Happy Birthday, Liam ‼︎
誕生日のお祝いに2016年クリスマスイブに公開された『Supersonic』の映画話をしましょ ♥️
Oasisの【Listen Up】和訳で彼らへの熱い思いを書いたので、今日はなるべくLiamの誕生日だからLiam Gallagherネタで行くべき?
Supersonicは、真面目よろしく時系列で、暴れまくるOasisのメンバーを追っ掛けているドキュメンタリー・ムービー。
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スマホやSNSが巷ではなかった1991年からオアシスを追っ掛けているんだから、驚かされる。
「何でこんな映像があるの?」と唸ったし、当時からのファンとしては、「デビュー前のこんな所まで、よくまぁ、保存していたなぁ」って感心する。
「撮られるのが大嫌いなんだよ!」ってLiam言ってるけど、
あなた、これだけ映りまくってるんだからいい加減、本音を言ったら?と笑けてくる。
どこまで恥ずかしがり屋さんなんだか、、、
「あちこちから苦労してかき集めて来た」と監督のマット・ホワイトクロスがBlueRay特典映像で話しているけれど、「あちこちって誰よ?」と突っ込みたくなる〜Liamも突っ込んでいたわ ( ̄▽ ̄)
Lyraの突っ込んだ感想を書く前に、あらすじを書いた方がわかりやすいかな?
*Supersonicの和訳や曲についてはこちら→【Supersonic / Oasis】和訳 本当の意味 True Meaning
= あらすじ =
ヘリコプターの爆音とともに広大なネプワースの美しい草原地帯。
それとは場違いな大きなステージと何十万人の豆粒の人々が映し出され、それを身を乗り出してヘリコプターから眼下をOasisのメンバーと昔から共に居たクルー。
1996年のネプワースにOasisのColombiaが流れる。観客の大合唱がいつものように始まる、、、
彼らは、これからの偉業への期待感と共に、ほんの3年前の、全ての始まりを思い出した。
イギリスの音楽史に永遠に刻まれる自分たちの誕生を、、、。
3年前の1991年のボードウォークの地下室。
カメラ目線でマイクに向かって右肩を下ろし見上げて歌うあのスタイルのLiam Gallagherがいた。
そこには。昔からの仲間のBoneheadことギターのPaul “Bonehead” Arthursに、ベースのPaul “Guigsy” McGuigan , ドラムのTony McCarrollそして、Noel Gallagherも一緒にバンド練習をしていた。
カインとアベルの話をするLiam。(名前を間違って覚えてるよLiam)
兄弟殺し合いの話をし出すLiamに、Noelは、「奴はこんなこと言ってっけど、俺は弟を愛してるし弟もそう」と言うがLiamは「くそったれなんか、愛していない」と応戦。
マンチェスターの公営住宅で育った兄ノエルと弟リアム。
母のペギーと長男ポール、そして、昔は父もいた、、、
当時のことをペギーとポール、ノエル、リアムが話し出す。
度重なる母への暴力、次第に、父の息子たちへの暴力も酷くなって行った(三男のLiamだけは殴られた事がなかったらしい)。
特にNoelへの暴力は酷く、ある日、Noelは、全ての感情を爆発させて父親をぶっ倒した。(映画ではこの話は、伏せてある。)
その日の夜、母のペギーは決意。三人の息子たちを連れて家を出たのだ。父は一度も探しに来なかったと兄Paulに、Noel。
彼らがグレてしまったのは、この事が原因だったとペギーは、悲しんでいるよう。
息子たちを溺愛していたペギー。
特にNoelは、昔からの大人しく可愛らしくて誰からも好かれていたお気に入りの息子。
でも、Liamが生まれてからは、彼が注目され始めたから面白くなかったんだろう、と当時を振り返る。
Liamは、LiamでNoelやPaulを可愛がるからと、いつも対抗意識をもっていたと言うペギー。
すでに、兄弟喧嘩は始まっていた、、、この時は普通に。
