【Hounds Of Love/ Kate Bush】和訳 Kate Bushの技 乙女から女へ Growing into Woman

表現力が、ナパーム弾並みの人。

女で大英勲章を持つシンガーってKateくらいじゃなかろうか?

壮大なメロディに合わせてマイムする姿は、ミュージシャンと言うより女優の域に達してる。

だが彼女の描く歌詞は、とっても女らしく可愛らしいのだ。

片思いに胸を痛め、愛する人に一喜一憂する。どこにでもありそうな恋物語。

ただその表現の仕方が撚りまくっている。

デビュー曲の【Wuthering Heights / Kate Bush】(True Meanings 『嵐が丘』の本当の意味)は、英国小説のオマージュであるし、時には、体を彼氏とトランスフォームして、わかり合いたいと願うのだ。表現が絶妙なわけ。

同時期に売れた魔女仲間(と勝手にLyraが思ってる)、Stevie Nicksは、リアル話とフィクションを書くリアル魔女としたら、

Kateは、普通の恋心を真面目に書く、アングロサクソン版、アングラ小説好き&アングラ女優と言う感じ。

普通の女心を、自分が好きな文学のように表現する。

それがKateの魅力。

今日は、KateのBirthdayでもあるので、ウブな恋への恐れを、可愛らしく描いた曲を和訳しましょう。

まるで恋してるみたいにドキドキするかもよ〜♪

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今日Lyraが和訳&解説するのは、イングランド、ロンドン出身のシンガーソングライター、Kate Bush ケイト・ブッシュ (CBE、1958年7月30日 – )。

2013年に大英帝国勲章を受章し、Q誌の「歴史上最も偉大な100人のシンガー」第19位。

*Kate Bushについては、こちらなど→【Running Up That Hill (A Deal With God) / Kate Bush】和訳 Heaving Billows 刹那くなるの

 

今日Lyraが和訳する曲は、1985年リリースのKate Bushの5th スタジオ・アルバム『Hounds of Love』(邦題: 愛のかたち) に収録されている同タイトルのシングル、1986年2月24日リリースの【Hounds Of Love】。

全英アルバムチャートで3週連続1位を獲得し、『魔物語』(1980年)以来の全英1位獲得アルバムとなった

詳しい解説はLyraのHipな和訳の後に又お話しましょう!

 

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“Hounds of Love” is a song written, produced and performed by British singer Kate Bush. It is the title track and the third single released from her number one 1985 album Hounds of Love. The single was released on 24 February 1986, and reached number 18 in the UK Singles Chart.

= Hounds Of Lotve=

[Intro]
“It’s in the trees
It’s coming”

[Verse 1]
When I was a child, running in the night
Afraid of what might be
Hiding in the dark, hiding in the street
And of what was following me
Now hounds of love are hunting
I’ve always been a coward
And I don’t know what’s good for me

[Chorus 1]
Oh, here I go
It’s coming for me through the trees
Oh, help me, someone, help me, please
Take my shoes off and throw them in the lake
And I’ll be
Two steps on the water

[Verse 2]
I found a fox, caught by dogs
He let me take him in my hands
His little heart, it beats so fast
And I’m ashamed of running away
From nothing real, I just can’t deal with this
I’m still afraid to be there
Among your hounds of love
I feel your arms surrounding me
I’ve always been a coward
And never know what’s good for me

[Chorus 2]
Oh, here I go
Don’t let me go
Hold me down
It’s coming for me through the trees
Oh, help me, darling, help me, please
Take my shoes off and throw them in the lake
And I’ll be two steps on the water

[Outro]
I don’t know what’s good for me
I don’t know what’s good for me
I need love, love, love, love, love, yeah
Yeah, yo-, yeah, yo-your love
Take your shoes off and throw them in the lake
Do you know what I really need?
Do you know what I really need?
I need love, love, love, love, love, yeah

 

「木にあるの

こっちに来る!」

 

私がおチビだった頃

夜、逃げていたの

暗闇に隠れている何かや

通りにある何かに

怯えていたんだろうな

それに私の後をついて来るんだもの

今は愛の猟犬たちが

私を追って来るの

私は今まで臆病者でやって来たわ

だって何が私にとって良いんだか

分からないんだもの

 

ああ、行くわ

だってそれが木々を通り抜けて

私に向かって来るんだもの

おお

誰か私を助けてよ

助けて、お願い!

靴を脱いで湖に捨ててやる

そうしたら

水上で2歩

歩み出すわよ

 

犬に捕まった狐を見つけたの

彼は私に触らせてくれたわ

彼の小ちゃな心臓が

激しく脈打っている

私は何も始まっていない所から

走り去るのが

恥ずかしくなっちゃったの

もう私には対処出来ないよ

だって未だそこにいるのが

怖いんだもん

貴方の獣の中にいるのが

貴方が私を両腕で

包み込むのを感じるの

私は今まで臆病者でやって来たわ

だって何が私にとって良いんだか

分からないんだもの

 

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ああ、行くわ

だってそれが木々を通り抜けて

私に向かって来るんだもの

おお

誰か私を助けてよ

助けて、お願い!

靴を脱いで湖に捨ててやる

そうしたら

水上で2歩

歩み出すわよ

 

だって何が私にとって良いんだか

分からないんだもの

だって何が私にとって良いんだか

分からないんだもの

私には愛が必要

愛が

愛が

愛が

愛がね

 

そうよ

そうだもん

貴方の

そうよ

貴方の

貴方の愛がね

靴を脱いで湖に捨てなさいよ

私にとって本当に必要なものが

何だか分かる?

