前回第8話は、大好きなEvanがキノコ頭のジャンキーで悪魔崇拝の「人間終わってます」なエンジニア役で登場してLyraはウキウキ。
しかーし!
最終話をあと1話に控えて、話しがいきなりスピードアップするからのんびり彼の変態さに酔ってなどいられませんぜ、兄貴。
頭がおかしい人間ばかり登場してアホか?と思うけれど、見ていてふと気がついた、、、
「人類の滅亡って本気でこんな風に作られるのよ」と。
今日Lyraがレビューするドラマは【American Horror Story Season8 : Apocalypse アメリカンホラーストーリー、シーズン8:黙示録】の第9話です。
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先週、協力者が全て死に、愛するミリアムまで魔女達に処刑され失意のどん底にいたマイケル・ラングドン。
悪魔の子なのに何も決定できない彼は、導かれるように悪魔崇拝の教会に入り、そこで知り合った老婆のおかげで、彼女の秘密のネットワークの一部であったテック社を訪れ、そこでMashroom Hairの2人組に出会いました。
悪魔崇拝で魂も売っていた彼らのお陰で、愛するミリアムそっくりで、尚且つ戦闘力も搭載した高性能アンドロイドを作って貰ったマイケル。
今回の第9話は、マイケルが悪魔の子として動き出します。
そして彼を倒し人類と自分達の存続をかけて魔女団も始動。
どちらが勝つか?
この世界は一体どうなってしまうのか?
Lyraが丸っとレビュー&解説しちゃいますよお。
その前に先ずは、詳しいあらすじを紹介しますね。
その後に又お話しましょう!
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*前回の第8話はこちらから ↓ 【アメリカンホラーストーリー シーズン8】第8話ネタバレ感想 「オタク・エンジニア Ryan Reynolds ラブ」の巻、あらすじ
* Lyraのブログはネタバレ全開!詳しい内容を知りたくない方は、あらすじ後の【Lyraの感想】と☆ツッコミPoint☆を読んでくださいねん。
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=Episode9 “Fire and Reign 第9話「破滅の創造者」=
ジェフは朝からイライラしながらパソコンに向かって仕事中。
「コーヒーがまずい」「信号が青なのに止まってる奴いるし、WIFIは繋がるのに5分もかかるし、この世界は何も機能してない!」と怒りまくり、相棒のマットに当たり散らす。
マット「お前がイラついてるのはマイケルのことなんだろ?」
ジェフ「あいつが本当に悪魔の子か怪しいもんだぜ。あいつがいうことって言ったら「次はどうしたら良いんだ?」だぜ?マジかよ。こんな世界、一度終わらせてやり直させないとダメだって!」と力説し、コーヒーを壁に投げつけた。
マット「やめろよ、悪魔の子には敬意を払うべきだろう」と小声になるマット。
そこへ、秘書のウィルミナ・ヴェナブルがやって来て次回の会議予定を告げるが「分かったよ」と素っ気ない態度の2人に、日頃の鬱憤が溜まっていたこともあり、柔らかな物言いで、もっと自分に敬意を払うように頼みだす。
だが、2人は敬意を払って接していると言い、この前のジェットで出かけた時にいたエスコートの女の子達が良かったから又、エスコート会社に頼んでくれ、と言う。
ウィルミナ「私は貴方達の為に貢献してきましたわ。それこそ、身も心も捧げて、、、家族や友人達を無視してまでも貴方達に尽くしてきたのに、こんな扱いを受けるならば、私は出ていきます。もう、辞めるわ。」
そう言うと止めるマットの話も聞かずに部屋から出ていった。
マット「ヤバイぜ、彼女やめちまうぜ」
