夏が近づくとレゲエとか、懐かしのサザンカリフォルニアのサウンドや、大好きなSublimeみたいな mixtureを聴きたくなる。これさ、夏の風物詩ならぬ、LyraのSummer routineだ。
そして同じようにカンカンに晴れた夏空を見ると聞きたくなるのが、泣きのメロディの曲。特にGrunge Rockを通ってきたバンドの泣きのサウンドを聴きながら、日差しの強い道を、夕焼けが空を焼き尽くしてる風景を見ながら、そして夜空の星々を眺めながら浜辺で横たわる、、、まるで体の全てが、叫び声を上げるように震えてくる。
きっと貴方にもそんな季節を感じる曲があるでしょう?切なくてどうしようもない気分にさせてくれる曲が…。今度、Lyraに教えてね。その前に今日は、Lyraが先に教えてあげる。
歌詞は壮大なテーマ。サウンドが泣けてくる曲。
もう、いてもたってもいられなくなるよ。
今日Lyraが和訳&解説するのは、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンタバーバラ出身のオルタナティブ・ロック・バンドである、Dishwalla ディッシュワラ。
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1993年結成。今日紹介する曲が爆発的大ヒットを飛ばした後、1996年の「ベストロックソング」(ビルボードアワード)を受賞、1996年と1997年の両方で「ロックトラックオブザイヤー」で2つのASCAPアワードを受賞した。
2005年まで活動し、一度活動休止したが、2008年からまた再始動し、現在も活動している。
今日Lyraが和訳する曲は、1995年のアルバム『Pet YourFriends』に収録されているシングル1996年2月27日リリースの【Counting Blue Cars】。
詳しい解説は、LyraのHipな和訳の後に、またお話しましょう!
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“Counting Blue Cars” is a song by American alternative rock band Dishwalla from their 1995 A&M Records album Pet Your Friends. It is their only hit song, peaking at number 15 on the Billboard Hot 100 and topping the same magazine’s Modern Rock Tracks chart in 1996. It received two ASCAP awards (1997 and 1998) as the most played song of the year on radio in the United States.
= Counting Blue Cars =
[Verse 1]
Must have been mid afternoon
I could tell by how far the child’s shadow stretched out
And he walked with a purpose in his sneakers down the street
He had many questions like children often do
[Chorus]
He said, tell me all your thoughts on God
Tell me am I very far?
[Verse 2]
Must have been late afternoon
On our way the sun broke free of the clouds
We count only blue cars, skip the cracks in the street
And ask many questions like children often do
[Chorus]
We said, tell me all your thoughts on God
Cause I would really like to meet her
And ask her why we’re who we are
Tell me all your thoughts on God
Cause I am on my way to see her
So tell me am I very far, am I very far now?
[Verse 3]
It’s getting cold picked up the pace
How our shoes make hard noises in this place
Our clothes are stained
We pass many cross-eyed people
And ask many questions like children often do
[Chorus]
Tell me all your thoughts on God
Cause I would really like to meet her
And ask her why we’re who we are
Tell me all your thoughts on God
Cause I am on my way to see her
So tell me am I very far
Am I very far now, am I very far now, am I very far now?
Tell me all your thoughts on God
午後の半ばだったに違いない
だって子供の影が
どこまで伸びているか分かったからさ
そして彼は
スニーカーを履いて通りを
目的を持ちながら歩いたんだ
彼は子供たちがよくするように
多くの質問をしたな
その子は
こう言ったよ
神についての貴方の考えを
全部
教えて
僕はすっごく遠くにいるのかを教えてよ
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午後の半ばだったに違いない
途中、僕らが行く道には
太陽が雲から離れて行ったから
僕らは青い車だけ数えた
通りの地面の亀裂を飛びこえて
そして僕の沢山ある疑問を尋ねるんだ
子供が聞くような奴を
僕らは言ったな
神についての
君の考えを全部
僕に教えて
だって僕は
彼女に心から
会いたいからさ
そして彼女に聞きたいんだ
何故
僕らは僕らであるのかを
神についての
君の考えを
全部教えてよ
だって
僕は彼女に会いに行く途中だから
だから僕に
教えてよ
僕が遠くにいるのか?
