【ウォーキング・デッド シーズン11】第20話ネタバレ解説”ランスと自己犠牲”あらすじ感想 Self-Sacrifice TWD11-20

約12年間もウォーキング・デッド を見て来た身としては、今日のオープニング回想シーンは懐かしくて、懐かしくて胸がキュンキュンしてしまった。まんまと製作陣の思惑にハマってしまったな。この写真をLyraが選んだのは、それが理由。シーズン2だ。

今までにはなかったジュディスのナレーションで、シーズン11の後半戦は始まる。過去の名場面を出して来る手法は、ずるいわよね〜。でもショートヘアのCaryl達が、大好きだったので久しぶりに見れて感謝してしまった。

ずっと2人はつかず離れず。まあ一時期モーガン教(笑)の影響で、離れ離れになった時期もありましたが、、、。離れ離れになるのは辛い。

だから2度と2人は、離れ離れにはならない…例え、肉体が離れ離れになろうとも。別々の道を行こうとも、違う場所で別々の生き方をしようとも、体は離れてもあの時みたいに断絶はしないね。

それはチーム・リックの仲間たちも同じだ。

離れ離れになったら?

皆が目指すことは唯一つ!

…じゃ、ないの?

今日Lyraが、あらすじ和訳&感想&詳しい解説を書くのは、アメリカ合衆国AMC製作のTVシリーズ【The  Walking Dead ウォーキング・デッド  シーズン11 第20話】です。

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悪事が暴かれたセバスチャンの死と、ランス・ホーンズビーが投獄され、「ついにパメラ・ミルトン失脚か?」と思いきや、まるで何事もなかったかのように、勢力を保っている。

そのパメラの勢力保持の為の動きが今日から始まる。

どんな卑劣な事をするのか?早速、Lyraの詳しいあらすじに行きましょう!

 

* Lyraのブログは、ネタバレありなしで読める様にしています。詳しいあらすじを知りたくない方は、Lyraのあらすじ前編だけ読み、後編は飛ばしてLyraの感想&解説をお読みください!

*前回の19話は、こちら ↓↓

【ウォーキング・デッド シーズン11第19話】ネタバレ「ロジータとユージーンの道」あらすじ感想 TWD11-19

 

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第20話『What’s Been Lost』

あらすじ前編 *ネタバレ無し

 

ジュディスは、昔の話をしている。

 

「ママは、『死者より危険なのは人間よ』と私に言った。でもね人間がいないとこの世は死んだも同然だ… 。頼れる人が必要よ。」

この回想と共にダリルがバイクに跨って「乗れ!」と叫ぶ。そこへハーシェル農場を一人で走って来るベリーショートヘアのキャロルが泣きながら走って来て、ダリルのハーレの後ろに飛び乗った。

後ろからウォーカーの群れが追いかけて来るからだ。

そして娘を亡くしたキャロル、、、娘に近づこうとするのを止めるダリル。

大切なものをなくして泣くしか出来なかった主婦のキャロル…それが月日を経ていつしか、強靭な女性に変わる。

仲間たちが食べられそうになっているのを、バズーカ片手にたった一人で敵を倒せる最終兵器みたいな女性に変わったのだ。

 

ジュディス「…言葉だけじゃなく行動できる人が必要よ。」

仲間を食べようとした人間たちに爆弾をなげるキャロル。

戦って来たキャロルとダリルの過去が流れてく…

 

バイクでタンデムをして久しぶりに笑う…

 

ジュディス「人の為に自分を犠牲に出来る強さ。それがあれば失った何かを取り戻せるかも…」

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ロングヘアの髪を垂らし、前屈みになってパンを選んでいるキャロル。その手が止まる。誰かぎ店に入って来た足音がしたから、そして

キャロル「素敵な足音がしたから、直ぐに分かったわ」と振り向く。江崎(エゼキエルなんだけど、長いから短く呼んでいます)だった。

 

江崎「君は私を知りすぎたよ」

キャロル「さよならは、この前言ったわよ」

江崎「見送りに来たんだって。医療品でも持っていくかい?」

キャロルは話しながらパンをまた選び出した。食糧をしい入れたら皆んなと合流するらしい。

 

 

 

