【I’m Going Home】Tim Curry and Richard O’Brien 和訳 解説 ティム・カリーよ永遠に!

ティム・カリー Tim Curryが亡くなった。ティムの映画を見てきて育ったと言っても良いくらい、彼の演技力の素晴らしさに釘付けになり惚れていたから、訃報を聞きショックを受け、力が抜けてしまった。

どんな役柄も魅力的に演じられる人はいない。たとえ真っ赤な悪魔だろうとITの怪物だろうとTimが演じると善悪を超越した生命体になってしまう。

あのギョロッとした大きなお目目を見れないなんてつらすぎる。

あの歌声を低くて艶っぽい声をもう聞けないなんてこの世はなんてつまらないのだろう。

悲し過ぎて気持ちをどこかへも落とし込めない…だから追悼の意味をこめて、ティム・カリーの代表作の1つであり、このブログで何回も取り上げてきた『ロッキー・ホラー・ショー』の曲をまた取り上げて解説しますね。

Lyraと一緒にTim Curryのフランクフルターに酔いしれましょう。

今日Lyraが和訳&解説するのは、アメリカ合衆国 20世紀フォックス配給の1975年製作の映画『ロッキー・ホラー・ショー』の中で使われた一曲【I’m Going Home】 。

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ルー・アドラーとマイケル・ホワイトが製作し、ジム・シャーマンが監督したミュージカル・コメディ映画です。

*映画についてはこちら→【ロッキーホラーショー】Trivia あらすじ 感想 The Rocky Horror Picture Show の真実!

そしてこの映画の主演がイングランド、ウォリンドン出身の俳優Tim Curry ティム・カリー(本名:Timothy James Curry, 1946年4月19日 – 2026年8月25日)。

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詳しい解説は、LyraのHipな和訳の後にまたお話しましょう!

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=I’m Going Home=

 

[Frank-N-Furter & Ensemble]

On the day I went away (Goodbye)

Was all I had to say (Now I)

I want to come again and stay (Oh my, my)

Smile, and that will mean I may

 

旅立つその日(さよなら)

それしか言えなかったわ(今、私は)

また戻って

ここにいたいの(ああ、本当に)

微笑んで。

そうすれば

それが「いいよ」の合図になるから

 

[Chorus: Frank-N-Furter & Ensemble]

‘Cause I’ve seen, oh, blue skies

Through the tears in my eyes

And I realise

I’m going home (I’m going home)

 

だって目に浮かぶの

涙越しに

青い空を見たから

そして気づいたのよ

アタシは家に帰るんだって

(家に帰るんだ)

 

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[Frank-N-Furter & Ensemble]

Everywhere it’s been the same (Feeling)

Like I’m outside in the rain (Wheeling)

Free, to try and find a game (Dealing)

Cards for sorrow, cards for pain

どこへ行ったって

同じ感覚(感覚ね)

まるで雨の中にいるような(道の良し悪しね)

自由に

勝負の場を探し求め(取引きよね)

悲しみのカード

痛みのカードを配りながら

 

[Chorus: Frank-N-Furter & Ensemble]

‘Cause I’ve seen, oh, blue skies

Through the tears in my eyes

And I realise

I’m going home (I’m going home)

[Outro: Frank-N-Furter & Ensemble]

I’m going home

I’m going home

I’m going home

 

だって、目に浮かぶわ

涙越しに

ああ、青い空が見えたから

そして気づいたのよ

アタシは家に帰るんだって

(家に帰るんだ)

 

アタシは家に帰るの

アタシは家に帰るの

アタシは家に帰るわ

 

Writer Richard O’Brien

Translator: Lyra Sky 和訳

ロッキーホラーショーの曲は、ノリノリのロックンロールだったり、コミカルで踊れる曲がほとんどですが、この曲は、ラストの曲と合わせて劇中では例外なバラード。しっとり歌い上げるティム・カリーの美声が際立つ曲です。

ロッキーホラーショーとは

『ロッキー・ホラー・ショー』は、ルー・アドラーとマイケル・ホワイトが製作し、ジム・シャーマンが監督、20世紀フォックスが配給した1975年のミュージカル・コメディ映画です。

本作は、リチャード・オブライエンが脚本・作詞・作曲を手がけた1973年の舞台ミュージカル『ロッキー・ホラー・ショー』を原作としています。

Lyraは、リチャード・オブライエンの歌声が好きで、幼少期にこの映画を見て、彼の曲がロック色が強いこともあり全ての曲に夢中になりました。

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脚本はシャーマンとオブライエンが共同執筆し、オブライエンはリフ・ラフという脇役も演じていて、このリフ・ラフがティムカリーが演じるDr.フランクフルターとやりとりしたり、ダンスをしながら彼と歌を歌う掛け合いが好きなんです。

この作品は、1930年代から1960年代初頭にかけてのSF映画やホラー映画といったB級映画へのオマージュとなっています。

出演は、本作が映画デビュー作となるティム・カリーのほか、スーザン・サランドン、バリー・ボストウィックらです。

ナレーションはチャールズ・グレイが担当し、ネル・キャンベルやパトリシア・クインといった、ロイヤル・コート・シアター、ロキシー・シアター、ベラスコ・シアターでの舞台版オリジナル・キャストも出演しています。

