
Oasisをデビュー前からずっと好きな人間や昔から聞いて来た人は、1stアルバムは、宝物のような存在。Lyraも無人島に持って行くなら『Definitely Maybe』かアレだな。他とは深く出来ないくらい好きなわけで…もちろん人それぞれだから例外もいるでしょう。だとしても、Lyraはベスト。
そのためオアシスの楽曲をたくさん取り上げて来て色々満遍なく取り上げるつもりが気がついたら1stアルバムを全部和訳してしまった…じゃあ、次はとなると次に好きなセカンドアルバム…と気づいたら大人気なこの曲も後回しにしてしていました。
リクエストがあったので急いで和訳しましたよ〜。当時のノエル達の苦しかった状況が目に浮かぶ歌詞は,心が痛みますが、今やセレブなんで、「こんなこともあったね」と思い出すエモい話としてみんなは楽しんでね〜。
今日Lyraが和訳&解説するのは,イングランド,マンチェスター出身のOasis オアシス。
スポンサーリンク
今日和訳するoasisの1997年リリースされた3枚目のアルバム『Be Here Now』に収録されている【Stand By Me】。1997年9月22日に2枚目のシングルとしてリリースされたもの。
*oasisについては色々書いて来たので,過去記事をお読みください。たとえばこちら→オアシス【Supersonic】あらすじ感想 バカ騒ぎ、本当は不信、怒りの涙 Oasis ネタバレ
*【Oasis/ Listen Up】和訳 Lyrics 男の強がり。あなたOasisの何を知ってるの?
詳しい解説は、LyraのHipな和訳の後にまたお話しましょう!
(click to amazon) “Be Here Now” クリックしてアマゾンへ

“Stand by Me” is a song by the English rock band Oasis, written by lead guitarist, Noel Gallagher. It was released on 22 September 1997 as the second single from the band’s third studio album, Be Here Now (1997).
=Stand By Me=
[Verse 1: Liam Gallagher]
Made a meal and threw it up on Sunday
I’ve got a lot of things to learn
Said I would and I’ll be leaving one day
Before my heart starts to burn
[Refrain: Liam Gallagher]
So what’s the matter with you?
Sing me something new
Don’t you know the cold and wind and rain don’t know?
They only seem to come and go away
日曜日に食事を作って
全部吐いちまった
学ぶべきことがたくさんある
いつかは去るだろうって言ったのに
心が燃え上がる前に
それで、どうしたんだい?
何か新しい歌を俺に歌ってくれよ
寒さも風も雨も知らないのかよ?
ただ来ては
去っていくだけみたいだと?
[Verse 2: Liam Gallagher]
Times are hard when things have got no meaning
I’ve found a key upon the floor
Maybe you and I will not believe in
The things we find behind the floor
[Refrain: Liam Gallagher, Liam Gallagher & Noel Gallagher]
So what’s the matter with you?
Sing me something new
Don’t you know the cold and wind and rain don’t know?
They only seem to come and go away
物事に意味がなくなった時こそ
時が経つのが辛い
俺は床の上に鍵を見つけた
もしかしたらお前も俺も
信じないかもしれない
ドアの向こうで見つけたものを
それで、どうしたんだい?
何か新しい歌を俺に歌ってくれよ
寒さも風も雨も知らないのかよ?
ただ来ては
去っていくだけみたいだと?
スポンサーリンク
[Chorus: Liam Gallagher & Noel Gallagher, Liam Gallagher]
Stand by me, nobody knows the way it’s gonna be
Stand by me, nobody knows the way it’s gonna be
Stand by me, nobody knows the way it’s gonna be
Stand by me, nobody knows
Yeah, nobody knows the way it’s gonna be
俺の支えてくれ
どうなるかなんて誰にも分からない
俺のそばにいてくれ
どうなるかなんて誰にも分からない
俺を支えてくれ
どうなるかなんて誰にも分からない
支えてくれ
誰も知らない
そう、どうなるかなんて
誰にもわからないんだよ
[Verse 3: Liam Gallagher, Liam Gallagher & Noel Gallagher]
If you’re leaving will you take me with you?
I’m tired of talking on my phone
There is one thing I can never give you
My heart will never be your home
[Refrain: Liam Gallagher, Liam Gallagher & Noel Gallagher, Noel Gallagher]
So what’s the matter with you?
