Grunge好きLyraというのは昔からのフォロワーさん達はご存知でPearl Jam好きだから良くこのブログで書いてきました。その中でEddie Vedderが大のNeil Young ニールヤング好きと書いたのを覚えていますか?
良くEddieとNeilはセッションして来て、ライブでもよくカヴァーしていました。
そのノリがまさかの日本でも炸裂。Jack Whiteのジャパンツアーを見に来ていたEddieが、飛び入りで参加した時に、Jackと一緒に歌ったのがこのNeil Youngの【Rockin’ in the Free World】だったんですよ〜!
今日はめでてぇー!と叫びたくなるくらいのこの嬉しい出来事を記念(笑)するための祝いの舞ならぬ、祝いの和訳解説しちゃいます。一緒に楽しんでねー。
今日Lyraが和訳解説するのは、カナダ出身、アメリカ在住のシンガーソングライター、ニール・パーシヴァル・ヤング OC OM (1945年11月12日生まれ)。1960年代にウィニペグで音楽活動を開始。その後ロサンゼルスに移り、フォークロックグループ、バッファロー・スプリングフィールドに加入しました。
*Neil Young and Crazy Horse【After The Gold Rush】和訳 曲は生きている Epic’s Epic
ソロキャリアの開始以来、バンド、クレイジー・ホースのバックアップを受け、Everybody Knows This Is Nowhere(1969年)やAfter the Gold Rush(1970年)やHarvest(1972年)やOn the Beach(1974年)やRust Never Sleeps(1979年)など、批評家から高く評価されたアルバムをリリース。
今日Lyraが和訳する曲は、Neil Youngの17枚目のスタジオアルバム『Freedom』(1989年)に収録されている曲【Rockin’ In The Free World ロッキン・イン・ザ・フリー・ワールド』。
詳しい解説は、LyraのHipな和訳の後にまたお話しましょう!
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Rockin’ in the Free World” is a song by Canadian-American singer-songwriter Neil Young, released on Young’s seventeenth studio album Freedom (1989).[5] Two versions of the song bookend the album, similarly to “Hey Hey, My My (Into the Black)” from Young’s Rust Never Sleeps album, one of which is performed with a predominantly acoustic arrangement, and the other predominantly electric. Rolling Stones magazine ranked “Rockin’ In the Free World” number 214 on its “500 Greatest Songs of All Time”.
=Rockin’ in the Free World =
There’s colors on the street
Red, white, and blue
People shuffling their feet
People sleeping in their shoes
There’s a warning sign on the road ahead
There’s a lot of people saying we’d be better off dead
Don’t feel like Satan, but I am to them
So I try to forget it any way I can
通りには色がある
赤、白、青
足を引きずる人々
靴を履いたまま眠る人々
前方の道には警告標識がある
死んだほうがましだと
言っている人がたくさんいる
俺は悪魔だとは思わないが
彼らにとっては俺は悪魔なのだ
だからどんな手段を使っても
忘れようとする
[Chorus]
Keep on rockin’ in the free world
Keep on rockin’ in the free world
Keep on rockin’ in the free world
Keep on rockin’ in the free world
自由な世界でロックし続けようぜ
自由な世界でロックし続けようぜ
自由な世界でロックし続けようぜ
自由な世界でロックし続けようぜ
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I see a woman in the right
With a baby in her hand
These’s an old street light
Near a garbage can
Now she put the kid away and she’s gone to
get a hit
She hates her life and what she’s done to it
There’s one more kid that’ll never go to school
Never get to fall in love, never get to be cool
夜、女が見える
赤ん坊を手に
古い街灯がある
ゴミ箱のそば
今、女は子供を置き去りにして
麻薬を吸いに出かけている
女は自分の人生と