キャロル「そうだ、あなたにベーグルを作ってあげたのよ、それを…」とキャロルが振り向くと今そこにいた江崎がいない。

「ジュイク?」と不思議がりながら名を呼び、当たりを見渡すと奥から黒服黒帽の男達2人が入って来た。

キャロルを殴る男。

一瞬動きが止まったキャロルだったが、パン屋のトレーやシェルフで敵を叩いたりしながら、裏口から走り逃げた。直ぐに男達も出てきて追っかけて来た。

町中の人混みに紛れようとしたが、あちこちに武装した兵士たちがウロウロしている。先程襲って来た2人まキャロルを探している。キャロルは、人がいない路地に来て、抜足素足で歩いて行く。

が、ジープが止まる建物にくると、その横のドアを見つめた。

 

その中では、ダリルが大男に襲われていた。大男は馬乗りなって、ダリルの首をしめつける。

ダリルが馬乗りにされている横には、敵の仲間が血を流して床にひっくりかえっている。ダリルは首を絞められ身動きが取れないものの、大男を叩いたりしていた。すると死んでいた仲間がうめき出し、こちらに気づき動き出す。

 

そこにキャロルが来て男の頭をぶん殴った。よろめく男。

ダリルは、その隙に跳ね除けた。男は、怪我しながらもニヤニヤして立ち上がる、が、後ろからウォーカーに転化した仲間に喰われてしまった。

ダリルは立ち上がり、叫ぶ男の頭にナイフを刺して、襲うウォーカーも倒した。

ダリル「子供達が…」

キャロル「皆んなやられたわ」

2人はみんなを助けるために走り出す。

 

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「奴らは敵ですが事態は掌握しました。移民の受け入れはしばらく停止します。

パメラは、数人の支援者達に事件の説明をしている。

そのうちの1人が、セバスチャンが亡くなったお悔やみの言葉を述べた。

パメラ「死よりも辛いけど、息子は私と一緒にここにいるわ」と引き攣った様な笑顔で答えた。

話の途中なのに、いきなりユミコが入って来て「皆んなをどこにやったの?」と怒鳴った。

パメラは動じずじっと見てる。

ユミコを止めようとセキュリティの男が腕を掴もうとすると、ユミコは男に、アッパーカットを食らわせた。

きゃーと、支援者達が叫ぶが、パメラは引き攣り笑顔のまま動かず「怖がらないで」と言う。

ユミコ「お客を帰して何が起きたか説明して下さい」と言った。

パメラは支援者達を帰して、ドアを締めさせた。

 

ユミコ「皆んなをどこにやったの?」

パメラ「ただ出て行かせただけよ。法に反したのだから仕方ないわ」

ユミコ「貴方が消した人達のように?法なんて尊重していないくせに」と皮肉を言った。

パメラ「息子を殺した男の裁判(ユージーン)は、公平だと市民に示すためよ。それもお友達が裁判をすれば公正でしょ?」と言い、正義と秩序のためだと笑う。

ユミコ「私に死刑を宣告しろと?嫌よ。」と断ると

パメラ「お兄さんはどう?貴方の行動でお兄さんの今後が左右されるわ」と脅して来た。

ユミコは驚き、頭にきてそのまま部屋から出て行った。

 

 

ダリル「アイツら突然、やって来てドッグまで連れて行っちまった。パメラの手下だから、マーサを探そう」と言うが、キャロルは引き渡されたら大変だと言い、

「それならば良い奴がいる」と言ってホーンズビーの所へ2人で行く。

 

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ユミコは、そのまま兄トミのいる病院へ行く。

トミはパン屋をやめて医者になっていたのて診察中だった。

トミ「どうした?[

ユミコ「仲間がこの街から排除されたわ!マグナもコニーもケリーも。皆んなに会いたければユージーンを訴追しろ、と言われたわ!」

トミ「もしかして僕のことで脅かされたか?僕のことはどうでも良い。汚い手を使いやがって」と言う。

ユミコがどうしたら良いの?ときくと、トミは、「仲間と自分の命を守りたいならば、パメラの言うことをきけ」という。

ユミコはユージーンを犠牲にしたくないと言うと、

トミ「パメラは不正を暴かれたのに、まだ権力を持っている。正義が果たされることはないんだ。生きるためだ。友達に生きていて欲しいだろ?」

 

