【Joy Division/ Love Will Tear Us Apart】和訳 考察「生と性」A Zest for Life

未だに根強い人気のJoy Divison。

学生時代のある時期、宿題やる時に彼らのベスト盤をループ状態にして聴きながら問題を問いたりリポート書いたりしていたのだが、、、アレは何だったのだろう?って自分でも不思議になる。

多分、時間の感覚をなくして集中したかったのかも。

「あんなヘヴィーな事を歌ってるんだから落ちつかんだろう?」と言う人もいると思うけど、意外とこれがいけるんです! ( ̄^ ̄)ゞ

Sam Cooke サム・クック Dr.John ドクタージョンに、

The Verve ヴァーブ (【This Is Music】Jesus…これが人生だぜ!私は生きてる 和訳 Lyrics)に、このJoy Divisionなどをループしながら良く勉強していたのだが、、、共通点はある?

低音の魅力か?

異様な世界が見えると言うのもある。Post Punk と言われたJoy Divisionだが、確かにパンク要素はあるけど、どこが土着な雰囲気を感じてしまう。

大嫌いな世界に、遠回しに大嫌いと言うIan Curtis。

だが作り出すサウンドは、その大嫌いな世界に這いつくばって生きている人間たちの悲しみや、垣間見た喜びへの恋慕なのよ。

おかしな現象をLyraは感じてるのかもしれないけど、Ianの叫びは、地面に這いつくばって「生きたい!誰かを愛したい!」と叫んでるようにしか聴こえない。

聴く人が同じ目線に立てないならば、ただの負け犬、社会不適合者の戯言に聴こえる。

だが同じ目線になれる人ならば、これは希望の歌。

地面の冷たさを感じ、泥に塗れた目線から、見上げた空は何色に見える?

今日Lyraが和訳&解説するのは、イングランド、グレーター・マンチェスター、サルフォードで結成したロックバンド Joy Division ジョイ・ディヴィジョン。

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1976年結成し、ポストパンクを代表するバンドとして大活躍。

フロントマンのIan Curtis イアン・カーティスの内省的な歌詞やライブパフォーマンスが話題を呼び大人気バンドに。

活動期間は、1976年〜1980年と短いが、多くのアーティスト達に未だに影響を与え続けているバンドである。

今日Lyraが和訳する曲は、Joy Divisionの1980年4月にリリースされた彼らの代表作とも言えるシングル【Love Will Tear Us Apart】。

詳しい解説は、LyraのHipな和訳の後に又お話しましょう!

 

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“Love Will Tear Us Apart” is a song by English rock band Joy Division, released in June 1980. Its lyrics were inspired by lead singer Ian Curtis’ marriage problems and frame of mind before his suicide in May 1980.

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= Love Will Tear Us Apart =

[Verse 1]
When routine bites hard and ambitions are low
And resentment rides high, but emotions won’t grow
And we’re changing our ways, taking different roads

[Chorus]
Then love, love will tear us apart again
Love, love will tear us apart again

[Verse 2]
Why is the bedroom so cold? You’ve turned away on your side
Is my timing that flawed? Our respect runs so dry
Yet there’s still this appeal that we’ve kept through our lives

[Chorus]
But love, love will tear us apart again
Love, love will tear us apart again

[Guitar Solo]

[Verse 3]
You cry out in your sleep, all my failings exposed
And there’s a taste in my mouth as desperation takes hold
Just that something so good, just can’t function no more

[Chorus]
Then love, love will tear us apart again
Love, love will tear us apart again
Then love, love will tear it apart again
Love, love will tear it apart again

 

決まり切った仕事が強く噛みつき

野心が低い時

そして鬱積した憤りが

たまりにたまっていても

強い感情は湧き上がらないだろう

俺たちは自分たちの歩みを変えている

別の道を選んでいるのさ

 

やがて愛が

愛が俺たちを引き裂くだろう

愛が

愛が俺たちをバラバラに引き裂くのだろう

 

何故こんなにも寝室は寒いのだろう?

君は自分の味方に背を向けてんだぞ

俺のタイミングが

間違っているのか?

