【Revolution / Dr.John】和訳 ドクタージョン逝去 Dr.John R.I.P.

2019年6月6日Dr.John が亡くなった。

おとぼけ&ジョークに包まれた彼のサウンドには、必ず辛辣な歌詞が付いて回る。

ブギーにブードゥー、ブルーズにR&Bを、リズミカルなピアノに乗せて南部生まれの彼が歌うとリアルであり、聴いたものたちは、自然と笑顔になって手拍子を取りたくなるだろう。

この世の終わりを喜劇にして見せてくれる語り部、Dr.John に今夜は敬意を表して紹介しよう。

今日Lyraが和訳&解説するのら、アメリカ合衆国ルイジアナ州ニューオリンズ出身のミュージシャン  Dr. John ドクター・ジョン(本名Malcolm John Rebennack Jr.、1941年11月21日 – 2019年6月6日)。

ドクター・ジョンとは19世紀のニューオーリンズにいたブードゥー教の司祭の名のことだ。

スポンサーリンク[ad#go1]

1950年代からMac Rebennack マック・レベナックの名でギタリストとして活動していたが、1961年、フロリダ州のモーテルで友人のミュージシャンのロニー・バロンをかばって左手を撃たれ、薬指が不自由になりギタリストを断念。これを機にオルガン、ピアノを覚え始めDr.Lyraです生まれる。

その後ロサンゼルスへ渡り、作曲家などの活動を経て1967年に『Gris Gris グリ・グリ』でデビュー。

濃厚なR&Bのセンスとニューオーリンズならではのブードゥー教文化を背景にしたサイケデリックな音楽性はキワモノだが、「アイ・ウォーク・オン・ギルデッド・スプリンターズ」は、後にハンブル・パイやポール・ウェラーにカヴァーされたり、The Rolling Stones のツアー参加など、同業者達に愛される個性的ミュージシャンとして独自のスタイルを極めて行った。

グラミー賞を5回も受賞する凄さと変わり者の両面を持つDr.Johnの歌声は優しい。

今日Lyraが和訳する曲は、Dr.Johnの 2012年のスタジオアルバム『Locked Down』から【Revolution】。

詳しい解説は、LyraのHipな和訳の後に又お話しましょう!

(click to amazon ↓↓ ) Studio Album “Locked Down” [CD, Streaming, MP3] クリックしてアマゾンへ ↓↓


Malcolm John Rebennack (November 20, 1941 – June 6, 2019), better known by his stage name Dr. John, was an American singer and songwriter. His music combined blues, pop, jazz, boogie woogie and rock and roll.

Active as a session musician from the late 1950s until his death, he gained a following in the late 1960s after the release of his album Gris-Gris and his appearance at the Bath Festival of Blues and Progressive Music. He performed a lively, theatrical stage show inspired by medicine shows, Mardi Grascostumes and voodoo ceremonies. Rebennack recorded more than 20 albums and in 1973 produced a top-10 hit, “Right Place, Wrong Time”.

The winner of six Grammy Awards, Rebennack was inducted into the Rock and Roll Hall of Fame by singer John Legend in March 2011. In May 2013, Rebennack received an honorary doctorate of fine arts from Tulane University

スポンサーリンク[ad#go1]

[ad#go4]

= Revolution =

Blind eyes of justice
Deaf ears of power
Dumb moves on money
Left us in a desperate hour
Economy
Connin’ me out of my sanity

Rebellious revolution
Is this the final solution?
Final solution

Hands in surrender
Killed in they tracks
Babies, women raped
Leaders on they back
Religious delusions
Stone confusion

Rebellious revolution
Is this the final solution?

The proof of man’s insanity
The truth of war’s inhumanity
Let’s all just pray on it right now!

Guerrilla warfare
Lady Liberty
Propaganda
Hypocrisy
Did we lose our Constitution?

 

正義で目がくらみ

力で耳が聞こえない

口がきけない者が俺たちに損をさせる

絶望的な時の中に俺たちを置き去りにした

節約、、、そいつが俺の正気を取っ払っちまう

反逆的革命

これって最後の解決策かい?