Sing me something new
Don’t you know the cold and wind and rain don’t know?
They only seem to come and go away, hey, hey
もしお前が去るなら
俺も一緒に連れて行ってくれないか?
もう電話で話すのはもううんざりなんだよ
お前に決してあげられないものが一つある
俺の心は決して
お前の家にはなれないから
それで、どうしたんだい?
何か新しい歌を俺に歌ってくれよ
寒さも風も雨も知らないのかい?
ただ来ては去っていくだけみたいだと?
なあ、なあ
[Chorus: Liam Gallagher & Noel Gallagher, Liam Gallagher]
Stand by me, nobody knows the way it’s gonna be
Stand by me, nobody knows the way it’s gonna be
Stand by me, nobody knows the way it’s gonna be
Stand by me, nobody knows
Yeah, nobody knows the way it’s gonna be
俺を支えてくれ
どうなるかなんて誰にもわからない
俺のそばにいてくれ
どうなるかなんて誰にもわからない
俺を支えてくれ
どうなるかなんて誰にもわからない
俺のそばにいてくれ
どうなるかなんて誰にもわからない
そう、どうなるかなんて
誰にもわからないんだよ
[Bridge: Liam Gallagher & Noel Gallagher, Liam Gallagher, Noel Gallagher]
The way it’s gonna be, yeah
Maybe I can see, yeah
Don’t you know the cold and wind and rain don’t know?
They only seem to come and go away, hey, hey
スポンサーリンク
そうなんだろうな、まあな
もしかしたら俺には
見えるかもしれない、そうさ
寒さも風も雨も知らないのかい?
ただ来ては去っていくだけみたいだと?
なあ、なあ
[Chorus: Liam Gallagher & Noel Gallagher, Liam Gallagher]
Stand by me, nobody knows the way it’s gonna be
Stand by me, nobody knows the way it’s gonna be
Stand by me, nobody knows the way it’s gonna be
Stand by me, nobody knows
Yeah, God only knows the way it’s gonna be
俺を支えてくれ
どうなるかなんて誰にもわからない
俺のそばにいてくれ
どうなるかなんて誰にもわからない
俺を支えてくれ
どうなるかなんて誰にもわからない
俺のそばにいてくれ
どうなるかなんて誰にもわからない
そうだ、それがどうなるかは神のみぞ知る
Writer: Noel Gallagher
Translator: Lyra Sky 和訳
Stand By Meについて
バンドの3枚目のアルバム『Be Here Now』からのセカンドシングル。
1997年9月に全英シングルチャートで最高2位を記録。1997年10月に英国でゴールド認定を受け、2019年にはプラチナ認定を獲得し大ヒットを飛ばした。1997年の英国の年間チャートでは46位にランクイン。
(click to amazon) “Oasis London Bus” クリックしてアマゾンへ

この曲はアイルランドでも2位に達し、フィンランド、アイスランド、イタリア、ノルウェー、スペイン、スウェーデンでもトップ10入り。
楽曲的には、どこかで聴いたようなサウンドなのですが、これはデヴィッド・ボウイの「All the Young Dudes」の要素を取り入れているからでしょう。
2010年にはシングルコレクション『Time Flies… 1994-2009』にもこの曲は収録されました。 1997年9月に2位に輝いた曲だから人気曲は、ベスト盤に入れないとということでしょう。
歌詞について
この歌詞は、ノエル・ギャラガーが食中毒に苦しんでいた最中に書いた曲。初めて聞いた時に、いきなり【Stand By Me】ので出しで「全部吐いちまった」と歌うので何だ?と気になった事を覚えています(笑)。いつもの言葉遊びではなく現実にあった話を今回は盛り込んでいるわけですね。
スポンサーリンク
ノエル・ギャラガーは、この曲について(『Time Flies… 1994-2009』ブックレット収録)
「正直言って、作曲もレコーディングも全く覚えていない。」と言っています。でもQ誌のインタビューで彼はこう語っていました。プロモーションしていたときなのでちゃんと答えてるというのもあり真実でしょう。
Made a meal and threw it up on Sunday
I’ve got a lot of things to learn
「この曲は『日曜日に食事を作ったら吐いた』で始まる。ロンドンに引っ越したばかりの頃、母がしょっちゅう電話をかけてきて、ちゃんと食べてるか聞いてきたんだ。「ああ、ちゃんと食べてるよ」。って答えてたけど。それでサンデーローストを作ろうとしたら、食中毒で2日間吐いてしまった。その後はまたポットヌードルを食べ始めたよ。 「リヴ・フォーエヴァー」に少し似ているかな。バックにオール・ザ・ヤング・デューズを少し足した感じ。ただし、コードはちゃんと変えたよ。」