互いに敬う気持ちは

とうに干からびちまってる

まだマシな所があるとすれば

2人が人生を全うしてるってこと

くらいだろ

 

でも愛が

愛が俺たちを引き裂くだろう

愛が

愛が俺たちをバラバラに引き裂くだろう

 

睡眠中にお前は大声で叫ぶ

俺の失敗は全部

公になったんだ

そして俺の口の中には

自暴自棄が定着したまま

その味がまだ残ってるのさ

丁度それは

何か素敵なものを離さないまま

もう使えなくしなった物みたいだ

 

やがて愛が

愛が俺たちを引き裂くだろう

愛が

愛が俺たちをバラバラに引き裂くだろう

やがて愛は

愛が俺たちを引き裂くだろう

愛が

愛が俺たちをバラバラに引き裂くだろう

 

 

Songwriter: Bernard Sumner, Ian Kevin Curtis, Peter Hook , Stephen Paul David Morris

Translator: Lyra Sky 和訳

この【Love Will Tear Us Apart】は、Joy Division 最大のヒットを飛ばした曲で、ランキング13位。

だが直後にIan Kurtis イアン・カーティスが自殺する悲劇が起きた。

歌詞は、1980年5月に自殺する前のIan の結婚問題と色々なことに対する心構えにインスパイアされて出来た。

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1976年6月4日金曜日、昔から友人だった Bernard Albrecht (現在、Bernard Sumner) Peter Hook  が中心となり、Greater Manchester サルフォードで結成した。

この夜、2人はマンチェスターで行われたフリートレードセンターのSex Pistols ライブを見に行き衝撃を受けてバンド結成を決意したのだ。

Bernard がギター、Peter ベース、ヴォーカリストは前から顔見知りのIan Curtisを入れて、1977年8月にStephen Morriss が入りに4人になった。

バンド名はBuzzcocks バズコックスのマネージャーの命名で、Stiff Kittens としていたが、David Bowie のアルバム『Low』収録曲からとった「Warsaw」に変更。その後、類似する名前のバンドが存在することが判明したため、Bernard の発案およびバンド内での協議により1978年1月Joy Division 名乗るようになった。この名前はナチス・ドイツの強制収容所内に設けられた慰安所に由来する。Yehiel Feinerイェヒエル・デ・ヌールの小説『ダニエラの日記』の一節から。

Burnardは少しナチスに傾倒していたようで、本人は多くを語らないが、ラストネームをAlbrehtに変えて活動していたのを考えればどれほどかわかるはず。

1978年9月Factory Recordsオーナー、トニー・ウィルソンが司会のTV番組に出演。これが契約にこぎつけるきっかけになった。

1979年1月 Ian がNMEの表紙を飾る。

 

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1979年1stアルバム『Unknown pleasure 』リリース。アルバムは発売直後から高評価でインディーチャートで初登場2位、その後1位を獲得する(UKアルバムチャートは71位)。メンバーはそれまで続けていた仕事を辞めて、音楽活動だけで生活できるようになったと言う。

 

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1980年1月からヨーロッパツアーに、2月からは全英ツアー、それに加えて2ndアルバム『Closer』のレコーディングでスタジオ入り、と過密スケジュールになって行く。が、有名バンドがスターダムへたどり着くこのお決まりのコースが、Ianの精神を蝕んで行く。当時のIanは持病のうつ病とてんかんに悩まされていた上に、結婚しているにも関わらず愛人問題を抱えていた為に、精神的に不安定になって行き4月7日ツアー中にフェノバルビタールを服用し自殺未遂。一部ツアーをキャンセルしたが、続行された為に、命を取り留たイアンの体調が益々悪化。

 

1980年5月18日、全米ツアーへの出発前日の月曜日早朝、Ianは首を吊り自殺。自宅であった為、昼に帰宅した妻Deboraが発見した。Joy Divisionは活動停止を余儀なくされ、全米ツアーもキャンセルに。

そして遺作となってしまったこの【Love Will Tear Us Apart】が、5月、全英シングルチャート13位獲得。

7月には2ndアルバム『Closer』が全英アルバムチャート6位になり、年末恒例のNMEでの年間最優秀アルバムに選ばれた。

メンバーは音楽活動を続行する事を決意し、Ianの生前メンバー間で決めていた「メンバーが1人でも欠けたらJoy Divisionの名前のバンド活動は行わない」の約束を守り、Joy Divisonの名を捨て、New Orderになる。VocalはBurnardが兼任し、キャンセルした全米ツアーを敢行している。