最後の解決策かい?

 

降伏した両手

自分の轍で殺された人々

赤ん坊に

レイプされた女達

彼らは指導者をおんぶする

信仰の欺き

完全なる混乱

 

反逆的革命

これって最後の解決策かい?

 

1人の人間の精神異常の証明

戦争の残酷な真実

今すぐ皆んな祈るんだ!

 

交戦状態のゲリラ

自由の女神

宣伝活動

偽善活動

俺たちは憲法を失っちまったのか?

 

SongWriter(s): Leon Michels, Brian Olive, Nicholas Movshon, Maximilian Weissenfeldt, Malcolm Rebennack, Daniel Auerbach
Translation: Lyra Sky 和訳

格好良さと、人生の泥沼から這い上がって来た男の強さを感じるサウンド。

それに、全世界への社会批判をストレートに表現した歌詞(人によっては不愉快にとられるかもしれない歌詞だ)が、彼の言いたいことを如実に表していると感じたので、Dr.Johnを送り出すには良い曲かな、と思い選びました。

だだ、この【Revolution】はDr.Johnの沢山ある楽曲の中では異色というか、かなりお洒落で洗練されたサウンドだと思う。

初期の彼の作品は、もろVoo Doo色が強くて、もっと泥臭い。

そして、サウンドの明暗が激しい。

明るい曲はとことん明るく、ニューオーリンズの路肩でたむろっているランニング着たオッサンやブルーズメンが、互いにジョークを飛ばしているかのように歌う。

逆に暗い歌は、地獄から湧き出たよう。まるで、 Lyraが毎週レビューを書いている【アメリカンホラーストーリー シーズン8黙示録】(第6話ネタバレ感想「オネェと傷心魔女の珍道中 in 地獄」あらすじ)のブードゥー教のパパグアみたいよ。

だから、初期や中期の作品にしようかと迷いましたが、今日選ぶならば、Dr.Johnが言いたかった内容がわかりやすい曲であり、尚且つ、単純にカッコイイ曲の方が良いかな、と思い【Revolution】が一番洗練されていて歌詞が過激だがらこれにしましたよ。

きっと「カッコイイDr.Johnを紹介してくれよー」とJohnもピアノ弾きながら言いそうだからね。

スポンサーリンク[ad#go1]

 

1967年に『グリ・グリ』でデビューしたDr.Johnは、この時からVoo Doo 教をイメージしたファッションやサウンドを押し出すことで、自分のブルーズを世界へと発信し表現して行く。

( click to amazon ↓↓ ) Debut Album “Gris, Gris” [CD, Streaming]

1972年の『ガンボ』はニューオーリンズの古いポピュラー音楽を蘇らせた試みとして高い評価を受けた。

この年にRolling Stones 『メイン・ストリートのならず者』にバック・コーラスでゲスト参加。

1973年『イン・ザ・ライト・プレイス』からのシングル「ライト・プレイス・ロング・タイム」は、全米9位の成功を収める。

1976年11月月25日 The Band の解散コンサートにゲスト参加し、その時の模様は、映画『ラスト・ワルツ』でも紹介された。

『イン・ア・センチメンタル・ムード』(1989年)収録曲「メイキン・フーピー!」は、グラミー賞の最優秀ジャズ・ボーカル・パフォーマンス賞に輝き、彼にとって初のグラミー受賞となった

1992年のアルバム『ゴーイン・バック・トゥ・ニューオーリンズ』は、『ガンボ』と同様ニューオーリンズの古い音楽を取り上げた作品で、同アルバムはグラミー賞の最優秀トラディショナル・ブルース・アルバム賞を受賞

1994年のアルバム『テレヴィジョン』では、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのアンソニー・キーディスと共演。1998年には、ドクター・ジョンも劇中バンド「ルイジアナ・ゲーター・ボーイズ」の一員として出演した映画『ブルース・ブラザース2000』が公開された。同年リリースのアルバム『アナザー・ゾーン』には、ポール・ウェラーやスピリチュアライズドのメンバーを含む多数のイギリス人ミュージシャンが参加し、同作によって初の全英アルバムチャート入りを果たした