ジェフ「彼女のお陰で、良いアイディアが浮かんだぞ!地球の終末計画さ」とニヤッと笑うと、2人で世界を破滅させる計画を立て始めてしまった。
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その頃、魔女の学校では、次期シュープリーム(魔女の長、つまりリーダー) になる予定のマロリーが、死んだ小鳥を生き返らせようとしていた。それを他の生徒達も応援している。
そこへ、現シュープリームのコーデリアとマートルが入って来た。
コーデリア「偉いわ、でも、生き返らせるにはまだ修行を積みのよ」
マートル「まだ、力が強くないせいね。強化するには、小脳が影響しているのよ。」とアドバイス。
2人のアドバイスを忠実に行おうと頑張るマロリー。
魔女が全員揃った為に、隣の部屋では生徒たちがマントラを唱え始めていた。
クイニーが大きなテーブルに座る生徒たち一人一人に、マントラの呪文が書かれた紙を手渡しゾーイが説明をしていく。
ゾーイ「私達がお手本で唱えるから、みんなも大きな声で言ってね。これは、悪いものや邪悪な物を寄せ付けない力があるのよ」と、自分たちが襲われるのか、と不安がる生徒達に説明した。
大きな声でマントラを唱える生徒たち。
そこへ、どこからともなくブードゥー教の術師クィーンが現れた。
マントラで、結界が張られている学校内には侵入出来ない。
だから、血や生き物で呪いを始め出し「我々をこの中へ入らせよ」と数回唱えると、魔女の学校の扉が開く。
すると、悪魔の子マイケルラングドンと、その右腕であり母代わりのミリアム・ミード(アンドロイド)がやって来た。
ブードゥークィーン「どう?私の力は最強よ、ちゃんとお代は払ってよね」
マイケル「大丈夫だよ、父に伝えておくから。君はこれで13回分のトークショウが出来るぞ!」と笑って学校内へ入って行った。
マイケル「なあ、これからどうするか話し合わないといけないですね」とマントラを唱えている部屋に入って来たため、魔女達は驚いてしまう。
危険を感じたゾーイが魔術で、今まで皆が使っていたグラスを一瞬にして砕き、全てをマイケルへと飛ばした。
だが、マイケルの力が強過ぎて跳ね返されてしまう。
ババババッと音がしたかと思うと真正面に座っていた女優をやっているバブルズに刺さってしまい、死んでしまう。
他の魔女達もガラスの餌食にあい、流血して倒れてしまう。
反撃しようとするとミリアムが現れたため、クイニーは驚き「何でミードが生きてんのよ!」と叫ぶと、ミリアムが左手を外してライフルになっているアンドロイドの腕を構えたため、阻止するためにクイニーは自らの喉を掻っ切る。
すると、クイニーが切った位置と同じ場所のミリアムの喉にも切り傷が浮き出て来て流血し出した。
自分の喉が切れてしまってびっくりするミリアムだが、構えたライフルの腕を上げてクイニーに発砲し、彼女を殺してしまった。
隣の部屋の惨劇を知りマロリーは、「皆んなを助けに行かないと!」とドアを開けようと走り出すが、コーデリアとマートルが止める。
「貴方はまだ力が完全ではないから、助けに行ったら殺されるわ。私が貴方を守るから逃げましょう、いいわね」と言うと、マートル達をつれて脱出。
マイケルが意気揚々として、魔女達を殺した部屋のとなりに入って行くと、もぬけの殻に。
消えたコーデリア(マロリー、マートル、マディソン)に、腹を立てるマイケル。
それをなだめるミリアム。
だが、その2人の様子をテック社のエンジニアの2人、ジェフとマットが監視していた。
2人はどうやら、マイケルには内緒でミリアムの両目にカメラを搭載させていて彼女の目を通して状況を把握できるようにしていたのだった。
オマケにパソコンで画面を見ながら、ミリアムの視点で見れるだけでなく、ミリアムの話す言葉も自分たちで指示できるようにしていたのだった。
マイケルは、ミリアムにこの先どうするかまた聞き出す。