今の僕は
まだ彼女から
とても遠くにいるのかを
寒くなって来て
ペースが上がってきたな
僕らの靴だけが
この場所の激しい騒音を
作り出してる
僕らの服は染みったれてさ
たくさんの
やぶにらみの人々を
追い越して行き
たくさんの疑問を尋ねるんだ
子供が良く聞くような奴を
神についての
君の考えを全部
僕に教えて
だって僕は
彼女に心から
会いたいからさ
そして彼女に聞きたいんだ
何故
僕らは僕らであるのかを
神についての
君の考えを
全部教えてよ
だって
僕は彼女に会いに行く途中だから
だから僕に
教えてよ
僕が遠くにいるのか?
今の僕は
まだ彼女から
とても遠くにいるんだって
今の僕は凄く遠くにいるのかい?
今の僕はすっごく遠くにいるの?
僕に君の
神についての考えを
全部教えてくれよ
Songwriters: Scot Alexander, Rodney Browning Cravens, Greg Kolanek, J. R. Richards, George Pendergast
Translator: Lyra Sky 和訳
人の琴線に触れる良い曲だと思う。ラジオで良く流れるし、アメリカンならばこの曲に1つか2つくらい思い出があるんじゃないか?とすら思えて来る超メジャーな曲だ。
日本で今人気ないのは、わかる。前に解説をしたLifehouse にしろ、Third Eye Blindにしろ、The Outfieldにしろ、日本人好みの切ない音を出しているのにも関わらず、人気がないのは、いまいちなルックス、もうこれですね。あとカテゴライズしにくさ。派手な見た目もなければ、わかりやすいカテゴリーにも分けられない。
「ジャンルなんて関係ないのに」と常日頃思っているし、ブログで何百回も書いて来て本気で残念に思いますが、他の国に比べたらカテゴライズするのが好きなお国柄だから、仕方ないでしょう。
だからと言ってそんな日本が悪いとも良いとも思っていない、ただそう言う場所だから、良い音を出していても、本国で良い声と言われていても、売れないし売り出し方がわからないのだと思います。
彼らにしたらそんな不運を不運だなんて思っていないでしょう。だってこの一曲で食っていけるんだから。
人生楽しんだもん勝ち。私のポリシー。
*和訳【Semi-Charmed Life/ Third Eye Blind】解説 欲望と愛 Walk on the Wild Side
*Lifehouse【Hanging By A Moment】和訳この世から無くしてはならない声 A Voice That Must Not Be Lost From This World
Dishwalla について
このバンド名は、近所に衛星テレビを提供する人が話していたヒンディー語に由来している。Voxのインタビューで、リードギタリストのロドニーブラウニングクレイブンスは、バンドが Wired 誌の記事から名前を取った、とも言っているので、真意の程は分からない。良くインタビューに飽きたアーティストが、適当にバンド名の由来を話すありがちな話だ。
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このバンドは1996年のヒット曲【CountingBlueCars】で最もよく知られている。1990年頃に名前が「80年代に聞こえすぎる」つまり、名前がよく話題に(TVやラジオ)挙げられると言われた。以前はLifeTalkingとして知られていたので改名したようだ。
1994年、バンドは、The Carpenters の曲のカバーバージョンをフィーチャーしたトリビュートアルバム『If I Were The Carpenters 』に「小さな愛の願い」を録音している。
1996年、1995年のアルバム『Pet Your Friends』 のシングルとしてこの【Counting Blue Cars】がチャートを上回り、放送波で頻繁に演奏され、バンドのメインストリームの成功をもたらした。この曲は、1996年の「ベストロックソング」でビルボードアワードを受賞し、1996年と1997年の両方で「ロックトラックオブザイヤー」で2つのASCAPアワードを受賞している。だが 皮肉なことに1996年の顔とも言うべき人気を得たにも関わらず、【Counting Blue Cars】によって達成された人気のレベルを、その後維持することができなかった為、1度解散しているのだ。
【Counting Blue Cars】について
【CountingBlueCars】は、1995年のA&Mレコードのアルバム『Pet Your Friends』からリリースされた。
Billboard Hot 100の15番でピークに達し、1996年に同じ雑誌のModernRockTracksチャートを上回った唯一のヒット曲である 。米国でラジオで最も再生された曲として、2つのASCAP賞(1997年と1998年)を受賞している。アルバムの2ndシングルだ。
特に、これはトップ40のお気に入りの曲でヘビーローテーションされた。そのため、この曲のおかげで、グループは一発屋のステータスを獲得してしまう。それでも、アルバムの4枚目のシングル【Charlie Brown’s Parents】は、セールス的には余り成功しなかったものの、コンサートで非常に人気がある。
