最高なバンド続きで、今回はMetallicaで酒池肉林!
どんなに疲れていようとも、熱が出てヘロヘロだろうと、Metallicaを聴くといきなりアドレナリンが急上昇して復活してしまうLyraです。
その中でもCliff Burtonがいた時期のサウンドは、自分にとって起爆剤になる。勿論、現在の20年代のMetallicaも大好きだ。日々進化していて尚且つブレないポリシーに敬服するし、年月を重ねた渋みもある。
ただ何か自分でも分からない、胸の中に仕えたものでさえ、簡単にふきとばしてしまうバズーカ砲を初期のMetallica は持っている。
どんな状態も自分側へと引き寄せるパワーがある時の己を取り戻せる。
「大人しくしていよう」としていても誰かに手を引かれスポットライトに当たってしまうあの感じ。
私を導く遷都の光。
Metallicaとは、Lyraにはそんなバンド。
血湧き肉躍る、漲るパワーを得よう!
今日Lyraが和訳&解説するのは、アメリカ合衆国出身カリフォルニア州サンフランシスコ出身のヘヴィー・メタルバンド、Metallica メタリカ。
1981年結成。1990年代に全米アルバム総売り世界中で1億2000万枚以上を記録する世界的に最も成功を収めたメタルバンドとして知られる。
『グラミー賞』8回受賞(18回ノミネート)、2009年『ロックの殿堂』入り。ローリング・ストーン誌の「歴史上最も偉大な100組のアーティスト」第61位。同読者選出「最高のメタル・バンド ベスト10」第1位。ウォール・ストリート・ジャーナルの史上最も人気のあるロックバンド100で、8位と名実ともに筋金入りのHeavy Metal Bandである。
*【Metallica / Enter Sandman】 和訳 Lyrics Study o’ Metallica & Music Criticism
今日Lyraが和訳する曲は、Metallicaの2nd スタジオアルバム1984年リリースの『Ride The Lightning』に収録されている最初にリリースされたオープニング曲でもある【For Whom The Bell Toll】。
Metallicaの沢山ある曲の中でも特に人気のある曲の1つと見なされ、2018年3月迄に、バンドのライブパフォーマンスカウントで5位にランクインされているライブアルバムにもよく入っている人気曲である。
詳しい解説は、LyraのHipな和訳の後に又お話しましょう!
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‘For Whom the Bell Tolls” is a song by American heavy metal band Metallica. It was first released on the group’s second album, Ride the Lightning (1984). Elektra Records also released it as a promotional single, with both edited and full-length versions. The song is generally regarded as one of Metallica’s most popular; by March 2018, it ranked number five on the band’s live performance count.Several live albums and video albums include the song.
The chromatic introduction (which is usually mistaken for an electric guitar) is in fact Cliff Burton playing his bass guitar through distortion and wah-wah. The intro was written by Burton before joining Metallica. Burton plays it in a 12-minute jam at a battle of the bands with his first band “Agent of Misfortune.” After the introduction, the bass settles into a steady triplet rhythm.
= For Whom The Bell Tolls=
[Verse 1]
Make his fight on the hill in the early day
Constant chill deep inside
Shouting gun, on they run through the endless grey
On they fight, for they’re right, yes, but who’s to say?
For a hill, men would kill, why? They do not know
Stiffened wounds test their pride
Men of five still alive through the raging glow
Gone insane from the pain that they surely know
[Chorus]
For whom the bell tolls
Time marches on
For whom the bell tolls
[Verse 2]
Take a look to the sky just before you die
It’s the last time you will
Blackened roar, massive roar fills the crumbling sky
Shattered goal fill his soul with a ruthless cry
Stranger now are his eyes to this mystery
Hears the silence so loud
Crack of dawn, all is gone except the will to be
Now they see what will be, blinded eyes to see
[Outro]
手始めに
アイツの戦いを丘の上でやらせる
不変の冷酷さが内面深くにある
銃を轟かせ
無限の灰色を走り抜けて行きながら
奴らの戦いで
奴らの正義のために
そうだ
だが誰が言う?
あの丘のために
男達は殺すだろう
何故だ?