自分が人生にしてきたことを憎んでいる
学校に行けない子供がもう一人いる
恋に落ちることも
かっこよくなることもない
[Chorus]
Keep on rockin’ in the free world
Keep on rockin’ in the free world
Keep on rockin’ in the free world
Keep on rockin’ in the free world
自由な世界でロックし続けようぜ
自由な世界でロックし続けようぜ
自由な世界でロックし続けようぜ
自由な世界でロックし続けようぜ
We got a thousand points of light
For the homeless man
We got a kinder, gentler machine gun hand
We’ve got department stores and toilet paper
Got styrofoam boxes for the ozone layer
Got a man of the people says keep hope alive
Got fuel to burn, got roads to drive
俺たちには
何千もの光がある
ホームレスの男性のために
俺たちにはもっと優しくて
穏やかな機関銃の手がある
俺たちにはデパートと
トイレットペーパーがある
オゾン層のために
発泡スチロールの箱がある
希望を持ち続けろと言う人民の人がいる
燃やす燃料があり
走る道がある
[Chorus]
Keep on rockin’ in the free world
Keep on rockin’ in the free world
Keep on rockin’ in the free world
Keep on rockin’ in the free world
自由な世界でロックし続けようぜ
自由な世界でロックし続けようぜ
自由な世界でロックし続けようぜ
自由な世界でロックし続けようぜ
Writers: Neil Young
Translator: Lyra Sky
【Rockin’ In the Free World】について
怒りを露わにしてるのはこの国を良くしたいという思いからだと思う。はあ〜もうニールヤングカッコ良すぎる。
この曲には2つのバージョンがあり、アルバムの両端に収録されており、ヤングのアルバム「ラスト・ネバー・スリープス」に収録されている【Hey hey My My ヘイ・ヘイ、マイ・マイ(イントゥ・ザ・ブラック)」と同様に、1つは主にアコースティックなアレンジで、もう1つは主にエレクトリックなアレンジで演奏されている。
*Battle Me / Hey Hey My My 『Sons Of Anarchy』和訳 解説 この世界へようこそ
ローリングストーン誌は「ロッキン・イン・ザ・フリー・ワールド」を「オールタイム・グレイテスト・ソング500」の214位にランク付けしてもいる名曲だ。
【Rockin’ in the Free World (Electric) 】をニール・ヤングは、サイドバンド「クレイジー・ホース」のメンバーの一人の言葉を引用してこう付け加えた。 「自由な世界でロックし続けるのがベストだ」。とても決まり文句だった。これを使わなければならないとわかってたんだ」
この曲は、Neil Young がブッシュ元大統領時代の社会、や終わった冷戦に対する怒りの告発を凝縮したものだ。
簡単にまとめると最初の詩は語り手の社会における日々の経験についてであり、それが彼にどのような影響を与えたかで終わる。2番目は、社会が人々に何をさせたかという、特に不穏な例を彼が語っている。 3番目は、政府と社会全体に対する一般的な批判である。
これは、1989年のアルバム『Freedomフリーダム』の最後を飾る曲の、より有名なエレクトリックバージョンである。あまり知られていないライブアコースティックバージョンは、アルバムの冒頭を飾っている。
歌詞の意味
ニールヤングは、この曲でかなりブッシュ政権への言及をしていて批判的なのが分かる。Neilが怒りを爆発させて書いたように思えてしまうほどだ。
出だしは、ダブルミーニングであり、彼は愛国心とは何か、そうでないものとは何かを話している。抗議は愛国的な行為になり得る。
そして人々が落ち着きを失い貧困化していることを言っていて、この状況を変えなければならないと表現しているのだ。
それにまたホームレスの人々について言及したていき現実を私たちに見せていく…この歌が書かれた当時、ホームレスは大きな問題でジョージ H.W. ブッシュ自身も有名な「千の光点」演説でホームレスについて言及していて、この歌の後半でニール・ヤングもこの演説に言及しいる。
曲が進むにつれてブッシュ政権に対する批判は強まっていく。政権が引き起こした問題は国民に死よりも悪い影響を及ぼしたと人々は言ていて、そこから自分自身の話へと移行。彼は個人的には自分を悪い人間だとは思っていないけど、西洋に敵対する国の多くの人々は、彼の性格に関係なく、彼を悪い人間と見なすだろう。と言っている。あとこの歌詞では、彼はリベラルであり、保守派から悪者扱いされているという意味合いにも取れると思う。3番目の歌詞がこの部分の説明になっているからだ。
明るいメロディであるサビでは、自由世界でうまく暮らすことについての単純な愛国的な声明のように見える。しかし、歌詞の文脈を考慮すると、愛国的なニュアンスではなくシニカルなものに変わってしまうのだから面白い曲だと言えるだろう。
なぜならこの曲を聴く人の多くは、実際にはコーラスしか知らない人だろう。そのため、そのように意図していなかったにもかかわらず、この曲が愛国的なアンセムであると考える人々を含む誤ったファンダムがある。
