Johnの命日は、毎年NYが悲しみに包まれる。
日本でもJohnの命日だとTVNewsで流れるくらい。
こんなことは滅多にないだけに、いかにJohnが世界的に愛されているかがわかる。
どれだけの人が、この日を悲しむのだろうか?
The Beatlesをリアルタイムで楽しんで来た大人から、親が家で流すJohnの曲を聴いて育ったTeenagerからKidsまで、多くの人々がJohnを偲ぶ。
The BeatlesのBの字も、Johnのことも知らない人ですら、彼の曲はどこかで耳にしてる。絶対に。
確実に言い切れるそんなアーティスト、そうそういない。
SNSでは変な書き方してる人がいて気持ちが悪い。そんなことを一々書く必要はない。音楽を否定するな。
平和を愛して、自由のために行動を起こした素晴らしい人を讃えるべきだ。
ただ心でJohnが作った曲を感じ、頭の中で想い描くのだ。
私たちの明るい未来を。
そしてJohnが天国で安心していられるように、私達のこの手で、今より愛で溢れる世界を築くのだ。
John Lennon R.I.P.
今日は、Johnが再び始めようと、希望と愛で作り上げた曲達の中から愛の歌を和訳して、一緒にJohnを想おう。
今日Lyraが和訳&解説するのは、イングランド、マージーサイド、リヴァプール出身のシンガー・ソングライター、ギタリストのJohn Winston Ono Lennon ジョン・ウィンストン・オノ・レノン (1940年10月9日 – 1980年12月8日) 。
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イングランドの国民的はバンド、The Beatles ビートルズで、ヴォーカル&ギターを担当し、Lennon = McCartney レノン=マッカートニー名義で作詞作曲をした。
The Beatles 解散後は.ソロ・アーティストになり、主に小野洋子と共に活動した。
*John Lennonについては、こちらなど→ 和訳【John Lennon/ Imagine】解説 Live As One! 1つになろう
今日Lyraが和訳する曲は、1980年11月リリースのアルバム『Double Fantasy』にも収録されている1980年10月24日リリースの【(Just Like) Starting Over】。
詳しい解説は、LyraのHipな和訳の後に又お話しましょう!
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“(Just Like) Starting Over” is a song written and performed by John Lennon from the 1980 album, Double Fantasy. It was released as a single on 24 October 1980 in the United Kingdom and three days later in the United States, with Yoko Ono’s “Kiss Kiss Kiss” as the B-side. It reached number one in both the US and UK after Lennon was murdered on 8 December 1980. In 2013, Billboard Magazine ranked it as the 62nd biggest song of all time on the Billboard Hot 100 charts.
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=(Just Like) Starting Over=
Produced by John Lennon, Yoko Ono, and Jack Douglas; engineered by Lee DeCarlo and Jon Smith]
[Intro]
Our life together is so precious together
We have grown – we have grown
Although our love is still special
Let’s take a chance and fly away somewhere alone
[Verse 1]
It’s been so long since we took the time
No-one is to blame
I know time flies so quickly
But when I see you darling
It’s like we both are falling in love again
It’ll be just like starting over – starting over
[Verse 2]
Everyday we used to make it love
Why can’t we be making love nice and easy
It’s time to spread our wings and fly
Don’t let another day go by my love
It’ll be just like starting over – starting over
[Bridge]
Why don’t we take off alone
Take a trip somewhere far, far away
We’ll be together, all alone again
Like we used to in the early days
Well, well, darling
[Verse 1]
It’s been so long since we took the time
No-one is to blame
I know time flies so quickly
But when I see you darling
It’s like we both are falling in love again
It’ll be just like starting over – starting over
Look out
[Outro]
Our life together is so precious together
We have grown – we have grown
Although our love is still special
Let’s take our chance and fly away somewhere…
Starting over
僕らが一緒にいる人生は
2人にとって
と〜っても貴重なもの
僕らは成長しただろ?
僕らは成長したね
僕らの愛は
未だに特別
だけど
一か八かやってみようぜ
2人だけでどこかへ
飛び去ることを
僕らがゆっくり時間を育んできてから
ずいぶん長い時が過ぎたよね
誰のせいでもない
時が経つのが
とっても速すぎるだけさ
でも僕が君を見つめる時
ダーリン
僕たちまた
恋に落ちてるみたいだよ
それって
初めからやり直すみたいだ
最初からやり直そうぜ
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毎日僕たち
全てを
愛で埋め尽くしていたものさ
何故僕らは
愛を素敵で
容易いものに出来ないの?
そろそろ
僕ら羽を広げて
飛び立っても良いんじゃない?