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延長されたブリッジが特徴だった【Counting Blue Cars】の音響バージョンもラジオで人気があった。
因みにアルバムのカヴァージャケットに使用されている写真は、1948年8月23日のライフマガジンの表紙だ。カバーストーリーは、ある日泳いでいる間に友人のペットの鹿と友達になった17歳の少女を表している。
歌詞について
We said,tell me your thoughts on Godのサビの部分は、リードシンガーであるJ.R. Richardが語るには、この曲を「かなり早く」書き、「少年の精神的な旅の物語」だと語っている。
歌詞を見れば、1番目は、主人公と子供の会話だと分かる。彼は歌詞が彼自身の中の子供との会話についてであると言っている為、自問自答している、もしくは、大人になりきれない無垢な自分との対話だと思った。
ただこの歌詞を思いついたのは、彼の10歳の隣人との実際のチャットにインスパイアされたとも言っている。
J.R. Richardsは、
「その若い観点から、僕たちは全員が同じように考えることになっている方法に偏っていないので、物事をはるかに正直に受け止めていると思う。だから全能の存在であるこの神の考えは、男性でも女性でもあり得るんだ。僕たちは、いつも神を男性と呼んでいますが、女性にしてみませんか?僕は。この旅を説明するための画像を作成し始め、子供であることがどのようなものであったか、そして貴方が何をするかについて考えようとしました。それはすぐに一体化しました。-僕は。それについてあまり考えなかったけど、結局、人々にポジティブにもネガティブにも本当に影響を与えた曲の1つになったんです。書くことで、殺害の脅迫を受けるような曲があるとは思ってもみませんでしたよ。」
このように、ヴォーカルのJ.R.は、性差別ない表現をしたかったのだ。個人的にはLyraには良い考えに思えるが、歌の中で女性としての神の描写を書いたがために、これに腹を立てたリスナーから、シングルがリリースされた後、殺害の脅迫を受けたのだ。
何とも恐ろしい話だが、狂信信者には決まった事、昔からの言い伝えを書き換えられてはいけないポリシーがある。頑なに信じるのは、他者を許さない狂気の一面もある。そのため、この様な新しい考えや柔軟な発想をする者に対して脅迫するケースが、キリスト教徒などには非常に多い。瀕死の我が子を目の前にして輸血を許さない親がいるのは、この為である。
Lyraも脅迫を受けたから理解出来る。誰でも正しいとわかることですら都合よく変換されてしまう恐ろしさ。それだけでなく、間違ったことが、まかり通る世界があると言う事実を嫌悪するし憎悪してしまう。善悪の概念が元々ない人がこの社会にいるから、J.R.のような目に遭う人が続出するのだ。意見を言うだけなら良いが、殺人すると宣言するのは、異常だ。
ただそんな状況に、この曲の歌詞がピッタリ来るのだから皮肉なものだ。と言うか、これは、Dishwallaの方が一本取ってるじゃない?勝ち! (笑)
人に影響を与えてしまったから仕方ないのだろうけど、何でもかんでも「自分のことを言ってる」と勘違いする人の多いこと!勘違いも甚だしい。沢山の人がいて、沢山の人に向けて発して(書いて)るのに、自分と勘違いするなんて自意識過剰…可哀想に。
この不思議な曲は、宗教的な色合いが濃いいが、子供と散歩している男性についての歌でありいたってシンプルな設定だ。だが、現実とも夢とも言い難い、独特な雰囲気がある。
彼らは神について深く、しかし子供のような会話をする。
この曲の場合、問題視されたように『神』は『女性』。だからより他の追随を許さない独自の物語を紡いでいると思う。
何度も何度も「貴方の考えを教えて」と言うのは、救いを求めている大人の主人公の思いなのだ。
「神はいるのか?」誰しもが思う疑問であろう。
数十年前にさかのぼる子供の遊戯の1つには、不幸や不運を避けるという迷信で通りや歩道の亀裂をスキップすることがあった。「勝手なルール」のことだ。
We count only blue cars, skip the cracks in the street
の箇所がそれ。
小さい子がよくやるのが、迷信なんだけど、この道路の亀裂を踏まないルールが、うまくいかなかった時に、
Step on a crack; break your mother’s back
「通りの亀裂を踏んだよ。お母さんの背中を壊われる」なんて言うことがあった。このことと、この歌詞が繋がる。
あくまでも子供の無邪気さを描いた作品なのだ。そして大人は、大人として答えを持っている者として威厳があるように書かれていると思う…誰も答えなんか持っていなくとも。
まるで一曲で、1人の男の人生を歌っているみたい。
歌詞は、瑞々しく、まるで映画を見ているかのように情景を描写していると思う。懐かしい思い出とリンクする人もいるだろう。
主人公は、ウォーキングシューズが沈黙を破る音であるとともに、冷たく孤独なものが、どのように見えるかについて話している…これは以前の歌詞を参照している。
3節すべてに、人生のサイクルのさまざまな部分のように、「通りを歩く」というテーマがある。
それは人生を歩くと言う意味だ。
切ないサウンドに乗って人生を唱える曲なのだから、そりゃ90’sを代表する一曲にもなってしまうだろう。
自問自答している男性は、神に会えたのだろうか?