昔から大人しかったNoelは、部屋にこもるタイプで、次第にハッパ(ガンジャ)とロックに目覚めて行く。
朝から晩まで部屋に閉じこもって音楽を聴き、ギターを練習する日々。
Noelは、「こんな風にロックにのめり込めるようになったのは、父親の暴力から逃げるためだったから、ある意味、奴がいてこれだけは、良かったのかもな!」と話す。
そして、コネを総動員して音楽に関わる仕事→インスパイラルカーペッツのローディーになったのだ。
インスパのツアーに同行し、世界中を回る日々(日本にも来た)。しかし、ツアマネに嫌われクビになる。
その間、Liamは、変化を遂げていた。
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Liamは、小さい頃から問題児で、良く喧嘩ばかりしていた、とペギー。
Liamはクラスで1番喧嘩が強く、音楽なんて丸っ切り興味がなかったと、兄ポール。
Liamも「音楽なんて興味ないし、部屋に篭ってギターばかり弾いている奴なんて女の腐った奴だ!」と思っていた。→Noelのことね(-。-;
しかし、ある日、16歳の頃、1人タバコをふかしていると他校の悪い連中がやって来て、いきなりLiamの頭を鉄ハンマーでボコってしまう。
「ボコられて血だらけになったが、その時、閃いたんだ!ロックに目覚めたんだ。いてぇ思いしたけど、バンドやろうって思いついたんだから、ボコった奴に感謝しないとな!」とLiam。
その日から、Liamは変わる。失業保険を貰っていた彼は、金が入るとレコード屋へ行きLPを買い漁り、残りは葉っぱ。
いつもバンドをすることに固執した。
その時、バンド活動をしていたBonehead,Gigsy,TonyがLiamがバンドしたがっている噂を聞く。
Liamも奴らがメンバーを探してると聞いていたので、Boneheadから誘いの電話が入ると即加入。
「Rainというバンド名が気に入らないから変えろ」と言った手前、名前を考えなきゃと悩むLiamの目に、インスパのポスターに書かれたライブハウスの名前、Oasisが飛び込んで来た。
それから毎日、Oasisと言う文字が街のあちこちから現れ、目につく。Liam「荒くれ者の俺たちには、ぴったりな名前じゃないか?」
Oasisと名前を決め、オリジナル曲を作るようになったLiamたち。
インスパでツアー中のNoelは、何も知らずに母のペギーに日曜の近況報告の電話をすると、母から驚きの事実を聞くことに、
「あのLiamがバンド?あいつバンド始めたのかよ?」驚愕するNoel。
実家に戻りNoelは、真相を聞いて驚きを隠せなかった。
1991年のボードウォークのライブを見に行くNoel。
そのLiveを見て凄く良いし、Liamも様になっていた、と感心した。
Liamたちにツアマネをやってくれ、と頼まれたNoelだったが、2週間後Liamに練習に誘われ全てが始まる。
自分の作った曲をメンバーに聞かせ形になって行く素晴らしさを知り、「最高だ!」と感じたNoelは、メンバーに加わり、この時からOasisが始動した。
しかし、初めの2年間は何も起きない。ライブハウスへ行きライブし、寝に帰るだけの日々。
練習に打ち込む彼ら。 その中でNoelは、ある一曲を作る。
名曲『Live Forever』だ。
Boneheadに弾き語りで聞かせると「お前の曲じゃない!」と信じてくれなかった。「お前の曲にしては良すぎる!」だって。
Noelは確信した。この曲は化けると。「出来た!これだ」と。
金がない彼ら。
どうやってLiveに出られるか?がいつもの課題。
そんな中、Sister Loversというガールズバンドにブッキングの中に入れてもらうことが出来た。
実は、その中にアラン・マッギーの元カノがいたのだ。
アラン・マッギーといえば、クリエイションレコードの創始者。
又、運良くその日、アランは、元カノのデビーをイラつかせたくて、黙ってこのライブハウスに来ていた。
労働階級に過ぎなかった二人の若者の人生はこの一夜にして変わったのだ!
