【The Verve/ Weeping Willow】和訳 MV 解説 救い求めて Battle with Depression

最近、連日連夜 The Verve Festivalをお家でやってるLyraです。

The VerveとThe DoorsとJimi Hendrixは、毎日聴いても飽きない。

Oasisもそう。

ただThe Verveの方が、聴いているだけでトリップ出来る。

それに聴いていると癒される。

悲しい歌詞や死を感じさせる歌詞が多いのに、不思議と暖かさまで感じる。

痛みを共有するかのような安堵感。

それが、The Verveにはあるのだ。

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今日Lyraが和訳&解説するのは、イングランド、ウィガン出身のロックバンド The Verve ザ・ヴァーヴ。

ブリティッシュ・ロックの良いところをベースに、サイケデリック・サウンドを極めた本物ロック・バンドだった。

*The Verveについては、こちら!→【The Verve /All In The Mind】ザ・ヴァーヴの魅力について! The Verve History

 

日本ではビッグヒットした【Bitter Sweet Symphony】や、それ以降のアコースティックな曲で知られているが、実は凄く濃〜いサイケデリック、アシッド・ロックバンドである。

今日Lyraが和訳する曲は、The Verveのアルバムで1番人気の1997年9月29日リリースのスタジオアルバム『Urban Hymns』に収録されている曲【Weeping Willow】。

詳しい解説は、LyraのHipな和訳の後に、又お話しましょう!

 

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“Weeping Willow” is the song by The Verve and appears on the album Urban Hymns (1997).

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=Weeping Willow=

[Verse 1]
When morning breaks
We hide our eyes and our love’s aching
Nothing’s strange
It was in our hands from 6 to 10
It slipped right out again

[Chorus]
There’ll be no better time
There’ll be no better way
There’ll be no better day to save me
Save me
Yeah, save me
I hope you see like I see
I hope you see what I see
I hope you feel like I feel

[Verse 2]
And the world don’t stop
There is no time for cracking up
Believe me friend
Cause when freedom comes
I’ll be long gone
You know it has to end

[Chorus]
There’ll be no better time
There’ll be no better way
There’ll be no better day to save me
Save me
Yeah, save me

 

I hope you see like I see, yeah, yeah
I hope you feel what I feel, yeah, yeah
Someone to stand beside me
Beside me
Beside me, now is not the time to cry
Beside me
Beside me

 

Beside me (whether you see or whether you don’t)
Beside me (whether you feel or whether you won’t)
Beside me (whether you see or whether you don’t)
Beside me (whether you feel or whether you won’t)
Beside me (whether you see or whether you won’t)
Beside me (whether you feel, I hope you see like I see)
Beside me (I hope you feel like I feel)
Beside me (I hope you see like I see)
Beside me (I hope you feel what I feel)

 

[Outro]
Weeping willow
The pills under my pillow
Weeping willow
The pills under my pillow
Weeping willow (beside me)
The gun under your pillow (beside me)
Weeping willow (beside me)
Weeping willow (beside me)Beside me (I got to learn to leave the pain)
Beside me (walk through the door and kiss the rain)
Beside me (I got to learn to leave the pain)
Beside me (walk through the door and kiss the rain)

 

 

 

午前休みに

俺たちは自分たちの眼と

愛の疼きを隠す

奇妙なことなんてないさ

それは6時から10時まで

俺たちの手の中にあるにあるよ

又滑り落ちたけど

 

これより良い時間なんてないだろう

こんな素晴らしい方法などないだろう

俺を救うのにこれより良い日はないだろう

俺を救ってくれ

そうだよ

俺を救ってくれ

 

俺が見てるように君にも見て欲しい

俺が見るものを君にも見て欲しいよ

俺が感じるように感じて欲しいんだ

 

そうして世界は止まらない

挫けてる暇なんてないのさ

なあ俺を信じてくれよ

だって自由が来たら

俺はもういなくなるだろうから

それが終わらなきゃ行けないのを

君は知っている

 

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これより良い時間なんてないだろう

こんな素晴らしい方法などないだろう

俺を救うのにこれより良い日はないだろう

俺を救ってくれ

そうだよ

俺を救ってくれ

 

俺が見てるように君にも見て欲しい

俺が見るものを君にも見て欲しいよ

俺が感じるように感じて欲しいんだ

俺の側に立っている誰か

俺の側に

俺の側に

今は泣く時じゃない

俺の側にいて

俺の側にいて

 

側にいて(君が分かっていようと、なかろうと)

側にいて(君が感じていようと、感じないであろうとも)

側にいて(君が分かっていようと、なかろうと)

側にいて(君が感じていようと、感じないであろうとも)

側にいて(君が分かっていようと、なかろうと)

側にいて(君が感じていようと、感じないであろうとも)

側にいて

(君が感じるかどうか、俺が見るように君に見て欲しい)

側にいて

(俺が感じるように君にも感じて欲しい)

側にいて

(俺が見るように君にも見て欲しいんだ)

側にいて

(俺が感じるように君にも感じて欲しいんだ)

 

 

枕、涙に濡れて

枕の下に置いた錠剤

枕、涙に濡れて

枕の下に置いた錠剤

枕、涙に濡れて (俺の側に)

君の枕の下に置いた拳銃(俺の側に)