ユミコはガッカリして廊下を足速に歩いていると、右側のドアから様子を伺いながらコニーが顔を出した。2人ともびっくりするが、コニーが隠れていた部屋に一緒に入るユミコ。

コニーは襲われた時に男の足を刺して、その隙に逃げたと言う。「戻ったらケリーが消えていたの。でもアタシが刺した男が病院に絶対来ると思ってここではっているの」と手話で答えた。

そしてユミコにアゴで壁にある通気口を見ろとジェスチャーする。ユミコが見ると、隣の部屋には足を汚した男が座っていた。

コニーは手話で「アイツを尾行したら追跡できるでしょ?」

ユミコは止めるが、コニーの熱意と彼女が出て行くと危険なため、ユミコが探しに行くことに。

 

アーモーとライフルで武装した兵士が牢屋の前をウロウロして警備をしている。そこにダリルが来て背後から殴りかかり、キャロルが倒した兵士の手を後ろでバンドでとめた。やっとホーンズビーの牢屋を見つけ、中を開くと、「必ず道はある。」とぶつぶつ1人で呟いている血だらけのランス・ホーンズビーが地べたに座っていた。

いつものあのコインを指で回しながらずっと呟いているランスの横には、人間の肉を食い散らかして血と肉にまみれたセバスチャンが、這いつくばってうるさく唸っている。

ダリルは見下ろしまま、一瞬考えていたが、セバスチャンの頭をナイフで刺した。

 

ダリルは繰り返し同じことを呟くランスをたたせて、壁に押し付けた。

「なかまはどこだ、」と言うと、ランスホーンズビー首を絞めるダリル。

まだ呟いているランスに、

キャロル「ランス、私を見て?生きたいなら答えて。答えなきゃ殺すわよ」

と皆んなの居場所を訪ねた。

するとランスは自分が案内しよう、抜け道を知っている」と言う。

だがダリルが、ランスの左足に警報装置が巻き付けられているのをみつけた。

ランス「ここを出たら警報が鳴る。」と言う。

 

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警報が鳴る中をキャロル、ランス、ダリルの順で刑務所の廊下を走る。だが、直ぐに兵士が見つけ発泡して来た。

ダリルは、2人に「先に行け!」と言い、キャロルは迷った挙句、ランスを連れて先に行く。

 

ユミコは足を汚した男を尾行中。周りを見渡すと兵士達があちこちにいて警備している。

それを見てビビっていると、男を見失う。

が、歩いていると男は立ち止まってこちらを見ていた。

ユミコは咄嗟に知らんぷりして、そのまま通り過ぎた。

 

パメラは、会見の練習中。そばでメモしてる女性は、マックスではなくて、キャサリーンという新人だ。マックスはやめさせられたようだ。

すると電話が入りパメラが受話器を取ると、牢屋からの連絡だ。

パメラは兵士を2人従えてのしのしと刑務所にやって来た。

牢屋の中に入って行くと、血みどろのセバスチャンを見つけ、「ああ」と小さな声を漏らした。

そして息子のそばにしゃがむ。悲しげな顔が、ふと険しい顔になっていく。

パメラは手を伸ばし何かを掴んだ。

掴んだものは、肉片の中に落ちていたランスのコインだった。パメラはそれを見て鬼の形相に、、、。

 

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キャロル「まだ?」

草むらの中をランスと歩いているキャロルか聴くと、ランスは「あともう少し」だという。

ランス「外から見たら町は監獄だな。ディクソンを置いて来て正解だ。皆んなも置いて来て良かった」

キャロル「どういう意味?」

ランス「君は特別だ。いつも10歩先の未来を見てる。君しか出来んよ。まあ、ディクソンが無事だと良いが」

と訳のわからないことを言うランスに、キャロルは銃を向けた。

キャロル「何を企んでいるの?どこに行く気?騙されないわ」

ランス「独房で、パメラの息子に同僚を食わせていたんだ。頭が働いていないんだよ、まだ。やりたきゃ、やれよ」と自暴自棄になる。

だが、そこにジープとバイク2台がやってきた。

ランスは迂回路があるというので仕方なくキャロルもついて行く。

 

