和訳【Take It As It Comes/RAMONES】The Doorsと世界猟奇地帯 Movie”Mondo Bizarro”

毎度毎度、このブログで取り上げているLyraの ルーツでたるThe Doorsドアーズは、様々なバンド に影響を与えて来た。

「この超特急ファニーで、クールなPunk Bandも彼らの影響下にいたなんて、、、」と初めてこの曲をカヴァーしているのを聞いた時は、とっても嬉しかったのを覚えている。

Jim Morrisonが歌うとエロエロに取れるこの曲が、Joey Ramoneが歌うとどうなるか?聴きたくない?

妖しい世界へと誘うようなThe Doorsの原曲。

でもRamonesがプレイすると、それとは、また違った疾走感があるから不思議。

1,2,3,4 ! で始まる世界が貴方にも見えるかも知れないよ〜ん。

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今日Lyraが和訳&解説するのは、アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市のクイーンズ地区で結成されたパンク・ロック・バンド、Ramones ラモーンズ。

1974年に結成されてから、ニューヨーク・パンクスをずっと牽引して来た、音楽の歴史に残るべきバンドである。

そして多くのパンクロッカーに影響を与え、ポップソングの一面も見せる楽曲は、パンクロックだけでなく、他のジャンルのアーティストにも愛さている。

2002年『ロックの殿堂』入り。

 

*Ramonesについては、こちら!→ 和訳【Ramones/ I Wanna Be Sedated】解説 ラモーンズよ永遠に Ramones Forever!

 

今日Lyraが和訳する曲は、Ramones の12枚目のスタジオアルバム1992年9月1日リリースされた『Mondo Bizarro』に収録されている曲、【Take It As It Comes】。

冒頭でお話ししたように、この曲は1967年のThe Doorsの同名曲が、原曲である。

*原曲やThe Doorsについては、こちら!→ 和訳【Take It As It Comes】The Doors ジム・モリソンについてHonest Jim Morrison

 

詳しい解説は、LyraのHipな和訳の後に又お話ししましょう

 

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“Take It As It Comes”, a song by The Doors from the 1967 album The Doors.

The Doors is the debut album by the American rock band the Doors. Recorded in 1966 at Sunset Sound Recorders, Hollywood, California, it was produced by Paul A. Rothchild and released on January 4, 1967. The album features their breakthrough single “Light My Fire” and the lengthy song “The End” with its Oedipal spoken word section.

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= Take It As It Comes =

[Verse 1]
Time to live, time to lie
Time to laugh, time to die

[Chorus]
Take it easy baby
Take it as it comes
Don’t move too fast
If you want your love to last
You’ve been moving much too fast

[Verse 2]
Time to walk, time to run
Time to aim your arrows at the sun

[Chorus]

[Verse 3]
Go real slow
You’ll like it more and more
Take it as it comes
Specialize in having fun

[Chorus]

 

 

生存時間

嘘をつく時

笑う時間

死に行く時

 

落ちついたらどうだい?

ベイビー

成り行きにまかせようぜ

そんなに早く動くなよ

もし永遠に愛する男が欲しいなら

おお

そんなに早く

動き過ぎるなよ

 

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歩行時間だ

逃げる時さ

君の矢が

狙いをつける時間だ

あの太陽に

 

落ちついたらどうだい?

ベイビー

成り行きにまかせようぜ

そんなに早く動くなよ

もし永遠に愛する男が欲しいなら

おお

そんなに早く

動き過ぎるなよ

 

ゆっくりやろうぜ

君はもっともっと好きになるよ

ありのまま受け止めよう

楽しむことを本業にしようぜ

 

落ちつけよ

ベイビー

成り行きにまかせようぜ

そんなに早く動くなよ

もし永遠に愛する男が欲しいなら

おお

そんなに早く

動き過ぎるなよ

 

音のガチャガチャ感は否めないが、それがまた、パンクロックらしくて良い味を出していると思う。

動いてる姿も見たい貴方の為に、TVの公開録画のライブがあったので、載せておきますね〜。 ↓↓

 

 

黄金期のメンバーを考えると、少し弱い気もしなくもないが、バンドを存続させるために頑張っていた彼らの姿を見れて嬉しいミュージックビデオだ。

NYパンクの重要な位置を占めるRamonesだか、1976年以降のロンドン・パンク・ムーブメントに大きな影響を与えた為、実は、アメリカ合衆国より、イギリスでの人気も評価も高いバンドだ。

