和訳【Doin’Time/ Sublime feat.the Pharacyde】解説 同じ空の下 Under the Same Sky

まだまだ夏がいる日本。

「夏はもう飽きたあ〜」言ってる人が多いけど、Lyraには「夏はたまんなあい!」ってくらい好きな季節なので、このままStayしていてっ、て感じ。

革ジャンは着たいけど、やっぱこの薄着いられるってのがキモ。

だから、今日は夏、それも真夏が似合う、前にも紹介したバンドを和訳するわ。

で、メチャ迷ったの最近このBlogでも常連のアーティストがカヴァーしたVesionにするか、別のLong Versionにするか?

迷った末、超面倒臭くて長いラップ・バージョンの方にしたよ。

全くムズイ方を選ぶなんて… Lyraって馬鹿なんだと思ふ。

今日Lyraが和訳&解説するのは、アメリカ合衆国、カリフォルニア州ロスアンジェルス、ロングビーチ出身のロックバンド、Sublime サブライム。

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パンクにレゲエ、スカ、ヒップホップなどのアーシーなサウンドを取り入れ、独創的な彼らにしか出せてない音を作り出していたバンドだ。

90年代のアメリカで支持されていて、日本での認知度の低さにLyraは驚いた。

彼らは、ある意味1990年代を象徴するバンドの一つであり、中心人物のヴォーカル、作詞作曲、ギターをしていたBrad Nowell は西海岸を代表するカリスマ的存在だった。

*Sublimeについては、こちら!→和訳【Sublime / What I Got】Sublimeとは? Love is What I Got!

 

今日Lyraが和訳する曲は、Sublimeの スタジオアルバムから【Doin’Time】。そして、この別テイクで Marshall Artsがリミックスをした The Phracydがフィーチャリングされたラップバージョンを和訳します。

普通バージョンより情報量多いからマニア向け。

詳しい解説は、Lyraの和訳の後に又お話しましょう!

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Sublime was an American ska punk band from Long Beach, California, formed in 1988. The band’s line-up, unchanged until their breakup, consisted of Bradley Nowell (vocals and guitar), Eric Wilson(bass), and Bud Gaugh (drums). Lou Dog, Nowell’s dalmatian, was the mascot of the band. Nowell died of a heroin overdose in 1996, resulting in Sublime’s breakup. In 1997, posthumous songs such as “What I Got”, “Santeria”, “Wrong Way”, “Doin’ Time”, and “April 26, 1992 (Miami)” were released to U.S. radio.

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= Summertime= ( ft.the pharacyd)

Hot short days, long sweaty nights
The changing of the equinox
I was delayed on delta thinking about my shelter
In Pasadena when a man, I was emphazema
Let the top down, turn the volume up some decibels
And rolling down the street
Ass all up on my testicals like lice, summertime is always nice
From Dena to the L. B. C. and start driving the telly 3 0 1
Time jump behind me flashing lights like a disco
Was lookin’ like Danny Terrio, herbs in scenario, it’s summertime
It’s summertime and the livin’s easy
Ridies on the microphone with Ras M G
All people in dance will agree that we’re well qualified
To represent the L. B. C., me, me and Lawee
We go run to the party and dance to the rhythm, it gets harder
Days hotter than coco as smooth as coco butter
My mind was cluttered with thoughts of being home
My zone, closing my shutters, imagine the microphones
And lying under the covers with my baby bear
Banging with dreamy stairs, shoulder shoulder then hair
Put a niggas underwear with the baby T
Whispering words like, come and play with me
What a beautiful day to be free, that is it
Evil, I’ve come to tell you that she’s
Evil, most definitely
Evil, ornery, scandalous and
Evil, most definitely
The tension is getting hotter
I’d like to pull her head underwater
You know it’s seasonal
Temperatures reading exactly at 1 0 1
Ran into sublime when I was rollin’ high on the 1 0 1
Northbound in tune with the earth sound
Sound wave and the sun beams
When I’m on the microphone
I freak beats and rearrange scenes
When I’m on the microphone
I make heads bob, we smoke hella herbs
‘Cause herb attracts the Gods
(You gotta gotta gotta keep it comin’ on)
One day I was joggin’ through the concrete jungle
And all of a sudden I slipped on some sublime
And landed in the pharcyde, it’s all good, it doesn’t matter
We have sunshine in the air, good smoke and good people everywhere
You know I know, we must stay strong, and keep it, keep it comin’ on

