【Plastic Ono Band/ Give Peace A Chance】和訳 Bagismと平和について 解説 Meaning o’ Bagism

愛しのヨーコ•オノ•レノン様、お誕生日おめでとうございます。

小さい頃から憧れて参りました。いつも輝いてる貴方の軌跡を辿る度に、私は畏怖の念に駆られ、そして自分も奮起すべく生きることを諦めずに、今日までどうにか生きて来られました。

これからも力強い生命力を放ちながら、長生きして下さい。そして私達、女という生命の希望として輝き続けてください。いつの日かお会いすることを夢見て… Lyra Sky

 

Happy birthday, my beloved Yoko Ono Lennon. I’ve been longing for you since I was little child. Every time I followed your path, which was always shining, I was awe-inspired, and I managed to survive to this day without giving up living to inspire myself. Please continue to live long while giving off a strong vitality. And please continue to shine as the hope of life as a woman. Dreaming of seeing you someday … Lyra Sky Today, we will translate the famous song of Plastic Ono Band into Japanese and celebrate your birthday!

 

今日はPlastic Ono Bandの有名な曲を和訳して、お誕生日のお祝いを!

今日Lyraが和訳&解説するのは、1969年にイングランド、ロンドンで結成されたバンド、Plastic Ono Band プラスティック・オノ・バンド

John Lennonとオノ•ヨーコ(小野洋子)を中心に結成された。

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オノ・ヨーコは、(1933年2月18日 – )は、東京府出身の前衛芸術家、音楽家、平和運動活動家。ビートルズのメンバーだったJohn Lennon ジョン・レノンと結婚(1969年-1980年)し、共に平和活動、音楽、創作活動を行なって来たスーパーウーマンである。

【The Beatles / The Ballad of John and Yoko】 和訳 Sweet Funny Honeymoon Lyrics

 

今日Lyraが和訳する曲は、1969年にJohn LennonがPlastic Ono Band でリリースしたソロ•デビュー曲である【Give Peace A Chance】(邦題:平和を我等に)。

B面はオノ・ヨーコが歌う【Remember Love (邦題:ヨーコの心)】。

詳しい解説は、HipなLyraの和訳の後に又、お話しましょう!

 

 

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The Plastic Ono Band was a rock band formed by John Lennon and Yoko Ono in 1969 for their collaborative and solo projects.

“Give Peace a Chance” is an anti-war song written by John Lennon (credited to Lennon–McCartney), and performed with Yoko Ono in Montreal, Quebec, Canada. Released as a single in July 1969 by the Plastic Ono Band on Apple Records (catalogue Apple 13 in the United Kingdom, Apple 1809 in the United States), it is the first solo single issued by Lennon, released while he was still a member of the Beatles, and became an anthem of the American anti-war movement during the 1970s. It peaked at number 14 on the Billboard Hot 100 and number 2 on the British singles chart.

=Give Peace A Chance=

[Intro]

Two

A-one, two, three four, ugh

[Verse 1]

Everybody’s talking about

*Bagism, Shagism, Dragism, Madism, Ragism, Tagism
This-ism, that-ism, ism ism ism

[Chorus]

All we are saying is give peace a chance
All we are saying is give peace a chance

[Verse 2]

(Come on)

Everybody’s talking about

Minister, Sinister, Banisters and Canisters

Bishops, Fishops, Rabbis, and Pop Eyes, Bye bye, Bye byes

[Chorus]

All we are saying is give peace a chance
All we are saying is give peace a chance

[Verse 3]

(Let me tell you now)

Everybody’s talking about

Revolution, Evolution, Masturbation, Flagellation, Regulation

Integrations, mediations, United Nations, congratulations

[Chorus]

All we are saying is give peace a chance

All we are saying is give peace a chance

[Verse 4]

Everybody’s talking about

John and Yoko, Timmy Leary, Rosemary

Tommy Smothers, Bobby Dylan, Tommy Cooper

Derek Taylor, Norman Mailer, Allen Ginsberg, Hare Krishna

Hare Hare Krishna

[Chorus]

All we are saying is give peace a chance

All we are saying is give peace a chance

[Outro]

(Come on, come on, come on)

All we are saying is give peace a chance

([?])