歌詞は、リアルに下積み時代に経験した食中毒になった時のことを描いていて、作曲に関しては元ネタを話しちゃってるところが当時のノエルらしいですな。これに関しては、もうどうでもええ話なので割愛(時間かける情熱なくなったので)。
ただ息子を心配する母ちゃんってのが泣ける…母のペギーは彼の様子を確かめるために電話をかけ、きちんと食事を摂っているか何度も確認してるのがね,ペギー優しいなあ、ママってそうだよね〜って泣けるのです。
より詳しいLyraの歌詞解説stand by me
Said I would and I’ll be leaving one day
Before my heart starts to burn
いつかは去るだろうって言ったのに
心が燃え上がる前に
この歌詞は,リアム、ノエル、ポール、ペギー・ギャラガーが、虐待的な父親/夫のもとを去ったときのことを表しているのかもしれません。
父親がいない好きに子供達3人を連れて逃げたペギーの心中やリアム達の事を考えると胸が痛くなる歌詞です。
(click to amazon) “Be Here Now .97 Dice Hoodie” クリックしてアマゾンへ

Times are hard when things have got no meaning
I’ve found a key upon the floor
Maybe you and I will not believe in
The things we find behind the floor
「物事に意味がなくなった時こそ
時が経つのが辛い
俺は床の上に鍵を見つけた
もしかしたらお前も俺も
信じないかもしれない
ドアの向こうで見つけたものを」
人には,人生で何をすべきか分からず、自分がしてきたことやこれからどう進んでいくべきか自問自答する、困難な時期があります。
彼は人生の新たな道、新たな章へと進む方法を見つけた。
だから、これから先、予想もしなかった多くの出来事があなたを待っている…と言いたいのでしょう。
Stand by me
「そばにいてくれ,支えておくれ。」
繰り返されるこの言葉。困難な時にこそ団結が必要だということでしょう。
「Stand by me」は、困難な時に人々が支えを必要としているという意味なのです。
There is one thing I can never give you
My heart will never be your home
「お前に決してあげられないものが一つある
俺の心は決してお前の家にはなれないから」
ちょっと突き放したようなセリフですが、これに関して、ノエルはこう言っています。
「それは、自分が守らなければならないプライベートな空間、つまり俺が自分の作品を書くために行く場所についての話だ。メグはそれにかなり腹を立ててたよ。俺は「君のことを言っているんじゃない。でも、一人で行かなければならない場所ってあるんだよ」と言った。俺はそれを打ち明けることを先延ばしにしてきたんだ。どうすればいいのかわからないし、あるいはしたくないんだよ」
売れない時期にママに心配してもらっていた食生活の話から、幼い頃の親子で逃げた話が来たかと思ったら,最後の方で自分の夫婦関係へと移り変わるのが面白いですね。メグとは売れない頃からの関係だったので分かり合えてるはずだったのに、根本的なズレが次第にすれ違いに膨れ上がり離婚したのだな,とわかる歌詞です。
基本【Stand By Me】は、移り変わる家族の物語なので、Noelが主体の家族の姿がそのまんま丸わかりだからNoelは、後々「どうやって作ったか忘れた,覚えてない」と言ったのでしょうね、恥ずかしいから。
「一緒にいてくれ、そばにいて支えてくれ」は本当の願いなのでしょう、特に複雑な家庭環境にいたわけだから、誰かにいてほしいと言う感情は人一倍強いはずです。
でも1人にしてほしい…は、普通女性は「そばにいてくれと言ってたのに、いい加減にせぇよ」となるでしょうね、Lyraはならんけど。
このノエルの考えかたは、一般的に考えたら男のエゴだし、わがままになるのですが、個人的に理解できるLyraには、双子座らしいなあ、と思うし、何か作る人や自分の時間が必要な生き方をしてるタイプには「自分だけの場所や時間が必要なんだよ」となるんです。
一緒にいたいけど自分だけの時間もいるし,自分だけのテリトリーがある、という考え方はLyraは、同じなために違和感はありません…やっぱり普通な考え方ではないでしょうね。でも一緒に何でもやるし一緒にずっとは、あり得ないんですね,作り手には。頭の中で弄りまくる時間や作業が必要なのです、遊びじゃないので…適当に遊びでやるなら一緒でも何でも良いでしょう。ずっと一緒に考えてやりました〜、で平気なのです,自分の作品ではないし自分じゃねーから(笑)。
でも普通の人は、嫌でしょうね「お前に決してあげられないものが一つある」という言い方が悪かったのかもね、はっきり言い過ぎだったんだろうな、メグには、だから離婚したのです。
俺の心は決してお前の家にはなれないから〜もきついかもなあ〜普通の女性は、自分の存在がいらないと考えるだろう。全く正直すぎるわ,ノエル(笑)。
家族の大切さを感じる歌詞である【Stand By Me】。それでありながら、人間は個であるものであり、夫婦でも分かり合えない部分があるし、その自分という存在のコアな部分には、誰も入り込ませない、という真の作り手Noel Gallagherの本心もわかる面白い楽曲だな、とこのメジャーな売れせんの曲の良い部分を引き出し過ぎちゃったLyraって深読み仙人で善人だな〜と我ながら痛感しました(笑)。まあ、何も考えずに、楽しんでくれよ、オアシスを。色々,考えてしまう人やOasisを深く知りたい人だけ分かってくれれば良いのです。分かってくれる皆んながいてLyraは幸せ者よ〜これからも愛してね〜❤️。
