夏が来た〜。
今年は日差しが強いのか?
炎天下の中を少し歩いただけで、両肩がヒリヒリして痛いくらい。
夏好き過ぎるLyraが、夏にやられてるなんて、、、ありえん。
って事で、結構ヒンヤリした時期にリリースされた曲を和訳するー。
涼しいイメージなんだよ、この曲は。
今日Lyraが和訳&解説する曲は、アメリカ合衆国ミネソタ州ミネアポリス出身のロックミュージシャン、シンガーソングライターの Paul Westerberg ポール・ウェスタバーグ (1959年12月31日- )。
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1979年アメリカのパンクシーンから出てきた The Replacements リプレイスメンツのリードシンガー、ギター、ソングライターとして活躍していた。
今日Lyraが和訳する曲は、The Replacements 解散後、Paulがすぐに着手したソロキャリアで最初にリリースした、1992年の大ヒットシングル【Dyslexic Heart】。
1992年映画のサウンドトラックとしてリリースされた後、ベスト盤や Paulのコンピレーションアルバム『Besterberg: The Best Of Paul Westerberg』(2005年)にも収録されたPaul の代表曲である。
詳しい解説は、Lyraの和訳の後に又お話しましょう!
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Paul Harold Westerberg (born December 31, 1959) is an American musician, best known as the lead singer, guitarist and songwriter in The Replacements, one of the seminal alternative rock bands of the 1980s. He launched a solo career after the dissolution of that band. In recent years, he has cultivated a more independent-minded approach, primarily recording his music at home in his basement.
“Dyslexic Heart” is single by Paul Westerberg and appears on the movie soundtrack Singles (1992) and on the compilation album Besterberg: The Best of Paul Westerberg (2005).
= Dyslexic Heart =
Na nanana na nanana na na
Na na na na nana etc
Ah ah ah…
You shootin’ glances and they’re so hard to read
I misconstrue what you mean
Slip me a napkin and now that’s a start
Is this your name or a doctor’s eye chart?
I try and comprehend you but I got a dyslexic heart
I ain’t dying to offend you, I got a dyslexic heart
Thanks for the book, now my table is ready
It’s a library or a bar
Between the covers I judge you and ready
A half-angel, half-tart
I try and comprehend you but I got a dyslexic heart
I ain’t dying to offend you, I got a dyslexic heart
Do I read you correctly, you need me directly
Help me with this part
Do I date you? Do I hate you?
Do I got a dyslexic Heart?
You keep swayin’… what are you sayin’?
Thinking ‘bout stayin’?
Or are you just playin’, making passes
Well, my heart could use some glasses
Na nanana na nanana na na
Na na na na nana etc
Deep heart, I gotta deep heart, deep heart, ah ah ah
Are you stayin’? What are you sailin’? Well are you swayin’?
Just playin’, making passes
Well, my heart could use some glasses
I try and comprehend you but I got a dyslexic heart
Do I read you correctly, I need me directly
Help me with this part
Do I love you? Do I hate you?
I got a dyslexic Heart
Deep heart, a deep heart, deep heart, a deep heart
Na nanana na nanana na na
Na na na na nana etc
ナ、ナナナ、ナ、ナナナ、ナ、ナ
ナ、ナ、ナ、ナ、ナナ etc
アー、アー、アー
君が、一目見る
難し過ぎて読みとれやしない
俺は君を誤解してしまう
ナプキンを俺のところまで滑らせ
おっぱじめるからさぁ
これって君の電話番号かい?
それとも眼科の検診票かよ?
俺は努力するし、君を理解したい
でもよ、俺って人の心が読めない失読症なんだわ
だからって、絶対、君を傷つけたくないんだぜ
俺って人の心が読めない失読症なんだわ
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本をありがとよ
今、俺のテーブルは、準備万端だよ
まるで図書館か、バーみたいだろ?
表紙の間には、君への俺の判定と心構えがあるんだ
半分天使で、半分売春婦
俺は努力をするし、君を理解したい
でもよ、俺って人の心が読めない失読症なんだわ
だからって、絶対、君を傷つけたくないんだぜ
俺って人の心が読めない失読症なんだわ
俺って正確に読めてるかい?
君は俺を直に必要としてくる
おい、この巻では助けてくれよな
俺は、君とデートするのかい?
君を憎むかい?
俺は人の心が読めない失読症なのかい?
君は揺り動かしたままだ
何て言ったんだよ?
このままでいるか考えているのか?
それか、もて遊んでいるんだろうか?
許可証をたくさん作るわ
俺の心に、眼鏡使えたらなあ
ナ、ナナナ、ナ、ナナナ、ナ、ナ
ナ、ナ、ナ、ナ、ナナ etc
心の奥底ではさ
君を深く想っているよ
心の奥底では
あーあ、あー
付き合って行くか?