 

(click to amazon ↓↓) “Dr. John Teaches New Orleans Piano1” [DVD]

1999年、ドクター・ジョンがゲスト参加したB.B.キングのアルバム『レット・ザ・グッド・タイムス・ロール〜ザ・ミュージック・オブ・ルイ・ジョーダン』がリリースされる。収録された「Is You Is or Is You Ain’t My Baby?」で、キングと共にグラミー賞の最優秀ポップ・コラボレーション・ウィズ・ボーカル賞を受賞。

2005年、故郷ニューオーリンズがハリケーン・カトリーナにより甚大な被害を受けたのに伴い、同年11月にチャリティEP『Sippiana Hericane』をリリース。

2008年のアルバム『シティ・ザット・ケア・フォーガット』もカトリーナ後のニューオーリンズを題材とした作品で、第51回グラミー賞において最優秀コンテンポラリー・ブルース・アルバム賞を受賞し、自身5度目のグラミー受賞となった。

その後も精力的に活動を続け、ニューオーリンズの音楽文化を体現する存在として尊敬を集めている。スタジオ・ミュージシャンとしても幅広く活躍し、共演者はカーリー・サイモン、ジェシ・エド・デイヴィス、リンゴ・スター、プロフェッサー・ロングヘア、ジョニー・ウィンター、ダーティー・ダズン・ブラス・バンド他多数。

2011年にはロックの殿堂入りをしている

2013年の第55回グラミー賞では、アルバム『ロックト・ダウン』で最優秀ブルース・アルバム賞を受賞し、自身6度目のグラミー受賞を果たした。

2019年6月6日、心臓発作のため77歳で死去。

日本時間ではDr.Johnがなくなったのは、今日6月7日になるが、いまだに信じられない。

どことなく彼は不死身な気がしていたからだ。

それこそ、魔術で平気で100歳超えしそうだと思っていたくらい。

ニューオーリンズに生まれ、ニューオーリンズで育ち、ニューオーリンズを愛した男。

ギャングのような生活をしながら、音楽の道を続け、世間の表裏を知り尽くした男、それがDr.JohnだとLyraは思って来た。

だが、彼の曲を聴いて行くうちに、自分の住む世界を愛しているから歌詞にするのだとわかって来た。

彼は辛辣な歌詞で社会批判をして歌うことで、自身が考える社会のあり方や、理想の世界を叶えたいために、敢えて汚い社会を皮肉たっぷり歌ったのではないだろうか?

ニューオーリンズの裏社会を知っているからこそ、虐げられているColored やスラムに住む人たちに焦点を当てて、作品にすることで聴いた人達に、疑問を問いかけ問題提起したかったのではないか?と思う。

それは全てニューオーリンズのため、

故郷のためだろう。

それって限りなく無償の愛じゃない?

(click to amazon↓↓) Studio Album “Locked Down” [CD, Streaming, MP3, Analog] クリックしてアマゾンへ ↓↓

 

『白い呪術師』それは、Dr.Johnが呼ばれているあだ名みたいなもの。

見た目や妖しいboogie Woogieで歌うからだろう。

でも、LyraにはR&B やBlues, Rock,Funkという魔術を使っていたのだと思う。

彼ほど、ニューオーリンズの街を愛し続けてきた男はいない。ハリケーンカトリーナで被災した人々のためにアルバムをリリースして寄付をしたり、ブルーズやファンク・サウンドに溢れる街を救おうとしたのは、その地元愛に他ならないでしょう。

ブルーズに魅せられたものは、皆New Orleansを愛する。

未だにブードゥー教が行われていたり、一日中ブルーズやロックやジャズやファンクが流れている街。

時間が止まっているかのように、伝統が今でも続いている。

それだからこそ、ニューオーリンズの街は未だに生き続け、新しい音楽の発信地としてもパワフルな街なのかもしれない。

それは、まるでDr.Johnの曲のようだ。

古いブルーズやJazzを混ぜ込んだサウンドに、RockやFunkをスパイスに入れてくるDr.Johnのサウンドは個性的で独自の魅力を放っている。

まるで、New Orleansの町のように、これからも愛され続けて行くだろう。

Dr.Johnのことだから、時々、セッションしに満月の夜はNew Orleansの酒場に舞い降りてくるかもね。

「Iko Iko〜♪」

Dr. John よ、永遠に!