同じNY Punksの時代を生きたTelevisionや その流れを生んだ同地のvelvet undergroundは、叙情性や文学的な要素もあり、倒錯的世界感が癖になるバンドだが、Ramonesは陽陰で言ったら、陽のバンドであると言える。(TelevisionやPatti Smithは、陰の良さがあると思う)。

その陽で、短いキャッチーなサウンドが、国境を超えて各国で愛されたのだろう。

どんな精神異常の世界を描いてもRamonesは、どこか笑い飛ばして暗さを吹っ飛ばしてしまうのだ。

まるでアメリカンコミックスのように面白おかしく、分かりやすく、easy & funnyの世界で、私たち聴くものの視覚にも聴覚にも入り混んでくるパワーは凄い。

 

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そのパワフルさで、Ramonesは、世界中を席巻した。

特に南米で大人気だ。

前にも書いたが、ライブハウスが多かった自国とは違い、アルゼンチンではエル・モヌメンタル(スタジアム級)でライブをした。

それに、誰も公演を行ったことの無かった地域にも積極的に出向き、彼が影響を与え、その地で初めてロックバンド が生まれるということもあったという。

難しくてひねくれたRockが大好物だ。

だが、世界を狙うには、Ramonesのようにパワフルさで乗り気ってしまうストレートさが重要だと思う。

分かりやすさや、ストレートさが、この先の未来を作るなんて素晴らしい。

まるでロックの伝道をしていた(巡業とも言う辛さもあったけれど)、彼らは、Rockの伝道師だったのだ。

最後までやり抜いた、彼らを…

褒めたたえよ、Ramonesを!

( 司祭の言い方で言って遠い目をしているLyra。皆さんも、さあご一緒に。)

褒めたたえよ、Ramonesを!

 

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このThe Doorsの【Take It As It Comes】のカヴァーは、この赤いジャケットの『Mondo Bizzaro』に収録され、1992年9月1日にリリースされた。

(その上のアルバムは、コンピレーションアルバムで、この曲が収録されている2019年にリリースされたばかりの『Everyone Loves The Ramones』である。)

彼らのラストから数えたら3枚目のアルバムになる。

Ramonesの後期の彼らが分かるアルバムと言えよう。

Dee Dee Ramonが去った後に加入した、ベースのCJが、このアルバムから参加にしたのだ。

新生ラモーンズの姿を味わえる。

賛否両論あるが、Lyraには、このアルバムにJoey のロック愛が詰まっていると思う。

The Doorsや彼が愛するバンドやロックにリスペクトをしながらカヴァーし、自分の作った曲と纏めた作品として、もっと評価されるべきアルバムだ。

個人的な意見だが、The Doorsのエロさ、妖しさが大好き。自分のロックが始まったバンドだから、余計に愛してしまうのもある。

だから、戦争が勃発していたあの時代に、この【Take It As It Comes】を歌う意義もあったとLyraは思う。

生と性を受け入れる歌だと思うからだ。

Jim が歌うからこそ妖しくなり、そこにダブルミーニングが生まれると思う。

そして、Joeyが歌うとまた別な感じ、別世界が生まれている。

声質が意外と似ていて、初めて聞いた時は驚いた。

でも、Joeyが歌うとエロさは消え去り、その代わりにバンドが突っ走っているのと合わさって、夜の闇の中をバイクに跨り疾走しているように感じて、又新しい【Take It As It Comes】が生まれた。

同じ曲なのに違うのは、キャラクターの違い。

そして、世界観の違いだろう。

だから少しだけ和訳も変えてみた。

Jimと違ってエロさがないと思うのは、個人的な感想だが、Joeyには、Jimにはない陽の力が働いていて、それを引き出すべきだと思った。

 

因みに、この『Mondo Bizarro』と同タイトルの映画があるが、ワザと意識して名付けたのだろうか?

もしそうならば、かなりのグロさが浮かんでしまう為に、Lyraには、このアルバムはかなりの勢いで、問題作だと定義したくなる。(ヤバイ映画なんだもん。)

どんな映画かは、ラストの方にチラッと書いておきますね。

簡単に言えば、グロくてエロい低予算ドキュメンタリー映画って感じ。

それを狙っていたならば、怖さがプラスされる。

B grade movieはRamonesに合う。

Joeyはロックをしに未開の地へと、世界中を旅してる自分たちの姿を重ね合わせたのかも。

どんな場所にも

どんな国にも恐れずに、

それこそ『世界猟奇地帯 = Mondo Bizarro』だろうと行ってやる!ってね。

その精神、Lyraも受け継ぎます!

