【Leonard Cohen/ Coming Healing】和訳 癒しの曲に身を任せ 解説

最近Pop Punkづいていたの、ここらで軌道修正。

今夜はしっとりした曲を和訳しちゃいましょう。

前に Jeff Buckley の【Grace】をこのブログで取り上げましたが、あの美しい曲を作詞作曲したのが、今日紹介するLeonard Cohfenなのです。

渋い声でダンディに、時には楽しそうにダンスしながら歌うLeo nardの姿が思い出されてウルッて来てしまう。

決して美声ではないし、音域が広いとかそんな特別なことはない。

でも聞いてる人の心に残る歌を、しっかりと聞かせてくれるヴォーカリストなのです。

それは賛美歌のような歌詞があるからだろう。

美しいメロディに乗るダミ声は、きっと貴方を癒してくれる。

良い夢、見れそう?

今日Lyraが和訳&解説するのは、カナダ出身のシンガー、ソングライター、詩人、小説家である Leonard Cohen レナード・コーエン1934年9月21日 – 2016年11月7日)。

 

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80歳を超えても尚、アルバムをリリースし続け精力的に活動した死ぬまでミュージシャンだった。

今日Lyraが和訳するのは、2002年3月リリースの、Leonard Cohenの12枚目のスタジオアルバム『Old Ideas』からのシングル【Coming Healing】。

詳しい解説は、LyraのHipな和訳の後で、またお話ししましょう!

 

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Coming Healin is a single of the album “Old Ideas” by Canadian singer songwriter Leonard Cohen. Old Ideas is the twelfth studio album by Leonard Cohen, released in January 2012. It is Cohen’s highest-charting release in the United States, reaching number 3 on the Billboard 200, 44 years after the release of his first album. The album topped the charts in 11 countries, including Finland, where Cohen became, at the age of 77, the oldest chart-topper, during the album’s debut week. The album was released on January 27, 2012, in some countries and on January 31, 2012, in the U.S. On January 22, before its release, the album was streamed online by NPR and on January 23 by The Guardian.

=Coming Healing=

 

[Intro: Choir Voices]
O gather up the brokenness and bring it to me now
The fragrance of those promises you never dared to vow
The splinters that you carry, the cross you left behind
Come healing of the body
Come healing of the mind
And let the heavens hear it, the penitential hymn
Come healing of the spirit
Come healing of the limb

[Verse 1: Leonard Cohen and Choir Voices]
Behold the gates of mercy in arbitrary space
And none of us deserving, the cruelty or the grace
O solitude of longing where love has been confined
Come healing of the body
Come healing of the mind
O see the darkness yielding, that tore the light apart
Come healing of the reason
Come healing of the heart

[Verse 2: Leonard Cohen and Choir Voices]
O troubled dust concealing, an undivided love
The Heart beneath is teaching to the broken Heart above
O let the heavens falter and let the earth proclaim:
Come healing of the Altar
Come healing of the Name

[Outro: Choir Voices and Leonard Cohen]
O longing of the branches to lift the little bud
O longing of the arteries to purify the blood
And let the heavens hear it, the penitential hymn
Come healing of the spirit
Come healing of the limb
O let the heavens hear it, the penitential hymn
Come healing of the spirit
Come healing of the limb

 

傷ついたものを集めたら

私の所へ持って来たら?

お前が敢えて

誓わなかった約束の数々の

香りがする

お前が運んできた破片に

お前が残した十字架

傷ついた体の癒しになるよ

傷ついた精神の癒しになる

そしてそれを天国に聞かせよう

悔い改めの賛美歌をね

傷ついた精気の癒しが来る

傷ついた手足の癒しになるのさ

 

 

任意の空間の中にある

慈悲の門を見よ

私たちの誰もが

価値が無く

残酷か恵み

愛が監禁して来た憧れの

独りぼっちの荒野

傷ついた体の癒しになるよ

傷ついた精神の癒になる

従順な闇を見よ

光をバラバラに切り裂いて

理由の癒しになるのさ

心の癒しに

 

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ほこりの隠蔽に悩み

分たれない完全な愛を

下にある古い愛が

上書きされた

傷ついている新しい愛に教えてる

天は衰弱し

地球に宣言させるのだ

去勢の癒しになるよ

名声の癒しになる

 

小さなつぼみを

持ち上げるための

枝の憧れ

血液を浄化するための動脈への憧れ

そしてそれを天国に聞かせよう

その悔い改めの賛美歌をね

精気の癒しになるよ

手足の癒しになる

そしてそれを天国に聞かせよう

その悔い改めの賛美歌をね

精気を癒しになる

傷ついた手足の癒しになるのさ

 

Songwriters: : Leonard Cohen / Patrick Raymond Leonard

Translator: Lyra Sky 和訳

 

渋いサウンドに、賛美歌のような歌詞がピッタリあっている。

Lyraが好きな海外ドラマにつわれていた曲。

SexとDrugとViolenceに塗れた世界 (と言っても、アメリカの普通の日常にある特殊な地域だと普通を少しだけ誇張した社会)で、主人公は悪ばかりしてるのだが、それは全て家族のため。チームの仲間の存続のためだ。

去年久しぶりにDVD Boxを見直して。余りにも酷すぎる人間関係と社会で、Leonard Cohenの賛美歌チックな曲や、Neil Youngが掛かると、何とも言えない癒しを感じた。

決してお上手とは言えない歌声だが、味があって魅力的だ。

彼らは、語り部なんだと思う。勿論シンガーありきの語り部だが。

生き様が出ると言うことだろう。

こちらは、その生き様が感じられる?ライブ映像。↓↓

 

