ラストシーズンであるシーズン11の、それもミドル・シーズンの最終回と「まあ〜、ややこしや〜」な16話。
やっと大輝14話から動き出したストーリーは、何とも腑に落ちぬ終わり方をしたぞ!
毎度【詳しい解説】【あらすじ感想】書いて来ましたが、この終わり方だけはして欲しくなかったわ〜。
ただTWDのアクションが好きで見てきた人には、めちゃくちゃ嬉しい回ですよ!
久しぶりにドキドキした〜!と、言ってもハラハラするシーンの中で、ダリルのアレがツッコミしないではいられないんだけど(笑)。
頭がおかしな奴が、いつの時代も大衆を不幸へと導く、、、それに対抗し平和と自由を手に入れようと皆で協力し合うマギーとダリル達は、まるで現在勃発してる戦争で戦う兵士。恐ろしいラストも…。
このミッドシーズンの最終話は、マギーの話だね。母として、アレクサンドリアとヒルトップの国のリーダーとして、彼女は自由のために身を捧げる。
その姿は、まるで聖母のようだ。
「マギー、君はなんてデカい肝っ玉野郎なんだ!」ニーガンのヘンテコ台詞も健在さ〜♪
今日LyraがBig Ball 持ちMaggieを応援しながら和訳、あらすじ感想、解説ツッコミポイントを書くのは、アメリカ合衆国AMC製作の人気TVシリーズ【The Walking Dead ウォーキング・デッド】シーズン11の第16話です。
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先週は、ハーレクイン小説か、メロドラマか?ってなくらい、メインのストーリーには関係ないシーンばかり。マーサの〇〇やら見なくて良いものが出てきたり、せっかくのマギーとハーシェルの頑張り具合がぼやけてしまいましたが、今日はマギーが大活躍!
*前回の第15話は、こちら→【ウォーキング・デッド シーズン11】第15話ネタバレ『ランスご乱心』 あらすじ感想 TWD11-15
それに並行して、ダリル、アーロン、ゲイビーチームも格好良い勇姿を見せてくれたり、久しぶりに戦闘、乱闘を見れる回になっています。相変わらず、ランスやべーし!
早速、詳しいあらすじに行きましょう。
*Lyraのブログは、ネタバレ有り無しで読めるように書いています。詳しい内容を知りたくない方は、「あらすじ前編」だけ読み、「後編」は飛ばして、【Lyraの感想】と【解説ツッコミポイント】をお読みください。
1.第16話『神の御業』”Acts Of God” あらすじ: 前編
*ネタバレ無し
真っ暗闇の中をウェーカーの群れが歩いていて唸り声を上げている。その側には沢山の廃車が転がっていて、まるで火事でもあったかのように焦げているようなドス黒い血がついている。
そこへブーツを履いた足が血で濡れた泥濘にハマり、血を気にしてか、靴を上げてジロジロと確かめて見ている男が1人、、、ランスだった。
ランスは耳障りな音を聞く。音は上空でぶんぶん音を立てている。見上げると暗闇に黒い点が無数に飛んで音を立てていた。
天災が起きる19時間前…
門からハーシェルとマギーが出て来た。
マギー 「行くわよ。子豚ちゃんは持った?」
ハーシェル「ママ〜僕もう赤ちゃんじゃないよ」
マギー「あ、そうだった!」
親子は仲良く歩き出した。
だがハーシェルは行きたくないと言いだす。
するとそこにイライジャとマルコが現れて、目的地は12マイルも先にあると言う。2人は付き添いで来てくれるようだ。
マギー「すぐ会えるからね。」と暫く親子は離れ離れにならなくてはいけなくなったのだ。
ハーシェルは、一緒にいてくれないママに、ムッとして先を歩き出した。
コイントスをしているランス。
「どっちだ?」と部下の兵士に聞いて当たった為、兵士の好きな方角に皆で進み出す。
朝、ユージーンがベッドで目覚めると、側でマックスが『原子破壊』と書かれた物理の本を読んでいた。
ユージーン「おはよう.昨日の夜は素敵だった」
マックス「寝てると思ったわ。」
