和訳 John Prine 【Souveirs】解説 John Prine R.I.P. ジョン・プライン逝去 &贈り物

I’m rearly sorry for your loss. You’re a good artist, beautiful composer, and great singer songwriter can make humorous lyrics & heartwarming poets. Please accept my heartfelt condolences. May John Prine rest in peace.

アメリカをユーモラスに表現する、素晴らしいアーティストがまた1人亡くなってしまった。

I hate covid-19.

コロナの威力は最悪で強力なのは分ってはいる。

だが「この細菌ウィルスがなければ、John Prineは亡くならなかったのでは?」と考えてしまい、今までなかったウィルスに腹立たしい思いを抱くし、このまま人類が負けてしまうのではないか?と不安にもなってしまう。

今日はJohn Prineを追悼する為に、彼のユーモラスな方ではなくて、ジンワリと優しい語りで歌われる、暖かくて切ないAmericanaを和訳するね。

一緒に天国にいる彼に愛を!

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今日Lyraが和訳&解説するのは、アメリカ合衆国イリノイ州メイウッド出身のシンガー、ソングライター、作曲家であった John Prine ジョン・プライン (1946年10月10日ー2020年4月7日)。享年73歳。

晩年は作曲家として活躍をしていたが、長い間、カントリー・フォーク・シンガーソングライターとして知られていた、アメリカを代表するミュージシャンである。

1971年にデビューしてから、死ぬまでライブをし続けて来たアメリカーナ、ブルーグラス・アーティスト。

今日Lyraが和訳する曲は、John Prineの14枚目のスタジオ・アルバムである2000年リリースの『Souvenirs』から同タイトルの【Souveirs】。

詳しい解説は、LyraのHipな和訳の後に、またお話しましょ!

 

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Souvenirs is the 14th studio album by John Prine, released in 2000. Originally intended for German-only release, the album consists of new performances of some of Prine’s most popular early songs.

John Prine (October 10, 1946 – April 7, 2020) was an American country folk singer-songwriter. He was active as a composer, recording artist, and live performer from the early 1970s until his death, and was known for an often humorous style of country music that has elements of protest and social commentary.

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= Souvenirs =

All the snow has turned to water
Christmas days have come and gone
Broken toys and faded colors
Are all that’s left to linger on
I hate graveyards and old pawn shops
For they always bring me tears
I can’t forgive the way they rob me
Of my childhood souvenirs

Memories they can’t be boughten
They can’t be won at carnivals for free
Well it took me years
To get those souvenirs
And I don’t know how they slipped away from me

Broken hearts and dirty windows
Make life difficult to see
That’s why last night and this mornin’
Always look the same to me

I hate reading old love letters
For they always bring me tears
I can’t forgive the way they rob me
Of my sweetheart’s souvenirs

 

全ての雪は溶けて水となり

クリスマスシーズンは

やって来ては過ぎ去って行く

壊れたおもちゃ

それにあせた色は

糸を引いてい続ける為に

捨てられたもの

俺は墓地と古い質屋が大嫌いだ

だってそれらは俺の涙を誘うからさ

俺はそいつらの

俺から子供時代の素晴らしいものを

強奪するやり口が気に入らねぇんだ

 

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思い出とは金じゃ買えないものさ

無料のカーニバルには勝てないもの

まあな

時間がかかったよ

そのお土産を手に入れるのにはね

俺にはそれらがどうやって

俺の手から滑り落ちたのか分からないんだ

 

傷心と汚れた窓は

人生を見つめるのを難しくさせる

だから昨晩と今朝がそうだった

いつも同じに見えるよ

 

俺は古いラブレターを読むのが大嫌いだ

俺を泣かせるのが嫌いだから

俺の大切な恋人のお土産を

俺から取り上げるやり口が気に入らねぇんだ

Produced by Arif Mardin

Songwriter: John Prine

Translator: Lyra Sky 和訳

 

軽く歌いあげるJohn Prineだが、とてもズッシリと重い、深みのあることを歌っている。

枯れた、と言う言い方は嫌いだ。

だって生きて歌い、生きてギターを爪弾いているのだから、それは生命が溢れていることであり、歌は魂の叫びであると思うからだ。

枯れてやしない。

生きていたのだから。

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1946年10月10日にイリノイ州メイウッドに製造業の家に生まれたJohn Prine。 14歳の時に兄から教わって、ギターを弾いていた。

ハイスクールを出るとシカゴのOld Town School of Folk Musicで学び、その後は、西ドイツにアメリカ軍に入隊して移住した。

その後帰国してシカゴに戻り、郵便配達の仕事をしていて、作詞作曲は、あくまでも趣味でやっていたらしい。

シカゴのフォークリバイバルの一員である、Kris Kristofferson に見出されてチャンスを得て、1971年にアトランティック・レコードからセルフタイトルのアルバムをリリース。