【Coming Healing】は、2012年1月リリースのアルバム「OldIdeas」のシングルで、アルバムは12枚目のスタジオアルバム。

米国で最も魅力的なリリースであり、最初のアルバムのリリースから44年後にBillboard200で3位になったほどの、息の長いヒットアルバムだ。

このアルバムは、リリースした週に、77歳で最古のチャートトッパーになったフィンランドを含む11か国でチャートを上回った。

アルバムは、一部の国では2012年1月27日に、米国では2012年1月31日にリリースされ。リリース前の1月22日に、アルバムはNPRによってオンラインでストリーミングされ、1月23日にTheGuardianによってストリーミングされてた。

2000年代後半のLeonardのワールドツアーは、彼の元マネージャーが彼の人生の節約で成功したと言う。

2009年の結論で、Leonard 仕事を続けることを決心し、この12枚目のスタジオアルバムを作り始めた。

Leonardのファンは、彼のアルバムリリースの間隔が長いのがいつものことなので、慣れていたと言う。

1979年から1988年の間に彼は3枚をリリースした。だが、バイオグラファーのシルビー・シモンズが2012年のMojoのカバーストーリーで観察したように、ツアーは彼を元気づけたようだ。

『彼の元マネージャーが助けた後 レナードは70年代に、15年間外出せず、音楽史上最も注目に値する、非常に成功したツアーの1つに乗り出し、3時間のショーを演奏しました。 毎晩きちんとショーを行い、それが終わったとき…家に帰って立ち上がる代わりに、彼はまっすぐに新しいアルバムに取り組み、さらに驚くべきことに、12か月足らずでそれを完成させました。」と語っている。

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2013年にMojoのインタビューで、Leonard の息子で歌手のAdam Cohen アダム・コーエンとアルバムを作っているときにプロデューサーに会ったLeonard。

「彼がマドンナと一緒にした仕事を知っている。彼は現代アメリカ音楽の独創的な人物であり、非常に優秀だと思うよ。彼のソロピアノ作品も聴いたんだ。Adamと何度かぶつかりはしたけど、どういうわけか一緒になって、一緒に作った4曲があっという間に出来てしまった… Pat は【GoingHome】の歌詞を見て「これは本当にいい曲かもしれない』と言ったよ。俺は「俺はそうは思わない』と言ったら、彼は『僕はそれをリリースしても良いかい?」と聞いた。俺は「もちろん」と言ったよ。彼は出来上がった音楽を持って戻って来た。次にあった時だったか翌日だったか分からないけど、とても速かったよ…彼は非常に珍しい男で、俺たちは両方とも良い状態だったと思うよ」

 

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息子や認めてくれてヤル気のあるプロデューサーに、良い曲となれば、あとは世に出すだけだろう、、、アルバムは予想通り、息の長いヒットアルバムになり、現在も皆に愛されるアルバムになっている。

このアルバム『Old Ideas』の多くの曲のように、この【Come Healing】という曲もまた、歌い手が、愛の神による罪、敵意、そして現在の矛盾の和解を切望する祈りを歌ったものである。

愛の神というならば、Venus ヴィーナスだろう。

「だから出だしが女性コーラスなのかしら?」とぼんやりと思ったことがある。

Leonardの粋なスタイルと、あやふやだけどハッキリと言葉を歌える素晴らしい歌声は、しんみり人のハートにはいってくる。

間違いや犯した罪も、ひょっとしたら許されるのではないか?

浄化。

皆が癒される。

そんな歌い手に、今夜は身を任せよう。

 

Like more of the songs on Old Ideas, Come Healing is a prayer in which the singer longs for a reconciliation of sins, enmities and contradictions of the present by love divine.

 

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Cohen’s international concert tours of the late 2000s were prompted by the fact that his former manager made off with his life’s savings. At their conclusion in 2009, Cohen decided to keep working and began making his twelfth studio album. Fans of Cohen had long become accustomed to long intervals in between albums – between 1979 and 1988 he released three – but the tour appeared to re-energize him, as biographer Sylvie Simmons observed in a 2012 Mojo cover story: “After his former manager helped herself to his savings, leaving him nothing to retire on, Leonard, in his seventies, having not been on the road in 15 years, embarked on one of the most remarkable, and remarkably successful, tours in music history, playing three-hour shows each night. And when it finished…instead of coming home and putting his feet up, he went straight to work on a new album and, even more extraordinary, in less than 12 months he finished it.”

 

Come Healing.” As Cohen told Mojo in 2013, he met the producer when he was making an album with Cohen’s son, singer Adam Cohen:

And I know the work he did with Madonna. I think he’s a seminal figure in modern American music, very brilliant. I was listening to some of his solo piano work, too. I bumped into him with Adam several times, and somehow we got together and these four songs we did together came very quickly…Pat saw the lyric for ‘Going Home’ and said, ‘This could be a really good song,’ and I said, ‘I don’t think so.’ He said, ‘Can I have a shot at it?’ I said, ‘Sure.’ He came back with the music, I don’t know if it was the next hour or the next day but it was very fast…He is a very unusual man and, I guess, we were both in good form…

Personnel

  • Leonard Cohen – vocals, arranging, programming, guitar
  • Patrick Leonard – music, programming
  • E.L. Sanders – vocals, guitar
  • Sharon Robinson – vocals, synth bass
  • The Webb Sisters – vocals
  • Dana Glover – vocals
  • Jennifer Warnes – backing vocals
  • Roscoe Beck – electric bass, acoustic bass
  • Rafael Bernardo Gayol – drums
  • Neil Larsen – Hammond B3, piano, synth bass, percussion, cornet
  • Robert Korda – violin
  • Chris Wabich – drums
  • Jordan Charnofsky – guitar
  • Bela Santeli – violin

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