲めに入っているのがこの”Mercy In You”です。
シングルカットされたわけではない曲だけど、Lyraは大好きな曲。
デペッシュらしい妖しい恋愛、危うい関係表現しているのが私の好みです。
聴いていると座っている世界からマグマのある地中に飲まれそうになります。
ダークなサウンドがLyraは好きなのでその、飲まれてしまいそうな感覚がたまりません。
だから、マイナーな曲だけどデペッシュモードらしさがあり魅力的なのでおススメの1番目に選びました。
和訳したので読みながらライブ映像を見てね。
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“Mercy In You”
You know what I need
When my heart bleeds
I suffer from greed
A longing to feed
On the mercy in you
心臓が血を流す時、俺に何が必要かお前にはお見通し
俺は、強い欲望に蝕まれている
空腹を満たすのを熱望して
お前の慈悲にすがっている
I can’t conceal
The way I’m healed
The pleasure I feel
When I have to deal
With the mercy in you
俺には秘密にするなんて出来ないよ
解放されるやりかた
感じる喜び
俺が分け与える時はお前の慈悲と共にある
I would do it all again
Lose my way and fall again
Just so I could call again
On the mercy in you
俺がまた全てやってあげようか
また俺が迷い、堕落したら
まさにそうだよ、お前を大声で呼ぶんだ
お前に救いを求めるのさ
When here in my mind
I feel inclined
To wrongly treat you unkind
I have faith I will find
The mercy in you
ほら俺の心は邪悪になりがちだろ?
つい、つれなく間違った扱いをお前にしたくなるんだ
俺にはお前の救いを見つける自信があるんだよ
I would lose my way again
Be led hopelessly astray again
Just so I could pray again
For the mercy in you
俺はまた道を踏み外すだろう
また、絶望的に堕落した囚われの身になれ
まさにそうだよ、また祈るんだ
お前の慈悲にすがるために
When here in my mind I have been blind
Emotionally behind
I have faith I will find
The mercy in you
俺の心がここにある時は、
ずっと盲目的だったし
感情的に隠れさえした
俺には見つけ出せる確信があるんだ
お前の慈悲を
Songwriter: Martin Gore
Translator: Lyra Sky
ライブだとクネクネダンスになるの。この人。
アルバムタイトルの「ソングス・オブ・フェイス・アンド・デヴォーション (Songs of Faith and Devotion)」は、【信仰と献身の歌】を意味するから、カソリック的な歌詞もあって非常に宗教色が強い作品なんです。
この曲もMercy In Youだから、普通に解釈すれば、慈悲を乞う男ないし女の歌になるので、そのまんまならば、恋愛対象にある相手に救いや情けや慈悲を乞うている姿が目に浮かんできます。
ただ、これは、やりたい放題してる奴が許してくれ〜!と愛する相手に言ってるだけじゃなくて、神に対する許しを乞う人間の歌にも取れるんですよ。
Lyraは3段階な取り方が取れるな、と考えていてね、
①第1段階は、恋愛に苦しんでる人が聞けば、好きな相手に愛と許しを乞う人間の歌に取れる。
②第2段階は、少し深読みすれば、道を踏み外した堕落した人間が、神に情けと救いと愛の慈悲を願っている歌にもなり、生きている全ての人の抱える苦悩や救いを求める歌にもなるんですよねー、、、。
で、もっと深読みすれば、
③第3段階は、師従関係で愛する相手に、または、やる相手にやり過ぎちゃうけど許してね〜、君なら許してくれるよね、とか、従うから(従うなら)君に全てをあげるから、愛と慈悲をくれ、と乞う歌でもあるんです。
behindなんて後ろですから。
Lyraのブログは下品でないから(笑)敢えて書きませんが、そういう従属関係にも取れて面白いバンドなんです。
この主人と奴隷、従属関係は、デペッシュモード の作り出す世界にはついて回ります。
作詞作曲をほぼやるGuitarのマーティンは、最近大人しくなりましたが、昔からボンテージファッションを好んで着ていたり、歌詞のあちこちに恋愛や趣味嗜好の変態ぶりを発揮しているために、ゲイの方々やフェティシュ好き、ゴスが好きな人に大人気なんですね。
類友って奴。わかりやすい。
ただ、際物に見られてしまいがちなデペッシュモード ですが、音楽的にもアート的にも芸術的にも独特な美しさがあり、優れたアート作品として完成された美が見れるんです。
PVを見ると、かなり日本のアートワークやプロモーションビデオに影響を与えているのがわかりますよ!