ユージーン「君だけが私のつまらない人生で、唯一素晴らしい存在だよ。」そういうと2人はキスをする。
ユージーンは頼んだ事を、マックスはやりたくないんじゃないかと心配して尋ねたが、マックスは、やりたくないのではなく、やったことで、自分達が変化を求めない奴らから潰されてしまうのではないかと心配はしていると言う。
その頃、ダリルとアーロン、ゲイビー(ゲイブリエル神父)は、真っ暗な廃屋に侵入し、他の兵士(警察)達と一緒に逃げた共同体がいないか、偵察中。
ゲイビーは、他の兵士達に聞こえないようにダリル達に、「ここは、上手くやり過ごすべき」というのだが、アーロンは、戦うべきだと言う。
ダリル「とにかくチャンスを逃すなよ」と話していると、
兵士「お前ら何喋ってんだよ?」とライフル片手に現れた。
ダリル「いや、そういやチャールストンで武器の取引をしてる奴がいるって知ってるか?」と話を逸らす。
が、隣の部屋に行き扉を開けると、ウォーカーが沢山いて外に出て来た為、部屋にいる全員でウォーカーを退治する羽目に。
その兵士のうちの1人が食われそうになり、危険な目に遭うが、どうにか切り抜けた所に、ランスから無線が入る。
「ロマーノ、現在位置は?」
「13マイルのところです。残り1箇所を見に行くところです。」答えた。
移動するぞ、と兵士は言い廃屋から出て行く。
ゲイビー「どうやら見張られてる」
ダリル「気を抜くなよ」
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昼間の明るいうちに到着するため、マギーとハーシェルは、早歩きで森を行く。
一緒に来たイライジャとマルコは、追手が近づいて来てるみたいだと相談していた。
それを聞いてマギーが心配しているので、ハーシェルは不安だと言うが、
マギーは、「ママはね、昔から人は、選ぶ自由があると考えている…今もね。行きたくないな、て思うのはわかるわ。でも行く方が良いと約束する。」と息子を励ます。
そこへ皆んなを待っていたリディアが現れて、案内すると言った。
その頃、リアは真っ黒な服に着替えてアーモーを装着して戦う準備をしていた。
周りには同じ服装をした兵士達が4人いて、ランスはいつもの服装で様子を見ている。
ランス「やっと決着がつくな。君は家族の仇を取れるし、僕は仕事の邪魔な奴らを始末できるってもんだ。皆んな勝者になるな」とリアにペラペラ話しかけているが、その間中、リアは一言も喋らず用意をしている。
準備ができたリアにランスは携帯を渡す。「撮って来てくれ。この目で彼女の死を確認したいんだ。」
リアは黙って準備をしていたが、図上でブンブン音がするのが聞こえて来て空を見上げる。そこには虫の大群がいて、異常なほどの数が空を舞っていた。それを見てリアはニッコリ笑う。
そしてリアは初めて言葉を発した「分かった。行くよ!」と言うと、兵士を率いて出発した。
リディアはある場所に来て、地面を2回ライフルで叩く。そこには枯れ木や草で作った蓋があり、それを上げると中に防空壕みたいになっていた。
中にはニーガン達が隠れていた。
ニーガン「ランス達が追いかけて来てるのか?」
マギー「昨夜は壁から5マイルの所に兵士達がいたの。どう思う?」
ニーガン「君らは俺たちを助けてくれたから、手を貸してやりたいし、君の息子を守るのだって平気さ。でも妻は妊娠してるし、こんな汚ねぇウイスパラーズが作った穴でじっとしているのは嫌だね。それにヒルトップを守る価値があるのかい?」と嫌味を言ったので、アニーが言い過ぎだと止めた。
マギー「そうだけど、私が助けたいのは町ではなくて、人なのよ。ホーンズビー(ランスのこと)と私が始めたこの戦いを私が終わらせなきゃ」
ニーガン「君ならできるよ。でもランスってクソ野郎は君の命を狙ってるに違いない。だから俺も行くよ」
だがマギーは自分だけでやると言って引かない。
マギー「ハーシェルとみんなと一緒にヒルトップから離れていて」