僕らの愛のせいにして
引き伸ばしたりしないで
それって
初めからやり直すみたいだ
最初からやり直そうぜ
2人だけで離陸しよう
どこか遠くへ旅立とう
遥か彼方まで
僕たちは再び一緒になるんだよ
また2人だけでね
初めの頃の
僕たちみたいにさ
ねぇ
ねぇ
ダーリン
僕らがゆっくり時間を育んできてから
ずいぶん長い時が過ぎたよね
誰のせいでもない
時が経つのが
とっても速すぎるだけさ
でも僕が君を見つめる時
ダーリン
僕たちまた
恋に落ちてるみたいだよ
それって
初めからやり直すみたいだ
最初からやり直そうぜ
ちゃんと見てよ
僕ら一緒にいる人生は
僕らにとって
と〜っても貴重なもの
僕らは成長しただろ?
僕らは成長したね
僕らの愛は
未だに特別
だけど
一か八かやってみようぜ
2人だけでどこかへ
飛び去ることを
最初からやり直そうよ
Songwriter: John Lennon
Translator: Lyra Sky 和訳
https://youtu.be/GGl8tHar-Ko
なんて素直な人なんだろう、Johnって。
Yokoへの愛を臆すこともなく歌い上げる。
暫く離れていた空白の2人の時間を、埋めようとしての愛の言葉だろうし、
この世界に蔓延る皮肉屋さん達は、Paulへの嫌味とも指摘してる歌詞もあるけれど、そんな否定的な事に目を向けずに、自分を素直に表現できるJohnを称えるべきだと思う。
恥ずかしがり屋だったり、嘘つきだったり、意地っ張りな人や皮肉れている人達には、一生手には入らないであろう最大級の幸せ。
この【(Just Like)Starting Over】を聴く度に、自分の感情をダイレクトに伝えることの美しさ、そしてそれだけが自分を輝かせ、強くする、と教えてくれている気がしてくる。
愛こそパワー。
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イギリスでは1980年10月24日、アメリカは10月27日にシングルA面としてリリース。B面はYoko Onoの【Kiss, Kiss, Kiss】。
その後11月17日リリースのアルバム『Double Fantasy 』に収録。
1975年に音楽業界を去ったJohnだったが、このアルバムが初のレコーディングであり、復帰後の第一弾シングルであり、アルバムからの1stシングルがこの『Double Fantasy』なのだ。
Johnがこれを第一番シングルに選んだのは、アルバムで最高のトラックだと感じたからではなく、レコード業界から5年間不在だったために最も適切な曲だと感じて決定したのだった。
Johnは、この曲について「1950年代のロックンロールを、1980年代風にアプローチした曲だ」とPLAYBOYのインタビューで語っている。
【Tounge In Cheeks】が、1950年代の人気アーティスト Buddy HolyやElvis Presly らのボーカルスタイルをとても良く真似していたので、制作中にそれを「Elvis /Orbison 」トラックと呼んでいたと言う。
2010年の【StrippedDown】バージョンの曲の冒頭では、「これはGene、Eddie、ELvis、…そしてBudyバディのためのものだ」とも言っている。
確かに初めて聞いた時に、「歌い方がElvsぽいなあ」と思ったのを覚えている。
元は、【Don’tBeCrazy】や【MyLife】 などの未完成のデモ曲の1つだったが、ダブルファンタジーセッションに間に合うように完成させた最後の曲の1つだった。
プロデューサーのJack Dagrus は、「リハーサルの最終日まで聞こえなかった」とは2005年に語っている。なかながまとまらなかったのか?
バミューダでの休暇中に曲を完成させ、数週間後にはニューヨーク市のヒットファクトリーで録音していたのに。
初めから【StartingOver】というタイトル。
だが、「(Just Like)」とわざわざつけたのには、カントリーチャートの上位にDolly Partoeドリーパートンの【StartingOver Again】と類似しているため、リリース前に追加したのだった。
曲の商用リリース(オリジナルの45rpmシングル、LP、コンパクトディスク)は3分54秒とコンパクトサイズ。
だが、ラジオ局に最初に発行されたプロモーション用の12インチビニールシングルは、より長いフェードアウトを特徴とし、正式には4分17秒と長い。
音楽学者のウォルター・エベレットは、曲の一部がBeach Boysビーチ・ボーイズの1964年のシングル【Don’t Worry Baby】とのメロディックな類似点が指摘されている。
それ以外にも、サビ突入時には、ビートルズ時代にPaul McCartneyが書いた「What Don’t We Do It In ThRoad】とコードが似た歌詞(Why don’t we take off alone)が登場している。
「It’s time to spread our wingsand fly Don’ let another day go by my love It’ll be just like starting over」と集中的にPaul思い出す言葉を入れていることから、ポールを意識している可能性はなくはないのだ。
このあたりから、「Paulへのメッセージではないか?」と、噂されるようになったのだ。
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Johnの死後、この曲はチャートを駆け上がり、1980年12月27日にBillboard Hot 100で第1位を獲得。 ビルボード誌1980年年間ランキング第10位、ビルボード誌集計では、ジョン・レノンのソロとして、最大のヒット曲となった
全英でもNo.1を記録。2013年にビルボード誌が発表した「The Biggest Hits of All: The Hot 100’s All-Time Top 100 Songs」の62曲目にこの曲が入っていて人気があるのもわかる。
現在【Imagine】や【 instant Carma】と並んで、レノンの最も人気のあるソロ作品の1つだ。
【(Starting Like) Starting Over】は、聴いていて清々しいくらい、愛する人に愛していると言っているラブソングだ。
だから最初の歌詞では、長い間、時間をかけて愛を育んで来たことを歌って愛を表している。
そして深読みすれば、小さい頃からJohnがBuddy Holy 、Elvis Presley 、Roy Orbison 、Gene Vincent の音楽に触発されて来たロックへの愛も表しているのだと思う。
勿論、メインテーマは、JohnとYokoの関係の発展についてだが。
「僕にとっては、15歳に戻ってPresley プレスリーを歌うようなもだったな。 いつも僕は、エンジニアのJon [Smith]に言ってる間ずっと、ここの部屋で僕は、エルビスとオービソンのことを言及していたんだ。 それはちょっと…【Only The Lonley】のようなものだよ。分かる?一種のパロディーみたいなものだな。実際にはパロディーじゃないけど」とJohnはインタビューで答えている。
