凄いエネルギー。
この時代にこんな音を出していたなのら、さぞや鬼才、天才と扱われたのではないか?
生への叫びか?
神への愛か?
Lyraには魂が燃えてるように見える。
これが「私たちのテーマ曲になるわ」。
それって凄くない?
今日Lyraが和訳&解説する曲は、イングランド、ロンドン生誕、ケント州ベックスレイ 出身の女性シンガーソングライター、ディレクター、プロデューサーである Kate Bush ケイト・ブッシュ(本名: Catherine Bush 1958年7月30日 – )。
長年の功績を称えられ、2013年に大英帝国勲章を受章した。
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イギリスを代表するアーティストとして認知度が高く、歌手としてだけでなくパフォーマーとしても素晴らしい。
日本では、余程のRock好き以外はKate Bushを詳しくは知らない人の方が多いと思うが、Kateの代表曲の1つ【嵐が丘】が人気番組に使用されたり TVで良くBGMにされているため、彼女の声に聞き覚えがある人も少なくないだろう。
Q誌選出「歴史上最も偉大な100人のシンガー」第19位。
今日Lyraが和訳する曲は、1985年8月5日リリースのスタジオアルバム『Hounds Of Love』(愛のかたち)に収録されている1st シングル【Running Up That Hill (A Deal With God)】。
ドラマティックな歌、、、。
詳しい解説は、LyraのHipな和訳の後に又お話しましょう!
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Running Up That Hill” is a song by the English singer-songwriter Kate Bush. It was the first single from her 1985 album Hounds of Love, released in the United Kingdom on 5 August 1985. It was her first 12-inch single. It was the most successful of Bush’s 1980s releases, entering the UK chart at number 9 and eventually peaking at number 3, her second-highest single peak. The single also had an impact in the United States, providing Bush with her first chart hit there since 1978, where it reached the top 30 and featured prominently in the Dance Charts. Bush also performed the song live for the first time with David Gilmour of Pink Floyd at the Secret Policeman’s Third Ball in 1987. The song’s title for Hounds of Love and all subsequent releases was “Running Up That Hill (A Deal with God)“.
= Running Up That Hill (A Deal With God)=
[Verse 1]
It doesn’t hurt me
Do you want to feel how it feels?
Do you want to know, know that it doesn’t hurt me?
Do you want to hear about the deal that I’m making?
[Pre-Chorus 1]
You
It’s you and me
[Chorus]
And if I only could
I’d make a deal with God
And I’d get him to swap our places
Be running up that road
Be running up that hill
Be running up that building
Say, if I only could, oh…
[Verse 2]
You don’t want to hurt me
But see how deep the bullet lies
Unaware I’m tearing you asunder
Ooh, there is thunder in our hearts
Is there so much hate for the ones we love?
Tell me, we both matter, don’t we?
[Pre-Chorus 2]
You
It’s you and me
It’s you and me, won’t be unhappy
[Chorus]
And if I only could
I’d make a deal with God
And I’d get him to swap our places
Be running up that road
Be running up that hill
Be running up that building
Say, if I only could, oh…
[Pre-Chorus 2]
You
It’s you and me
It’s you and me, won’t be unhappy
[Bridge]
Oh come on, baby
Oh come on, darling
Let me steal this moment from you now
Oh come on, angel
Come on, come on, darling
Let’s exchange the experience, oh
And if I only could
I’d make a deal with God
And I’d get him to swap our places
I’d be running up that road
Be running up that hill
With no problems
Say, if I only could
I’d make a deal with God
And I’d get him to swap our places
I’d be running up that road
Be running up that hill
With no problems[Chorus 2]
Say, if I only could
I’d make a deal with God
And I’d get him to swap our places
I’d be running up that road
Be running up that hill
With no problems[Outro]
Say, if I only could
I’d be running up that hill
With no problems
If I only could, be running up that hill
If I only could, be running up that hill
それは私を痛めつけたりはしない
どう感じるか貴方も感じたいの?
貴方は知りたくないの?
それが私を痛めつけたりはしないと
私がやっている取引の話を聞きたいの?
貴方よ
それは貴方と私のことよ
もし出来るならば
私は神と取引をするわ
そして、彼と私たちの世界を取り替えるのよ
そうしたら、あの道を駆け上がるわ
あの丘を駆け上がり
あのビルを駆け上がり
言ってよ
もし出来るならって、おお
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貴方は私を傷つけたくないんでしょ?