その夜の彼らは、憧れのレーベル“クリエイション・レコーズ”の代表アラン・マッギーの目に止まり、その場で契約を勝ち取ることになったのだ。
この1993年グラスゴーのライブの夜から、Oasisの爆進撃が始まった。
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Top of the Popsや人気番組のTVに、ラジオに引っ張りだこ。
そんな忙しい中、デビューシングルを作り、『スーパーソニック』がリリースされ、ライブハウスは、大合唱になって行く。
大人気の中で、お騒がせ事件も勃発して行く。
Liamが喧嘩したり、Noelを除くメンバーがホテルで暴れて出禁になったり、収監されたり、ゴシップネタが注目を集め始めてしまう。
ライブツアーでの色んな出来事がNoelは嫌になって行く。
Liamとの仲も相変わらずで、喧嘩が絶えない。
周りのスタッフ達は、Oasis内でTop争いが起きていた、と当時を振り返る。
慌ただしい中、デビューアルバムを作るが、中々良い音にならない。
全曲とったがライブ感がない、と言う理由で全て捨て、インスパ時代にNoelが知り合ったマーク・コイルを呼びだす。
そして、彼が、Oasisの良さであるLive感と爆音をアルバムに吹き込んだ。
そのお陰で、兄弟がステージを共にしてからわずか3年足らずでリリースされたファースト・アルバム「Definitely Maybe」は、イギリス音楽史上最速のスピードで売れたデビューアルバムとなった。
世界ツアーが始まり、日本、アメリカ、ヨーロッパと回る中で、怒りを歌にぶつけるLiam。
メンバーと不仲になり失踪するNoel。
そんな確執の中でもNoelは、名曲を作り出して行き、ツアーは続く。
その一年後、セカンド・アルバム「(What’s the Story) Morning Glory?」で、当時ビートルズがもっていたイギリスのアルバム売上記録を塗り替える。
メンバーチェンジや、Gigsyの出戻り劇。
そして。アールズコートのライブを成功させ、96年のネブワースでの公演を迎える。
チケットに約260万人もの予約が殺到し、最終的には2日間で25万人を集めた伝説のステージとなった。
結成からわずか5年で、全世界の音楽シーンの頂点に上り詰めていたオアシス。
しかしその頃すでにノエルとリアムの間には取り返しのつかない“ひび”が入っていた。
仲の良かった昔からのスタッフやクルーたちも様々な理由で1人、又1人とやめて行き、メンバー内の入れ替わりも激しくなって行くOasis。
彼らの真実の軌跡がここにある。
= Lyraの感想=
「 イギリスの伝説的ロック・バンド “オアシス”初の長編ドキュメンタリー!
<成功に至るまでの壮大な旅の日々>その真実が今、語られるー」ってキャッチコピーがデカデカと書かれてると妙な気分。
だって、身近にいた彼らが伝説なのかなぁ〜って。
それに、まだ生きてますよ、LiamもNoelも。
あれから、20年経った自覚がないのかもしれない。
あっと言う間な出来事だったから?
Liamが言うようにOasisは、フェラーリみたいに、気分良く飛ばしている時は良いけど、スピードを出し過ぎると制御不能になってしまうんだろう。
Oasisは、2009年8月にNoelが公式サイトで脱退を発表して解散してしまった。
でも、この映画を見ているともう既に彼らの中では、1996年8月のネプワース、いや、その前のマンチェスターのライブで終わっていたのかもしれない。
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ギリギリの中をプレイし、生きて行く辛さが段々、広がって行き、映画の冒頭の明るさや笑いの色合いが薄れてしまった。
このドキュメンタリー映画は、ハッピーエンドではない。
栄光や成功の裏の、憎悪や怒りや悲しみに焦点を当てたSad Songだ。
Oasisのファンならば、必ず見ておかなければいけない彼らの軌跡だし、昔からのファンは、懐かしくあの頃の思いを再確認出来るだろう。知ってる顔が出てくるのを見るのも楽しいしね。
ただ、Lyraと同じ昔からのファンの皆んなは、知ってるネタばかりだから、お宝映像をもっと出して欲しかったわ〜と、欲張りになるだろう。
お宝と言えば、”Life in Vain”って、デビュー前の歌を聞けるのは嬉しかった!
