今1番売れっ子のラッパー!…と言うよりも現在はPop Punk ロッカーと言った方がピッタリなMachine Gun Kelly。
飛ぶ鳥を落とす勢いでアッと言う間にメインストリームを駆け上がり、今ではWeekndと同じくらい、チャートの影響力のあるメイルジンガーになってしまった。
MGKのことはCamila Cabello とデュエットする前から好きで「可愛くて(背はバカでかいが)存在感あるラッパーで何でも出来そう」と注目して来たが、まさか自分が好きなTravis Barkerと仲良しになるとはあの時は予想していなかった。でも共通点はあるな、と改めて見ると思う。
MGKのラップは超高速でコンテストで優勝するのもわかるlyricをぶちかます。でもシャウトしているようで、まるでロックヴォーカリストのようだったから。既に昔から聞いていた彼のロックの趣味が見えていたのだ。
Travisと出会い、2人がコラボレーションすることで互いの世界が広がり、MGKはPop パンクを1990年代から現在にリバイバルさせて、Travisはプロデューサー業に活躍の場を広げて大活躍だ。
その2人が今度は、アメリカで前から人気者のCole Bennettとコラボレーションするとは!
大活躍している3人がタッグを組んだら、何が生まれる?
超BIG ヒットじゃあ〜りませんか?奥さん!
今日Lyraが和訳&解説するのは、アメリカ合衆国オハイオ州クリーブランド出身の俳優、シンガーソングライターのMachine Gun Kelly マシン・ガン・ケリー (1990年4月22日- )。
Lyraのブログで良く取り上げる常連ラッパーであり、ロッカーである。略してMGKと呼ばれる。
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192cmの長身でガタイのいい体からマシンガン・ラップを繰り広げるラッパーだが、端正な顔立ちで知られており、俳優としても活動している。
*MGKの俳優姿が見れるのは、こちら等→【ザ・ダートThe Dirt : モトリー・クルー自伝】あらすじ感想 「ツッコミPointで徹底解明」ネタバレ
*MGKについてはこちら等→和訳【I Think I’m Okay / Machine Gun Kelly – YUNGBLUD- Travis Barker】マシンガンケリーとは? We can fly into the night
今日Lyraが和訳する曲は、今週(8月2週 )にMachine Gun Kelly がリリースするニュー・アルバム『Born With Horns 』に収録されている曲【Papercut】。
詳しい解説は、LyraのHipな和訳の後に又お話しましょう!
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Papercut is a single of new album “Born With Horns” by American rapper & singer Machine Gun Kelly. Born With Horns is released on August12 2021. Today! Producers’re Dark Waves & Travis Barker. and Songwriters’re Dark Waves, Travis Barker & Machine Gun Kelly.
=Papercuts=
[Chorus]
Bleach my hair, mess it up
Take my life, dress it up
Signed a deal, I got papercuts
They wanted them, but they got us
Yeah, yeah, uh
[Verse 1]
Sleepin’ in, faked sick
Smoked a blunt, had a kid
Don’t belong, I’m a punk
Hello world, you fuckin’ suck
[Bridge]
Hey, hey, keep my mouth shut and wave
Hey, hey, I’m dancin’ on my grave
Mhmm, mhmm
[Verse 2]
Everybody’s so nice lately (Everybody’s not nice)
Polarized feelings, I don’t wear them on my face lately
(I don’t wear them on my face)
Internalized everything the headlines say lately
(Everything they say)
Demonized just because I was an angel face baby (Baby)
(Career suicide)
[Bridge]
Hey, hey, keep my mouth shut and wave
Hey, hey, I’m dancin’ on my grave
Mhmm, mhmm
[Chorus]
Bleach my hair, mess it up
Take my life, dress it up
Signed a deal, I got papercuts
They wanted them, but they got us
But they got us
Yeah, yeah
Hey
ブリーチした俺の髪の毛
メチャクチャだろ
俺の命を奪えば?
見た目を良くして
契約書にサインしたよ
その紙で
切り傷、出来たぜ
奴らはソイツらが欲しかったんだろうけど
俺たちを手に入れたんだ
そんなもんさ
そんなもんさ
あん?
眠ってんだよ
仮病でさ
鈍い煙を1本、吸ったら
1人、子供が出来たし
だからって俺はどこにも属さねぇ
パンクだからよ
こんちには世界中の皆さん
お前らマジ最低
ねえ、ねえ
黙っていてくれよ
そしたらサヨウナラ
ねぇ、ねぇ
俺様は墓の上で踊ってるんだぜ
そうだよ
そうだって
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最近周りの奴らは皆んな良い人
(本当は良い奴じゃないけど)
分裂された感情
最近は俺もそんなのを
顔には出さないけどな
(そんな表情は出さないぜ)
見出しが言う内在した物全部
(ソイツらが言ってること全部)
悪魔化してるんだよ
だって俺様が天使のような顔をしてるからだろ
な、ベイビー
(ベイビー)
(アーティスト生命おジャンだな)
ねえ、ねえ
黙っていてくれよ
そしたらサヨウナラ
ねぇ、ねぇ
俺様は墓の上で踊ってるんだぜ
そうだよ
そうだって
ブリーチした俺の髪の毛
メチャクチャだろ
俺の命を奪えば?
