Jack White【Lazaretto】和訳 解説 ジャック・ホワイトのブルーズ

Jack Whiteって格好良いだけでなく、才能溢れていて、とても人生を楽しんでいる人だとLyraは思っている。

自分らしく生きる。

Lyraの理想的な生き方だから、凄くJackをリスペクトしている。

人生を楽しむのは、好き勝手に生きる事でもなく、ダラダラ生きるのでもない。

自らが動力となり何かを動かす事。もしくはオリジナルでいること。

誰かの真似をするのではなく、自らのポリシーを持って生きる事。

それが人生を楽しむこと。

平凡でも自分らしく生きてる人ならばLyraは素敵だと思う。だが、平凡で没個性なのを嘆いて、他人の幸せを妬んで誰かの真似しそれを嘘ついて自分のものようにして自ら生み出すことができない人間は、軽蔑を通り越して哀れだ。

無理して楽しいふりをしている人。

他人の真似してもそれは偽物。

そして現実は真似はできないという真実…なんと誠に可哀想に、可哀想に〜ww。

今日Lyraが和訳&解説するのは、アメリカ合衆国ミシガン州デトロイト出身のミュージシャン、音楽プロデューサー、俳優の Jack White ジャック・ホワイト(出生名John Anthony Gillis, 1975年7月9日 – )。

 

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自身のバンドを幾つか持つ以外に、ソロ・アーティストとして活動している。

The White Stripes ザ・ホワイト・ストライプスのリード・ボーカリスト、ギタリストとして有名。このブログでもThe White Stripes、Dead Weather、The Raconters などを取り上げて来た。

2012年4月24日、ソロ・デビュー・アルバム『Blunderbuss』を、2014年6月10日に2枚目のアルバム『Lazaretto』をリリースし、どちらも商業的にも批評的にも成功している。

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今日Lyraが和訳する曲は、Jack Whiteのソロアルバム 2014年4月19日リリースの『Lazaretto』から同タイトルのシングル【Lazaretto】。

詳しい解説はLyraのHipな和訳の後に又お話しましょう!

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“Lazaretto” is the first single from Jack White’s second solo album of the same name. The live version of the song was recorded, pressed and released on the same day (19 April 2014). On the B-side was a cover of Elvis Presley’s song “Power of My Love”.

=Lazaretto=

Oh, my veins are blue and connected
And every single bone in my brain is electric
But I dig ditches like the best of ‘em
Yo trabajo duro
Como en madera y yeso
Como en madera y yeso

And even God Herself has fewer plans than me
But she never helps me out with my scams for free, though
She grabs a stick and then she points it at me
When I say nothing, I say everything
Yeah, when I say nothing, I say everything

They threw me down in a lazaretto
Born rottin’, bored rotten
Makin’ models of people I used to know
Out of coffee and cotton

And all my illegitimate kids have begotten
Thrown down to the wolves, made feral for nothin’
Quarantined on the Isle of Man
And I’m trying to escape any way that I can, oh
Any way that I can, oh

Damn, I have no time left, time is lost
No time at all, throw it in a garbage can
And I shake God’s hand
I jump up and let Her know when I can
This is how I’m gonna do it

They wanna burn down the prison
They’re lighting fires with the cash of the masses
And like the dough, I don’t fall down
I’m so Detroit, I make it rise from the ashes

Yeah, that’s it

 

オウ〜

俺の静脈は青色で繋がってる

俺の脳髄の骨って言う骨は

電気を帯びているぜ

だがな

その最高なもんの

排水溝を漁ってんだ

 

おい

ちゃんと働けや

木と石膏みたいにきっちりと

木と石膏みたいにきっちりと

神ご自身ですら

俺より計画がないかもな

タダの俺の信用詐欺のせいで

神は決して助けちゃくれない

神は棒を握り

俺を指し示す

何も言うことなけりゃ

全てを話すまでさ

そうさ

何も言うことなけりゃ

全てを話すまでさ

 

アイツら俺様を

隔離病院に投げ入れやがった

腐ったまま生まれたんだ

腐ってんのにも飽き飽きだぜ

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俺が良く知ってる

コーヒーと綿取りをして来た

奴らの雛形さ

 

俺の違法に生まれたガキ達は

狼から投げ捨てられた

マン島で何の役にも立たねぇ

検疫をされたよ

俺はあらゆる手を使って逃げようとしてるぜ

まあな

あらゆる手を使ってよ

オウ

 

ったく逃げる時間がねぇ

時間が失われてく

全く時間がねぇんだって

そいつをゴミ箱に捨てたら

神様と握手さ

飛び上がり

あとは神に

いつ俺が出来るか

知らせるだけ

これが俺のやり方だ

 

アイツらは刑務所を焼き払いたい

大衆の現金で火をつけてるんだぜ

あと金銭みたいもんでな

俺は堕ちたくはないんだ

だってとってもデトロイトな野郎だからさ

俺はそれを灰から立ち上がらせるぜ

 

まあ

これでお終いさ

 

Writer: Jack White

Translator: Lyra Sky 和訳

 