このことからも自由世界は、冷戦の終結と共産主義に対する自由主義の「勝利」も意味し、それにもかかわらず、不正に対する抗議を含むロックの目標を常に意識しておくことが重要だと言えるだろう。
2番目の歌詞に社会が人々に与えた影響を表していて、歌詞に出てくるこの少女は、計画外の妊娠をしたばかり。この歌詞は、ドラッグ、売春、計画外の妊娠の相関関係を示している。歌詞の主人公の少女の頭の片側は、子供をゴミ箱に捨てて、自分が産んだことすら忘れろと告げている。 計画外の妊娠だったとは言い難い。おそらく彼女は普通の生活を送っていたが、すべてを失ったのだ。そして今、彼女には子供に食べ物を探させるしか選択肢がない。彼自身もだ。
彼女は子供をゴミ箱に捨てて、金を稼ごうと決心する。彼女の脳の片側がそれを熟考しているわけではない。ニール・ヤングは、(子供はおそらく死ぬだろうから)この子供は、命を失ったので、学校に行くことも、恋に落ちることも、かっこよくなることもないもうひとりの子供だと歌うのだ。
3番目はブッシュ政権への憤慨が感じられる歌詞で特に言葉きつめだ。
We got a thousand points of lightは、George H.W. Bush’s ジョージ H.W. ブッシュが 1989 年の就任式で述べた言葉で、国民全員が公務にボランティアとして参加するよう促すものだ。
前の行で言及されている「千の光点」は、教会や慈善団体などの機関がホームレスなどの社会経済問題に取り組むことに対するブッシュ元大統領の希望を表している。 Neil は、この地方分権化と慈善団体への依存の政策に極めて懐疑的であり、それが社会の病に対する効果的な解決策にはならないことを言っているのだ。
ブッシュ元大統領の在任中の哲学の一つは、「より親切で温厚な国家」を目指すことだった。しかし、彼はCIA長官を務め、イラン・コントラ事件に関与し、後に第一次湾岸戦争を開始した人物でもあり、これらはすべて暴力と深く結びついた行為である。Neil Youngは、ブッシュ元大統領と政府全体の偽善を指摘しているのだ。
ニール・ヤングは、我々が国民の国ではなく消費者の国になったと言っていて、ポリスチレン(発泡スチロール)は、オゾン層だけでなく、分解されずに永久に残ることから自然界全体にも非常に有害であるから歌詞に入れ込んだのだろう。
ジェシー・ジャクソンは 1988 年に大統領選に出馬した時の代表的なフレーズを盛り込んでいるのも興味深い。1990年代の米国の戦争は主に石油をめぐるものであり、石油の多くは米国人のスポーツ用多目的車用のガソリンに使われていた。この言及は、曲の冒頭で彼が提起した批判の 3 つの主要な要素、つまり環境破壊、誤った政府の投資優先順位 (美しい道路は作れるのに、ホームレスの面倒を見ることはできない)、そして社会がただ現実から目を背けようとする傾向 (あるいは、車を運転して出発する) を結び付けていく。
ここまで現実を突きつけて、「自由の世界な世界でロックしようぜ」と歌うニール・ヤング。
もはやこの世には自由がないからと開き直って週末を迎えるディストピアのレジスタンスにも思えてくるし、自由な世界がないからこそ、理想を現実にするため戦い、悲惨な世の中を少しでもユートピアに変えたいという必死な叫びにも聞こえる。
そう考えると胸が熱くなる。自由な世界を築くために怒れる歌い手なのだ Neil Youngという人は。
そしてNeil の思いがつまったこの熱い曲を歌ったJack WhiteとEddie Vedder の思い。
彼らは何を思い託したのだろうか? なんて深読みして色々考えると更にこの曲が大好きになってくるね、ただ単に大好きなNeil Youngの名曲を歌っただけかもしれないけど…。
自由な世界でロックし続けようぜ。
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This song encapsulate’s Neil Young’s angry indictment of society during the Bush Sr. Era, and to a lesser extent, the recently-ended Cold War.
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The first verse is about the narrator’s every day experiences in society, ending with how they’ve affected him.
The second is him recounting one particularly disturbing example of what society has caused people to do.
The third is a general criticism of the government and society as a whole.
This is the more famous electric version of the song that closes the 1989 album Freedom. The less famous live acoustic version opens the album.
Quoting one of the members of his side band, “Crazy Horse” Neil Younp added-
‘It’s better to keep rockin’ in the free world’. It was such a cliché. I knew I had to use it.
Personnel
Producers
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