【I’m Going Home】について

Tim Curry & Richard O’Brien の掛け合いが映画バージョンで良い味を出しています。
ミュージカルは、フランクルター博士とその仲間たちが複数で歌うので少し違うのが映画ヴァージョンであり、リプラフラ好きには魅力がよりUPした感じ。

先ほど書いたように【I’m Going Home】は、フランク・N・フルター博士(ティム・カリー)が歌うバラード曲です。

この曲の中でフランクは、リフ・ラフとマジェンタに対し、自身の行動について説明している…というか言い訳しているのです。

誰にも真意を理解してもらえない苦悩を吐露して同情して欲しいのです。ナルシストなフランクフルターらしい行動ですね。

そして、故郷である惑星トランスセクシャルへ帰り、そこで永遠に暮らしたいという願いを歌い上げ、二人の心を動かそうとします。

2人は、同情するどころか呆れています。

 

「早よ、終わってくれ」とばかりに大あくびをしてるくらい。

それに対して自己憐憫に酔いしれるフランクフルターの姿には笑ってしまいますね。

【ロッキーホラーショー】Trivia あらすじ 感想 The Rocky Horror Picture Show の真実!

 

'Cause I've seen, oh, blue skies

Through the tears in my eyes

フランクフルターは辛く悲しい時期を経験してきましたが、彼には常に希望がありました。

だからこそフランクは、事態が自分の思い通りに運ぶ可能性がまだ残されていると期待しているのです。

Everywhere it's been the same (Feeling)

Like I'm outside in the rain (Wheeling)

 

自信満々な様子とは裏腹に、フランクは、トランシルバニアにも地球にも、本当の意味では居場所がない。孤独な人間なのです。

 

Cards for sorrow, cards for pain

この部分で、観客はトランプを投げます。知らない人もいると思いますが、この【ロッキーホラーショー】は、参加型映画。

Lyraもロッキーホラーショーを映画館で観る時は、ライターや水鉄砲、傘などで一緒にやったり、ダンスを踊ってきました。めちゃ楽しかったです。

まとめ

【I’m Going Home】は、フランクが通路を歩きながら、目に見えない観衆に向かって手を振るが視覚的に美しく、なおかつ自分でライトをセッティングしたり小道具を出しながら歌うフランクフルター博士がコミカルで、笑ってしまう不思議な曲なのです。

自己愛が強すぎるフランクフルターらしい曲なのです。

それをただのナルシストのバイセクシャルとして演じるのではなく、悲しみや苦労を沢山してきた苦労人としても演じてしまえるティム・カリーが凄いと思っています。

ティム・カリーは、2026年8月25日に逝去しました。享年80歳でした。

まさに、彼は「家」へと帰っていったのです。

フランクフルターのラストを飾る素晴らしい曲です。

フランクが通路を歩きながら、目に見えない観衆に向かって手を振る場面は、彼の1人舞台、人生というリサイタルの花道を通り帰っていく、これが演技したがりのフランクフルターらしい最後なのです。

演劇人のラストみたい。

才能溢れるTim Curryそのものです。

フランクフルターが亡くなったあと、リフラフとマジェンダの計らいで、いのちからがら脱出出来たブラッド、ジャネット、スコットの3人は混乱状態で地べたを這いずり回ります。

ラストに登場した犯罪学者が、「人類は地球の表面を這う昆虫に過ぎず、『時間と空間を失い、そして意味を失った』と明言して映画は幕を閉じます。

良い意味でも悪い意味でもそれは真実であり、だからこそ、己を過信せずに媚び諂うことなく自分たちだけが正しいと驕らずに生きていくべきだと思います。

映画に描かれてる教訓を胸に生きていこう、フランクフルターが身をもって教えてくれたと信じています。

ありがとう、フランクフルター博士。

ありがとう、Tim Curry、あなたの演技は本物でした。これからもあなたの映画を見て、あなたの声を聞き続けます。

 

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The Rocky Horror Picture Show is a 1975 musical comedy film produced by Lou Adler and Michael White, directed by Jim Sharman, and distributed by 20th Century Fox. The film is based on the 1973 musical stage production The Rocky Horror Show, with music, book, and lyrics by Richard O’Brien. The screenplay was written by Sharman and O’Brien, with O’Brien also playing the supporting role Riff Raff. The production is a tribute to the science fiction and horror B movies of the 1930s through to the early 1960s. The film stars Tim Curry (in his film debut), Susan Sarandon, and Barry Bostwick. It is narrated by Charles Gray, with cast members from the original Royal Court Theatre, Roxy Theatre, and Belasco Theatre productions, including Nell Campbell and Patricia Quinn.

“I’m Going Home” is a song sung by Dr. Frank-N-Furter (Tim Curry). In the song Frank explains his actions and laments how misunderstood he is to Riff-Raff and Magenta. He tries to win them over by singing about how he wishes to return to and stay on his home planet of Transsexual forever.

Producer Lou Adler
Writer Richard O’Brien
Recorded At A&M Studios

Credits

Released on August 14, 1975
Producer Richard Hartley
Writer Richard O’Brien
Mixing Engineer
Keith Grant & Phil Chapman
Arranger
Richard Hartley
Music Director
Richard Hartley
Saxophone
Phil Kenzie
Keyboards
John Rabbit Bundrick & Richard Hartley
Bass Guitar
Dave Wintour
Electric Guitar
Count Ian Blair
Drums
B.J. Wilson
Lead Vocals Tim Curry
I’m Going Home Covers
I’m Going Home by Laverne Cox

 

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