All we are saying is give peace a chance

([?])

All we are saying is give peace a chance

(Let’s hear it for the people, now)

All we are saying is give peace a chance

(Let’s hear it for Hare Krishna)

All we are saying is give peace a chance

(Everybody now, come on)

All we are saying is give peace a chance

([?])

All we are saying is give peace a chance

(Everybody now, come on)

All we are saying (It won’t [?] unless you want it and we want it now) is give peace a chance

All we are saying (Come together) is give peace a chance

(Come together, all together)

All we are saying is give peace a chance

(Can everybody hear me? Yes!)

All we are saying (We can get it tomorrow or today) is give peace a chance

(Unless you want it now, I’ll get it now)

All we are saying is give peace a chance

(Yes, yes)

All we are saying is give peace a chance

(Okay, beautiful, yes

We’ve made it!)

 

2,

ア、1、2、3、4、ウ〜

 

皆んな言ってるよ

バッグん中、入って

見えなくなったら

皆んな平等主義さ

そしたら髪や趣味や狂うことや洋服やらで

決めつけらんないいようになる主義さ

この主義、あの主義

主義、主義、主義

 

 

俺たちが言ってるのは

平和にチャンスを与えてくれってことだけさ

俺たちが言ってるのは

平和にチャンスを与えてくれってことだけさ

 

 

(ほら!)

皆んな言ってるよ

大臣にさ、邪悪な奴、手すり、小ちゃな缶

大臣、魚屋、ユダヤ教の指導者

それに、出目金ちゃん バイバイ

バイバイ

 

 

俺たちが言ってるのは

平和にチャンスを与えてくれってことだけさ

俺たちが言ってるのは

平和にチャンスを与えてくれってことたけさ

 

皆んな言ってるよ

革命、発展、自慰、鞭打ち、規制

人種差別の廃止、瞑想、国連、おめでとう!

 

 

俺たちが言ってるのは

平和にチャンスを与えてくれってことだけさ

俺たちが言ってるのは

平和にチャンスを与えてくれってことだけさ

 

皆んな言ってるよ

John と Yoko、

Timmy LearyとRosemary

Tommy Smothers、

Bobby Dylan、

Tommy Cooper

Derek Taylor、

Norman Mailer、

Allen Ginsberg、

ハレ•クリシュナ(Hare Krishna)

ハレ、ハレ、クリシュナ教徒

 

俺たちが言ってるのは

平和にチャンスを与えてくれってことだけさ

俺たちが言ってるのは

平和にチャンスを与えてくれってことだけさ

 

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(さあ、やりなよ、行動するのさ)

 

俺たちが言ってるのは

平和にチャンスを与えてくれってことだけさ

俺たちが言ってるのは

平和にチャンスを与えてくれってことだけさ

 

 

俺たちが言ってるのは

平和にチャンスを与えてくれってことだけさ

(人々のために今こそ聞いてみようぜ!)

俺たちが言ってるのは

平和にチャンスを与えてくれってことだけさ

(ハレ・クリシュナの為に聞いてみようぜ!)

俺たちが言ってるのは

平和にチャンスを与えてくれってことだけさ

(今こそ、皆んなで!)

俺たちが言ってるのは

平和にチャンスを与えてくれってことだけさ

 

俺たちが言ってるのは

平和にチャンスを与えてくれってことだけさ

(今こそ、皆んなで!やろうぜ!)

俺たちが言ってるのは

平和にチャンスを与えてくれってことだけさ

俺たちが言っているのは

(君がそれを望んでいて

君たちもそれを望んでるなら)

平和にチャンスを与えることだよ

 

俺たちが言っているのは(一緒にやろう)平和にチャンスを与えることだけさ

一緒にやろうぜ

皆んなで一緒に

俺たちが言ってるのは

平和にチャンスを与えてくれってことだけさ

皆んな聞こえるかい?

そうだよ!