どこを航海してるの?
ああ
だから揺れているのかい?
ただ弄んでるのかよ
やり口たくさん作ってさ
もう、俺の心に眼鏡をかけてやらなきゃいけないじゃないか
俺は努力するし、君を理解するよ
でも、俺は人の心が読めない失読症なんだよ
俺って正確に読めてるかい?
君は俺を直に必要としてくる
この巻では助けてくれよ
俺は、君とデートするのかい?
君を憎むかい?
俺は人の心が読めない失読症さ
心の奥底ではさ
想ってるよ
心の奥底ではさ
想ってるよ
ナ、ナナナ、ナ、ナナナ、ナ、ナ
ナ、ナ、ナ、ナ、ナナ etc
Songwriter: Paul Westerburg
Translator: Lyra Sky 和訳
シンプルなロックンロール。
覚えやすいメロディ。
映画の冒頭で流れるこの曲を聴くと、何かが始まりそうな気がして来る。
この歌詞がラブソングだからかもしれないが、恋が始まりそうでウキウキして来る。
だからって身を焦がすような恋じゃなくて、頭のどっかではクールな感じ。
それは、皆んなでNa, na na na…と合唱出来る明るいサウンド、ってこともある。
仲良く皆んなで歌うのだから燃え上がる恋向きじゃないし、良い意味で楽しくてハッピーに騒げる。
そして、歌詞からして町のどこにでもいそうな、用心しながら恋や仕事をする男性の歌だから。
たまには、こんな気軽な曲もいいかもね。
燃え上がる恋ばかりしていたら、体がもたないもん。
それに、Paulの歌声もハッピーだからよね。
嫌なこともロック聴いて飲めや騒げや〜で忘れちまえ〜って感じ。
映画の冒頭にはもってこい。
だが物足りないか、、、な?
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Paul Westerberg (本名 Paul Harold Westerberg)は、1970年代にアメリカ上院議員であったDavid Durenbergerのビルの管理人をしていた。
その時期、仕事帰りにビルの地下からYesの【Roundabout】を練習する音が聴こえてきたことに興味を持ち、メンバーの Bob Stinson, Chris Mars, Tommy Stinson と話し仲良くなった。
そして、彼らのバンドのヴォーカルが直ぐに辞めてしまった為、Paulが彼の後任についてので The Replacements が見事、誕生したのである。
メンバーは、
- ポール・ウェスターバーグ (Paul Westerberg)
- トミー・スティンソン (Tommy Stinson)
- クリス・マーズ (Chris Mars)
- スリム・ダンロップ (Slim Dunlap)
- ボブ・スティンソン (Bob Stinson)
- スティーヴ・フォーリー (Steve Foley)
バンド活動を始めていくうちにTwin Cities のPunk シーンで名前が売れていき、デビュー。
CDリリースやツアーを行い精力的な活動をしていた。
MTVにも流れメジャー活動は順調に見えたが、セールス的には振るわず中々、ビッグヒットは出なかった。
そのため、1979年結成からの長いバンド活動であったが1991年解散してしまう。
Paulは、直ちにソロに転向。
その第一弾としての仕事が、映画『Singles』へのオリジナル曲の提供であった。
そのときに制作し、Soundtrackにも収録されたのが、【Waiting for Somebody】と今紹介している【Dyslexic Heart】であった。
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このLyraのBlogでは、何回も書いている映画『Singles』、、、
この映画は、『あの頃ペニーレインと』で有名な Cameron Croue 監督の作品。
あの映画ができる少し前に『Singles』を作ったなんてね。
いつものLyraの映画紹介の時みたいに、『詳しいネタバレあらすじ』や☆Lyraのツッコミpoint☆ を書かなきゃ、と思いながらも、書くのを後回しにしている映画だわ。
大好きなあの人も、あの人も出てるし、大好きなロックのジャンルを描いている映画だから、Blu-rayもDVDも持ってはいるのよ。
「じゃあ、いつものLyraのように何故、書かない?」と言われたら、、、
この前書いた理由の、キモい人間がいるのが理由 ↓ ↓
和訳【Should I Stay or Should I Go /The Clash】”Stranger Things” 私達のテーマ
ってのもあるが、一番の理由は
「激しい恋愛心が起きないからよー」
なんかね、可愛らしい〜感じにまとめているの。サラッと、サッパリよ。
そう、まるで「ドロドロになりそうなストーリーを爽やか青春音楽映画にした『Almost Famous あの頃ペニーレインと』と同じ爽やかな青春映画だが、
あちらは、ヒッピー文化がチラチラ見えたからLyraがキャラクター達に共感出来た。
彼の作る映画は好きで全部見てる(その話は又の機会に、、、)。
それに『Singles』は Lyraが大好きなGrunge Rock (→【グランジの魅力について】参照)の映画だ。
それに、愛するあの人も出てる!