 

暑くて短い昼間に

永く続く甘い夜

季節が変わる日(春分の日)

俺はシェルターについて考えちまって

デルタに行くのを延期した

パサディナで

1人だった時

俺は肺気腫になった

高いのを下げてくれねぇかな

それからデシベルでもなんでも良いからボリュームを上げてくれよ

そしたら、街に繰り出すとしようぜ

シラミみたいなのが湧いてる金玉にしちまったけど

夏はいつでも最高だよ

パサディナからロングビーチカウンティまで行こうぜ

テリー301 あたりからドライブを始めるかな

時がまるでディスコの点滅するライトみたいに俺の後ろで跳ねてやがる

なんか俺ダニー・テリオみたいだな

シナリオに挟んだマリワナ

それって夏だよな

 

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夏は

過ごすのに最高だな

Ras M.G.とマイクで歌って

踊ってる奴等、全員

俺たちには資格があるってわかるさ

俺さ

俺とローウィがロングビーチカウンティの代表だってことに賛成してくれるだろ

俺たちでパーティーに走って行こう

そしてリズムをとって踊ろうぜ

激しく踊るのさ

ココナッツバターみたいに滑らかな

ココより暑い日だ

俺の精神は家にいることを思ってめちゃくちゃ混乱してるんだ

俺の領域は

シャッターを閉めて

マイクを想像するのさ

ベッドの下に転がっている俺の可愛い熊

夢見がちな眼差しでバタンとなっている

肩から髪の毛も

黒人にチビTを着せてやれ

こんな感じの言葉を囁いてるぜ

「出ておいで、僕と遊んでよ」てさ

なんて自由で素晴らしい日なんだろう

あれは悪だ

あの子がどんなに邪悪か話しに来たのさ

それは確実さ

意地の悪くてスキャンダラスで邪悪なんだぜ

それは確実さ

緊張が 激しくなって来てる

あの子の頭を掴んで水底に沈めたいよ

特定の周期があるのさ

気温はぴったり101度だ

高尚な奴に達するのさ

101度まで上がってやる時に

地鳴りと一緒の曲で北行きさ

音波と日光

俺はマイクで歌っている時は

ビートで幻覚症状が起きるんだぜ

景色を再構築できるんだぜ

俺がマイクで歌っている時は

頭を上下に動かしてやる

そして大量の草を吸っているのさ

だってよ

マリワナは神をも魅惑するんだぜ

(お前らは、しなきゃダメだ、しなきゃダメさ、これをキープしたままでいなきゃダメだぞ)

ある日

俺はコンクリートジャングルをジョギングしていたら

不意に荘厳な気持ちに滑り落ちたのさ

ファーサイドのサウンドに陥ってしまったんだ

スゲ〜いい気持ち

何も問題はねーよ

空気に太陽を感じるし

最高なマリワナがあって

最高な奴らが周りにいるじゃないか

お前らも俺も分かってる

俺たちは強くなきゃいけない

そのままで行け

そのままで行け

頑張ろうや

Songwriter: Ira Gershwin, George Gershwin, Marshall Goodman, Maggie Plum, Dorothy Heyward, DuBose Heywargend, Bradley Nowell

Translator: Lyra Sky 和訳

 

こちら、プロモーションビデオの【Doin’ Time】

Sublimeのメンバーも見れるし、The Paracydのラップも見れるので雰囲気を掴むのに良いと思う。

音質が悪いので、音源ちゃんと聴きたい人は、↑ ↑ 上のを聴いて、

こちらは、「メンバーを見たい、当時の様子を知りたい」と言う人が見るべきビデオでやんす。

↓ ↓

「かっちょええ」というのはSublimeのこと!