俺たちが言っているのは

(明日または今日それを得ることができる)平和に

チャンスを与えることだけさ

 

君が今望まないなら

俺が今取っちまおう

俺たちが言ってるのは

平和にチャンスを与えてくれってことだけさ

(そうだよ、そうさ)

俺たちが言ってるのは

平和にチャンスを与えてくれってことだけさ

(分かってるよ、愛する君

俺たち成功させたぜ!)

 

Songwriter: John Lennon

Translator: Lyra Sky 和訳

 

何回聴いたか分からないくらい、小さい時から聴いて来た曲。だから、思い入れも強いかも。

皆さんも良く耳にしているメジャーな曲と思う。

【Give Peace A Chance】邦題「平和を我等に」は、John Lennon ジョン・レノン(クレジットには、Lennon/McCartony)によって書かれ、カナダのケベック州モントリオールでオノ・ヨーコと共演した反戦曲です。

1969年7月Plastic Ono Band によってシングルとしてリリースされ、 Apple Records(イギリスのカタログApple 13、アメリカのApple 1809)では、Johnがまだ The Beatles ビートルズのメンバーであったときにリリースされた、ソロとしてのデビュー作になる。

そして、アメリカの反戦の賛歌となった彼の最初のソロシングルでもあり、1970年代の戦争運動のキーになった曲だ。

ビルボードホット100の14位、イギリスのシングルチャートの2位に達したヒット曲でもある。

 

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1.バンド結成

 

The Beatles ビートルズ解散直前の1969年頃から、各メンバーのソロ活動が本格的に始まっていた時期で、メンバーそれぞれがアルバムをリリースするに至っている。その中で、John はYokoと共に音楽活動を開始した。その際に結成されたのが、このPlastic Ono Banである。

このバンド形態はビートルズ解散後も引き継がれていくが、固定メンバーには拘らず、レコーディング毎にメンバーは入れ替わって、その時のレコーディングに呼ばれたミュージシャンが、メンバーとしてクレジットされるシステムだった。

Plastic Ono Band と、バンド名称だけが使用されているのは、1970年発表のシングル【Instant Karma!】まで。

『John Lennon &〜・』や『オノ・ヨーコ&〜』、『John & Yoko 〜』と頭に個人名や、共同名義クレジットが施されたものも含めると、1972年リリース『Sometime in New York City』まで。

以降John 個人名義に限れば『Plastic You F Ono Band』プラスティック・ユー・エフ・オノ・バンド」(『Mind Games』)→「プラスティック・オノ・ニュークリアー・バンド」(『Walls and Bridges 心の壁、愛の橋』)を経てバンドクレジットはなくなる。

2.第二次 The Plastic Ono Band 活動

 

1974年8月10日、福島県郡山市の開成山公園で行われたワンステップフェスティバルにヨーコ・オノ&プラスチック・オノ・スーパー・バンドとして、内田裕也、沢田研二、井上堯之バンド、上田正樹、安全バンド、イエロー、トランザム、かまやつひろし、クリエイション、加藤和彦、外道、四人囃子、ウエスト・ロード・ブルース・バンド、ダウン・タウン・ブギウギ・バンド、つのだひろ、はちみつぱい、めんたんぴん、りりぃ、センチメンタル・シティ・ロマンス、サディスティック・ミカ・バンド、シュガー・ベイブ、サンハウスらとともに出演した。この際はオノの単身来日であり、バックは内田裕也と1815ロックンロールバンドを中心とする他の出演者たちの混成メンバーがつとめている。

オノは2009年9月より YOKO ONO PLASTIC ONO BANDとして、ショーン・レノンや小山田圭吾らと共に音楽活動を再開した。

3.【Give Peace A Chance】誕生秘話

 

ベトナム戦争に抗議する目的でリリースされた。1969年11月。

この歌は反戦運動の賛歌となり、ワシントンD.C.での50万人の強力な行進の参加者によってさえ歌われ、反戦のキーソングと言えるだろう。

既にJohn & Yoko は、反戦運動の有名なメンバーであった。 彼らは、アムステルダムでの新婚旅行のときと同じように、ホテルの部屋を一度に1週間占有する、「ベッドイン」として知られる抗議の方法さえ作り出した。