このデビューアルバムが、大好評を得たために、何気なくやった音楽活動をメインにしざる追えなくなったのだ。

アトランティックで三枚レコードリリースした後、Asylum Recordsに移籍しアルバムをリリース。

1984年には、共同経営をしたOh Boy Recordsに移籍して、アルバムリリースと音楽活動をし続ける。

だが1998年に鱗状細胞の癌を発症して闘病をし、ガラガラな声質に変わってしまった。

でも、彼の世代の気持ちを表す代弁者のような存在としてJohnは、知られていて、愛されて来たのだ。

 

 

遺族からは、まだ声明は発表されていないが、新型コロナウィルスの症状が出た為に、3月26日に入院し、4月7日の今日、亡くなったのが悔やまれる。

73歳ならまだまだ現役のミュージシャンが沢山いるからだ。

渋みを増した彼の歌を、面白いジョークが聞いた歌詞を、まだまだ聞いていたかった。

 

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日本では、あまり知られていないJohn Prineだが、本国アメリカでは、Bob Dylanと並ぶ知名度が高いカントリー・フォークミュージシャンなのだ。

2度グラミーを受賞しているし、功績が認められ、ソングライターの殿堂入りも果たしている。

2019年にはロックの殿堂の候補にも挙がり、今年2020年1月には、グラミー賞特別功労賞生涯業績賞が贈られたばかりだ。

アメリカを代表する偉大なミュージシャンの1人なの。

 

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John Prineは、愛や人生について面白い歌詞を書くので、知られている。

それに時代性を加味した流行りについても書いたりして、味わい深い曲が多いと思う。

そしてJohnには、シリアスな面もあって、曲によっては、社会批判をしたり、社会の動向に対して意見を発したり、また今回の【Souvenirs】のように彼の人生感や人生に対する憂鬱さを表現した曲も多いのだ。

この【Souvenirs】は、自分の心の中にずっとある思い出を歌った曲だ。

涙を誘うようなものが嫌いだと言うJohn。

歌詞には、物悲しい墓地や古い質屋(古道具屋)や、涙を誘うラブレターが大嫌いだと言っている。

だが、それらを彼は愛し、大事にして来たから、ハートが壊れそうになり涙するのである。

古ぼけた玩具は、きっとMamaとPapaが買ってくれたお土産=大切な宝物= 【Souveirs】だし、

昔のラブレターは、大切な恋人が送ってくれた【Souveirs】なのだ。

つまり、Lyraには【Souveirs】とは、記念すべきお土産であり、生きている中で、ずっと持っていたい、忘れたくない、大事な宝物のことを言っているのだと思う。

それは、色あせて古ぼけてしまっているだろう。

だが自分が生きて来た証であり、愛を得た自信であり、その与えられた愛を持ち続けることが、もしかしたら、自分の存在理由かもしれない。

誰にでも一つはある【Souveirs】。

その中でも皆が平等に持っているのは、この「命」だろう。

親から、その前の祖父母から、またその前から続く、果てしないFamily Tree。

それは、意識しなくても私達に贈られた大切な【Souveirs】なの。

この贈り物である「命」は、受け継げられて来たのだ。

古びたり、色あせた思い出も私達の一部、、、「命」だ。

そして「命」は受け継がれ、共鳴するのよ。

出会うべく人間同士は共鳴するだろう。

素晴らしい音楽のように。

ありがとう、John Prime。

貴方の音楽に出会えて良かった。

貴方の曲を聴きながら私達は、今を楽しく生きる努力が出来る。

悲しみを悲しみと受け止め、

喜びを喜びと感じて共鳴したい。

生きていることが【Souveirs】だと思うから。

素晴らしい音楽をありがとう、John。

John Prime R.I.P.

 

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Born and raised in Maywood, Illinois, Prine learned to play the guitar at the age of 14. He attended classes at Chicago’s Old Town School of Folk Music. After serving in West Germany with the U.S. Army, he moved to Chicago in the late 1960s, where he worked as a mailman, writing and singing songs as a hobby.

A member of Chicago’s folk revival, he was discovered by Kris Kristofferson (although Prine himself credit’s film reviewer Roger Ebert ), resulting in the production of Prine’s self-titled debut album with Atlantic Records in 1971. After receiving critical acclaim, Prine focused on his musical career, recording three more albums for Atlantic. He then signed to Asylum Records, where he recorded an additional three albums. In 1984 he co-founded Oh Boy Records, an independent record label with which he would release most of his subsequent albums. After his battle with squamous cell cancer in 1998, Prine’s vocals deepened into a gravelly voice.

Widely cited as one of the most influential songwriters of his generation, Prine was known for humorous lyrics about love, life, and current events, as well as serious songs with social commentary, or which recollect melancholy tales from his life.

Personnel

  • John Prine – vocals, guitar
  • Stuart Basore – pedal steel guitar
  • Shawn Camp – fiddle
  • Paul Griffith – drums, percussion
  • Pat McLaughlin – harmony vocals
  • Phil Parlapiano – organ, mandolin, piano, accordion
  • Jason Wilber – mandolin, guitar

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