Happy Birthday, Nick Cave!

Hope you smile everyday with your family!

ってことで9月22日にバースデイだった Nick Caveの誕生日記念として、Lyraの好きなNick Cave の曲の中から素敵なビデオ付きで和訳するねー。(いつもビデオ付きだよ〜)

前に紹介したNickの曲よりもDeepな世界観がある曲を和訳したから紹介しようと思ったの。

でも、Deep過ぎて今日の誕生日向きじゃない！

だから変更してお届けしますう。

それに大好きなBlixa が格好良いっ❤️

もう、これしかぬぁーい！

今日Lyraが和訳＆解説するのは、オーストラリア、ビクトリア、ワラクナビール出身のシンガーソングライター、作家、画家、脚本家、俳優である Nicholas Edward Cave ニコラス ・エドワード・“ニック”・ケイヴ（1957年9月22日 – ) 。

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Nick Cave ニック・ケイヴとして世界中に根強いファンを持つアーティストであり、ロック・バンド、ニック・ Nick Cave and the Bad Seeds ケイヴ・アンド・ザ・バッド・シーズのリーダーとして知られている。

「Q誌の選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」において第82位。

そんな彼が中心となって1983年メルボルンで結成されたのが、Nick Cave and the Bad Seedsだ。

今日Lyraが和訳する曲は、Nick Cave and the Bad Seeds のスタジオアルバム『Henry’s Dream』に収録されているシングル【Straght To You】。

Nick Caveのドラマティックなラブソングの一つよ。

詳しい解説は、LyraのHipな和訳の後に又お話しましょう！

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＊Nick Caveについてはこちら！→ 【Nick Cave & The Bad Seeds “Do You Love Me?” 】デカダンスの波に身を委ねて 和訳 Lyrics

 

Nicholas Edward Cave AO (born 22 September 1957) is an Australian musician, singer-songwriter, author, screenwriter, composer and occasional actor, best known for fronting the rock band Nick Cave and the Bad Seeds. Cave’s music is generally characterised by his baritone voice, emotional intensity, a wide variety of influences and lyrical obsessions with death, religion, love and violence.

Nick Cave and the Bad Seeds are an Australian rock band formed in Melbourne in 1983 by vocalist Nick Cave, multi-instrumentalist Mick Harvey and guitarist Blixa Bargeld. The band has featured international personnel throughout its career and presently consists of Cave, violinist and multi-instrumentalist Warren Ellis, bassist Martyn P. Casey(all from Australia), guitarist George Vjestica (United Kingdom), keyboardist/percussionist Toby Dammit(United States) and drummers Thomas Wydler(Switzerland) and Jim Sclavunos (United States). With their “brutal blues and gothic nightmares” songs, Nick Cave and the Bad Seeds have been considered “one of the most original and celebrated bands of the post-punk and alternative rock eras in the ’80s and onward”, They have released sixteen studio albums and completed numerous international

= Straight To You =

Verse 1]
All the towers of ivory are crumbling
And the swallows have sharpened their beaks

[Pre-Chorus 1]
This is the time of our great undoing
This is the time that I’ll come running

[Chorus]
Straight to you, for I am captured
Straight to you, for I am captured
One more time

[Verse 2]
Now the light in our window is fading
The candle gutters on the ledge

[Pre-Chorus 2]
Well now sorrow, it comes a-stealing
And I’ll cry, girl, but I’ll come a-running

[Chorus]
Straight to you, for I am captured
Straight to you, for I am captured
Once again

Verse 3]
Gone are the days of rainbows
And gone are the nights of swinging from the stars

[Pre-Chorus 3]
For the sea will swallow up the mountains
And the sky will throw thunder-bolts and sparks

[Chorus]
Straight at you, but I’ll come a-running
Straight to you, but I’ll come a-running
One more time

[Bridge]
Now heaven has denied us its kingdom
And the saints they’re all drunk howling at the moon

[Pre-Chorus 4]
And the chariots of angels are colliding
Well, I’ll run, babe, but I’ll come running

[Chorus]
Straight to you, for I am captured
Straight to you, for I am captured
One more time

 

象牙色に輝く高層ビルのタワーが全て

崩れ落ちて来る

多くのツバメ達がその嘴を尖らせていた

さあ、俺たちの偉大なる破滅を喜ぶ時だ

さあ、俺が駆けつける時が来たのだ

 