でも、貴方は、嘘の弾丸がどれだけ深い傷を負わせるか見たいのよね
私が貴方を真っ二つに引き裂いるのも知らずに
おお、私たちの心の中に雷があるわ
私たちが愛するものには、計り知れない憎しみがあるの?
教えてよ
私たち2人にとって大事な事でしょ?
貴方よ
それは貴方と私のことよ
それは貴方と私のことよ
私たちは不幸になっちゃダメなのよ
もし出来るならば
私は神と取引をするわ
そして、彼と私たちの世界を取り替えるのよ
そうしたら、あの道を駆け上がるわ
あの丘を駆け上がり
あのビルを駆け上がり
言ってよ
もし出来るならって、おお
貴方よ
それは、貴方と私のことよ
それは、貴方と私のことよ
私たちは不幸になっちゃダメなのよ
ああ、早くしてよ、ベイビー
ああ、やってよ、ダーリン
今、貴方の時間を私にちょうだい
ああ、こっちにきて、私の天使よ
ああ、早くやってよ、ダーリン
さあ、経験を取り交わしましょうよ、おお
もし出来るならば
私は神と取引をするわ
そして、彼と私たちの世界を取り替えるのよ
そうしたら、私は、あの道を駆け上がるわ
あの丘を駆け上がり
何の問題もないわ
もし出来るならばって言ってよ
私は神と取引をするわ
そして、彼と私たちの世界を取り替えるのよ
そうしたら、私は、あの道を駆け上がるわ
あの丘を駆け上がり
何の問題もないわ
もし出来るならばって言ってよ
私はあの丘を駆け上がるわ
何の問題もないわ
もし私が出来るならば、あの丘を駆け上がっているわ
もし私が出来るならば、あの丘を駆け上がっているわ
Translator: Lyra Sky 和訳
このプロモーションビデオがLyraが記憶する初めてKate Bushを見たビデオ。
初Kateだ。
その前からKate Bushは知っていたし、彼女のミュージックビデオを見て来たが、「初めて見たのは?」と聞かれた時に、思い出せるのは、このビデオしかない。
それくらいインパクト大なの。
袴を着て踊るKateの前衛パフォーマンスに目が離せなくなる。
ダンサーの彼のお面も、人混みに呑まれて自己を失う人間のようで怖くて、初めて見た時に強烈に脳にインプットされた。
そして、何よりもKateの歌声が素晴らしい。
破壊力があるくらいに美しく、そして、奇妙奇天烈。
Kate 貴方の歌声、歌い方は聴いてるモノにいろんな感情を植え付けるみたいよ。
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Catherine Bushは、1985年7月30日にGreater London Bexleyheath ベクスレー区の裕福な家庭に生まれた。
父Robertは医師、母Hannah はアイルランド系元看護師。
父はピアノが上手く、母はアイリッシュフォークのダンサーを昔していたし、兄 John は詩人でありフォトグラファー、次男Pady は楽器メーカーに勤めていたと言う音楽一家であった。兄2人は地元フォークミュージックシーンに関与していた。
1968年頃からKateは、父にピアノを習うようになり、カソリック系女子校に通いながら、11歳で作詞作曲を始めた。ヴァイオリンや聖歌隊にも入ってセンスを磨いた。
音楽で身を立てようと決心したKateは中退し、1975年に兄とKT Bush Bandを結成しパブで歌い始める。
この頃に制作したデモがPink Floyd のDavid Gilmoreに見出されるのだ。
1976年、ロンドン郊外に移り アダム・デューリアスのマイムのクラスを受講し、リンゼイ・ケンプに弟子入りするようになる。ザイン・クリフやデヴィッド・ボウイと交流し始めたのもこの時期。
1977年11月、エミリー・ブロンテの小説『嵐が丘』のTVドラマを見て作った【Wuthering Heights (嵐が丘)】でデビュー。いきなり全英4週連続1位。
アルバム『Kick Inside 天使と悪魔』も40万枚セールスになり話題をさらった。
1978年に2ndアルバム『Lionheart』 発表するも満足のいく仕上がりにはならなかったことから、自らも裏方の仕事であるプロデュースをしなければと決心。
1980年の3rdアルバム『Never For Ever 魔物語』 は共同プロデュース、
1982年に『Dreaming』単独プロデュース、
1985年のこの5枚目のアルバム『Hounds Of Love 愛のかたち』も自らがプロデュースを行い爆発的にヒットしたのである。