理由は誰も知らない
動かしたら痛い傷が
彼らの尊厳を試す
5人の男達は
上昇して行く猛威ですら
生き抜くだろう
周知の傷のせいで
気が狂ってしまうのだ
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誰が為に鐘は鳴る
時が押し寄せて来る
誰が為に鐘はなる
正にお前が死にゆく前に
空を見上げてみろ
これが見納めだ
黒ずんだ轟音
大規模な轟音が
砕け散る空を覆い尽くすであろう
粉砕した終着地が
無情の鳴き声と共に
彼を満たすのだ
見知らぬものが今
この神秘の眼である
沈黙が激しくなって行くのを聞く
夜明けの裂け目
意志をのぞいて全て無くなってしまった
今アイツら
どうなるかを見ている
目が眩んでいるのに
誰が為に鐘は鳴る
時が押し寄せて来る
誰が為に鐘はなる
Songwriters: Cliff Burton, Lars Ulrich, James Hetfield
Translator: Lyra Sky 和訳
「ああ、毎朝、この曲を目覚ましにしていたなあ〜」と学生時代を思い出す (遠い目ww)。
重厚なサウンドに、重厚な歌詞。重々しくのしかかるのは、人間が毎度やらかす愚かな行為。それを史実のように描いている。
今聞くと、あまりにもデリケート過ぎる。現在の地球が置かれている事態を如実に描いているからだ。
リリースについて
エレクトラレコードは、編集済みとフルレングスの両方のプロモーションシングルとしてこの【For Whom The Bell Toll】をリリースした。この曲は一般的にMetllica の最も人気のある曲の1つと見なされており、2018年3月までに、バンドのライブパフォーマンスカウントで5位にランクインされ、いくつかのライブアルバムとビデオアルバムにこの曲が入っている。
2nd アルバムであるRidetheLightning』の3番目の曲だ。 クロマチックイントロダクション(通常はエレキギターと間違えられいる)は、実際にはCliff Burton がディストーションとワウワウを通してベースギターを演奏していることだろう。
イントロはMetallica に加入前のCliff によって書かれたものだ。彼の最初のバンド Agent Of Misfortune とのバンドの戦いで、12分間のジャムでそれを演奏していた。 この音が加わると、低音は安定したトリプレットリズムに落ち着くのだ。
曲の背景
この曲は、分かりやすい状況を描いているが、意外と複雑。何故なら、現代戦と血なまぐさい少し昔のスペイン内戦を描いている。
内容のメインは、スペイン内戦における死の過程について描いたアーネスト・ヘミングウェイの1940年の同名小説(『誰が為に鐘が鳴る』になぞって描いている。
この本の第27章で描かれているシーンには、特定の言及がなされている。このシーンでは、丘の上で防御的な占拠地を決めた後、空爆中に5人の兵士がやられてしまい全滅した。
ベーシストの Cliff Burton は、重いディストーションとワウペダルでベースギターを演奏し、イントロダクションをキメている。
1979年に彼の2番目のバンドであったAgent Of Misfortune とのバトルな演奏で12分間のジャムの間に演奏したのが最初の演奏だった。
因みにこの【For Whom the Bell Tolls】には、2曲のプロモシングルとしてリリースされている。A面には編集版、B面にはフルアルバム版が収録されている。
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歌詞について
アーネスト・ヘミングウェイの小説『誰がために鐘が鳴る』の一部、スペイン内戦の国際旅団の兵士が盗まれた馬でファシストから逃げようとし、丘の上で敵の航空機に殺されそうになって、周りを包囲されている場面だ。
1940年に出版されたアーネストヘミングウェイの小説で、先程触れたように、スペイン内戦中に共和党のゲリラ部隊に所属していた若いアメリカ人ボランティア、ロバートジョーダンの物語だ。ダイナマイターとして、彼はセゴビアの街への攻撃中に橋を爆破するよう任務を遂行する為に奮闘するのだが、、。
その為、これを表す効果からか、この曲の2:50に隠されたF爆弾の音が入っている。ボーカルトラックを聴けば聞こえているのがわかるだろう。
この曲は、 長さ5:10のオリジナルスタジオバージョンがある。ギターは、標準的なチューニングのギターより、わずかにシャープに聞こえまる。しかし、これは録音後に曲がスピードアップしたためだと噂されている。曲のスピードを上げすぎたり、低品質の手段を使ってスピードを上げたりすると、録音のピッチが上がり、ギターのチューニングがシャープになる。
しかし、別の噂によると、ギターは鐘の音の高さに合わせて意図的に調整されていると言う。
曲の冒頭にある「ベル」は、実際には、Lars が曲を録音したスタジオにあったアンビルを叩いている。だが、イントロの「ベル」は、ナショナルフットボールリーグのシカゴベアーズがタッチダウンを記録するたびに、シカゴのソルジャーフィールドでサンプリングされている。面白い効果が得られているし、遊び心も忘れないMetallicaだな、と試みる姿勢にリスペクトしてしまう。
リアルに世界がおかしくなっている今だから、この曲の重苦しい意味が切実に迫り来る。
終わりを感じることで、命の大切さや日常の重要さを噛み締める。
そんな曲をMetallicaは作り続けるのだ。
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他のヴァージョン
ついでにこの曲が好きな方に、色々ドライブなど他のヴァージョンが出ているので参考に記載しておきますね。
1999年と2019年に、Metallicaは、サンフランシスコ交響楽団とのライブアルバムS&MとS&M2でそれぞれで、【For Whom The Bell Toll】をレコーディングした。
他のライブバージョンは、Cliff’Em All(VHS、1987)、Live Shit:Binge&Purge(1993)、Cunning Stunts(DVD、1997)、FrançaisPour une Nuit(DVD、2009)、Orgullo、Pasión、y Gloria: Tres Noches en la CiudaddeMéxico(2009)、The Big Four:Live from Sofia、Bulgaria(DVD、2010)、Quebec Magnetic(DVD、2012)、Metallica:Through the Never(soundtrack、2013)。
他にはミックス DJ SpookyによるリミックスがSpawnサウンドトラックに登場し、【For Whom the Bell Tolls(The Irony of itAll)】というタイトルになった。メタリカは後にそれを「TheMemoryRemains」シングルでリリースし、【For Whom the Bell Tolls(Haven’t Heard ItYetMix)】というタイトルに変更した。