この曲は、実際には彼らの「ベッドイン」の1つである、モントリオールで録音されたもの。

本作はJoan Báez の【We Shall Overcome】(勝利を我等に) に代わるヴェトナム戦争に対する反戦歌・平和のメッセージソングとして作られたが、その狙い通りヒットした。

この曲の作者の名義はLennon= McCartney だか、Paul McCartney は作曲やレコーディングには一切関わっていない。この名義措置はThe Beatles のパートナーであるPaul が、【The Beatles / The Ballad of John and Yoko】 (ジョンとヨーコのバラード)を2人で録音した礼にと贈ったものであるとする説がある。

だがJohnは「なぜPaul の名前が出ているのか、俺にはわからないくらいだよ。Paul の名前が出ているのは、別にシングルを出したことと - 最初のものだけどね - ビートルズから本気で離れようとしていたから、俺がちょっとうしろめたく思っていたからなんだ」と語っている。

実際にはYoko との共作であり、クレジットをYoko にしなかったことを、John は後に「罪」だったと述べている

1997年発売の編集盤「Lennon Legendレノン・レジェンド」以降作曲クレジットはJohn Lennon のみになり、著作権登録もJohn Winston Lennon のみになっている。

本作のリリースは1969年7月4日であり、当時The Beatles はアルバム『Abbey Road』の制作のさなかであった。(このシングルリリースの2ヶ月後の9月26日にリリース)

1990年6月28日 Paulポールは、The Beatles の故郷イギリス・リヴァプールでのコンサートでジョンへ捧げる歌として【Strawberry Fields Forever】〜【Help!】〜【Give Peace A Chance】をメドレーで演奏している。

因みにPaulは、本作をそれ以外にも幾度かライヴで採り上げており、また【A Day in the Life】とメドレーで演奏することもある。

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4.Bed In について

先程触れたように、John & Yokoは、The Beatles 時代にベッド・インを2度行っている。

1回目は結婚した時で、オランダの首都アムステルダムのホテルで行ったもの。

2回目はカナダのモントリオールに滞在していた時にクイーン・エリザベス・ホテル1742号室で行ったものだ。この曲は、後者が行われている最中の1969年6月1日に録音された。

John のリード・ボーカルとアコースティック・ギター(ギブソン・J-160E)、Tom Smother トミー・スムーザー(The Smother Brothersザ・スムーザー・ブラザーズ)のアコースティック・ギター、Yoko、Timothy Leary ティモシー・リアリー(心理学者)と妻のRosemary ローズマリー、Joseph Schultz ジョセフ・シュワルツ(化学者)、Petula Clark ペトゥラ・クラーク(歌手)、Dick Glegory ディック・グレゴリー(コメディアン)、Allen Ginsberg アレン・ギンズバーグ(詩人)、マレー・ザ・K(ラジオDJ)、デレク・テイラー(ビートルズ広報)、Phillip Spector フィル・スペクター(音楽プロデューサー)などとその場にいた報道陣などもコーラスで参加している。

その後このテープがEMIに送られて、セッション・ミュージャンなどの手によりダビングされて完成した。

その年の9月13日、John&Yoko はカナダのトロントで行われたコンサート『ロックンロール・リヴァイヴァル』にThe Plastic Ono Band として参加し、この曲をライヴ演奏した(アルバム『Live Peace in Toronto 1969 平和の祈りをこめて』収録)。

Yokoは、1991年、湾岸戦争への抗議として多くのミュージシャンと「平和を我等に1991」を制作。

2003年には9.11アメリカ同時多発テロに対しリミックスをリリース。

2008年にも40年記念のリミックスを発表した。

5.歌詞の解説

このLyraのブログを読んでいる方の多くが、音楽ファンで、特にThe Beatlesを読みに来てくれる方々は、コアなファンが多いの。

だからLyraが詳しく解説を書かなくても大丈夫だと思う。

でもLyraは、海外ドラマのネタバレ書いていたり雑貨ネタも書くので、普通に音楽を楽しむ方も来てくださるし、有難いことに検索サーチで来る方がメチャクチャ多いので、歌詞の解説をチラッと書いておきますね。(詳しく知りたくない方は、和訳だけ読んで楽しんで下さいね。)