どんな場所も恐れずに

疾走感と3コードだけでもいろんな世界を描けるのを教えてくれた、Ramonesのように。

Take it easy baby
Take it as it comes !

 

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 映画『Mondo Bizarro 』について

『Mondo Bizarro』= 『世界猟奇地帯』は、デイヴィッド・ケインが、台本を書き、監督は、TVドキュメンタリーの演出家上がりで、後にバイオレンスポルノ「アニマル」シリーズで一発当てるR・L・フロスト。

撮影はソール・レスニック、音楽はローレンス・バン・ラットマンが担当した。総指揮はスタン・ラッセル、製作はフェリックス・ロマックス。

世界各地の猟奇地帯にカメラを持ち込んで、ショッキングで残酷な、又は、禁じられている実態を暴いたドキュメンタリー映画である。撮影にあたって1000ミリの超望遠レンズを使い、録音は、2.5km離れた場所からでも録音出来るテレ・ダイナミック・マイクを使用した。これがキャッチフレーズとして宣伝に使われたと言う。

1969年には、「続・世界猟奇地帯」が製作されるが、監督はマルチェロ・アバローネに交代した。

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内容(*ネタバレ少しあり)

全裸のご婦人たち、ブードゥー教の恍惚踊り、女性用下着No.1、シドニーの不死身男、ガラスを食べる青年、ロサンゼルスの海水浴場、夜の海のSex Game、トップレスのクラブ、ニューヨークの売春婦、ロスアンジェルスの男娼、生生しいヌード画廊、モデルは全裸の二グロ男、女性の裸が素材の前衛芸術、若者達の生活と意見、全裸にされた売春婦の売買、売春婦の全スト、泥んこプロレス、驚くべきレバノンの女奴隷売買の実態、女性下着メーカーの舞台裏、ハンブルグのSMショー、釘の上に乗ってハンマーで叩かせるシドニーの不死身男のショー、メキシコ・ティファナのストリップ、お触りショー、女体写真で作品をつくる造形家、メキシコの娼婦売買場面などが収められている。

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The Ramones were an American punk rock band that formed in the New York City neighborhood of Forest Hills, Queens in 1974. They are often cited as the first true punk rock group. Despite achieving only limited commercial success initially, the band was highly influential in the United States and the United Kingdom.

“Take It as It Comes” is a cover song, originally recorded by The Doors for their 1967 debut album. The 2004 CD reissue bonus track, “Spider-Man,” is a cover of the theme song from the original Spider-Man animated series. It was originally released as an unlisted bonus track on initial releases of the Ramones’ 1995 album ¡Adios Amigos! (omitted on later editions), and a slightly different version was available on the 1995 various artists compilation album Saturday Morning: Cartoons’ Greatest Hits.

“Take It As It Comes” is covered by the Ramones. Great for singing, shouting your lungs away while driving to work in heavy traffic.

This song was released in 12th their album”Mondo Bizarro”.

Mondo Bizarro (a misspelled version of “Mondo Bizzarro,” meaning “Weird World” in Italian) is the twelfth studio album by the American punk band the Ramones, released in 1992. It is the first to feature their new bassist, C.J. Ramone, who replaced departed member Dee Dee Ramone. The album was re-released in the UK by the Captain Oi! record label on August 10, 2004, with the band’s cover of the Spider-Man theme song included as a bonus track.

Personnel

Ramones
  • Joey Ramone – lead vocals (tracks 1-4, 6-7, 9-14)
  • Johnny Ramone – guitar
  • C.J. Ramone – bass, backing vocals, lead vocals (tracks 5, 8)
  • Marky Ramone – drums

Additional musicians

  • Vernon Reid – guitar solo (track 11)
  • Joe McGinty – keyboards (track 7)
  • Flo & Eddie – backing vocals (tracks 3, 13)

Additional personnel

  • Bryce Goggin – assistant engineer
  • Joe Warda – assistant engineer
  • Gary Kurfirst – executive producer
  • Greg Calbi – mastering
  • Ed Stasium – mixing, producer
  • Paul Hamingson – engineer
  • Eugene Nastasi – assistant engineer
  • Garris Shipon – assistant engineer
  • George DuBose – art direction, photography, design

 

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