Dr.John R.I.P.

https://twitter.com/lyrasky4/status/1136907431416455169?s=21

 

Discography

    • Living the Blues, Canned Heat (Liberty, 1968)
    • Future Blues, Canned Heat (Liberty, 1970)
    • Exile on Main St., Rolling Stones (Rolling Stones Records, 1972)
    • The Weapon, David Newman (Atlantic, 1973)
    • Triumvirate, with Mike Bloomfield and John Hammond, Jr. (Columbia, 1973)
    • Levon Helm and The RCO All-Stars, Levon Helm(ABC, 1977)
    • Playin’ Up a Storm, The Gregg Allman Band(Capricorn, 1977) – piano and clavinet, songwriting credits on “Let This Be a Lesson to Ya'”.
    • A Period of Transition, Van Morrison (Warner Bros., 1977)
    • Inphasion, Papa John Creach (DJM, 1978) – piano and organ on “All the World Loves a Winner” and “Southern Strut”.
    • Casey’s Shadow – Original Motion Picture Soundtrack (Columbia, 1978) – performing “Jolie Blonde” and “Coon-Ass Song”.
    • In Harmony: A Sesame Street Record (various artists) (Warner Bros., 1980) – duet with Libby Titus on “The Sailor and the Mermaid”.
    • In Harmony 2 (various artists) (Columbia, 1981) – performing “Splish Splash”.
    • Twilight Time, Bennie Wallace (Blue Note, 1985) – piano and organ; also features Stevie Ray Vaughanas a guest on guitar.
    • Christmas Island, Leon Redbone (Rounder, 1987) – duet with Redbone on “Frosty the Snowman”.
    • Accidentally on Purpose, Gillan & Glover (Virgin, 1988) – piano on “Can’t Believe You Wanna Leave”.
    • 20, Harry Connick Jr. (Columbia, 1988) – organ and duet with Connick on “Do You Know What It Means to Miss New Orleans”.
    • Night Beat, Hank Crawford (Milestone, 1989)
    • Groove Master, Hank Crawford (Milestone, 1990)
    • Ringo Starr and His All-Starr Band, Ringo Starr (EMI, 1990; CD: Rykodisc RCD-10190)
    • Indian Blues, Donald Harrison (Candid, 1991)
    • New Orleans Gumbo, Donald Harrison (Candid, 1991 [rel. 2013])
    • Trash Talk, Take it Back Foundation (Atlantic, 1992)
    • Boogie to Heaven, Gayle Wynters (VWC Records, 1995) – featuring Dr. John and Roger Kellaway
    • Perfect Day (BBC corporate film and charity release, 1997) – featuring amongst others, Dr. John (performing Lou Reed’s “Perfect Day”).
    • Ladies and Gentlemen We Are Floating in Space, Spiritualized (Dedicated Records, 1997) – piano and vocal on “Cop Shoot Cop”.
    • Blues Brothers 2000 – Original Motion Picture Soundtrack (Uptown/Universal, 1998) – performing “Season of the Witch” with the Blues Brothers Band.
    • The Skiffle Sessions – Live in Belfast 1998, Van Morrison/Lonnie Donegan/Chris Barber (Point Blank/Virgin/EMI, 2000). Dr. John was playing Belfast the same night, and after his own concert had finished, turned up to play on the last few tracks.
    • The Max Weinberg 7 (Hip-O, 2000) – piano and vocal on “Catch ‘Em in the Act”.
    • My Kind of Christmas, Christina Aguilera (RCA, 2000) – duet with Aguilera on “Merry Christmas, Baby”.
    • Dot Com Blues, Jimmy Smith (Blue Thumb/Verve, 2001) – piano and vocal on “Only in It for the Money”, piano on “I Just Wanna Make Love to You”.
    • Jools Holland’s Big Band Rhythm & Blues, Jools Holland (Rhino, 2002) – performing “The Hand That Changed Its Mind”.
    • Sousafunk Ave., Kirk Joseph’s Backyard Groove (Audible Vision, 2005) – vocal on “I Can’t Get Started”.
    • Our New Orleans 2005 (various artists) (Nonesuch/WEA, 2005) – performing “World I Never Made”.
    • The Disney Standards, Steve Tyrell(Disney/Hollywood, 2006) – duet with Tyrell on “You’ve Got a Friend in Me”.
    • The New Orleans Social Club: Sing Me Back Home(various artists) (Burgundy/Sony BMG/Honey Darling Records, 2006) – performing “Walking to New Orleans”.
    • Goin’ Home: A Tribute to Fats Domino (various artists) (Vanguard, 2007) 2-CD set – performing “Don’t Leave Me This Way”.
    • One Kind Favor, B.B. King (Geffen, 2008) – on piano.
    • Let Them Talk, Hugh Laurie (Warner Bros., 2011) – duet with Laurie on “After You’ve Gone”.
    • Use Me, David Bromberg (Appleseed, 2011)
    • Low Country Blues, Gregg Allman (Rounder, 2011)
    • Renaissance, Marcus Miller (Concord/UMe, 2012) – vocal on “Tightrope”.
    • The Rough Guide to Voodoo (various artists) (World Music Network, 2013)
    • Son of Rogues Gallery: Pirate Ballads, Sea Songs & Chanteys (ANTI-/Epitaph, 2013) – performing “In Lure of the Tropics”.
    • Cracking The Code, Stephen Dale Petit (333 Records, 2013) – piano and organ on “Get You Off” and “Hubert’s Blues”.
    • Decisions, Bobby Rush with Blinddog Smokin'(Silver Talon, 2014) – duet with Rush on “Another Murder in New Orleans”.