Liamの声がヘナヘナ声だけど(笑)。
メンバー全員が若いのなんのって!それ見るだけで懐かしくて涙出るよ。
地下練習で、もうAll Around The Worldやってんのよ。昔からある曲だったの。
みんなで馬鹿やりながらも、夢に向かって必死なメンバーの姿が、見てる私までドキドキして来る。
キングタッツ・ワー・ワーハーツのLiveは、最高ね!
この時すでにBring It DownはGreatの極み。もう名曲として出来上がっているよ。
この夜に、アラン・マッギーが偶然ライブを見て即契約しちゃうんだから、、、世の中、何が起きるかわからないね。
「全ては運命。決まってるんだ」のNoelの言葉はラッキーの前髪を掴んだ人間が言っているだけに、真に迫っているよ。
チャンスを掴み、ツアーやレコーディングをして成功の階段を登り始めたOasis。
デビュー間もない彼らが、The Verveの前座をしたツアーでアムステルダム行きの船に飛び乗った話は、馬鹿丸出しで笑えるでしょう?
ライブがあるのに、船乗って他の場所へ行っちゃうってのが先ずアホだし!
船内のカジノやバーで大乱闘が始まったら、Liamが大喜びして木の葉と戯れるかのように走り回っていた!ってのは、腹抱えて笑ったよ!
走り回るのがSupersonicのあのちょこちょこ走り!
監督のマットの編集具合がうま過ぎるシーンだ。
この後、当たり前だが捕まって、メンバーは、オランダから強制送還されちゃうんだからね。
Noel以外ね。ここでもNoel以外なのよね、
ツアーに明け暮れる毎日。
ライブは最高だけど、喧嘩するために来てる変な客も来るからNoelは気が滅入って行くし、
Liamといえば、曲だけじゃなく態度もロックスターとして毅然としてなきゃと喧嘩売って暴れ捲る。
兄弟が真逆な性格、真逆な対応をするから、周りが手がつけられなくなるのよね。
まさに犬と猫だ。(Liamが犬。)
そんな中で、日本ツアー直後の全米ツアーのクリスタルメスの話は嫌な話。これも、またNoel以外がキメてて、Liam達、ローディーまでもおかしくなってるなんてアホな話。
ドラッグで翌日のWhisky a Go Goがダメになるなんて最低だわ。
ドラッグやる人は嫌い。
この点だけが全く理解出来ないんだな。
これこそ、ロックンロール、で片付ける人は何も真実を見ていないんだよ。破滅するだけ。
この事件のせいで、Noel 対 他のメンバーになってしまう。
耐えられなくなって失踪して、Talk Tonightを作るNoelも凄いけど、、、良いんだか、悪いんだか、
苦労を糧にして伸びるタイプだわ。
決してマーク・コイルが言う天使とは思わないけれど、Noelの中には、優しい面があり、それを出せるのが曲だけなんだろう。
ツアー映像も面白い。
「ボーイゾーンが隣にいるだろうな?振り付けの練習してるぜ」の、ホテルの部屋でLiamがマシンガントークしてる映像は注意して見てね。
Liamが真似してんの。(´∀`)
あれ、ボーイゾーンのダンスなんだか知らんが、マイケルジャクソンじゃない?
それに、ツッコミ入れるNoelが上手いのよね。
「この映像は、麻薬常用者の映像です。ドラッグをやるとこんな風になってしまいます、と言うこれは悪い例ですから〜!」って横からスッと出て来て言うの。
いつも、ニヤニヤしながら黙ってたり、フラーって歩いてるのが多いNoelがこんなお笑いセンスあるとはねっ。
LiamとNoelの確執が映画の焦点でもあるんだけれど、出てくる『ボケとツッコミ』具合は、阿吽の呼吸で、、、やっぱ兄弟よね。
「互いの視線がライブ中に合うと、それだけで分かった、となる」んだから、本当は互いに無くてはならない存在なんじゃない?わかってるでしょうに。
アルバム制作だって、互いに分かり合ってるからこそ、説明なしに1発録り出来んだよ、わかってる?