見た目を良くして
契約書にサインしたよ
その紙で
切り傷、出来たぜ
奴らはソイツらが欲しかったんだろうけど
俺たちを手に入れたんだ
そんなもんさ
そんなもんさ
あん?
Songwriters: Dark Waves, Travis Barker, Machine Gun Kelly
Translator: Lyra Sky 和訳
もはや、ラッパーと言うだけでなく、「Punk ロッカーであり、それも飛び越えて、今回はGrunge Rockの領域にまで手を伸ばしたな!」とLyraは叫んでしまった!こんな髪の毛伸ばして金髪だなんて、「Kurtかあ〜!」と。ね。Lyraのお馬鹿さん、と言わないで、このギターサウンドは、Smashing Pumpkinsや NivanaのGrungeではないかいなっ。
愛し愛する者たちよ、私達は1つになるのね、amen!
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プロデューサーは、人気ものDark Waves & Travis Barker。作詞作曲は、Dark Waves, Travis Barker ,Machine Gun Kellyの3人だ。
今日2021年8月12日にリリースされた。そしてミュージックビデオも公開されたのだが、今回の監督したのが只者ではない。最後のクレジットにも出ていた、Lyrical Lemonade。それは Cole Bennettていう人気ブロガーからディレクションまでこなしてしまう若手監督が手がけている。
Cole Bennettとは
Cole Bennett コール・ベネット(1996年5月14日生まれ)は、アメリカ合衆国イリノイ州プラノ出身のビジネスエグゼクティブ、ビデオグラファー、ミュージックビデオディレクター。現在22歳、彼のマルチメディア会社であるリリカルレモネードは、2013年に高校時代にインターネットブログとしてスタートした。
彼はプラノ高校とオークリーセラピューティック寄宿学校に通っでいて、その後大学進学はしたものの中退し、ビデオ撮影とヒップホップ音楽のキャリアに専念する。子供の頃からやりたかったことだったのがこのLyrical Lemonadeと言うブログだったからだ。
Lyrical Lemonadeについて
当初、イリノイ州プラノの高校生のときにインターネットブログとして設立。彼の母親がブログの名付け親であり、Cole にビデオカメラも与えたのだった。彼は、VicMensaやTaylorBennettなどの地元シカゴのラッパー向けのミュージックビデオの監督を開始し、ライブショーの要約、暗号、ドキュメンタリー、インタビューとともに、LyricalLemonadeチャンネルにアップロードし出した。
チャンネルは、新しいサウンドクラウドラップのサブジャンルなど、地元のシカゴのシーンを超えたヒップホップのサブジャンルに拡大。 2016年と2017年、彼は有名なDex、Lil Pump、Smokepurpp、Ski Mask the SlumpGodなどのアーティストとコラボレーションをし早期に認知されたのだ。
2017年4月7日、彼は最初の短編映画「ローンスプリングス」をリリース。2017年8月、彼はプラチナ認定を受けたLilXanシングル「Betrayed」のミュージックビデオを監督した。その後、スキー・マスク・ザ・スランプ・ゴッドの「ベイビーワイプ」、リル・スカイズの「レッド・ローズ」、「ノワデイズ」、YBNナミールの「バウンス・アウト・ウィズ・ザット」など、ヒット曲のミュージックビデオを数多く監督して行く事になる。
2018年5月、このブログでも前に取り上げたシカゴのラッパー、Juice WRLD の「ルーシッド・ドリームズ」のミュージックビデオを監督。これは、ビルボードホット100の2位に輝く。この動画はYouTubeで6億回再生され、チャンネルで最も人気のある動画になった。
それ以来、彼はJ. Cole、Wiz Khalifa、Kanye West、Eminemなどのヒップホップの大御所°仕事をするようになった。
2020年3月、彼はエミネムのヒットシングル「ゴジラ」のミュージックビデオを監督。ドクター・ドレーとマイク・タイソンのカメオ出演を特集したビデオだった。これは24時間で1,300万回の視聴を獲得。2020年12月、エミネムとの2回目のコラボレーションで、ベネットはラッパーのシングル「ナット」のミュージックビデオを監督した。
Cole がとる映像は、非常にカラフルなエフェクトを使い、アニメやゲームを見ているような作り方をする。
普通は有名ラッパーと仕事をしたがるだろうけど、彼の場合は若手のアーティストのMVを撮り続けた。そして先見の目があったから、一緒に仕事をしたアーティスト達は売れた。Ski Mask The Slump God、Famous Dex、Lil Pump、Smokepurpp、Yung Pinch、Lil Xan、Lil Skies、Juice WRLDなど、いわゆるSoundCloudラップ の奴らをLyrical Lemodeが取り上げ大ブレイクした。Lyrical Lemonade が取り上げたら売れっ子になる、そんな噂も生まれそうな現象が起きたのだ。
現在のUSのヒップホップシーンにおいて、このブログ以上の存在感を誇っているのものはないだろう。