枕、涙に濡れて(俺の側に)

枕、涙に濡れて(俺の側に)

俺の側にいて

(俺は痛みを置き去りにする事を学ばないとな)

俺の側にいて

(ドアを通り抜け雨にキスをするよ)

俺の側にいて

(俺は痛みを置き去りにする事を学ばないとな)

俺の側にいて

(ドアを通り抜け雨にキスをするよ)

 

Songwriters: Richard Paul Ashcroft

Translator: Lyra Sky 和訳

このブログに良く来てくださる常連さんたちは、ご存知だが、LyraはThe Verve の曲&アルバムのどれも好きだが、強いて言えば初期の、もろサイケデリックなヤバイ時のThe Verveが好き。

だから毎回ヘビロテするのは、1stや1st前のEPや、2ndだ。

特に2ndの『Nothern Soul』は毎日聴いても飽きない。

それがここ数週間、3rd アルバムであるこの『Urban  Hymns』のボックス・セットに入っているライブアルバムばかり聴いている。

その中には6枚CDとDVDがあり、ライブ・アルバムは2枚入っているのだが、聞くたびに何故か、この【Weeping Willow】が胸に刺さるの。

シングル・カットはされていない曲を良く好きになることがあるが、今回もそう。

良いアルバムには、シングルカットされるような派手さはなくても、自分の本能を揺さぶってくれる曲がある。

世界観が合い、サウンドが自分を連れて行ってくれる。

Richardの言葉が、素直に表現されているから、同じ気持ちになれるのだと思う。

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このアルバムには、2種類のサウンドにくっきり別れていると言っていい。

前作『A Northan Soul』リリース後、Richard (ボーカル)とNick (ギター)の音楽的方向性の違いが原因で確執が酷くなり解散。
その後、再結成し、新ギタリストとして、旧友Simon サイモンを加入させた。
だがレコーディング中に、RichardはNickのギターじゃなきゃだめだと考え、Nickと和解しバンドに呼び寄せこのアルバムを完成させたのである(このアルバムから5人編成になった)。
その為、リチャードが制作途中までは指揮を取っていたこともあり、【Bitter Sweet Symphony 】、
【Sonnet /The Verve】(寒い夜にラブソング Love Song for ColdNight)
などのバラード調と、サイケデリック・ロック好きのNickの色が濃い【The Rolling People】【Catching Butterfly】【Come On】と言ったトリップ感満載の曲とに別れている面白いアルバムになっている。

 

この曲は、Richard色が強い曲と言える。

だがギターの音がとてもサイケデリックだと思う。

波のように打ち寄せる海を漂っているような気持ちになり、聴いていると優しい気持ちになる。

ただ歌詞はキツイRichardの心のうちを表現しているために、地の底で漂うような感じだ。

 

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Richardは、90年代、酷い躁鬱病に悩まされていた。

その時の辛い心境をこの歌で表している。

Richardが、意気消沈し自殺を考えている時の、病と闘っていた自分を描いている。

彼が重度のジャンキーであったのは、有名な話(と言ったら変だが)…ファンならば知っていると思う。

それだけに、彼が孤独に悩み、死への願望のままに行動してしまうことを恐れていたのが、この歌詞からヒシヒシと伝わってくるだろう。

歌詞の中で、主人公(Richard)の側にいる人間は、妻のKate Radley のことだと思われる。

バンドから離れていた1995年に彼女と結婚したRichardは、その後ソロアルバムで、愛の溢れる歌を歌っている。

この歌の救いを求める「俺が感じるように側にいる人には、感じて欲しい」と言うのは、彼女への願いだろう。

今現在は、クリーンになったというRichard。

Weeping Willowは、しだれ柳のこと。

中国では、泣き柳とも言われるこの柳は、青々とした葉を持ちうなだれたように、風にそよぐ。

イギリスのある地域のスラングがあるので、Lyra的に続く単語も同じ言葉が続いていたので、Richardは、違う地域の出身だが、英国人なのでスラングで和訳しました。

死にたくなる時は、自分にもあるから彼の気持ちに同調してしまうのかもしれない。

そんな時に信頼できる人に、側に上欲しい。

味方でいて欲しい、どんな時も。

この【Weeping Willow】を聴いていると、その思いがより一層強くなる。

同じように感じて欲しい。

一つでいて欲しい。

 

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Weeping Willow stands the test of time because of its talk of guns under pillows and its intense, rich sonic layering.

This song illustrates the singer’s battle with depression and thoughts of suicide. This is a battle The Verve frontman Richard Ashcroft has known all too well, as he is a clinically diagnosed manic depressant who has battled with depression, drug addictions, and thoughts of suicide since the late ’90s.

Ashcroft married Kate Radley from the band Spiritualized in 1995 – she’s likely the inspiration for lines like:

I hope you feel like I feel
Someone to stand beside me

In his songs, Ashcroft has often expressed a desire for intimate understanding, with Radley in mind. It’s what he calls a “positive love ambition.”

Personnel

The Verve

  • Richard Ashcroft – lead vocals, rhythm guitar, keyboard
  • Nick McCabe – lead guitar
  • Simon Tong – second lead guitar, keyboard
  • Simon Jones – bass
  • Peter Salisbury – drums

 

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