ミリアム「マイケル、落ちついて奴らをやっつけるなんて簡単なことよ。でも、もっと他にやることがあるんじゃないの?世界を破滅に向かわせるんじゃないの?貴方のアイディアは何かない?」と聞くミリアム(というか、パソコンで台詞を打ち込んでいくジェフ達)。
ジェフ「なんかさえねーな。(マイケルの)髪型がひどいからか!」とパソコン画面に映るマイケルの悪口を言う。
マイケル「だったら、これはどう?僕が大統領になって、悪の世界にするとか」
マット「はあ?何言ってんだこいつ?」とパソコン画面に向かって話すマットに、
ジェフ「いや、俺にはコイツの言いたいことがわかるよ」とミリアムに話させるセリフをキーボードに打ち込んで行くジェフ。
ミリアム「マイケル、、、貴方それオーメン3の真似をしようとしてるんじゃない?変な知識を得てしまって困るわ。良いアイディアがないならば、エンジニアの2人に聞いてみたらどうかしら?何が良いアイディアがあるかも」と言うと
マイケル「アイツら、ただのコカイン漬けのオタクだろ?」と答える。
ジェフ、マット「オッと、言うねぇ」と嫌な顔をしながら、ジェフはミリアムにセリフを与える。
ミリアム「そうだけど、彼らは頭がいいから何か計画を思いつくかもよ、、、それに2人ともカッコイイし」とわざと付け足してミリアムに言わせるジェフに、マットが喜ぶ。
マイケル「わかったよ、君が言うなら会いに行こう」
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会いに来たマイケルに一枚の紙を見せるジェフ達。
マイケル「プーチン、クリントン、金正恩、、てなんだこれは?」
ジェフ「そこに書かれている100人は、有力者達ばかりで『共同体』と呼ばれるある組織に属しているんだ。そのリストだよ。」
マット「その共同体とはコードネームであって、本当の名前は『イルミナティ』と言うんだ」
ジェフ「そいつらが、この世の金や芸術や経済を回してるんだよ。で、そのリストの奴ら全員が悪魔に魂を売ってるんだよ。それに、そいつら全員悪魔を待ち望んでいた奴らさ。いわば君の軍隊だよ。だから、そいつらを使って70億人を路頭に迷わせさえすりゃ良いんだ。温暖化、大虐殺、ちょっと壊せば全て自然と広がって行くぜ。魔術なんかより数学の方が完全なる魔術だよ」
マイケル「で、次は?」と冷静に踏ん反り返って、、、でもアイディアを聞く。
ジェフ「だから、君がイルミナティに会いに行って、世界破滅計画を話すんだよ。で、世界を壊すには防御システムを刺激すりゃ良い。ロシアかなんかを焚きつけて核爆弾のボタンを押させるだろ?そうすりゃ相手国の防御システムが作動して反撃するための爆弾が、ボタンを押す奴がいなくても自動で作動するわけさ。だから、核爆弾のボタンを押す奴が3人居りゃ良いんだ。3人がボタンを押せば、『ボン!』だぜ。」
マット「ボン!だ」とコカインを吸いながら説明している2人にマイケルは尋ねる。
マイケル「それやったら魔女達を殺せる?」
ジェフ「ま、まあ、殺せるな。大虐殺起きるんだから」
マット「そ、そうだよな、1000年の大虐殺だよ。あんたヨハネの黙示録読んだか?」と聖書をボンと渡す。
ジェフ「大虐殺が起きてこの世は破滅する」
マイケルは黙ったまま、ニヤッと笑った。
避難してきた魔女達は、今、沼地にある小屋にいた。
マロリー「ここにいて大丈夫なのかしら?」
マートル「この沼地は誰にも知られていないから誰も来れないわ。知っているのは他にミスティだけ。彼女は今スティーヴィー といるから。」
話している彼女達の前には、ベッドに横たわるコーデリアが寝ていた。
だが、彼女は寝ているのではなく、殺された魔女達を助けに冥界へ向かっていたのだ。
コーデリアは、冥界にある魔女の学校へ向かう。
無残に撃たれ殺された生徒達の中を歩いて行くコーデリアは、床に倒れ死んでいる生徒の1人を生き帰らせようと跪き呪文を唱えた。