【TheIronyofit All】にはコーラスと曲の詩の両方からのボーカルが入ってるが、 「Haven’t HeardItYetMix」にはコーラスからのボーカルののみと、違いを楽しめるだろう。
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The song is about a section of the novel For Whom The Bell Tolls by Ernest Hemingway, in which International Brigades soldiers of the Spanish Civil War attempt to escape the fascists with their stolen horses and are killed by enemy aircraft on a hill on which they are surrounded. “Make his fight on the hill in the early day…”
The song was inspired by Ernest Hemingway’s 1940 novel of the same name about the process of death in modern warfare and the bloody Spanish Civil War. Specific allusions are made to the scene described in Chapter 27 of the book, in which five soldiers are obliterated during an airstrike after taking a defensive position on a hill.
Cliff Burton plays the bass guitar introduction with heavy distortion and a wah pedal. Burton wrote the intro long before joining Metallica and first played it during a 12-minute jam at a battle of the bands with his second band Agents of Misfortune in 1979.
Ride The Lightning
The original studio version with a length of 5:10. The guitars sound slightly sharper than a standard-tuned guitar should sound. It is rumored, however, that this is because the song was sped up after recording. If the song was sped up too much or was sped up using low quality means, it would raise the pitch of the recording, thus apparently sharpening the guitar’s tuning. However, another rumor says that the guitars were intentionally tuned up to match the pitch of the tolling bells.
The “tolling bell” at the beginning of the song is actually Lars hitting an anvil that was in the studio where they recorded the song. The “bells” of the intro are sampled and played at Chicago’s Soldier Field, whenever the Chicago Bears of the National Football League score a touchdown.
There is a hidden F-Bomb at 2:50. If you listen to the vocal track, you can hear it.
For Whom the Bell Tolls is a novel by Ernest Hemingway published in 1940. It tells the story of Robert Jordan, a young American volunteer attached to a Republican guerrilla unit during the Spanish Civil War. As a dynamiter, he is assigned to blow up a bridge during an attack on the city of Segovia.
For Whom the Bell Tolls” was released as a promo single with two versions of the song. An edited version appears on the A-side, with the full-length album version on the B-side.
Other versions
- A remix by DJ Spooky appeared on the Spawn soundtrack, titled “For Whom the Bell Tolls (The Irony of it All)”. Metallica later released it on “The Memory Remains” single, re-titled “For Whom the Bell Tolls (Haven’t Heard It Yet Mix)”. “The Irony of it All” has vocals from both the chorus and verses of the song, while “Haven’t Heard It Yet Mix” only has vocals from the chorus.
Personnel
- James Hetfield – lead vocals, rhythm guitar
- Kirk Hammett – lead guitar
- Cliff Burton– bass guitar
- Lars Ulrich – drums, percussion
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