和訳【Tool /Forty Six & 2】パンズラビリンスとの共通点 Similarities Between “Pan’s Labyrinth”&Tools

自分が好きな人が、また別の好きな人や物とコラボしてしまう現象が多々ある。

それが酷くなると NormanReedus ノーマン ・リーダスHelena Christiansen ヘレナ・クリスチャンセンの時みたいにカップルになり美しい一男を設けたり、

【デス・ストランディング 】(とは?ノーマン・リーダスとマッツ・ミケルセン! 生死と未来の映像美は英文学から。DEATH STRANDING)みたいに好きな俳優と監督や女優が大集合して一作品を作り上げたりする。

Lyraの趣味がたまたま彼らとリンクしたのか?

単に、似たタイプの人間を好きになるから類友みたいに自然とくっつくのか?

好きなバンドと好きな映画がくっついたお話。

今日Lyraが和訳&解説するのは、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロスアンジェルス出身のプログレッシブ・ヘヴィメタルバンド、 Tool トゥール。

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1990年に結成し、1st スタジオアルバム『Undertow』(1993年)をリリースしてから初めはオルタナティブロックバンドだったのが次第にプログレッシブなサウンドに変化。

それに伴い、音楽的な実験性、ビジュアルアート、自己改革のテーマのある芸術性の高い活動をするようになったバンドだ。

今日Lyraが和訳する曲は、Toolの2枚目のスタジオ・アルバム『Ænima』 (1996) から4枚目のシングル【Forty Six and 2】。

詳しい解説はLyraのHipな和訳の後に又お話しましょう!

 

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Tool is an American rock band from Los Angeles, California. Formed in 1990, the group’s line-up includes drummer Danny Carey, guitarist Adam Jones, and vocalist Maynard James Keenan. Justin Chancellor has been the band’s bassist since 1995, replacing their original bassist Paul D’Amour. Tool has won three Grammy Awards, performed worldwide tours, and produced albums topping the charts in several countries.

Forty Six & 2” is a song by the American progressive metal band Tool. It was released as the fourth single from their second major record release Ænima in 1996 and received radio airplay.

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= Forty Six And 2 =

Intro]
Join in my… join in my child
And listen… digging through my old numb shadow

[Verse 1]
My shadow’s… shedding skin
I’ve been picking… scabs again
I’m down, digging through
My old muscles, looking for a clue

[Pre-Chorus 1]
I’ve been crawling on my belly
Clearing out what could’ve been
I’ve been wallowing in my own confused
And insecure delusions
For a piece to cross me over
Or a word to guide me in
I wanna feel the changes coming down
I wanna know what I’ve been hiding

[Chorus 1]
In my shadow
My shadow
Change is coming through
My shadow
My shadow
Shedding skin
I’ve been picking
My scabs again

 

[Spoken]
Join in my… join in my child
Shadow’s… closer to meaning

[Pre-Chorus 2]
I’ve been crawling on my belly
Clearing out what could’ve been
I’ve been wallowing in my own chaotic
Insecure delusions
I wanna feel the change consume me
Feel the outside turning in
I wanna feel the metamorphosis and
Cleansing I’ve endured in

[Chorus 2]
My shadow
My shadow
Change is coming
Now is my time
Listen to my muscle memory
Contemplate what I’ve been clinging to
Forty-six and two ahead of me

[Bridge]
I… choose to live and to
Grow… take and give and to
Move… learn and love and to
Cry… kill and die and to
Be… paranoid and to
Lie… hate and fear and to
Do… what it takes to move through
I… choose to live and to
Lie… kill and give and to
Die… learn and love and to
Do… what it takes to step through

[Interlude]

[Outro]
See my shadow changing
Stretching up and over me
Soften this old armor
Hoping I can clear the way by
Stepping through my shadow
Coming out the other side
Step into the shadow
Forty six and two are just ahead of me

お入りなさいな…私が生み出したものに加わって
そうしたら、聞いとくれ

私の古い凍えた影を掘り進んで行って

 

私の影…

生え変わる肌

私は少しずつ前へと進んで行ってる

かさぶたが又生まれた

下へと降りて行く

深く掘り進め

私の古い筋肉が

一つの糸口を探すのだ

這いつくばって行く

何が起きたかハッキリさせよう

私は自分の中の混乱と不安定な妄想の中でのたうち回っている

自分のスタイルを変えるための断片

または、私を導くたった一つの言葉

降り落ちて来るのを感じたいのだ

私が隠れているのが何故か知りたいのさ

 