この【Give Peace A Chance】は、反戦歌だから、タイトル通り、戦いをやめて平和になることを願っている歌詞なのだが、シリアスな内容にプラスしたて言葉遊びの歌詞だと感じる。

中にはラップの元祖とも言う人がいるくらい、ライムが出来ているのよ。

きっとJohnとYokoのノリノリ気分と2人のHappyな状況で作ったのと、メッセージを全ての人に伝えるならば、ユーモアも必要だと考えたんじゃないかな?

だから韻を踏んだ歌詞になったのだと思う。

 

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2人の遊び心が聴けてLyraは嬉しいし、ユーモアが知性的だから好きだな。

あとこれは、いつものLyraの癖の深読みだから正確ではないが、3番の歌詞迄はYokoとJohnが2人で作っていて、ラスト歌詞の来ている客(有名人)達の名前があるのは、その場にいて目に入ったからJohnがノリで歌い出した気がする。ライブではそう言うのは、よくある事だからね。

そのLyraの深読みが間違っていないと裏付けできるのは、インタビューでJohnが「歌詞を正確に思い出せない」と言っていたこと。

曲の元の最後の詩をあげると、「ジョンとヨーコ、ティミー・リアリー、ローズマリー、トミー・スマザーズ、ボビー・ディラン、トミー・クーパー、デレク・テイラー、ノーマン・メイラー、アレン・ギンズバーグ、そしてヘア・クリシュナ」と当時人気があった著名人達の名を挙げている。

1969年のアルバム「平和の祈りをこめて」に収録された「平和を我等に」の演奏で、レノンはすべての言葉を思い出せないと公然と述べ、ステージを共有しているバンドメンバーの名前や来たものを即興で演奏し始め 「ジョンとヨーコ、エリック・クラプトン、クラウス・フォアマン、ペニー・レーン、ルーズベルト、ニクソン、トミー・ジョーンズとトミー・クーパー、そして誰か。」となっている。

やはりアドリブで名前を上げて行った予想は当たっていると思うし、Johnのライブを感じられて嬉しい。

ただライブ感が良い代わりに、ネイティブでも全く聞き取れない箇所がある。早口だったり音が重なり過ぎてヴォーカルが効きにくい場合、日本語でも同じ事があるでしょう?

あとネイティブネタだと、歌詞のラップの所は造語が多い為、ネイティブでも分からない人がいる。2人を知らない人は特にそう。

だからLyraの和訳を読んでいだだければ、意味が丸分かり〜になるように、ワザと分かりやすく書いてみました。時間がある時に、また読み返してくださいね。

造語で1つ解説しましょうか?

①Bagismとは?

歌詞の1番にある「Bagism」は、身体の属性を隠し、代わりにリスナーにメッセージに集中させるために、バッグを体にかぶせる習慣のことで、1960年代末にJohnとYokoによる数々の平和運動の一環で作られた言葉なの。

これは偏見や固定観念を風刺する意味が込められているわけ。

Bagism は文字どおり人がすっぽりと袋 (Bag) に入ること(または、その中で生活すること) で、これにより肌の色、性別、髪の長さ、服装、年齢など、外見に関する情報が判別不能になるでしょ?