私にとって本当に必要なものが

何だか分かる?

私には愛が必要

愛が

愛がね

本当よ

 

Songwriter: Kate Bush

Translator: Lyra Sky 和訳

 

小さい頃、怖かった暗闇。

それと同じように未知の体験へ恐れと期待を描いたのが、この【Hounds Of Love】だ。

 

英国だけでなく、オランダのアルバム・チャートでは2週にわたって1位を、『天使と小悪魔』(1978年)以来の1位獲得。

ドイツのアルバムチャートでは3週連続で2位となり、合計32週トップ70入り、アメリカのBillboard 200で30位、自身初の全米トップ40アルバムとなり、日本初回盤LP (EMS-91113)は1985年9月28日に発売され、オリコンLPチャートでは36位。

このバカ売れをしたお陰で、「EMIは、このアルバムから私を放っておいてくれるようになった」と言うくらい、Kateのキャリアを築いた記念すべきアルバムだと言えるだろう。

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セルフ・プロデュース体制で制作された前作『Dreading』(1982年)がイマイチで商業的成功を収められなかったため、EMIは外部プロデューサー起用を要求。だが、それを拒否したKateは、ケント州ファームハウスに移住し、1983年11月4日より正式なレコーディングを開始。

LPのサイド1は「Hounds of Love」と題され、サイド2は「The Ninth Wave」と題された。前者は特にコンセプトを持たず、5曲中4曲がシングル・カットされており、後者には、水難事故で投げ出された女性が救出されるまでの物語を描いた組曲風の7曲が収録された。

出だしの叫び声などは、1957年のホラー映画『Night of the Demon』におけるモーリス・デナムの叫び声がサンプリングされている。

ジャケット写真に写っている2匹の犬は、Kateの飼い犬「ボニー」と「クライド」だ。

彼女のこの作品に対する強い思い入れ、そして、愛に溢れたアルバムだと言うのがこんな細部からも分かるだろう。

Bruce Ederはオールミュージックにおいて5点満点中4.5点を付け「あまりにも冒険的かつ複雑なため手厳しく批評された『ドリーミング』と同様、構成、心象風景、非音楽的な要素の引用のどれを取っても入り組んでいる。しかし、『愛のかたち』は、ポップ・レコードとしてより入念に作り込まれ、印象に残るメロディやアレンジに富んでおり、アレンジ面ではオーケストラ的なプログレッシブ・ポップからワット数の高いトラディショナル・フォークまで、様々な表現法に及んでいる」と絶賛。

『NME』誌選出1985年のベスト・アルバム&トラックでは、本作がアルバム部門の10位、【Running Up The Hill神秘の丘】がトラック部門の3位にランク・インした。

 

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この曲は、得体の知れないものに対する幼少期の恐怖と、未知の世界の恋愛に対しての女性の恐れ、を対比させているラブソングだ。

恋に臆病な子。

でも思いが次第に強くなっていくのが、歌詞の進行と同調しているのが面白い。

ビデオもそうだが、男性のアプローチかプッシュで、女性のハートは、変わるもの。

主人公もラストでは、大胆に「愛が必要だよ」と言い始めてるのが、なんかリアリズムを感じてしまった。

このMVは、Kate 自身が監督した。

Alfred Hitchcock ヒッチコックの映画『The 39 Steps and a Hitchcock』にインスパイアされて作ったらしい。

レトロな雰囲気がするのは、メイクのせいだけでなく、ヒッチコック映画のせいだったのだ。

上品だし、大胆なセリフも、このビデオなら嫌味ない。

恋愛を恐れる気持ちから、男性のアプローチが、「猟犬みたいに追われてる」と感じてると、歌詞に表すKateが面白い。

少女の不安がどれだけ凄いかが分かるし、それが「次第に冒険したれ!」と言った感じになっていく。

女の子も好きになっんだなあ。

ドキドキ感は、ドラムピートで感じちゃう。

本当によくできているラブソング!

あらためてKateの凄さを感じた〜。

Happy Birthday Kate Bush!

Let’s falling in Love💕

 

The song is about being afraid to fall in love; in the song this feeling is compared to being chased by a pack of hounds. The music video (directed by Bush herself) was inspired by Alfred Hitchcock’s film The 39 Steps and a Hitchcock lookalike also features in the video (a nod to the director’s famous cameo appearances in his movies).The versions worldwide differ slightly: the US single mix included an additional chorus just after the second chorus. The words “it’s in the trees, it’s coming!” heard at the beginning of the track are sampled from the British 1957 horror film Night of the Demon and are mouthed by an actor from the film, Reginald Beckwith,who plays a medium channelling a character played by Maurice Denham, who provides the voice.In October 2004, Q magazine placed this song at No.21 in its list of the 50 greatest British songs of all-time.The song was performed live for the first time as part of the 2014 Before the Dawn residency, where the lyrics were slightly altered.British band the Futureheads covered the song in 2005, scoring a UK top 10 hit with it.

“Hounds of Love” is the third single from Kate Bush’s highly-acclaimed fifth studio album of the same name.

The single was released on 24th February 1986. It was preceded by “Cloudbusting” and followed by the album’s final single, “The Big Sky”.

Personnel

  • Kate Bush – vocals, Fairlight CMI
  • Stuart Elliott – drums
  • Charlie Morgan – drums
  • Jonathan Williams – cello

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