      スポンサーリンク[ad#go1]

      As leader

      • Gris-Gris (1968) (Atco 33-234 (monaural)/SD 33-234 (stereo))
      • Babylon (1969) (Atco, SD 33-270)
      • Remedies (1970) (Atco, SD 33-316)
      • The Sun, Moon & Herbs (1971) (Atco, SD 33-362)
      • Dr. John’s Gumbo (1972) Atco, SD 7006)
      • In the Right Place (1973) (Atco, SD 7018)
      • Desitively Bonnaroo (1974) (Atco, SD 7043)
      • Cut Me While I’m Hot: The Sixties Sessions (1975) (DJM, 2019) [session work compilation]
      • City Lights (1979) (Horizon/A&M, SP-732)
      • Tango Palace (1979) (Horizon/A&M, SP-740)
      • Dr. John Plays Mac Rebennack, Vol. 1 (1981) (Clean Cuts, 705; CD: 720)
      • Loser For You Baby [AKA Love Potion] (1982) (Accord, 7118)
      • The Brightest Smile In Town (Dr. John Plays Mac Rebennack, Vol. 2) (1983) (Clean Cuts, 707; CD: 722)
      • In a Sentimental Mood (1989) (Warner Bros., 25889)
      • ZuZu Man (1989) (Trip Records, TLP-9518) [studio outtakes compilation]
      • Goin’ Back to New Orleans (1992) (Warner Bros., 26940)
      • Mos’ Scocious: The Dr. John Anthology (1993) (Rhino, 71450) 2-CD set
      • Television (1994) (GRP/MCA, 4024)
      • Afterglow (1995) (Blue Thumb/GRP/MCA, 7000)
      • Anutha Zone (1998) (Virgin/EMI, 46218)
      • Duke Elegant (2000) (Blue Note/Parlophone/EMI, 23220) [a tribute to Duke Ellington]
      • Creole Moon (2001) (Blue Note/Parlophone/EMI, 34591)
      • N’Awlinz: Dis Dat or d’Udda (2004) (Blue Note/Parlophone/EMI, 78602)
      • Sippiana Hericane (2005) (Blue Note/Parlophone/EMI, 45687)
      • Mercernary (2006) (Blue Note/Parlophone/EMI, 54541) [a tribute to Johnny Mercer]
      • City That Care Forgot (2008) (429/Savoy, 17703)
      • Curious George: A Very Monkey Christmas – Music From The Motion Picture (2009) (429/Savoy, 17748)
      • Tribal (2010) (429/Savoy, 17803)
      • Locked Down (2012) (Nonesuch/WEA, 530395)
      • Ske-Dat-De-Dat: The Spirit of Satch (2014) (Concord/UMe, 35187)