私の影の中で

私の影

変化が訪れようとしてる

私の影で

私の影

脱皮する肌

私は少しずつ進化している

かさぶたが又生まれた

 

お入りなさいな

私が生み出したものに加わって

影がより近い意味だ

 

私は這いつくばって行く

何が起きたかハッキリさせるのだ

私は混沌とした不安定な妄想の核心で

のたうち回っているのだから

変化が私を消費したのを感じたい

変わる外界をも感じたい

変形作用を感じたいし

私が耐え忍んでいたものが浄化されたか知りたいのさ

 

私の影

私の影

変化が訪れようとしてる

今こそ私の時代

私の筋肉の記憶を聞け

私がぴったりとくっついているものが何かじっくり考える

それは、46本と2 本 私より先にいるのさ

 

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私は…生きることを選んだのだ

成長することもね…

受領し贈与し

動くこと…

学び愛して

泣くこと…

殺し死に

誕生すること…

狂気と嘘をつくこと…

憎み恐れ

そして成す事…

何が私の中を動き抜けるのか?…

生きることを選ぶ

嘘をつくこともだ…

何が対策を講じるのだ?

 

私の影か変化して行くのを見ろ

私を引き伸ばし超えて行く

舐めした私の防御服

何に沿って行く道かハッキリとさせていく

私の影の中へと歩を進めて行くと

別の世界を暴露する

影の中へと歩を進めろ

46本と2本は私より先にいるのだ

 

Songwriter: Danny Carey, Justin Chancellor, Adam Jones, Maynard James Keenan

Translator: Lyra Sky 和訳

https://youtu.be/f8aT9oRp95A

この映画 Lyraが大好きな映画で、今までは知る人ぞ知る「きもくて後味が悪い映画が芸術性が高い映画」として認知されていた。つまり知っている人が少ない映画通の為にあるような映画だった。

それが、日本では全くメジャーではなかったのに、去年?監督であるGuillermo Del Toloが【Shape of Waver】でアカデミー賞を受賞した為に、過去作品だから〜と、あちこちで取り上げられた為に、不本意?ながらも「誰もが知ってる怖い映画」に成り下がってしまった。

「成り下がった」という言い方は大袈裟かもしれない。

だが、この映画は「いやだあ怖ぅぃ〜!」とビビるだけの映画じゃないってぇーの。

Guillermoの怪獣愛が炸裂しかかったギリギリ路線のファンタジーホラーと、時代性を加味した人間の業や性、戦争悪と、少女の自己犠牲愛が美しくも地獄の業火のように燃え盛る作品なのよ!

だから、「目ん玉が手についてて子供を食べるお伽話の主人公を実写化したみたいで、こわぅぃーい!」はやめれ!

Lyraも公開当時にリアルに見てマジでビビった上に、ラストの後味が悪過ぎて「いや、ラストはあっちの世界で(死の世界だが)、本当の父と母 (現実世界では実父が死に、母が身売状態でヒトラーみたいな軍人と結婚した冷たい家族からの現実逃避) と再会できたのたがら良かったんだ、、、弟を助ける為に死んだとしても、あっちでHappyよぉー!!」と一生懸命自分に言い聞かせて、トラウマ回避しようと試みたのを覚えてる。

結局は、トラウマ回避など出来ないくらいドヨーンとハマってしまったのだけどね。

毎回、毎回、見るたびにドヨーンとなる映画、それが【Pan’s Labyrinth】( 原題: El Laberinto del fauno) なのだ。

だが、時間が経つと又見たくなってしまう不思議な映画でもある。

TVでやっていると必ず見てしまうの。

それは、一本の映画としてキチンとした綿密に練られた物語性があるからだ。

そして、描かれた世界が異常でありながらも、ひんやりとした湖のように澄み切っていて美しいからだ。

綺麗過ぎて微生物も魚も生息出来ないくらいに澄み切った美しい世界。

それが、怪物や妖精が実世界の戦争下の国の少女と一緒に合わさっても不思議ではない、力強い描写があるから、それに触れたくて見てしまうのだ。

その力強さは、まるで血液のよう。

だからLyraは魅せられているのだ。

それは、このミュージックビデオの曲【Forty Six and 2】を作ったToolにも当てはまる。

彼らのサウンドには手抜きなどない。

綿密な物語性とドロドロとした人間の業火の世界が広がっているのだ。

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【Fourty Six and 2】は、人間と言う存在に疑問を投げかけている曲だ。