が、その生徒は目覚めず、逆に溶けて消えてしまう。
「え、嫌よ、何故?」と言うコーデリア。
もう1人にも生き返らせようとするが、また消えてしまう。
泣き叫ぶコーデリア。
皆が苦しむコーデリアを起こそうと話しかけ、コーデリアは叫びながら目を覚ました。
「いやー!」
マートル「大丈夫?連れもどせなかったの?」
コーデリア「生き帰らせようとしたわ。そうしたら消えて居なくなってしまったのよ!何故?何故よ!」
マディソン「あっ、私、言うの忘れてたわ、、、」
コーデリア「何?何を忘れていたのよ?」と起き上がるコーデリア。
マディソン「マイケルのあの幽霊屋敷に行った時に彼の能力を知ったの。彼は殺した者の魂を消せるのよ。生きてるわけでもなく、死んで天国に行くのでもなく、どこにも行けず彷徨うのでもない、、、消してしまうのよ。」
コーデリアは、マディソンの頬を平手打ちした。
「何で?何で言わなかったのよ!」と叫んだ。
マディソン「だから、奴は悪魔の子だって言ったじゃないの!」
マートル「やめなさい、2人とも。もう生徒達は、消えてしまったのだから」
それを聞いて泣き崩れるコーデリアは何か皆を生き返らせる方法があるはずだと話す。
マロリー「あるかも、、、」
皆がマロリーを見つめた。
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マートルが古い文献を開く。
そこには、危険な魔術の方法が沢山書かれている。
マートル「この中に時を変える方法が書かれているの。でも、今まで成功した魔女の記録はないわ」
コーデリア「時を変えられるのよ、だから、歴史を変えられるの」
マディソン「何?この子が時間を旅するってこと?」
マートル「私もこんなの作り話だと思っていたわ、でも、マロリーは死んだ鹿を生き返らせ、しかも若返らせたのよ。」
コーデリア「過去を変えられるならば、魔女団のみんなを生き返らせるのよ」
マロリー「やるわ、皆んなを助け出すために。」
マートル「ただ一つ問題が。この魔術を成功させた魔女がいないだけでなく、試みて失敗した者は、死んでいるのよ」
コーデリアは1918年のシベリアで起きた事件の話をし始めた。
敵国に侵入されたある政治家の家族が、深夜に軍の者達に襲われたのだ。
その政治家の何人かいる子供の中にアナスタシアと言う少女がいて、家族は知らなかったが、彼女は魔女であった。
娘達を守ろうとした政治家が前の方で軍隊の男たちに責められている中、1人後方でアナスタシアは地べたに座り込み、首から下がるネックレスを握りながら呪文を呟きだした。
すると襲われそうになっている父親と軍隊の間に紫色の煙が湧き出てきた。
気味悪がる軍の男達。
その1人が構えていた銃を発泡する。
が、直ぐ目の前にいる政治家には当たらず、紫色の煙がバリアになって跳ね返った。
だが、気を取られた隙に、アナスタシアが呪文を中断すると煙は直ぐに消えてしまい、また軍の男が発砲。
父親である政治家の胸や腹にあたり死んでしまった。
結局、呪文を唱えるも父親の死や家族を撃たれていくためにアナスタシアは呪文を続けても力を発揮出来ずに、自らも撃たれて死んでしまった。
コーデリアは話し終えると、「予行練習がてらこの少女達を救って来なさい」とマロリーに指示し、アナスタシアが首から下げていたネックレスのペンダントヘッドを渡した。
マロリーは、マートルが用意した薬草が入った湯がはってある浴槽に入り、マートル達が唱える呪文の中で、過去へとタイムスリップした。
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タイムスリップした先は、アナスタシアが父親を助けようとネックレスを握り、呪文を唱えだした時だった。
いきなり現れたマロリーにびっくりするアナスタシア。
マロリー「怖がらないで、助けに来たのよ。私の手を取って」と話すと、2人でアナスタシアのネックレスの飾りを握りながら呪文を唱え始めた。