遠く遠く。
きっと一筋の光を見い出して、白い息を吐きながら暗闇を抜け、会えたに違いない。
そこがこの世か、天国かは分からないけれど…。
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Dishwalla is an American alternative rock band from Santa Barbara, California, United States. The band’s name comes from a Hindi term for a person providing satellite TV to a neighborhood. In a Vox interview, lead guitarist Rodney Browning Cravens claimed the band took the name out of a Wired magazine article. The band is best known for their 1996 hit song “Counting Blue Cars”. The band was formerly known as Life Talking until about 1990 when they decided that the name “sounded too 80s”.
Pet Your Friends is the debut album by American alternative rock band Dishwalla. It was released in 1995 on A&M Records. The album produced the hit single “Counting Blue Cars” (the second single off the album), which was a Top 40 favorite. However, the song also caused the group to gain somewhat of a one-hit wonder status because of it. Still, the album’s fourth single, “Charlie Brown’s Parents”, was quite popular at concerts, although it was not a very successful single in terms of sales. An acoustic version of “Counting Blue Cars” which featured an extended bridge was also popular on radio.
The image used for the cover of the album is taken from the August 23, 1948 Life Magazine cover. The cover story talks about a seventeen-year-old girl who became friends with a friend’s pet deer while swimming one day.
Dishwalla lead singer J. R. Richards wrote ‘Counting Blue Cars’ “rather quickly”, telling the “story of a young boy’s spiritual journey”. He said the lyrics are about a conversation with the child within himself, but was inspired by an actual chat with his 10-year-old neighbor.[2] Richards said:
From that younger perspective, I think we take things in a much more honest way because we are not being biased by how we’re supposed to all think the same. So this idea of God, being an omnipotent being, could be a male or female. We always refer to God as a male, so why not make it a female? I started creating imagery to describe this journey, trying to think about what it was like to be a kid and the things that you would do. It quickly came together – I didn’t think too much about it. But it did end up being one of the songs that really affected people both positively and negatively. I never thought I’d ever have a song I’d get death threats for writing.
As quoted, Richards received death threats after the single’s release from listeners who were upset about God’s depiction as a female in the song.
This mysterious song is about a man who is on a walk with his child. They get into a deep yet child-like conversation about God but in this case God is a woman. This was Dishwalla’s biggest hit on the album.
One of the children’s games going back decades involved skipping the cracks in the street or sidewalk with the superstition of avoiding misfortune or bad luck.
“Step on a crack; break your mother’s back.”
Personnel
- Dishwalla
- J.R. Richards – lead vocals, keyboards, piano, organ, Hammond Organ, Roland Juno 60
- Rodney Browning – guitar, backing vocals
- Scot Alexander – bass, backing vocals, tabla, bells, Roland Juno 60
- George Pendergast – drums, percussion, backing vocals
- Additional personnel
- Ian Cross – Asst Engineer
- Andy Kravitz – Programming, Additional Production, Engineer
- Bob Ludwig – Mastering
- Phil Nicolo – Programming, Producer, Engineer, Mixing
- David Young – Executive Producer
- Dishwalla – Programming, Producer
- Eric Flickinger – Assistant Engineer
- Michael Lavine – Photography
- Dirk Grobelny – Engineer
- Mark Mazzetti – Executive Producer, A&R
- Sunja Park – Art Direction
- Tulio Torrinello, Jr. – Assistant Engineer
- Jone Pedersen – Cover Model
- Jon Brenneis – Photography
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