(click to amazon) “Be Here Now” クリックしてアマゾンへ

|
|
The second single from the band’s third album Be Here Now, written by Noel Gallagher while he was suffering from food poisoning. The song borrows elements from David Bowie’s “All the Young Dudes.” In 2010 it was included in the singles collection Time Flies… 1994-2009.
In September 1997, the song peaked at #2 in the UK singles charts.
Noel Gallagher on the song (from the Time Flies… 1994-2009 booklet):
I’ve no recollection of writing it or recording it for that matter.
However, in a Q Magazine interview, he did say the following,
It starts, “Made a meal and threw it up on Sunday’. When I first moved to London my mam kept on ringing up and asking was I eating properly. Yes, man. So I tryed to cook a Sunday roast and puked up for two days with food poisoning. It was back to Pot Noodles after that.
It’s a bit like Live Forever, I suppose, with a touch of All The Young Dudes in the background – though I made sure I changed the chords.
Noel Gallagher said the following about the song:
It starts, ‘Made a meal and threw it up on Sunday’. When I first moved to London me mam kept on ringing up and asking was I eating properly. Yes, Mam. So I tried to cook a Sunday roast and puked up for two days with food poisoning. It was back to Pot Noodles after that.
CD single
“Stand By Me”
- “(I Got) The Fever”
- “My Sister Lover”
- “Going Nowhere”
Credits
Producers Noel Gallagher & Owen Morris
Writer Noel Gallagher
Mixed At Orinoco Studios
Piano Mike Rowe
Strings Arranger Nick Ingman & Noel Gallagher
Mixing Engineer Owen Morris
Mastering Engineer Mike Marsh
Label Creation Records
Drums Alan White (Oasis)
Bass Paul “Guigsy” McGuigan
Rhythm Guitar Paul “Bonehead” Arthurs
Background Vocals Noel Gallagher
Vocals Liam Gallagher
Recorded At Abbey Road Studios, Ridge Farm Studios, AIR Studios, Master Rock Studios, United Kingdom
Released on August 21, 1997
Stand by Me Interpolations
All the Young Dudes by Mott the Hoople
Stand by Me Covers
Stand by Me by The Flying Pickets
Track listings
- “Stand by Me”
- “(I Got) The Fever”
UK CD single (CRESCD 278)
- “Stand by Me”
- “(I Got) The Fever”
- “My Sister Lover”
- “Going Nowhere”
UK 12-inch single (CRE 278T)
- A1. “Stand by Me”
- B1. “(I Got) The Fever”
- B2. “My Sister Lover”
スポンサーリンク