<我々に対する脅威を取り除きたまえ>
繰り返していくたびに紫色の煙が広がり、軍人が何発も発砲したが、全て跳ね返って父親も家族も無事だ。
マロリー「いいわ、さあ、皆んなでここから逃げ出すのよ」
そう言って立ち上がり、皆で脱出しようとした時、マロリーの身体が薄くなって行く。
マロリー「え、なんで?」そう言っているうちにマロリーの身体が薄くなっていき、バリアをしていた煙が消えてしまう。
と、同時に軍人達が煙が消えた為に前進して来て発砲。
父親も家族も殺されて行く。
マロリー「いやー、やめてー!」と叫びアナスタシアを庇おうとするが、マロリーの体は消えて行き、アナスタシアは発砲されて死んでしまう。
マロリー「いやー!」と絶叫しながら湯船から起き上がると、マロリーの両目から血が流れ出ていた。
マロリー「呪文が効かなくなったの。私が消えなければ上手く行っていたのに!」
コーデリア「大丈夫よ、上出来よ。あなたは生還したのだから!」
コーデリアはマロリーを慰める。
だが、マートルと2人きりになると弱気な自分を見せた。
「母親のようになりたくわない。魔女団を大切に思わず私利私欲に走り、フィオナと一緒になって魔女達とは別の道に走ったのが憎い」と言うコーデリア。
そして自分が同じ立場になったのに、マロリーに引き継ぐ覚悟がないと泣く。
「私が母みたいになったら戒めてくれない?それに、早く私が死んでマロリーに力を引き継げば悪魔を倒せるかも」
マートル「貴方がいないと導く者がいなくなり困るわ。だから奴を倒せないならまだ直ぐじゃなくて良いのよ。時間を稼ぐのは?」と提案し、2人でジョンヘンリーに力を仰ぎ、男子校の教師達の力を借りてマイケルが実行出来ないように引き延ばすのを頼みに男子校の魔術学校に赴いた。
コーデリアとマートルが男子校を尋ねると誰も出迎えに来ない。
不思議がる2人が奥へと校内を進むと、フロアに教師や生徒達が殺されており、手をちぎられたりして丸い円を描くようにしたいが並べられていた。
その死体が並べられた形は、悪魔と交信するときに描かれる五芒星を形どっていた。
その中には協力してくれたビホードもいた。
テック社に嫌気がさしたウィルミナは、私物を段ボールに入れて出て行く準備をしている。
そこにマッシュルーム2人組が近づいて来た。
ジェフ「ねー、イルミナティって知ってる?」とウィルミナに聞く。
ウィルミナ「ふざけたTV番組で見たわ。秘密結社よね?何、まさかそれが貴方達が言っている共同体ってこと?」と不審そうに聞いた。
ジェフ「そうだよ。君を助けてやるよ。責任ある地位につきたいってずっと言ってたよね?仕事をやるよ。君には艦長になってもらう。Outpost って所のだ。」
信じないし、そんな変な仕事は嫌だと言うウィルミナに、ジェフは、これから人類滅亡計画にはいるから人類は破滅するから、避難所のOutpostで高い地位につきながら避難して生活出来るのは、死なないで済むことにもなると説明。
ジェフ「そこでは、君が一番偉いんだよ。法も国もない。君が好きなようにして好きなように規則を立ててやれば良いんだぜ?誰も君を止めないし、管理上手な君が適任さ」と説得するジェフ。
いつしかウィルミナの顔は、晴れやかな笑みで一杯になっていた。
共同体に会いに来たマイケルは落ちつかない。
マイケル「変な奴らが多いね。人類の0.1%を占める富裕層は皆んなフランネルシャツを着るのかい?」と腕を組んで歩くミリアムに話すマイケル。
ミリアム「ふふふ。彼らはこんな普段着でも輝いてるって言いたいのよ」と笑うが、マイケルは、落ちつかなくてこんなのは嫌だと愚痴り出す。
ミリアム「しっかりしなさい、マイケル。私たちは困難に耐えてここまで来たんでしょ?アイツらは真の偉大な存在である悪魔の子に会うと怯えているくらいよ。貴方は父の子なのだから目的を果たすの」と注意すると、マイケルもその気になった。