      With Bluesiana Triangle

      • Bluesiana Triangle, with Art Blakey and David Newman (Windham Hill, 1990)
      • Bluesiana II, with David Newman and Ray Anderson (Windham Hill, 1991)

      Live albums

      • Hollywood Be Thy Name (1975) (United Artists, UA-LA552G)
      • Such a Night! Live in London (1984) (Spindrift, SPIN 107)
      • On a Mardi Gras Day (1990) (Great Southern, GS-11024) – with Chris Barber
      • Trippin’ Live (1997) (Wind-Up/Surefire, 13047)
      • All By Hisself: Live at The Lonestar (2003) (Skinji Brim/Hyena, 9317) [recorded December 22–23, 1986]
      • The Musical Mojo of Dr. John: Celebrating Mac and His Music (2016) (Concord/UMe, 00216 [UPC: 888072009820]) 2 CD [recorded May 3, 2014]

      スポンサーリンク[ad#go1]

       

    Other Contributions

    In popular culture

    • Dr. John sings Iko Iko and “Such a Night” in the Second City Television SCTV “Polynesian Town” featuring John Candy and Catherine O’Hara
    • Dr. John was featured in the third episode of the HBO series Treme, as well as three episodes of the second season and the final episode of the fourth season, playing himself in all of them.
    • Dr. John was the inspiration for Jim Henson’s Muppet character, Dr. Teeth.
    • Dr. John sings “Huggy Can’t Go Back” in the TV series, ‘Starsky & Hutch’.
    • Dr. John appeared as himself in the SCTV skit “Polynesiantown”, opposite John Candy and Joe Flaherty, also performing “Such a Night” as the musical guest.
    • Dr. John is mentioned in the 2003 musical comedy film The Fighting Temptations by the character Darrin Hill (played by Cuba Gooding, Jr.) who has multiple false identities and one of them is a doctor. Having lied about being a music producer, he claims that he’s not an actual doctor but it’s his stage name, similar to Dr. John and the rapper Dr. Dre
    • Dr. John is also referenced in Reunion’s 1974 pop song Life Is a Rock (But the Radio Rolled Me).
    • Dr. John was featured in the sixth episode of the 2014 mini-series Sonic Highways.
    • “Right Place Wrong Time” was featured in the opening credits of the 2005 movie Sahara.
    • Dr. John appears as himself in the 1st episode of the second season of NCIS: New Orleans, “Sic Semper Tyrannis”, playing “Right Place, Wrong Time”.
    • Dr. John performs “The Bare Necessities” in the credits of The Jungle Book.
    • An homage to Dr. John appeared in the December 2017 British comic strip Bad Machinery, when three of the girls use voodoo to raise the spirit of a musician who died under mysterious circumstances so as to bring his murderer to justice.
    • Dr. John’s unexpected performance on 20 June 1986 in Blairgowrie, Scotland is the subject of Michael Marra’s song “Mac Rebennack’s Visit to Blairgowrie” on his 2007 EP, Quintet. Upon being told of the song, Dr. John wrote Marra a cheque for “love and life.”
    • Dr. John’s “Walk on Guilded Splinters” was featured in American Gods, Season 2 Episode 5 “Ways of the Dead” on Starz in 2019.

スポンサーリンク[ad#go1]

[ad#go5]

Please send me your message♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