ニーガン「君の子は、俺を信用してないぜ」
マギー「でも私は信用し始めているわ」と驚くことを言う。
マギー「貴方は共同住宅で、あの子を救ってくれたわ。今後何があったとしても、昔、何があったとしても、そのことは忘れないわ」
ニーガン「ああ、何て、でけー肝っ玉を持った女なんだマギー。息子は俺に任せろ」
マギー「ありがとう」
ニーガン『なんだこりゃ?神のお告げか?」と空を見上げるニーガン。
空にはイナゴの大群?みたいな虫の大群が渦を撒きながら、空を舞って移動していた。
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ランス『終わったら町へ戻れ」と無線がはいり、先程の兵士ロマーノが、最後の捜索地点に行くと皆に言った。
ダリルは、それを聞いて訝しげな眼差しをアーロン、ゲイビーに向けた。
兵士達が来た場所は、バンなど廃車が何台も捨てられていた。
ダリル達3人は、用心していて周りをチラチラと見る。
無線がまた入り、作業に入るとロマーノが言った。
ダリルは皆の様子が変なのに気づいており、兵士達が、次の動きをしそうと感じ、ゲイビー達に目配せをしてから、構えていたライフルで兵士の1人を撃った。
それが引き金となり銃撃戦が始まってしまう。3対10数人との戦いで、アーロンは左肩を撃たれてしまう。が、この騒音にウォーカー達が寄って来た為、それをうまく利用しながら敵を倒したダリル達。
兵士のリーダーだったロマーノは、血だらけになりながら、這ってその場から逃げようとするが、ダリルがとめた。
ダリル「ホーンズビーはどこだ?」
ロマーノ「くたばれ」と言わない。
だがウォーカーが何体も現れて、こちらに向かってくるのが見えた。
ダリルがどうするか聞くと、兵士は生きたまま食われたくない為、ホーンズビーは10マイル先にいて、これは浄化作戦だと言っていたとバラした。
ダリルは、真実を話したロマーノの頭を撃ち、殺した。
そこへ無線が入る。スピーカーから、ランスの「ロマーノ!」と名前を呼ぶ声がした。
ダリルは、死んだロマーノの腰にある無線機を手に取ると、「もういないぜ」と答えた。
いきなり無線に出たダリルにびっくりするランス。怒りあらわに直ぐに兵士を集めて出発した。
死んだロマーノは、結局ウォーカー達に喰われてしまった。
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パメラは、議会のスピーチの練習を執務室でしている。部屋を行ったり来たりしながら、自分が住民達をまとめ来たか話しているパメラの横で、マックスは秘書らしくいつものようにデスクに座っている、、、が少しソワソワしているような変な感じ。やはりそれにパメラは勘づき、上の空を指摘する、
パメラ「何があるのは分かるわ。お互い気を使いあっているし、どう?素で話し合わない?」
マックス「お気持ちは大変嬉しいですが、大丈夫です。そうだ、忘れたら困るので、創立記念日の予算が5万ドル余りあるので、恵まれない子供達のために、奨学基金を設立してみたら如何でしょう?」と提案するマックス。
だがパメラは予算は大事な記念日のイベントにだけ使うと言う。
マックスはガッカリしながら、これから5時に夕食会がありますよ、と話すと、パメラは忘れていたので、「貴方がいないと私はダメねぇ〜。貴方も帰るでしょ?」と笑いながら帰っていった。
マギーはリディア、マルコ、イライジャと一緒に戦いに行く準備をしていて、ピストルに、ライフル、ナイフなど武器をバッグパックに入れて行く。
マックスは、パメラがいなくなると直ぐにパメラの事務室に入り、スチールボックスの引き出しから、ユージーンに頼まれた証拠のファイルを探し始めた。
そこへいきなりパメラの息子セバスチャンが入って来た為、肝を冷やすマックス。
「な、何か用かしら、セバスチャン?」後ろ手に見つけた書類を隠して、愛想よく笑うマックスだったが、顔が引き攣っている。