マイケル「世界の指導者の諸君、メディア王の諸君、君たちが噂で聞いて来た悪魔の子が、私マイケル・ラングドンである。今や世界は貧困、飢え、戦争、欲でもはや制御不可能になっている。ならばこの世界を破壊し新しい物に一掃すべきだ。つまり終末を作る日が来たのだ。」と言うと、真っ黒な壁に床にテーブル、椅子の部屋に座る黒い服を着て黒いヘルメットを被った共同体のメンバーはどよめいた。
マイケル「ここにいる諸君は我が父に対価を払って欲望を達成したのではないか?ならば、対価を払う日が来たのだ。私の言葉ら父の言葉だ。」と話している間に、ミリアムは、手際よく黒いファイルを皆に配って行く。
マイケル「世界の終末が来る前に避難する場所を作らなければならない。人類が滅亡するが、何も君たちの家族まで死ぬ必要はないのだ。これから建設する高級な核シェルターに避難するのだ。ニュージーランドやボラボラ島がするか、Texasの地下に20人避難できる場所を作っても良い。その避難基地に入れる者は1億ドル払って入所するのだ。つまり高級核シェルターに相応しい者だけが選ばれるのだ。では、6ページの1章『基地の建設について』を開いてくれたまえ」
そうマイケルが言うと、静かな真っ黒な会議室にページをめくる音だけが鳴り響いた、、、。
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= Lyraの感想 =
Lyraの予想がまた当たったねー。
世界滅亡計画は、やはりあのキノコ頭たち、と言うかJeff が🍄 決めたことだったのだ!
それもジェフのイライラが元だと言う、、、「どんだけ、くだらない理由なのー! 」と呆れてしまう。
でも、人類の歴史からしたら、こんな下らない理由や、独裁者のワガママみたいな主観的な想いから戦争が起きたのよね。
ヒットラーも貧しい幼少期にユダヤ人にされた仕打ちから恨み持って迫害したし、たったひとりの人間のエゴから生まれる人類の滅亡って、下らなすぎて吐きそうになる。
だから、下らない、あり得ない、と投げ捨てられない事象なんだよ、この【American Horror Story : Apocalypse】はね。
毎回見ていると真実味を持たせるためだろう、必ず現代の有名人の名前や、流行りのものを出してくる。
今回はイルミナティ。
このイルミナティは、実際にある(と言われている)何百年と続いてきた秘密結社で、毎度会話に出していたジェフとマットの共同体の実際の名前で、共同体と言っていたのはイメージ戦略から呼び名を変えてみた、と言うのだから、まさに某団体と似ていてゾーッとしてしまったよ。
しかし、このEvan Peters 演じるジェフって実際にいそうでキモい。
頭は良いのかもしれないが、考えが幼稚で自分勝手過ぎ。
世界が狭いのだろう。薬で脳みそ溶けてしまってるのもあるだろうけれど、自分の半径数メートルの中だけの世界しか見ていなくて不平しか言わない。
頭が良いのだから、もっと広い世界を見るようにすれば、あんな闇を抱えずに済んだであろう。
そして、あのパワーを良いものに使えたのに、と悔やまれるわ。
あのパワーと知識があればノーベル賞ものの新薬の解説や発明ができたのにね。
そして、彼にとっては悪魔の子マイケルは、怖くないのだ、自分が悪魔の子くらいに思っていそう。
相方のマットは、悪魔の子マイケルの存在にびびっていて少し冷静。
だからマットがジェフを止めれば良いのに、、、頭が悪いのか?それは思いつかないと言う、、、実際の人間の力関係を見てるようで何とも言えない闇を見たわ。
ドヨーン。
でも、それをマッシュルームヘアや、おかしなドジ行動やセリフで笑わせてくれるのが、本作シーズン8の面白い特徴。
そして、突っ込みどころでもあるのよね。
早速、毎週恒例の☆LyraのツッコミPoint☆ に行ってみよう!