お前の元へと真っ直ぐに

俺が魅了されているお前へと

お前の元へとひたむきに

俺は魅了されているのさ

もう一度

 

今、俺たちのいる窓が消えて行く

壁につけられたレッジのロウソクが消えそうになる

 

なあ

今、悲しみが盗品のようになり

俺は咽び泣くだろう

愛するお前

だが、俺は走って行くだろう

 

お前の元へと真っ直ぐに

俺が魅了されているお前へと

お前の元へとひたむきに

俺は魅了されているのさ

もう一度

 

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過ぎ去ったのは虹色の日々

失ったのは星々の明かりによる夜の営み

海のために山々は飲み込まれるだろう

そして空は雷の稲妻と閃光を投げ放つだろう

 

お前めがけて

俺が走って行くよ

お前の元へと

俺が走って行くよ

もう一度

 

今、天国が

俺たちの王国を拒否なされた

聖人達は

全員酔っ払い

月に向かって吠えている

天使の二輪の戦車がぶつかり合っている

もう

俺は走ろう

お前の元へ

俺は走って来るからさ

 

お前の元へと真っ直ぐに

俺が魅了されているお前へと

お前の元へとひたむきに

俺は魅了されているのさ

もう一度

 

Songwriter: Nick Cave

Translator: Lyra Sky 和訳

 

はあ〜、ロマンチック過ぎる〜。

Lyraには、破滅して行くこの世界の中で、愛する女に会う為に、必死に走って行く男の姿が見えるわ。

命がけの恋愛が理想。

命張れるかどうかで、相手の気持ちを測っていた昔の自分とは、もう違う。

でも、心のどこかでは、そこまでしてくれる異性を未だに求めている、、、ガキだな。

ただ、この巨人(笑)のような長身の大の大人、いや、随分と大人、いやいや、完璧なる大人である Nick Caveも未だにLyraと同じ恋愛観を持っているから、心強い気がしてくるのだ。

「生きている間中、ロマンチックしていて良いぜ〜 ♪ 俺が保証してやるよ。」

なあーんて、親指をクイックィッ、としてくれるであろう、Nick Cave…

６２歳。

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オーストラリアが生んだ鬼才 Nick Cave。

彼が自身のバンド The Birthday Partyを解散した1983年8月の後に、ロンドンで(メルボルンでという説あり)結成したのが、このNick Cave & The Bad Seedsだ。

現在も活動はしているが、メンバーの出入りがあるバンドでもある。(当時のメンバーなどは、最後の方にかいておきますね)

この1983年の結成当時は、Nick Cave がヴォーカルの他、彼と同じThe Birthday Partyの Mick Harveyがドラマーで、

Lyraが好きなギタリスト＆ヴォーカリストの Einstürzende Neubauten の Blixa Bargeld ブリクサ・バーゲル( → Einstürzende Neubauten /Sehnsucht 和訳 恋とノイズに耽溺する私 English Lyrics 、

Magazineのベース Barry Adamsonと Jim Thirlwellだった。

1984年には、『From Her Eternity』でデビューしてから１６枚のスタシオアルバム、４枚のライブアルバム、２枚のコンピレーションアルバムをリリースしている。

Nick Caveの物語性がある歌詞に、マルチインストルメンタリスマトのMick Harveyと、Einstuzend NoubautendのBlixa Bargeldのしっかりしたサウンドサポートというのが、彼らのコアだと言えよう。

英国だけでも、Nick Cave & the BadSeeds のアルバムは、100万枚を超える売上を記録、No.1は６回、TOP25には28回チャートイン、72回ものTOP40入りを果たしている大人気バンドである。

この記録は、 Johnny Cash ジョニー・キャッシュやMetallica メタリカ、Arctic Monkeys アークティック・モンキーズといった幅広いアーティスト達へも多大な影響を与えてきた存在である。

Lyraは、彼らのデカダンスな雰囲気が好きだ。

男臭いニヒリズムを漂わせ、俗に言うダンディなオヤジの代名詞は、彼らのことだと思う。

ただ、歌詞の世界は男臭さだけではない。

暴力的な歌詞もあるが、それだけではなく、宗教的な題材に、死に向かう精神を盛り込んだり、宗教愛に、人間同士の愛と憎悪を個性的な語り口で表すなど、Nick Caveの世界は多岐にわたるのだ。