今回は主人公を「私」にしたのは歌うVocalのJames Keenan が男性であって、ミュージックビデオは、映画のメインキャラの少女だから、(そして、映画内の餓鬼の怪物が性別が分からない、もしくはないから)どの立場にも取れるようにしたかったのでLyraは「私」にしました。

何故なら、どの立場にしても考えようとしたら考えられる歌詞だからだ。

味わえるあり方が行く通りもあるならば、味わう楽しみがあっ他方が良いでしょ?

だから「私」を一人称に選択したの。

【Forty Six and 2】は、人間として自己改革して行くことを歌っている。進化しようと言うものも意味したいのだと思う。

それも、まるで爬虫類か、怪物のように変態(変身)して行くように変われと言っているのだ。

脱皮するとまで書いている。

自分が成長するためや、生きて行く為には、自らを変えることが出来るといいたいのだろう。

そして、生きて行く為に強くなると言う。

それも【Forty Six  and 2]がある方へと、だ。

ここで言う【Forty Six and 2】は、46と2。

つまり、46本の染色体と追加の2本の染色体の事である。

変なタイトルでしょう?

でもこの46本って、人間のヒト染色体の数だ。

では、追加の2本は?

 

この曲は精神病学に長けていた教授であり、精神医学者の Carl Yung の理論をベースにして作られた歌詞だ。

そして、Yung の考えをよりくわしくしたのが Drunvalo Melchizedek 。

彼の研究も加味し、この2つの理論を ベースにしてタイトルにもつけたのが、この【Forty Six and 2】なのだ。

 

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人の染色体は、46本でそのうちの2本は性染色体だ。 そう、男と女が決まるY染色体。

この歌詞は、そのように人間が構成されているのならば、人間が変化する= 自己改革するには、あと2本染色体が増えれば良いと考えて、(Drunvalo Melchizedekの考えである) 作ったのだ。

 

そして、人間がその染色体を増やすには、影が必要だという。

だから、影を作り出す為に、恐怖や憎しみや死や強要することが必要だと言っているのだ。

この考えは、Yungの考えでもある。

だから、歌詞の中で「自分が変わるには先の48本にしたい」と言っているのだ。

だが、Yungが偉い精神学者だとしても、少し変わっているとLyraは思った。

なぜなら、48本とは猿の染色体の数だからだ。

では、この歌詞は進化しろ、と言いつつ動物になろうと言っている。

「退行現象だから逆だよ?」と聞いていて混乱してしまった。

自己改革で進化するならばわかるが、進化しようと言って、猿ならばおかしいでしょ?

だが、Yungは言っている。

「人間が変化するには単一意識に移ることで可能になるだろう。私たちのどの細胞もそれ自体に意識があり記憶があるのだ。もし人類がより高度なものに変わるならば、体内を占めている、自分の体内にある100万種の違う意識を一つにしなければいけないのだ。このそれぞれ違う基盤をどう関係付けるか?自分がより高度な人間になったとして細胞や基盤を考えてみたまえ。我々は、まだ個別の意識を持っている。だが、これが自主独立体として意識がまとまれば、一つの共同体として機能するのだ。」

 

この考えは、たしかに【Forty Six and 2】の歌詞そのまま。

筋肉に記憶がある、と歌詞にあるし、

「私たちの生み出した中に、入りなさい」ともある。

つまり、より高い人類に進化するには皆が一つになり意識を個人レベルではなく、一団体、一国家、いや、一惑星、レベルでまとまれ、と言うことだろう。

そこにはこの意識はいらない、と言うことだ。

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だから人間らしい、痛みや苦しみなどと言った影の感情はひとまとめにし、個人は捨て、染色体を増やして迷いなどない(あるかもしれないが)猿みたいになれ、と言う意味なのだ。

それを考えると個人のプライベートがなくなって来ている現代社会の行く末を見ているようで怖くなる。

FBIに盗聴されている電話やスマホに、ナンバリングされた個人情報に、監視カメラがあちこちにある街、、、プライベートなど管理社会化が加速している昨今の状況からして、これから無くなるのかもしれない。

それは、まるで個人的な感情のない人間を生み出すようで怖くもある。

ただ、闇夜のように先の見えない未来。

自然災害や戦争や核問題で地球が壊れて行くようだ。

そんな災難の中では、個人のわがままより、自己犠牲こそが世界を明るくする残された道だ。

まるで【Pan’s Labyrinth】の少女のように、、、?