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☆ LyraのツッコミPoint ☆
① 芸人 Jeff ジェフ →
ストロベリーカラーのマッシュルームヘアってだけでも、笑えるエンジニアのJeff。
Matがツッコミと言えなくもないけれど彼は存在感がない。
Jeffの言いなりなのよね。一応意見は「悪魔の子だから敬意を這えよ」とか言ってるけれど、全くと言ってJeffに相槌打ってるだけ。あとは、笑っている。
Jeffが笑かしちゃうのもある。
今回笑ったのはJeffが「マイケルって悪魔の子だって言ってるけど、怪しいもんだぜ?『次はどうするんだよ?』しか話さないじゃん、何だよ、あれ」って所。
Jeff役のEvan がMichael の真似してるんだけど、顔をベローンと縦長に伸ばして喋り方を真似してるの、、、てことは、EvanがMichael 役のCody Fern コーディ・ファーンを真似してるってことでしょ?
もうLyra ブッ!て飲んでたジュース出しそうになっちゃったよ。
あれ見てたら「Evanって Cody の真似いつも真似してるのか?」と想像してしまって再度むせた(笑)。
それにマイケルがまた「どうしたら良いんだよ、又、魔女に逃げられたあ〜」とミリアムに愚痴っている時に、カメラ(ミリアムの目玉に仕込んだカメラ)で2人の会話を監視しているJeffが、「マイケルの髪型が酷いな」って言うのも大爆笑!
貴方、自分の髪型見たことないんかい!
あちこちに笑いを入れてくるから今シーズンは、いつもとは違ったAmerican Horrorを楽しめて最高よ。
②Voo Dooの方が魔女より強いのか? →
どうやら、その疑惑濃厚。
災いを寄せ付けないという呪文を魔女全員で唱えている最中に、ブードゥー教のクイーンが魔女団の学校へ入れたでしょ。
前にもコーデリアがマイケルを冥界へ閉じ込めようと考えた時に助けを求めたのも、このブードゥークィーンで、地獄の門の門番で鍵を持っているパパグアを呼び出してもらったしね。
これを指摘したら、魔女団が可哀想だけど魔女がブードゥークイーンに頼んだ時点で弱いって証拠。
それを知っていたのだろうか?
マイケルは、クイーンの副業であるニュースやトークショーの番組を13回分放送ささせるのと引き換えに、魔女の建物に入れるようにして貰ったのだから、やはりブードゥー教強し!
ただね、「マイケル、本当に悪魔の子なの〜?」て疑いたくなるよ。
ジェフじゃないけど怪しいってツッコミ入れたくなるわ。
悪魔の子なら自力でドア開けなさい。
③詰めが甘い魔女団、特にMadison マディソン →
頑張って魔女団!
応援してるのに、何だか詰めが甘すぎる。
先週の冒頭で、ミリアムを火あぶりにされて泣き崩れているマイケルを、悪魔なんだからやっつけないといけないのに「道はあるわ。」と助けようとしたり、話し合ってみようとしたり、、、貴方、人類破滅してしまいますわよ。
そのくせ、打倒マイケルとして彼に「バレないように予行練習」と評して、大切な次期シュープリームであるマロリーに危険なタイムスリップさせるし、もう何なの?