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1986年初のベスト・アルバム『The Whole Story」を発表。ベスト盤という区切りの後に彼女の新章を告げた作品が1989年発表の『センシュアル・ワールド』。これで初めてUSAでメジャーになった。
1993年アルバム『Red Shoes』リリース。ジェフ・ベックやエリック・クラプトン、プリンスなどが参加した話題作だったが、母の死によってリリースが1年延びたものでもあった。アルバムは全英2位ヒットも飛ばす。
だが、このアルバム以降トリビュート作やチャリティ・アルバムへの参加、ゲスト参加はあるが、自身の作品をリリースすることなく90年代を終えた。
デビューが19歳の時だった為、アイドル的な見方もされていたと言うKate。
だが、高音から低音まで様々な声質を使い分ける歌唱力と、独自の世界を作り出すアーティストとして評価を得て行った。
英国音楽メディアNMEやMOJOが「ロック史上、誰よりも大きな影響を与えてきた女性アーティスト」と評し、現在もイギリスを代表する女性アーティストとして活動を続けている。
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2013年4月、大英帝国勲章 CBEを受章
2014年8月 – 10月に、ロンドンで22日間に渡るコンサート「Before the Dawn」を開催
過去のアルバム11枚が同時に、全英アルバムチャートでTOP50入りする快挙を成し遂げる(女性アーティスト初)
2016年12月、「Before the Dawn」の模様を収録したライブ・アルバムをリリース。
【Running Up The Hill】は、元々はサブタイトルになっている”A Deal With God”がタイトルだった。
Lyraには「A Deal With Devil (悪魔と取引)じゃないんだから何も問題ないんじゃない?」と思うが、当時の音楽業界でも宗教絡みは辛辣で、クレームが殺到した為に、アルバムからは【Running Up The Hill (A Deal With God)】となったと言う。
KateもLyraと同じようなことを言ってていて「悪魔と取引とした訳じゃないのに、神と言う言葉を使ってしまうと、こんな目に合うのよ?神という言葉があると無数の力強い願いやイメージが湧いてしまうのね。神と取引ってしたせいでイタリアでは歌えないわ。フランスでもダメだし、アイルランドも、オーストラリアでもよ!」
タイトルを変えろとか、ライブでは歌うな、とか言われるのは、アーティストにとっては災難だ。
だが、結果的にタイトルを変えたおかげで全米でのヒットに繋がり、フィールドが拓けたのだから妥協してよかったのだろう。
この歌詞は、パワフルなラブソングであるが、分かり合えない男女の苦悩も感じる歌詞だ。
「男女は、分かり合えないものよ、だって男と女なんだもの。もし、互いの役割を交換出来たら相手のことをもっと理解できると思うの。」とKateは考え、
だから「神がいて可能ならば、取引をして彼と私の生きる場所を取り替えるの」と書いたのだ。
ここでいう彼は、神である。
カソリックのグラマースクールに通っていたKateらしい表現だが、先の考えも考慮したら、彼は、神の意味もありつつ、分かり合えない男性でもある 。
だから途中から「早くしてダーリン」と男女の恋愛に転換していくのだ。
人によっては、神との深い関係にとる人もいるだろう、、、そうしたら元タイトルのままだと、クレーマーが押し寄せるのも分からなくもない。
ただ恋愛だけに考えたら、彼氏と体を取り替え立場が変われば、「女性だから無理」と言われている数々のことが出来るようになるかもね。それをKateは「あの丘を駆け上がれる」と表現したんじゃないかと思う。
そう考えたら、男女差別への問題提起している歌にも思えてきた!
どちらにしろ、あなたと私が入れ替わったら互いの喜びや悲しみが分かり合えるようになると感じるわ。
そうしたら、もっと理解し合えるね。
(≧∀≦)
やはり恋愛てわかりあうことが一番重要で一番難しいから。
Lyraが見始めたドラマでも、到底分かり合えなさそうな2人が運命的に出会い、恋に落ちた。
普通の家庭を築きたくて、誰かを愛し、その人にも愛し支えて貰うことを夢見ている健気な男娼の少年と、トランプタワーでバリバリ働くようになった妻子持ちの若手エリートビジネスマンの2人の愛憎ストーリー。
キスをした2人。
この曲は2人のテーマになった。
多分やった後なんだけど(笑)、初めての本気のキスがこの【Running Up That Hill】が流れていたこの時なんだと思う。
叶わない恋?