セバスチャン「母さんは俺のことを怒ってるのかよ?連絡してもずっと無視されてるんだよ。だから母さんを、呼んでくれ。」
マックス「お、お母さんは、え、っと、夕食会に行ったから直ぐには戻ってこれないわ。何か伝言があればお伝えしますよ」
「じゃあ、一人息子が呼んでいる、と伝えてくれよ」とニヤつくセバスチャン。嫌味を言いながら出て行った。
マックスもセバスチャンが出て行ってすぐに隠していた書類をカーディガンの中に入れて両腕を組み、見えない様に隠して小走りに執務室から逃げた。
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夜になり、真っ暗な中をランスがリアに頼んだ部隊が、懐中電灯を照らしながら廃屋に忍び寄って来た。兵士らは、互いに合図しながら、ドアを開けた。
バン!! 爆発してドアが吹っ飛んだ。
マギー達が仕掛けた罠だった。兵士達を殺すことができたので、マギー達は、次に彼らの痕跡を追って敵をやっつけようと話し合い、次の場所へと移動する、、、と、マルコが立ち上がると同時に、銃弾の音が聞こえ、まるコは頭を撃たれてしまい、ひっくり返る。
見ると建物裏からリアがライフルをマギー達に向けながら、こちらに向かって来た。
マギーは、イライジャ、リディアとその場から走り逃げる。
イナゴの大群が現れ、音を立てている虫の中にランスが立っている。(冒頭のシーン、現在に戻ったのだ)
足がぬかるみにはまり、ランスはブーツを見た後、地面の上で血だらけで倒れているマルコを見て死体の数が何人か部下に聞くと、3人だと言う。
ランスは上空の虫たちを気にしながらリアに連絡すると
リア「私のやり方でやるから」と答えて来た。
ランスは四方に散らばっている兵士達に「マギー達を、探せ」と命令した。
ダリル達が真っ暗な森を歩いていると、木の枝と枝に見えない紐で繋いだ罠を発見。
ダリル「奴らの基地だな。ウォーカー相手の戦いじゃねぇぞ。」
アーロンは、真っ暗な森林の中で証拠がないか探していると、ナイフを見つけた.先端に羽の飾りがある。
ダリル「リアだ。別れて探すぞ」
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2.あらすじ: 後編 *ネタバレ有り
*ここからネタバレしています ↓↓
逃げて来たマギーは、このまま逃げても危険だから自分が囮になるから、2人は先に行け、と言うが、リディアは自分は平気だから、自分達が引きつけている間に先に行ってと言う。マギーはリディア達と別れて、ライフルを構えながら先に行くことにした。
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マックスは、盗んだファイルをユージーン、コニー、マグナ、ケリーに見せて話し合っている。
コニー「タイラーの名前もロジータが助け出した女の名前もあるわ。200人以上もいるわ.あと暗号みたいなものがある…」と言うと、マグナは「この人達を隠してる場所だよ記事にしたら?」とすすめる。
だがコニーは、これだけ大規模な企だから、証拠がないと潰せないし、証拠が見つかるまで強盗ネタを書いておくわ」と言う。
ケリー「市民が、パメラの不正を知ればこの町に不信を抱くよ」
ユージーン「不信を抱けば、真相を暴けるし」
そこへドアをノックする音が。みんな一斉に書類をしまいますが、マグナが「大丈夫、助っ人を呼んだんだ」と言う。
入って来たのは江崎(エザキエル)だった。
江崎「朝までに新聞を刷るのを手伝ってくれる奴らを集めるのに時間がかかってさ。」と江崎が説明するのをマグナが手話でコニーに教える。
江崎は、12人ほど仲間を連れてきたらしい。
コニー「やるのね?」と手話で言うと、皆が互いを見つめ合うり
マックス「その通りよ」
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