ユミコは、独房に入れられているユージーンに会いに来て仲間の話をした。

ユージーン「排除だなんて…」

ユミコは、コニーの期待を裏切って男を追跡出来なかったことを悔やんだ。

ユミコ「手がかりを無くしたから、パメラの命令に従うしかないわ」という。

ユージーンは涙を溜めながらうなづいた。

そして「自分のことはどうでも良いが、拉致された友人達をどうか助けてやってくれ」とユミコに頼むユージーン。

ユージーン「私を裁判してる間にパメラが何かするかもしれない。約束を破るかもしれん。仲間が死んだら、短い余生でもそれだけは耐えれないよ。やれることがあるはずだ」

 

ユミコはどうしたら良いかわからないと、兵士が横で警備しているのに焦って大きな声を出してしまうくらい慌てている。

ユージーン「やれることはあるよ。仲間の揺るぎない信頼に応えること、お先真っ暗だとしても決して諦めないこと。重罪人の私が言っても説得力ないが、忘れないでくれ」

と微笑む。

ユミコは、鉄格子越しに、ユージーンの手を強く握った。

 

 

 

 

暗闇をキャロルとランスホーンズビーが歩いている。ランスによると町の創立初期にインフラを修繕している時の建物とトンネルらしい。

何度も崩落したと言うランスが先に入り、後をキャロルが入る。

ランスは1人でペラペラまくしたてている。

「ディクソンのことは本心だよ、全力で相手に尽くせるやつは珍しいからね。パメラもそうだった。彼女も同じ気持ちだと思っていた……でも彼女は満足しない。私を見る目も変わらない。所詮、運転手の息子さ。…」

それを黙って聞いているキャロル。

ランス「なあ、つぎは?つぎはどうなるんだ?町の混乱の次は?君たちが5万人の命を握るんだぞ?子供の未来もだ!」と話していると異臭がして来たらしい、ランスが鼻を抑えた。

人間の皮が落ちている。

するとウォーカーが突然現れて2人を襲う。

キャロルは真っ暗で何も見えないため、一体倒すと、ウォーカーの声があちこちからして来たため、ライフルで周りを撃ちまくった。

そして、また奥からウォーカーの来る音がしたため、ランスと一緒に走ってトンネルをでて行く。

やっと外に出た2人。

だがそこにはライフルを、構えた兵士達が待っていた。

兵士「抵抗されたから2人を撃った、と報告しろ」と部下に命令した。そしてキャロルとランスの方を見た。

ついにやられるか…と思ったら、ライフルの音がした。

兵士達が全員倒れた。

見ると助けてくれたのは、ダリルだった。

 

 

 

 

ユミコは会場で原稿を見ている。

そこへパメラが来て「きてくれて嬉しいわ」と言う。

ユミコ「仕方なくよ」

パメラ「散策はどうだった?」…ユミコの尾行を知っているらしい。

ユミコが「楽しかったわ」と嫌味的に言うと、パメラは、コニーを捕まえたと言う。

パメラ「他の人達と一緒よ。しかし仲間を大事にして偉いわね。いつか私の事も理解して欲しいわ」

ユミコ「理解してるわ。自己中なくせに」

パメラ「貴方の言葉で、私は町の信頼を取り戻せるわ。セリフを間違えないでね」と言うと自分の席に戻って行った。

 

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2.あらすじ: 後編

*ネタバレ有り

 

司会者がユージーンの起訴に踏み切る、とアナウンスし、ユミコがステージに呼ばれた。

その上がって行く時に、兵士の無線から「ディクソンと他2名を発見しました」と報告が聞こえて来た。

驚かながらも、ユミコは皆に挨拶し、原稿のまま話した。

「荒廃した外の世界で道を失っていた時に私達を知事が受け入れてくれたので、人生をやり直す事が出来ました。私は弁護士に戻れて、旧世界の理想を実現するチャンスを得ました、正義です。ユージーンポッターのことはショックです。でも私は犠牲を払ってでも、正義を追求すべきだと…思い…ます…でないと…人間らしさを保て…ない」と、ユミコはは、原稿を読みながら、ユージーンの言葉を思い出したようだ。

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