【Lazaretto】アルバムとシングルについて

【Lazarette】は、ジャック・ホワイトの同名の2枚目のソロアルバムからのファーストシングル。この曲のライブバージョンは、2014年4月19日にレコーディングされ、6月10日にリリースされました。もともとは2014年のレコードデイで「世界最速リリースのレコード」でしたが、ジャック・ホワイトは2日後にスタジオバージョンをリリースし、エルビスプレスリーのカバー「PowerofMyLove」をB面としてリリースしました。

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2014年6月10日に、XLレコーディングスとコロンビアレコードと提携したホワイト自身のレーベル、サードマンレコードからリリースされました。『ウルトラ』LPには、隠し曲、秘密のグルーブ、レコードを再生すると現れるホログラムが収録。

【Lazaretto】は、Jackが19歳のときに書き、数年後に屋根裏部屋で発見された短編小説、詩、戯曲のコレクションに部分的にインスピレーションを受けています。アルバムはビルボード200で初登場1位となり、初週に138,000枚を売り上げました。

Lazaretto ライブヴァージョン

この【Lazaretto】ライブバージョンを 4 時間未満で録音、プレス、リリースすることで、スイスのポルカトリオ、フォルガス・コンパニエが樹立した以前のギネス世界記録を破り、フォルガス・コンパニエは、アルバム「Live」を録音の翌日の 2008 年 8 月 16 日にリリース。「ラザレット」の「世界最速レコード」ビニールの両面のランアウトエリアには、マトリックス番号の横に隠されたメッセージがあります。サイド A は「ギネス」、サイド B は「Can Kiss My…」

これは、ホワイトの2014年のアルバムLazarettoからの「HighBallStepper」に続く2番目のリリースです。

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グラミー賞

この曲は、2つのグラミー賞(ベストロックソングとベストロックパフォーマンス)にノミネートされ、後者を受賞しました。

ミュージックビデオ MV

【Lazaretto】のミュージックビデオはJonas & Françoisによって制作。この曲はGuitar Hero LiveとRock Band 4でプレイ可能なトラックだが、この曲はテレビ番組Black Lightingでも聞くことができた。

歌詞の意味

Jack White によれば、【Lazaretto】編曲は、MCライトの1989年のヒットシングル「チャチャチャ」に触発されたといいます。

曲時代はブルーズの影響色濃いシンプルなロックでJackのギターがキレッキレに唸りまくって、彼のギターテクニックを堪能するのに最高な一曲となっているです。

それなのに、面白いことに歌詞ときたら、往年のブルーズマンよろしくやばい裏道をいく男の愚痴や嘆き、病への恐怖や刑務所暮らしへの嫌悪感に、誇張された話の数々を誰彼構わず話している感じで、ロックンロールの格好良さとは程遠い。

やさぐれだ世界観とでも言いますか(笑)、薄汚い雰囲気なのだが、その中に神への信仰に強がりが覆い被さって来る…

歌詞の中には、エレミヤ29章11節への言及まであり、「 『私があなたのために持っている計画を知っているからです』と主は宣言されている。」 とあり、彼はそれらの事前に決められた計画を無視していくのがわかますね。

そして計画を無視した主人公は、彼自身のものを作っているということ、つまり自分で道を切り開くって事を言いたいのでしょう。

いきなり感染症、特にハンセン病やペストの人々のための隔離病院が出てきますが、命を落とすのが当たり前だった昔の話を現代に持ってきてる点が余計に昔のブルーズマン、1950年代までのアメリカが頭に浮かんできます。時代からしてJack Whiteはそのようなことにはなっていないと思いますが(笑)、ブルーズマンらしいフレーズを曲に入れ込んでも違和感ないのが彼の魅力だと思います。

本当にアナログ時代の人だな、とつくづく思うし、まさにブルーズマンだなと微笑ましく思えて来るから不思議なアーティストですね。

携帯電話を持たずにビニール(レコード)を広める活動に勤しんでいるJack Whiteが愛しいです。これからも古き良きものを周りに広め、自由に音を奏でていき、我が道をいって欲しい。

Jack Whiteについて良く書いて来ましたが、改めてJackのように私も我が街を貫き楽しんで生きたいと痛感しました。

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Originally the “world’s fastest-released record” on Record Day 2014, Jack White released the studio version two days later along with the Elvis Presley cover “Power of My Love” as its B-side.

This is the second release, after “High Ball Stepper”, from White’s 2014 album Lazaretto.

According to White, the musical arrangement to “Lazaretto” was inspired by MC Lyte’s 1989 hit single “Cha Cha Cha”. The song was nominated for two Grammy Awards—Best Rock Song and Best Rock Performance – winning the latter.

This is possibly a reference to Jeremiah 29:11, “‘For I know the plans I have for you,’ declares the Lord.” He is disregarding those predetermined plans and making his own.

Personnel

  • Jack White – vocals, electric guitar
  • Daru Jones – drums
  • Dominic Davis – bass
  • Fats Kaplin – fiddle
  • Ikey Owens – Moog synth
  • Cory Younts – Korg synth

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