ハッキリ言ってデペッシュモード のプロモーションビデオは日本の有名アーティストたちに、かなりパクられています。頭に来るくらい。
それだけ色んなアーティスト達に支持されているバンドと言えましょう。
デペッシュモード はステキなプロモーションビデオが多いので又、おススメビデオを紹介しますね!
お楽しみに〜o(^▽^)o
『Songs Of Faith and Devotion ソングス・オブ・フェイス・アンド・デヴォーション』
リリース 1993年3月22日
録音 1992年 – 1993年
ジャンル オルタナティヴ・ロック、インダストリアル・ロック
時間 47:26
AllMusic 4/5stars link
チャート最高順位
1位(イギリス)
1位(アメリカ)
1位(ドイツ)
1位(フランス)
1位(オーストリア)
1位(スイス)
2位(スウェーデン)
2位(スペイン)
5位(カナダ)
6位(イタリア)
12位(ハンガリー)
デペッシュ・モード スタジオ・アルバム 年表
ヴァイオレーター
(1990年) ソングス・オブ・フェイス・アンド・デヴォーション
(1993年) ウルトラ
(1997年)
『ソングス・オブ・フェイス・アンド・デヴォーション』収録のシングル
「アイ・フィール・ユー」
リリース: 1993年2月15日
「ウォーキング・イン・マイ・シューズ」
リリース: 1993年4月26日
「コンデムネイション」
リリース: 1993年9月13日
「イン・ユア・ルーム」
リリース: 1994年1月10日
アルバムは1992年、マドリードのスタジオであるThe Villaにて8ヶ月以上に及ぶレコーディングの後、ハンブルクとロンドンにて追加のセッションが行われた。プロデューサーのフラッドはU2のアクトン・ベイビーでの成功を踏まえ、貸家をレコーディングスタジオに改造しそこで寝泊りや制作を行うことをバンドに提案する。バンドはThe Villaの地下にスタジオを作りドラムセットを違うスペースに2台配置し、サウンドに異なるトーンを生み出した。
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収録曲
全曲マーティン・ゴアによる作詞作曲
1.アイ・フィール・ユー / I Feel You – 4:35
2.ウォーキング・イン・マイ・シューズ / Walking in My Shoes – 5:35
3.コンデムネイション / Condemnation – 3:20
4.マーシー・イン・ユー / Mercy in You – 4:17
5.ジューダス / Judas – 5:14
6.イン・ユア・ルーム / In Your Room – 6:26
7.ゲット・ライト・ウィズ・ミー / Get Right with Me – 3:52
8.ラッシュ / Rush – 4:37
9.ワン・カレス / One Caress – 3:32
10.ハイヤー・ラヴ / Higher Love – 5:56
2006年リイシュー版ボーナス・トラック
11.My Joy – 3:57
12.Condemnation (Paris Mix) – 3:21
13.Death’s Door (Jazz Mix) – 6:38
14.In Your Room (Zephyr Mix) – 4:50
15.I Feel You (Life’s Too Short Mix) – 8:35
16.Walking in My Shoes (Grungy Gonads Mix) – 6:24
17.My Joy (Slowslide Mix) – 5:11
18.In Your Room (Apex Mix) – 6:43
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デペッシュ・モード
Depeche Mode
出身地 イングランド
エセックス州 バジルドン
ジャンル
シンセポップ
ニュー・ウェーヴ
オルタナティヴ・ロック
エレクトロニカ
活動期間 1980年 –
レーベル ミュート・レコード
サイアー・レコード
コロムビア・レコード
公式サイト depechemode.com
メンバー デヴィッド・ガーン (Vo)
マーティン・ゴア (G/Key)
アンディ・フレッチャー (Key/B)
旧メンバー ヴィンス・クラーク (Key)
アラン・ワイルダー (Key/Ds)
メンバー現ラインナップ
デイヴ・ガーン(Dave Gahan) – ボーカル (1980– )
マーティン・ゴア(Martin Gore) – ギター/キーボード (1980– )
アンディ・フレッチャー(Andrew Fletcher) – キーボード/ベース (1980– ) 愛称:フレッチ
デイヴ・ガーン(Vo) 2010年
マーティン・ゴア(G/Key) 2009年
アンディ・フレッチャー(Key/B) 2011年
サポート
クリスチャン・エイナー Christian Eigner – ドラムス/キーボード (1997– )
ピーター・ゴーデノ Peter Gordeno – キーボード/ベース (1998– )
旧メンバー
ヴィンス・クラーク(Vince Clarke]) – キーボード (1980–1981) ヤズーを経て2011年現在イレイジャーで活動中
アラン・ワイルダー(Alan Wilder) – キーボード/ドラムス (1982–1995, 2010) ソロ・プロジェクトリコイル
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