何で憎み合うんだろう?
妬みからか?
Noelは、「Liamの背の高さやルックスが自分より良いし、話は面白いし、良い服を着て着こなしもバッチリなのが羨ましいが、奴は、俺の才能を欲しがっている」と言うのが根底に根付いていて、
それがOasisのTop争いと合わさり、おかしな方向へ捻れてしまったのかもしれない。
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アールズコートの二公演も有名なライブ。DVDにもなっているよね。
Liamは、この時「世界征服した。」と思ったんだって。
ボクサーのように立つLiamが、カオスの中でちゃんと立っていられる時があった、、、
って事は、人気絶頂の中で立っていられないことの方が多かったのだ。
この時、「世界最高な気分だ」と思えたのが、もしかしたらあなたの頂点だったんじゃない?
この後くらいから、Liamが喉の調子が悪いと、引っ込んじゃう回数が増えて行く。
日本でもたまにやっていたけど、袖から帰って来ない、と言うのは私が見た時はなかった。必ずLiamは戻って来た。
2000年に入ると、福岡公演とか地方では、Liamが突然バックへ戻ってしまい、その後帰ってこないままNoelが歌って終了ってあったんだよね。
だから、もうこの時(アールズコート後辺り)には、ヤル気がなくなっていたんだろう。
無理なツアースケジュールに、馬鹿騒ぎは、心を蝕んで行くよ。
Liamの声が大好きだ。
あの声が聞けないならOasisは意味がないよ。
でも、Liamの「喉の調子悪いからやめた!」が始まったせいで、Noelが歌うことになっちゃったんだよ。
彼、それで自信つけちゃったし。
Noelが歌うのが増えると、Liamは自分の存在価値に不安と疑問を持ち始めてしまうし、、、悪循環の始まり。
こんな中でバンドが続くなんて無理だ。
よくまぁ、このあと13年続いたよ。
ある意味よく頑張った、、、と言ってあげたい。
彼らの不安定さって、言いたくないけれど、小さい時の嫌な思い出のせいではないか?と思えてならない。
この映画内の父親のエピソードは、知ってはいたけれど、映像になるとリアルで酷すぎて、兄弟とお母さんが可哀想で胸が痛くなる。
実の親なのに、金の為に、記者を同行させ争いの記事を書かせる為に、電話を録音したり、、、あり得ない。
LiamとNoelが父親の事を「金の為に息子を売った、金の亡者」と言うのも納得した。
幼少期のトラウマは、一生根付いてしまうものだ。
「過去に負けてはいけない」というNoelは偉いし、それを糧にして生きて来た。
でも、乗り越えられない夜もあるのでは?
Liamのいつも常に戦闘モードなのは、このせいだと思う。
本当は優しくジェントルな人間なのに。
火がつくと止まらないウェールズ人みたい?
地元のマンチェスターライブで素晴らしいライブを行なった後、Noelは、俺たちは何処へ行くんだろう?と一瞬思ったらしい。
この映画は、デビュー前の映像から、1996.8.10まで。
1996年のこの日のネプワース迄で終わる。
その後もバンドは続く…2009年8月まで。
13年か、、、
この映画は、潔い。
売れに売れ続けたOasisだが、本気で凄かったのは、この映画に映し出される2年半だ。
悲しいかな、、、
LyraはずっとOasisを応援して来たけれど、大好きなアルバムは、はっきり言って1stと2ndまでだ。
無人島に持って行くならば絶対に “Defnitely Maybe”だ。
それが、この監督には分かっているらしい。
正解です。(笑)
7時間以上にまとめた映画を、より見やすくカットしたらしいが、歴史的な大規模動員数を記録したネプワース迄にして良かった。
輝きは、ここまでだ。
企業化したバンドの末路は見たくない。
昔からいたマーク・コイルが辞め、デビュー前からいたローディーのフィル・スミスも辞めて行った。アラン・マッギーが酷いジャンキーになっていたのは、知らなかったからショックだった。
企業が介入して行く辛さや、体調不良、、、全ては変わる。
この映画に出てくる人々の中には、もうこの世にはいない人もいる。
知人の何人かが、この映画の中ではまだ元気に笑ってる。
見てると悲しくなるし、時の経過の残酷さを知ったよ。
2nd以降の快進撃で、まぁ失礼極まりないことばかり言ってるのは意外とNoelなんだよね。
Brits Awardsでマイケル・ハッチェンスからトロフィー貰った後に、
「過去の栄光になってしまった奴から賞を渡されたくなかった。」ってNoelが言っちゃうのがムカついた。
マイケルは、大人の対応で笑って流していたけれど、、、可哀想だわ。(マイケルが天国へ行ってしまったのが残念でならない。良いVocalistだったのに。)
何でそういう事を言うのかな?