でもサッパリし過ぎて燃えないの。
クールな恋愛、それで良いのだろう。
愛に比重を置かない人の方が、多いこの世の中。
おまけにGeneration X 世代が流行った時期を通った人間たちを描くには、サラッとが重要なんだろう。
それには、チョッピリ冷静な都会の男女の恋愛を描いた歌詞を皆んなで歌えるメロディに乗せた【Dyslexic Heart】がピッタリなのよ。
やり方がうまいPaul Westerberg!
因みにPaulもこの映画の後、売れっ子になり、ソロ作品をコンスタントにリリースしてきた。
最近は、2015年末に新しいバンド The I Don’t Cares を結成し、デビューアルバム『Wild Stab』を2016年1月にリリースしている。
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このメンバーに懐かしい Juliana Hatfieldがいるのよ!
どビックリした!
Juliana もLyraのブログで紹介しなくちゃいけないのよね。
あとJuliana つながりLemon Heads…
なんかPaul Westerberg から色々やらなきゃいけない人々が繋がっているんだよー!
その話もしなくちゃね。
人と人は繋がっている証拠だわ。
まるで木々のように
枝分かれするかのように
道のように
街のストリートのように繋がっているのよ。
私たちは、、、。
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恋が始まる瞬間と、チョッピリ冷静な都会の男女の恋愛を描いた歌詞が、皆んなで歌えるメロディに乗った【Dyslexic Heart】。
人の心の動きを読みながら、都会の恋愛は始まる、と言いたげな歌詞。
俺は失読症だから、ってそんなの気にしないで行かないと恋愛出来ないよ。
それに、気になるあの子は、「半分天使で半分売春婦」なんだってことは、男の理想じゃないの、とLyraは思ったけど。
どう?違うの?
なんかビクビクしないでガツンと来てよ!
と思う歌詞ですねん。
まあ、夏だから暑苦しくない方が良いのかもね。
ならば、このPaul Westerbergのロックンロールで盛り上がれるよ!
ドライブしながら、街を歩きながら聴くとシアトルのあの街の爽やかな風を感じられるよーん!(舞台はシアトルだから)。
暑苦しくて良いぜー!
って人は、待っててねん。
暑苦しいのを今度、お見舞いするわっ。
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Solo discography
Studio albums
- 14 Songs (Sire/Reprise Records, 1993)
- Eventually (Reprise Records, 1996)
- Suicaine Gratifaction (EMI/Capitol, 1999)
- Stereo (Vagrant Records, 2002)
- Come Feel Me Tremble (Vagrant Records, 2003)
- Folker (Vagrant Records, 2004)
Self-released mp3 EPs
- 49:00… Of Your Time/Life (Self-released, 2008)
- 3oclockreep (Self-released, 2008)
- Bored of Edukation (Self-released, 2008)
- D.G.T. (Self-released, 2008)
- PW & the Ghost Gloves Cat Wing Joy Boys (Self-released, 2009)
- Dry Wood Garage (Self-released, 2017)
Studio albums as Grandpaboy
- Grandpaboy: Grandpaboy EP(Soundproof/Monolyth, 1997)
- Grandpaboy: Mono (Vagrant Records 2002)
- Grandpaboy: Dead Man Shake (Fat Possum, 2003)
DVD
- Come Feel Me Tremble – Redline Entertainment/Ventura Distribution (2003)
Soundtracks and compilations
- Singles: Original Motion Picture Soundtrack (1992) – “Dyslexic Heart” and “Waiting For Somebody” (Westerberg scored the soundtrack as well.)
- Melrose Place soundtrack (1995) – “A Star Is Bored”
- Friends Soundtrack (1995) – “Sunshine” and “Stain Yer Blood”
- Tank Girl soundtrack (1995) – “Let’s Do It,” with Joan Jett
- I Am Sam soundtrack (2002) – “Nowhere Man,” a Beatles cover
- triplearadio.com Sampler 5 (2003) – “My Daydream”
- Hear Music, Vol. 10: Reveal (Starbucks sampler, 2004) – “Lookin’ Up in Heaven”
- Hot Stove, Cool Music, Vol. 1 (2004) – “Outta My System”
- Another Year on the Streets, Vol. 3 (Vagrant Records sampler, 2004) – “As Far As I Know”
- The Wired CD: Rip. Sample. Mash. Share. (2004) – “Looking Up in Heaven”
- Besterberg: The Best of Paul Westerberg (Rhino, 2005)
- Open Season: Featuring the songs of Paul Westerberg (Lost Highway Records, 2006)
- For New Orleans (2006) – “Old Money” (under the alias PW & The Honky Heartattax).
- Catch and Release (2007) – “Let the Bad Times Roll”
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