人数では勝っていたのに、力不足だったのか、ゾーイがマイケルを殺そうと放ったガラスを跳ね返されてしまい、主要メンバーがほぼ全滅。
可哀想過ぎる。
おまけに、残った魔女のマディソンが「マイケルは殺した相手の魂を消してしまえる」というのをコーデリア達に報告するのを忘れていたなんて、もう、やばくない?
マディソン「しまった、言うの忘れてた」はないでしょう?
そりゃ、コーデリアに殴られて当たり前よね。魔女達が全滅しかけているのだから。
魔女団がいなくなったら、この世を救う存在がなくなってしまう。
最終回は絶対に失敗しないで欲しい。
希望がなくなってしまう。
そんなの嫌よ。
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④ ビホード死亡 →
オネェキャラが最高だったビホード。
Lyraが好きなマディソン役のEmmaとの息もピッタリで、第6話のような2人の珍道中をまた見たいと期待していたのに、、、。
マイケルに殺されたのか? 他の男子校の人間達の死体と一緒に無残にも切られて五芒星を構成していた。
*【アメリカンホラーストーリー シーズン8黙示録】第6話ネタバレ感想「オネェと傷心魔女の珍道中 in 地獄」あらすじ参照。
明るいキャラのビホードがいなくなって寂しくなる。
それに、全員男子校がやられたら魔女団が頼る人間がいなくなったことにもなる。
まさかのカウントダウンが始まったのか?
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⑤可哀想な女 ウィルミナ・ヴェナブル →
ウィルミナは真面目な秘書で、管理が上手で仕事を任せたらバッチリなできる女。
ならば、キノコ頭たちがヤバい奴らで、言うことを聞いてはダメだし、奴らについて行っては破滅すると言うのが判りそうなのに、身を呈してサポートしていると言う、、、何とも絵に描いたような哀れな人だ。
今回わかったけど、このテック社がバン一台で始まった時から、キノコ達に尽くしてきたらしい。
どうやら仕事だけでなく昔はご奉仕もしていたような、、、馬鹿だな。
一番嫌いなタイプだわー、こういう現実の自分の置かれた状況が分からない人。
早く悪人と別れれば良いものを、ステイタスか?又は昔のよしみで地位のあるポジションを貰えるとまだ信じているからか?
別れずに狂った彼らと共にいるのだから、彼女の未来はないと言っていい。
今回ジェフとマットがいつも話していた共同体がイルミナティと判り、退社する踏ん切りがついていたのを又やめて、彼らの言うことを聞いてしまう。
それもout post の署長(艦長)になると言うだけ。
それなのに人間たちを自分の言いなりにできるというだけなのに、喜んでやるのだから、征服欲と言う魔物に彼女も取り込まれてしまったのね。
悪魔ってこうやって近くにいて、すり寄って来るのよ。
一度捕まったら逃げられない。
ウィルミナは、未来が変わらない限り、あのOut post で死ぬことになるのだ。
いよいよ、来週の第10話で最終回です!
あと一回で果たして悪魔の子マイケルを倒せるの?
まさかの無間地獄で、第1話にくっつけて話がぐるぐる回るって言う『ドグラマグラ』状態にしないわよね!
と、Lyra の心配が当たるかはわからないけれど、来週の最終話【American Horror Story Season 8: Apocalypse アメリカンホラーストーリー、 シーズン8: 黙示録】第10話も楽しみにして見ましょう!
*来週の最終話【American Horror Story Season 8: Apocalypse アメリカンホラーストーリー、 シーズン8: 黙示録】第10話はこちら
また頑張って書くからお楽しみにしていてねっ。
また来週〜 ♪
See You Tomorrow !!
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