「格好良い」じゃ収まらない、ザワザワした胸騒ぎがするサウンドを作り出すのが上手いバンドだった。

現在も残されたメンバーがSublimeを続けている。

が、やはり Bradley が居なくなったバンドの喪失感は脱ぐい切れない。

前に比べ柔らかな気がしてしまうのは、Lyraだけかもしれない。そこまで世間は気にしないかも。

ただ、彼の意志を継いでいるのが見ていてわかるだけに、Bradley不在の大きな穴が見え隠れるのが辛い。

だから、どうしても昔のアルバムを選んでしまう。Bradleyが生きていた時のアルバムを。

素晴らしいサウンドと、やんちゃな歌詞。

Lyraが夏になると思い出すバンドの1つだし、アメリカ人が野外で遊びたくなったら聴きたくなるのが、このSublime なのだ。

もう、血が湧く、、、。

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彼らは、ある意味1990年代を象徴するバンドの一つであり、中心人物のヴォーカル、作詞作曲、ギターをしていたBrad Nowell は西海岸を代表するカリスマ的存在だった。

だが、彼は重度のジャンキーであった為、ヘロインの過剰摂取で死亡。このことによりバンドは解散してしまう。

1988年、カリフォルニア州のロングビーチで結成され、メンバーは、ボーカル・ギターのBradley James Nowell ブラッドリー・ジェイムス・ノウェル、ベースのエリック・ウィルソン、そしてドラムスのバド・ゴウの3人。このトリオ編成は解散まで一貫して不変であった。

*Sublimeについては、こちら!→ 和訳【Sublime / What I Got】Sublimeとは? Love is What I Got!

 

1996年2月、三作目となるこのスタジオアルバム『Sublime サブライム』のレコーディング開始。

完成し、リリースを約二か月後に控えた5月のある日、ブラッドがカリフォルニアのモーテルでヘロインのオーバードースを起こし死亡。

遺作となったアルバムはプラチナムを超えるセールスを記録し大成功を収めたのであった。

 

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残されたEric Wilson エリック・ウィルソン(Bass)とBud Gaugh バド・ゴフはLong Beach Dub Allstars ロング・ビーチ・ダブ・オールスターズを結成し、その後もいくつかのバンドで音楽活動を続け、現在は、Sublime With Romeとして活動している。

 

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今日紹介している【Doin’Time (Remix By Marshall Arts feat. The Pharacyd】は、1997年11月25日リリースされた作品で、1996年7月30日にリリースされた、彼らの3rd アルバム『Sublime』に収録されている同名曲をMarshallがリミックスしてリリースしたものである。

それに伴い、西海岸で人気のThe Pharacyd ファーサイドをフィーチャーした曲だ。

Sublimeの元曲の良さはそのままに、ラップで味付けした手法だから、ロックファン、Sublime ファンが気にいる仕上がりだと思う。

因みに、The Pharacyd は、1989年にロスアンジェルスで結成されたファンクバンド。

オリジナル・メンバーは、

Iamaniイマーニ、

Bootie Brown ブーティ・ブラウン、

Fatlip ファットリップ、

Slimkid 3 スリムキッド3 の4人。

 

 

彼らは元は、80年代末にダンサーとして出会い、ファンクやR&Bのアーティストと出演していたユニットだった。

そのコラボレーションから次第にヒップホップ・グループとしての活動を始めた。

1991年最初のデモをレコーディングし、レーベルとの契約。

デビュー前に、Brand New Heavies ザ・ブラン・ニュー・ヘヴィーズのアルバム『Heavy Rhyme Experience, Vol. 1』(1992年)に収録された【Soul Flower】にフィーチャーされ大注目された幸先が良いスタートを切った。

1992年 1st Album 『Bizarre Ride II The Pharcyde』をリリース。

ウェストコースト・ヒップホップの歴史において、非常に重要な作品といわれている。

当時の西海岸ではギャングスタ系がメインで、実際にPharacydは異色バンドだ。 玄人受けするバンドかもしれない。

だが、このThe Pharacydの 1st Album に影響を受けたアーティストは数多く、あのKanie West カニエ・ウェストの「最もお気に入りの一枚だ」は、この作品だと自ら公言しているほど。

多くのアーティストに影響を与え、現在も活動しているのは、Sublimeと同じ威力があるといえよう。

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同じカリフォルニア州ロスアンジェルスで同じ海を感じ、同じ時を刻んだ彼らだからこそ出来る統一されたカラーをだしていると思う。

例え、Bradleyの死後にリリースしたにそよ、彼の歌声を邪魔せずにリミックスしたのはありがたいし、彼らのサウンドが又面白い感じに、レゲエからTrip Hop トリップホップに変身しているのが良いと思って今回はこちらを和訳&解説したの。