立場が違い過ぎる?
生きている環境が違い過ぎる?
全部が大波のように押し寄せてくるみたい。激しい愛と共に。
だから、聴いていてLyraは辛くなった。
エリートビジネスマンは、幻を見るようになる。
似てるヘアスタイルの女性がエンジェル(男娼)に見える、、、
するとこの星の時がとまる、、、
そして、この【Running Up That Hill (A Deal With God】が頭の中で鳴り響くのだ。
又、エンジェルに会いにいく男。
愛って止まらない。
その想いが凄くこの曲に合っているの。
また、この Kateの声が凄くパワフルでしょう?
だから、恋愛が大波みたいにLyraに押し寄せてくるの。
うわ、刹那くなってきた〜。
Lyraもある曲たち(曲は生き物みたいだから「たち」とLyraは言う) を聴くと、気になる人を思い出したりする。
趣味が丸っ切り同じだから、全く考えてない時でも、曲が流れたらフッと思い出すの。
それって楽しいし、そう思える人がいて幸せだな、とも思う。
でも、たまに刹那くもなる。
上手く説明できないけど、
凄く刹那くなるの。
そう、
刹那くなるの。
Oh come on, baby
Oh come on, darling
Let me steal this moment from you now
Oh come on, angel
Come on, come on, darling
Let’s exchange the experience, oh
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Representatives at EMI were hesitant to release the song with its original title of “A Deal with God” owing to possible negative reception because of its use of the word “God”. Bush relented and changed the title. However, the album version of the song is listed as “Running Up That Hill (A Deal with God)“. The executives of EMI initially wanted to release another song, “Cloudbusting”, as the lead single from the album. Bush successfully persuaded them to release “Running Up That Hill” first, claiming that it was the first song written for the album, and felt that it better represented the broader feel for Hounds of Love.
The song itself has often been misinterpreted. Bush herself has said,
I was trying to say that, really, a man and a woman can’t understand each other because we are a man and a woman. And if we could actually swap each other’s roles, if we could actually be in each other’s place for a while, I think we’d both be very surprised! [Laughs] And I think it would lead to a greater understanding. And really the only way I could think it could be done was either… you know, I thought a deal with the devil, you know. And I thought, ‘well, no, why not a deal with God!’ You know, because in a way it’s so much more powerful the whole idea of asking God to make a deal with you. You see, for me it is still called “Deal With God”, that was its title. But we were told that if we kept this title that it would not be played in any of the religious countries, Italy wouldn’t play it, France wouldn’t play it, and Australia wouldn’t play it! Ireland wouldn’t play it, and that generally we might get it blacked purely because it had God in the title
Video
The music video featured Bush performing an interpretive dance with dancer Michael Hervieu. The video was directed by David Garfath while the dance routines were choreographed by Diane Grey. Bush and Hervieu are shown wearing grey Japanese hakamas Bush wanted the dancing in “Running Up That Hill” to be more of a classical performance. She stated that dance in music videos was “being used quite trivially, it was being exploited: haphazard images, busy, lots of dances, without really the serious expression, and wonderful expression, that dance can give. So we felt how interesting it would be to make a very simple routine between two people, almost classic, and very simply filmed. So that’s what we tried, really, to do a serious piece of dance.”
The single was released on August 5th, 1985 in advance of the album’s September release. The b-side of the original single release was “Under the Ivy”.
The song reached No. 3 in the UK charts, No.6 in the Australian Charts and No. 30 on the US Billboard Hot 100; in the US it remains Bush’s first and only major charting success.
Catherine Bush CBE (born 30 July 1958) is an English singer-songwriter and record producer. Bush came to notice in 1978 when, aged 19, she topped the UK Singles Chart for four weeks with her debut single “Wuthering Heights”, becoming the first female artist to achieve a UK number one with a self-written song. She has since released 25 UK Top 40 singles, including the top-10 hits “The Man with the Child in His Eyes”, “Babooshka”, “Running Up That Hill”, “Don’t Give Up” (a duet with Peter Gabriel) and “King of the Mountain”. She has released ten studio albums, all of which reached the UK Top 10, including the UK number-one albums Never for Ever (1980), Hounds of Love (1985), and the compilation The Whole Story (1986). She is the first British solo female artist to top the UK album charts and the first female artist to enter the album chart at number one.
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