後にNew Orderは、【Blue Monday】で、Ian の自殺を伝えられた時の心境を曲にして大ヒットさせている。

 

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この【Love Will Tear Us Part】は、先ほど述べたようにIanと妻Debora の関係、愛人、持病と名声から来るIan自身の倦怠感を反映させていると言われているが、真相は闇となっている。

ベースのPeter Hookが語るように「あまりに刺々しくて悪意に満ちていることに衝撃を受けた」と語る歌詞は、多くの人に悲しみと絶望を感じさせているようだ。

この悲しみが背負いきれなかったのか?

New Orderは、ステージで封印しライブではプレイしなかった。

1990年代に入ってからようやく解禁したくらいだから、彼らにとっても、ダメージをより増長させる歌詞なのかもしれない。

興味深いのは歌詞だけで無く、レコーディングは2回に分けて、1980年1月8日オールダムのペニー・スタジオで収録されたテイクと、3月ストックポートのストロベリー・スタジオでのテイクがあること。

初めのテイクは、テンポが速いライブ感があるもの。後の方はレコーディングらしい音でシングルには、こちらが採用された。初テイクが気になる人は、コンピレーションアルバムに入っているので、聴いてみては?

因みにLyraは、初テイクが好き。Ianが珍しくギターを弾いているパートもある曲でもあるから、この曲自体が唯一無二の付加価値があるのだと思う、、、Somethingがあると言うことだ。

当時の彼らの演奏の荒削りでパンキッシュなサウンドが感じられて凄く良いから、初テイクの方が、より好きなのかもしれない。

パンクの影響を引きずっていた彼らが変わったのは、プロデューサーのMartin Hannett マーティン・ハネットの手腕によるものだ。

張りつめた空気と陰鬱さを併せ持つポストパンクの誕生か?

 

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Post Punkの中で、強烈な個性を放つようになったのは、やはりIan Curtisの描く歌詞があるからだ。

絶望や孤独を歌った歌詞が、当時の産業難に陥っていた未来が見えない若者達の心に響いたのだと感じる。

孤独を歌いながら、あの変わったライブパフォーマンスをするのだから、話題になり人々を惹きつけたのも頷ける。

 

 

この音楽性は、Cure, Paul Young, U2, Radioheadなどなど、多くの New Wave, Post Punk, Alternative Rock のミュージシャン達に受け継がれ、カヴァーもされて来たのだ。

あのIanの低音バリトン・ヴォイスがこの曲の良さなのだが、このキーで歌うシンガーは少なく、大体のアーティストはキーを上げてカヴァーするから、ちょっと物足りない、、と思ってしまうのはLyraだけだろうか?

あの声で”Love Will Tear Us Apart Again” とサビで繰り返されるからこその絶望感と孤独なのだと思うから。

ただこれは、あくまでもLyraのいつもの深読みの解釈だが(詩のダブルミーニングを考えるのは趣味)、これは、「自分の愛欲で守りたい愛を引き裂いてしまう」と言ってるように感じるのだ。

 

 

妻Deboraを愛していて離したくない。

が、浮気をついしてしまう、、、とか、別れたい愛人と手が切れないとか、ね。

「ちゃっちゃっと手を切れば良いのに、何故鬱になるほど悩む?」と思ってしまうが、決められない人だったのか?又は問題先延ばしにしてしまうタイプで病気がそれを陰鬱な方へ引きずった、と歌詞から感じてしまった。

何故なら、Loveは愛だが、性欲、性交の意味もあるんだよ。

だから、Lyraがそう感じるのも仕方ないので、「神聖な歌を貶すな」と怒らないで下さいね。

だってIanは悩んで死んだでしょう?