それこそが完全なコミュニケーションの形であると提起されたものなの。

これにより (Bagist) の話を聞く者は、人の外見にとらわれず、そのメッセージにのみ耳を傾けるようになる、、、これを2人は狙って作った造語なのでしょう。

2人がBagism のアイディアを披露したのは、1969年3月31日 ウィーン(オーストリア)での記者会見。

そして1969年6月14日 David Frost デビッド・フロストとの対談でより具体的に説明された。ベッド・インに代表される彼らの型破りで気ままで喜劇的な雰囲気の平和活動をBagismは反映していると言える。

その異様な世界観が人々の注目を集めることでBagismは、社会的、政治的な強いメッセージとして世界に発信された。

Johnほ、こう述べている。

「Yokoと僕は世界の道化師になることを心から望んでいる。そうすることで我々がいくらかよくなるのなら」。

Lennon夫妻は、以前にも袋を使ったパフォーマンスをしている。それは1968年末、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで前衛芸術家たちが集結したイベント「The Alchemical Wedding」でのことだった。このイベントはArts LabとBIIT より開催され、観客が受け身の消費者ではなく参加者になるような試みが模索されていた。

そのステージで2人は黒いベルベットの大きな袋に乗り、胡座をかいて向かい合い、身を屈め、袋を閉じた。45分間に彼らが動いたのは2度、より深く身を屈めただけだった。これは観客に対する大きな挑戦だった。

Yoko はBagism について、Saint-Exupéry サン=テグジュペリ著『The Little Prince 星の王子様』のテーマ「心で見ないと物事はよく見えない。肝心なことは目に見えない」から着想を得たと述べている。

彼女とJohn の外見を袋に隠すことで、彼らの本質、メッセージの本質が見えるようになることを望んでいたのが良くわかるでしょう。

②Bagismの活動

2度ビートルズの楽曲で触れられている。最初は「ジョンとヨーコのバラード」の一節「eating chocolate cake in a bag(袋の中でチョコレート・ケーキを食べている)」で、これはウィーンでの記者会見を示している。

【The Beatles / The Ballad of John and Yoko】 和訳 Sweet Funny Honeymoon Lyrics

 

次は【Come Together】の一節「He bag production(奴は袋屋だ)」。

これは2人のPR会社Bag Productions Ltdを示している。その社名はBagism に由来しているのがわかる。

そしてBagismが、さりげなく使われていてるのが(と言うか大っぴら?)、この【Give Peace A Chance】の「Everybody’s talkin’ about Bagism, Shagism, Dragism, Madism, Ragism, Tagism, This-ism, That-ism, ism, ism, ism.」なのだ。

 

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③Krishna

クリシュナは、ヒンズー神クリシュナへの聖歌(a chant to the Hindu god Krishna)の意味と、もう一つは、1966年に米国で設立された宗派(a religious sect founded in the United States in 1966)3. クリシュナの崇拝者で、クリシュナ意識の国際協会の一員(worshipper of Krishna and member of the International Society for Krishna Consciousness)のことを言う。

他の曲の解説でも何回もこの単語を解説してきたので、又繰り返しになる為、簡単に。この曲の場合は、クリシュナの神を称えてる意味でしょう。袈裟を着ているクリシュナ教徒ではないです。

④歌詞を書き変えた理由

3番目の詩にはマスターベーションのワードがあるがJohnは、これを公式の歌詞シートで masturbation からmastication に変更している。彼は後にこれが「警官」を意味していることを認めたが、不必要な論争を避けたかったから変更したようだ。

 

反戦歌であり、平和を唱える【Give Peace A Chance】。

詳しく歌詞の内容を知ると、これが戦争反対の歌と言うだけでなく、人間自身の自由と平等をも願った、非常に意味深い歌詞だと言うことが分かる。

日本ではクリスマス時期にかかる頻度が高いこともあり、「歌詞なんかどうでも良い」と言う多くの人達には、クリスマスソングとか、唯のラブソングだと思っている人が多い。

「曲なんてメロディさえよけりゃ良い」と言うミュージシャンやファンにたくさん出会って来たから、この台詞には耳にタコが出来るくらいだが、そう思う人がいても良いし、人それぞれ考えが違って当たり前だから、歌詞を蔑む行為を否定はしない。

ただそう言う人達とは、Lyraは分かりあえない、だって音楽をリスペクトしているからだ。

曲や歌詞を作る人間達をリスペクトしているからだ。

物を作り出す人や表現をする人々をリスペクトしているから、その作り出した物を蔑むなんてLyraには出来ないから。

相手をリスペクトしないと言うことは、それこそ差別の始まりだと思う。まあ、分かり合えない人に一生懸命説明しても無駄なのは経験済みだってらやめておくが、素晴らしい芸術や意味ある行動を軽視するのは人生勿体ないと言うことだけは、頭の片隅に残して頂けたら幸い。