気持よさで言ったら、こちらのがヒップホップ好きや、ジャンル問わずに聴いている人にはオススメ。

「俺はロックしか聴かん。良くてミクスチュアー」と言う頑固な方のために、また別に通常ヴァージョンの【Doin’ Time】を紹介しましょう。

何故かというと、歌詞がこちらの方が難しいスラングが多いし、言葉が違うし量が今日の方が倍以上おおいのだ。

このリミックスは、The Pharacydのラップをフィーチャーしているだけに、言葉が多く、だからこそ SublimeやThe Pharacydが過ごしていた当時のロングビーチの日常がよくわかるから、Sublimeの雰囲気を知って貰うにはいいと思って今日は選んだわけです。

全くではないけど、かなり曲構成違うから、またやるね、、、。

てか、実は和訳しているのよ、もう。

それも2種類!! (笑)。

「何故2種類か?」は、ネタバレなるから今度するね(分かる人は、ピン!と、来たかも〜)。

Sublimeのこの曲は、有名なGershwinの【Summertime】をサンプリングしている。時々、このブログで紹介するJanis Joplinが歌ったことで、一気に有名になった曲だ。

* Janis JoplinのSummertimeについてはこちら→ 【Summertime / Janis Joplin】 和訳 Don’t You Cry 泣くのはおよし

 

【Doin’ Time】は、裏切り行為をする彼女に不信感を抱きつつも、別れられずに魅了れてしまっている男の嘆きの歌なの。

今日のThe Pharacyd のラップ入りのは、その上手くいかない恋愛の男の愚痴の部分が減っていて、その代わりにロングビーチの世界が広がっているから面白い。

ロスの若者文化、バンドやDJ、サーファーやスケーター、ただの飲み助までが騒ぎ、語り合い、Potをキメテいる様子が手に取るようわかるわ。

懐かしい西海岸の情景に想いを馳せながら、夏の終わりを満喫しようよ。

海が呼んでいるわ〜!

夜なんか秋風吹いているけどね〜気にしない。

まだまだ夏が居てくれるならば、この日本でSublime聴きながら夏フェスしちゃあお。

この青い空の下、ギラギラした太陽は、ビーチの私たちよ、

そして、群青色に染まってキラキラひかるお星様や、ニッコリ笑っているお月様が浮かぶ星空は、ロングビーチの近くのバーのテラスでラッパ飲みしてる私たちよ。

同じ空の下、一緒に楽しもう。

 

*Lana Del Reyのカヴァーは、こちら!→和訳【Doin’ Time/ Lana Del Rey】激しくなるの Get Harder

 

The Pharcyde is a Los Angeles alternative hip-hop group who were mainly active in the early ‘90s. The group is best known for the hit singles “Drop”, “Passin’ Me By” and “Runnin’,” as well as their first album, Bizarre Ride II the Pharcyde.

Some members of The Pharcyde have used multiple names in their career. For Frank Friction see Bootie Brown. For Tre Hardson see Slimkid3.

“Doin’ Time” is a song by the American band Sublime for their self-titled third album. The lyrics tell of a cheating girlfriend, whose infidelities and poor treatment of her lover makes him feel like he is in prison. It was released as a single on November 25, 1997; the disc contained alternate versions of the song by Wyclef Jean and The Pharcyde. Additional versions appeared on the post-Bradley Nowell compilation album Second-hand Smoke and several bootlegs, including one with Snoop Dogg.

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“Doin’ Time” is a loose cover of “Summertime” by George Gershwin, composed for the opera Porgy and Bess. The track heavily samples a cover of “Summertime” by jazz flutist Herbie Mann, a live bossa nova version from his album Herbie Mann at the Village Gate. The band originally recorded the song with the lyrics “doin’ time and the livin’s easy”. In order to release the song using the Gershwin sample, the band had to agree to use the line “summertime” instead of “doin’ time”. However, the song was already recorded with the “doin’ time” lyric, and lead singer Bradley Nowell had recently died of a heroin overdose. The lyric was re-recorded by Sublime’s friend/producer Michael Happoldtsinging “summertime”. It is this version of the song that appears on Sublime’s self-titled album. Future Long Beach Dub Allstars DJ Marshall Goodman appears on the recording and is mentioned in the lyrics.

The line “And we can do it like this, in the place to be.” is sampled from the Beastie Boys’ “Slow and Low” from their 1986 album Licensed to Ill. The song also samples “Jump for Jah” by Ini Kamoze, “Buffalo Gals” by Malcolm McLaren, and “Holy Thursday” by David Axelrod.

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