それもLyraには、破滅的な恋愛のように常に燃え上がる情熱が根底にあると思われるために、一貫性がある世界観だと思う。

舞台や主人公が変わっても、テーマがアルバムごとに違っていても、Nickの描く歌詞は情熱的なのだ。

その情熱的な歌詞は物語性が強く、映画を見ているようだと思う。

特に映像が浮かびやすく、芸術として完成したアルバムをリリースするようになったのが、この『Henry’s Dream』というアルバムからだと感じる。

このアルバム、たった一枚で1人の男の生き死にを見てるかのような錯覚に陥るからだ。

それも劇的な人生を見せつけて来て逃れられなくなるくらいにね。

 

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世界中で熱狂的な人気を誇るシンガー・ソングライターであるNick Cave。彼は、作家、画家、俳優 としても才能を開花させ、その活動を上手くNICK CAVE率いる Bad Seedsに還元したように思う。

未だに続く彼らの30年にも及ぶキャリアは、新しい活動をしたり、意欲的にリリースするアルバムや楽曲に証明されていると言える。

常に開拓し続けるNick Caveの姿勢は、尊敬に値する。

そのチャレンジしていくNickの姿が多くのフォロワーを生み、その影響力は多岐にわたる彼の活動に比例するかのように多方面にわたる。

映画『ハリー・ポッターと死の秘宝 Part 1』にも使用されていた【O Children】のように、Nick Cave & The Bad Seeds の楽曲は世界中で愛され、効果的に使われ、これからもずっと親しまれていていくのだ。

 

Nick Caveの歌詞は、彼が出版した本のようにドラマティックだ。それも彼が愛される一つの理由でもあろう。

この【Straight To You】の歌詞のように、ギリギリにまで追い詰められた人間の愛で、人は愛の価値を再確認するかもしれない。

神に見放された地球で信じられるものは何だろうか？

大切な人への自分の愛。

それだけだと思う。

中二病とでもお言い。

愛を馬鹿にするものは、愛を得られやしない。

信じるものだけが救われるのだ。

地球が終わる日。

広い宇宙を感じながら、

この地球上で、貴方が思い浮かべる顔は誰の顔？

それが、貴方の大切な人。

その大切な人を抱きしめていたら

最後の星にいても怖くわないわ。

生まれて来たことに感謝しながら

終わる世界を見ているの。

何も怖くない。

貴方と一緒なら幸せだから。

 

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Straight to You is a song by Nick Cave and the Bad Seeds appearing on their 1992 album Henry’s Dream. It was released as a single in 1992 by Mute Records.

Personnel

An embryonic version of what would later become Nick Cave and the Bad Seeds was formed in the Birthday Party’s then-home of London in September 1983, with Cave, Harvey (acting primarily as drummer), Einstürzende Neubauten guitarist Bargeld, Magazine bassist Barry Adamson, and Jim G. Thirlwell. The band was initially formed as a backing band for Cave’s intended solo project Man Or Myth?, which had been approved by the record label Mute Records. During September and October 1983, they recorded material with producer Flood, although the sessions were cut short due to Cave’s touring with the Immaculate Consumptive, another project formed with Thirlwell, Lydia Lunch and Marc Almond. In December 1983 Cave returned to Melbourne, Australia, where he formed a temporary line-up of his backing band, due to Bargeld’s absence, that included Pew and guitarist Hugo Race. The band performed their first live show at Seaview in St. Kilda on 31 December 1983.

After a period of time in New York City, Cave relocated to São Paulo, Brazil,shortly after the final tour for Tender Prey and, after successfully finishing a drug rehabilitation programme, began experimenting with piano-driven ballads. The result of this post-rehabilitation period was 1990’s The Good Son. Featuring a sorrowful and longing tone, the album was well-received both critically and commercially, and yielded the singles “The Weeping Song” (featuring vocals from Bargeld) and “The Ship Song”.

Two established Australian musicians, Casey of the Triffids and solo artist and keyboardist Savage, replaced the departing Powers and Wolf. The addition of Casey on bass allowed Harvey to return to guitar. Their next record, 1992’s Henry’s Dream, marked a change towards a harder rock sound. Producer David Briggs, known for his work with Neil Young, was enlisted for the recording process. The tour for the album is documented on 1993’s live album Live Seeds and showcases the new group’s aggressive sound.

Discography

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