この曲で、平和と言うことに焦点を絞り、シンプルな思いをストレートに表したJohn & Yokoにリスペクトを表したい。

外見に焦点を合わせる代わりに、リスナーが話に集中出来るようにさせるのが、Bagismだ。その言葉こそ、この歌の平和を願う意志の現れなのだ。

Bagism, Shagism, Dragism, Madism, Ragism, Tagismとラップするワードも、当時のヒッピーの髪型、両性具有の服、そして人々についての過度に嫌な結論に飛びつくことについてあげているのである。

つまり偏見をなくせと言うことだ。

 

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私達人類には、戦争と言う醜い戦いの脅威もあるが、身近にある人種間や性差別などからくる偏見による戦いもあるでしょう?

私達、根本から生まれる恐ろしさ。

それを失くすには、先ずは偏見を無くすこと。

私達がオープンな気持ちで相手の話を聞き、咀嚼し、考え、理解すること。

それが1番の平和への近道なのだ。

だって戦争も、もとをたどせば個人的感情がもつれにもつれた最悪な事態なのだから。

そして出来れば、そこから相手を受け入れること、分かち合うことが出来たら、私達の未来は明るい。

反戦の歌であり、共に私達が生きていくことを改めて考えさせてくれる歌が【Give Peace A Chance】なのだ。

JohnとYokoのように、偏見をなくし、シンプルに生きていけたら良いね。

互いに手を取り合い生きて行こう。

そして真剣に生きて行こう。

 

Life is what happens to you while you’re busy making other plans.

– John Lennon (1957 issue of Reader’s Digest)

 

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“Give Peace a Chance” was released in protest against the war in Vietnam. The song became an anthem of the anti-war movement—it was even sung by participants of the 500,000 strong march on Washington D.C. in November of 1969.

Lennon and Ono were well-known members of the anti-war movement. They even created the method of protest known as a “bed-in,”involving occupying a hotel room for a week at a time as they did on their honeymoon in Amsterdam. This song was actually recorded during one of their “bed-ins” in Montreal.

The original last verse of the song refers to: “John and Yoko, Timmy Leary, Rosemary, Tommy Smothers, Bobby Dylan, Tommy Cooper, Derek Taylor, Norman Mailer, Allen Ginsberg, and Hare Krishna”. In the performance of “Give Peace a Chance” included on the Live Peace in Toronto 1969 album, Lennon openly stated that he could not remember all of the words and improvised with the names of the band members sharing the stage with him and anything that came to mind: “John and Yoko, Eric Clapton, Klaus Voormann, Penny Lane, Roosevelt, Nixon, Tommy Jones and Tommy Cooper, and somebody.” The third verse contains a reference to masturbation, but Lennon changed this to “mastication” on the official lyric sheet. He later admitted this was a “cop out” but wanted to avoid unnecessary controversy.

 

* Bagism = The practice of wearing a bag over one’s body so as to conceal one’s physical attributes and force listeners to focus on one’s message instead.

Personnel

  • John Lennon – lead vocals, acoustic guitar
  • Tom Smothers – acoustic guitar
  • Yoko Ono and others – handclaps, tambourine, backing vocals
  • Timothy Leary, Petula Clark  – backing vocals
  • André Perry – percussion, production

Discography

Studio Albums
  • John Lennon/Plastic Ono Band (1970)
  • Yoko Ono/Plastic Ono Band (1970)
  • Some Time in New York City (1972)
  • Feeling the Space (1973)
  • Between My Head and the Sky (2009)
  • Take Me to the Land of Hell (2013)
Live albums
  • Live Peace in Toronto 1969 (1969)
EPs
  • Don’t Stop Me! (2009)
  • The Flaming Lips with Yoko Ono/Plastic Ono Band (2011)
Compilations
  • Shaved Fish (1975)

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