それに愛する人との性交は神聖なものだと思う。汚すようなものではない。

激しい欲望(愛欲や死への)が彼を苦しめ、無気力を生ませ、病気が彼をを痛めつけ、思考能力を破壊し、衝動性を増し、自己の解放と勢いで亡くなったと思うのです。

激しい感情が無ければ、この歌詞の孤独は書けない。寂しさは、妻からの愛が貰えなくなったから、と言うのもある、と歌詞から感じるし。

だからベッドの上で端っこに行ってしまう妻にIanは、怒りと寂しさを感じるの、、、

そのため和訳は「自分の味方である(俺、夫) に背を向けるのか?」と2つの意味に取れるようにしてみました。

「俺のタイミングが悪いのか?」もなんとなく想像がつくでしょう、大人なら。

確かに、2人で寝る時はくっついて寝たいよね…Ianの気持ち分かる(真剣な話。)

それだけ孤独を、常人より感じやすい人だったのだと思う、Ianって人は。

 

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この言葉はIanの死後、妻 Deboraにより 彼の墓石に刻み込められた。

もしLyraの深読みが当たっていたら皮肉な話だ、、、

ただLyraの深読みからすると、Ianの激しい愛欲から来てるならば、かなりパワフルな生の歌だとも言える。

性=生だと思うから。

だから、この明るいギターのオープニングで始まり、地の底から聞こえてくるような歌唱法と声が生きてくるのだ。

ただの寂しいソングにはならないのは、この生のパワフルさが混在してるからだ。

欲に溺れて悲劇を生む自分のせいで愛する人を失いそうだから、駄々を捏ねているように思えるが、駄々を捏ねるのは、欲しいからだ。

愛して欲しい、抱きしめてほしい。

それを諦めの境地から表現したのがこの【Love Will Tear Us Apart】だと思う。

陰鬱でパワフルなのは、このIanの駄々っ子さからだ。

駄々を捏ねて地べたに寝そべっているのかもしれない。

それは同じ底辺で、這いつくばって生きている人間たちの悲しみや、垣間見た喜びへの恋慕に似ている。

地面に這いつくばって「生きたい!誰かを愛したい!」と叫んでるようにしか聴こえない。

これは希望の歌。

地面の冷たさを感じ、泥に塗れた目線から、見上げた空は何色に見える?

何が見える?

 

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Joy Division first recorded “Love Will Tear Us Apart” at Pennine Studios, Oldham, on 8 January 1980, along with the B-side, “These Days”. This version was similar to the version the band played live. However, singer Ian Curtis and producer Martin Hannett disliked the results, and the band reconvened at Strawberry Studios, Stockport in March to rerecord it. Drummer Stephen Morris recalled:

 

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Martin Hannett played one of his mind games when we were recording it – it sounds like he was a tyrant, but he wasn’t, he was nice. We had this one battle where it was nearly midnight and I said, “Is it all right if I go home, Martin – it’s been a long day?” And he said [whispers], “OK … you go home”. So I went back to the flat. Just got to sleep and the phone rings. “Martin wants you to come back and do the snare drum”. At four in the morning! I said, “What’s wrong with the snare drum!?” So every time I hear “Love Will Tear Us Apart”, I grit my teeth and remember myself shouting down the phone, “YOU BASTARD!” … I can feel the anger in it even now. It’s a great song and it’s a great production, but I do get anguished every time I hear it.

 

The guitar on the recording, a 12-string Eko guitar, was played by Bernard Sumner. While Curtis generally did not play guitar, to perform the song live, the band taught him how to strum a D major chord. Sumner said:

Ian didn’t really want to play guitar, but for some reason we wanted him to play it. I can’t remember the reason now … We showed him how to play D and we wrote a song. I wonder if that’s why we wrote “Love Will Tear Us Apart”, you could drone a D through it. I think he played it live because I was playing keyboards.

 

While Joy Division were recording, U2 were in the studio to see Hannett about producing their first album, Boy. U2 singer Bono said of the encounter:

Talking to Ian Curtis is … or was a strange experience because he’s very warm … he talked—it was like two people inside of him—he talked very light, and he talked very well-mannered, and very polite. But when he got behind the microphone he really surged forth; there was another energy. It seemed like he was just two people and, you know, “Love Will Tear Us Apart”, it was like [when] that record was released … it was like, as if, there were the personalities, separate; there they were, torn apart.

 

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