Cole Bennettが作るビデオは、アニメやゲームのような映像を使う事、と先程Lyraは特徴を挙げたが、それもPopなカラフルなテイストが多いことが特徴だ。中退したデポール大学在学時に故 Mac Millerの【Welcome To America】のビデオを見て影響を受けたらしい。実写の中にアニメーションエフェクトが挿入されるスタイルが彼にも新鮮なパワーに感じたに違いない。
Famous Dexの【Hit Em Wit It】のビデオをきっかけに注目を集めたCole。白人でありながら、ラップやブラックカルチャーに惚れ込み自分の居場所を作り上げた所は、非常にMGKに似ていると思う。
そんな所が今回の豪華な共演、コラボレーションになったんじゃないかな?
名声を得た現在も積極的にHip Hopを広める活動を突き進めているCole Bennettの姿勢にリスペクトを送りたい。
Machine Gun Kelly のニューアルバム
今週(2021年8月12日)リリース予定のMachine Gun Kellyのニュー・アルバム『Born With Horns』が楽しみだ。
MGKとTravis Barkerは、このアルバムタイトルを仲良く一緒に腕にTattooした。
「ラウンド2に戻って来たぜ」とメッセージしていてご機嫌な顔をしていた。
ご存知の様に、MGKとTravis Barkerは、昨年9月にリリースされた『Tickets To My Dawnfall』でもタッグを組んでいて、共同でプロジェクトに取り組むのは今回で2度目になる。
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仲良しの息のあったパフォーマンスも見れてミュージックビデオは最高に良かったし、今回も、パワフルな作品になっていて嬉しい。
先日MGKは、シカゴで開催されたロラパルーザにサプライズ出演していた。バド・ライト・セルツァー・ステージに出演した合間で可能だった20分間、パフォーマンスを行った。彼のライブは熱い。
この曲もいつものMGKのライブのように、観客が大声で一緒に歌う曲の一つになるだろう。
ただ最近のMGKのライブは、前よりもかなり女子率が高いので、チョッピリ心配。
何故ならば才能があるのに、ただのアイドル扱いされて、認知度もアイドルだ、とレッテルを貼られそうだからだ。
確かに可愛いし、190cmの身長で手足長くて堪らんルックスだから、アイドルにされてしまうのは、当然だ。
でもジャンルを飛び越えたPopなこんなに良い曲を作れてしまうのだから、MGKの才能は凄いのだ。
決して声域が広ヴォーカリストではない。
でも聞いていると癒やされてしまう声質を彼は持っている。
Grunge Rockのギターをバックに歌うラッパーなんて、今まで見た事ない。それも見事にマッチング!
人の期待を裏切ることについて
「だってそうしていなかったら、とっくに飽きられて、8年前のファースト・アルバムで終わっていただろう。あるいはアンテナに引っ掛からなくて、存在すら知ってもらえなかったかもしれない。実際に後から知ったというリスナーは多い。いつだって周りで起きていることに目を向けて、刺激を受けていかなければ、つまらないアーティストになるだけだ。周りに無関心でつまらないほど最悪なことはない。アーティストは常に進化して、リスナーの思考や感情を刺激し続けなければいけないんだ。」と熱く語っていた。
MGKは、これからも私達の固定概念をぶち壊して行くだろう。
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Cole Bennett (born May 14, 1996) is an American business executive, videographer, and music video director. His multimedia company, Lyrical Lemonade, started in 2013 as an internet blog while he was in high school.
Bennett originally founded Lyrical Lemonade as an internet blog when he was a high school student in Plano, Illinois. His mother came up with the name of the blog and also gave him a video camera. He began directing music videos for local Chicago rappers, including Vic Mensa and Taylor Bennett, which he uploaded onto the Lyrical Lemonade channel, along with live show recaps, cyphers, documentaries and interviews.
Discography
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- Lace Up (2012年)
- General Admission (2015年)
- Bloom (2017年)
- Hotel Diablo (2019年)
- Tickets to My Downfall (2020年)
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