誤解を生む事ばかり言って、世間からバッシングされたのも不仲になって行く原因だな。
「腑抜けは要らない」って言ってるけど、やっぱ優しい言葉を掛けてあげるべき時が人間にはあるんだよ!わかってないな、、、
「貴方たちに足りなかったのは、メンバー内、つまり、身内への素直な態度です。本当は、優しい貴方たちが素直に相手に思いやりを出さないから、取り返しがつかない事になったんですよ!」って好きだからLyraは、言ってやりたいな。同じ過ちを繰り返して欲しくないから、、、。
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映画には、Liam&Noelの新たなインタビュー、バンドメンバーや関係者たちの証言、名曲の数々をとらえたライブ映像が満載だし、懐かしいシーンや、初来日の際の貴重な映像や日本に滞在している様子も収録してある。このホテルなくなったよね。
オアシスの軌跡を辿るにはうってつけの映画だ。
だが、心して見るように、、、
そうしないと、彼らの栄光の裏の、本当の悲しみや辛さがわからないから。
じっくり見ないと、目まぐるしく進む、正にSupersonicの彼らの快進撃の映像に着いて行けなくなるよ。
新しいソロ作品をリリースするLiam。
新曲を楽しみにしているよ。
Lyraは、貴方の声が大好き!
眠ってる奴の目を覚ましてしまうLiamの、貴方の声がLyraは1番好き!
これからも、Liamには、ずっとロックし続けて欲しい。
どんなことがあっても、転がり続けるのがRockだから!
Keep on Rock’n’Roll ! LOVE ×××
Lyra Sky
*和訳はこちら→【Supersonic/ Oasis】和訳 本当の意味 True Meaning
<映像特典> (計 約31分)
・オアシス:スーパーソニック Q&Aセッション (25分50秒)
・リアム・ギャラガー 日本独占インタビュー (2分00秒)
・予告編(オリジナル予告編(2分08秒)、日本版予告編(1分46秒)(計3分54秒)
<封入特典> ※初回限定
●アウターケース(O-ring)
●ライナーノーツ
<ポイント>
●”オアシス”初の長編ドキュメンタリーがついに完成!
リアム&ノエル・ギャラガーが製作総指揮として参加!
アカデミー賞を受賞した『Amy エイミー』や『アイルトン・セナ~音速の彼方へ~』のアシフ・カバディアが、ギャラガー兄弟と共に製作総指揮を担当!
Oasis: Supersonic is a 2016 British music documentary directed by Mat Whitecross.
Asif Kapadia and James Gay-Rees, already awarded with an Oscar for the film Amy, worked on this film respectively as executive producer and film producer.
The Production Companies associated with the film are Mint Pictures, Nemperor and On The Corner Films and is distributed in the UK by Entertainment One and Lorton Distribution.
Oasis: Supersonic
Directed by Mat Whitecross
Produced by
Asif Kapadia
James Gay-Rees
Starring Oasis
Music by Oasis
Production
company
Mint Pictures
Nemperor
On The Corner Films
Distributed by
A24
Entertainment One
Lorton Distribution
Release date
26 October 2016
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