映画の中に出てくるレジスタンスは皆、自己犠牲を厭わない。自由のために犠牲になる。

そして、主人公も彼らのように愛する者わ救うために、数々の試練を乗り越えていき、最後には自らの命を投げ出してしまう。

まさかの映画とのテーマのリンクを見てしまったようだ。

私たちが、これからの未来に順応するには、より高度な知識や行動が必要になって行くのは見に見えている。

そのためには、ハイブリッドな人間にならねばならないだろう。

それには、YungやMelchizekの理論をベースに書いたこの曲のようにしなければ、ならないのか?

自らの肉体の記憶を全て一つにまとめ、個を捨て闇になるように。

染色体を今より2つ増やしてまで?

個を捨てる時、、、

そんな世界など要らないわ。

個を捨てる時は、私たちがあちらの世界に行く時だ。

まだまだこの世界に生きていくならば、自己を保つべき。

だが、愛する者を守るには自己犠牲を厭わない勇気も必要だ。

それこそが、自己改革だと思う。

【Forty Six and 2】を聞いていると人類について深く考えてしまう。

もしかしたらそれが狙いか?

ただ、問題提起してるだけかもしれない、

だが、この不思議なタイトルの曲で人類の進化や自己改革を考えはじめる人もいるだろう。

そのきっかけになれば良いと思う。

真剣に人類について考えてみよう。

AIなんかに頼らず、あなたのその脳味噌で、あなたの頭脳を使い、あなたの記憶を掘り起こして。

細胞に聞け!

私たちの、自分の生きる道を!

 

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The meaning of 46 and 2:

“According to Melchizedek, our planet is covered with geometrically constructed ‘morpho genetic grids’. These grids extend from about 60 feet under the Earth’s surface to about 60 miles above the Earth, arranged in geometric patterns (see ‘Sacred Geometry’). Each species has its own grid, which supports life, and connects the consciousness of its particular species. Before any species can come into existence or make an evolutionary step, a new grid must be completed. When a species becomes extinct, that particular species’ grid dissolves.

“A new grid was completed in 1989 – the ‘christ-consciousness’ grid. This grid will allow humans to evolve into our next version. We’ll develop two additional chromosomes (which are really ‘geometrical images’ designed to resonate with our specific grid) for a total of 46 + 2.

“The main change will be a shift to the “unity consciousness”. Every cell in your body has its own consciousness and memory. You, the higher being that occupies your body, make the millions of different consciousnesses in your body work together as one being. How does this relate to this grid? Think of yourself as a cell and the grid as the higher being. We will still have individual consciousness, but will be united in the form of a higher being in order to work as one entity.”

 

Popular belief dictates that the song title refers to an idea first conceived by Carl Jung and later expounded upon by Drunvalo Melchizedek concerning the possibility of reaching a state of evolution at which the body would have two more than the normal 46 total chromosomes and leave a currently disharmonious state. The premise is that humans would deviate from the current state of human DNA which contains 44 autosomes and 2 sex chromosomes. The next step of evolution would likely result in human DNA being reorganized into 46 autosomes and 2 sex chromosomes, according to Melchizedek.

Furthermore, it is believed the song refers to a wish to experience change through the “shadow“; an idea which represents the parts of one’s identity that one hates, fears, and represses, this exists as a recurring theme in the work of Carl Jung.

The song is mostly in 4/4 time with some sections of 7/8 in between. In the intro, Danny Carey plays four measures of 7/8 on his ride cymbal over the rest of the band playing in 4/4, and they all meet up on the downbeat of the 5th measure in 4/4. During the bridge there are three measures of 7/8 followed by one measure of 4/4. During a particular quad fill, the drums are in 3/8, the guitar plays one measure of 9/8 followed by one in 5/8 all while the bass keeps time in 7/8.

Members

Discography

  • Undertow (1993)
  • Ænima (1996)
  • Lateralus (2001)
  • 10,000 Days (2006)

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