この事からもLyraの深読みは、的外れではないのがわかると思う。
彼は2人が一緒に「成長した」こと、そして彼らの「愛はまだ特別である」ことを認めている。
だが互いに質の高い時間を捧げていない、、、だから、それがJohnがYokoと「最初からやり直したい」ことなのだ。
いつでも「恋に落ちた時の頃みたいに」気持ちが戻れるって素敵だな、と思うし、それが理想だ。
人間と言うものは、飽きが来たり、安心すると相手の優しさに胡座をかいてしまうダラシない生き物だと思う。
よっぽど動物の方が愛する相手に、愛を素直に与えてると思う。
あんなにお似合いで愛情深いJohn とYokoも色々あったから、暫く会わずに別居しただし、完璧なものなどないのかもしれない。
長く続く関係は、やはりリスペクトと分かり合える、分かち合える感覚なのだと思う。
2人は同志だっだ、と言うのもあるし、似た感覚の持ち主同士だったから、苦しみを乗り越えて全てを受け入れて、やり直せたのだと思う。
【Just Like Starting Over】は、2人で再出発するのを宣誓した歌なんだ。Johnの夢は、Yokoなのだから。
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多くのJohnが作った曲のように-例として【IAmTheWalrus】と【SheSaidSheSaid】を参照してみると良い。
「【(Just Like) StartingOver】は、【My Life】、【The Worst Is Over】、【Don’t】などの複数のデモからつなぎ合わされている、 クレイジーに」。
音のつぎはぎにしろ、構成の寄せ集めだったとしても、完璧なるキャッチーなメロディは、美しく私達の頭に残り、何回もリフレインする。
このJohnのYokoへ向けたメッセージソングが、私達の頭中でこだまする頃、私達は自分達の愛について、歌詞を当てはめる。
膨らんだ愛は、永遠に愛せる人に「私と出会ってくれてありがとう。」と感謝と愛が湧きあがるだろう。
そして、この愛する人に出逢えた悲しみを内包する世界に感謝するのだ。
生きる喜びは、貴方だけ。
Let’s take our chance and fly away somewhere…
Starting over 〜 ♪
“(Just Like) Starting Over” was the first single released from Double Fantasy and the first new recording Lennon had released since he left the music industry in 1975. It was chosen by Lennon not because he felt it was the best track on the album, but because it was the most appropriate following his five-year absence from the recording industry. He referred to it during production as the “Elvis/Orbison” track, as he “tongue in cheek” impersonated their vocal styles; at the start of the 2010 “Stripped Down” version of the song, Lennon says “this one’s for Gene, and Eddie, and Elvis… and Buddy.”
Inspired by the music of Buddy Holly, Elvis Presley, Roy Orbison and Gene Vincent, it is about John and Yoko’s developing relationship. Whilst Lennon acknowledges that they “have grown” together and their “love is still special”, they haven’t been dedicating quality time to each other. That’s what John wanted to “start over”.
And to me it was like going back to 15 and singing à la Presley. All the time I was referring to Jon [Smith], the engineer, here in the room I was referring to Elvis Orbison. It’s kinda like… “Only The Lonely’, you know… a kind of parody but not really parody.
Following Lennon’s assassination, the song went to #1, having been at #3 the previous week. It is now one of Lennon’s most popular solo works, along with “Imagine” and “Instant Karma”.
Like many Lennon songs – see 【I Am The Walrus】and 【She Said She Said】 as examples – “Starting Over” was stitched together from multiple demos, namely “My Life”, “The Worst Is Over” and “Don’t Be Crazy”. The “(Just Like)” was added to the title at the last minute to prevent it being confused with other songs.
Personnel
- John Lennon – vocals, rhythm guitar
- Earl Slick, Hugh McCracken – lead guitar
- Tony Levin – bass guitar
- George Small – keyboards
- Andy Newmark – drums
- Arthur Jenkins – percussion
- Michelle Simpson, Cassandra Wooten, Cheryl Manson Jacks, Eric Troyer – backing vocals
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