【ウォーキング・デッド シーズン11】第20話ネタバレ解説”ランスと自己犠牲”あらすじ感想 Self-Sacrifice TWD11-20

すると今まで読んでいた原稿を下に置き、いきなり感謝を伝えたい人がいると言い出して、兄トミ・オクムラの名前を呼んだ。

そして無理矢理トミを立たせると、「兄は唯一無二の人です。私の事を1番に考えてくれるし、町のことも考えてあげている人です。本当にありがとう」と拍手をした。

パメラは「何事か?」という不機嫌な顔をする。

ユミコ「私を信じてくれている仲間にも感謝を伝えたい。私も彼らを信じて正義を追求したいです。私はユージーン・ポッターの弁護をします。これは、知事とコモンウェルスによ。ら不当逮捕です」と言い切った。

ステージを降りたユミコは、帰り際に「法廷で会いましょう」と言って、パメラの前でスピーチ原稿を捨てた。

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夜の暗闇の中、ダリルが兵士達は2人交代で巡回している」と話す。

ランス「2人なら倒せるだろ?」

キャロルはそれを聞いてダリルと顔を見合わせる。

キャロル「倒した後はどうする気?」

ランス「補給列車に乗って仲間のところに行くんだ」

キャロルが不思議に思って「列車なんかが。コモンウェルスにあるの?」

と尋ねると、街の未来の構想の一つで沿岸の共同体と手を結ぶ計画らしい。

 

ダリル「分かった。行こう…お前抜きで」

ランス「何を言ってる?私がいなきゃ場所がわからないぜ」

だが、ダリルもキャロルも何も言わず、慌てるランスを見ている。

 

子供達の未来や、過去の自分ではなく今の自分を評価してくれる全員が平等な街を作る。と話しているランスに

ダリルは、「全員じゃないだろ。」

キャロル「チャンスを(逃げるチャンスのこと)あげるんだから良いでしょ?」

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ランスは2人の様子が変なのと、自分が何を言っても無理なのがわかり、ゆっくりと歩いて行く。

ダリルとキャロルは、そんなランスを微動だにしないで眺めている。

ランスは、ゆっくり歩いて行き、ジープが置いてある前を通り過ぎる…といきなりジープからマシンガンを取り出し、ダリル達の方を向いた。

ランスが、マシンガンを構えるか構えないかの速さで、頭に矢が突き刺さる。

キャロルが、矢でランスの頭を射ったのだ。

ダリルとキャロルは、そのジープに乗り込み車を走らせる。

ランスは、仰向けに倒れたまま。血を噴き出して死んだ。

 

アーモーを着た兵士が揺れる車内で、麻袋を被らされた人々の首に注射を打っている。

その座らされてる人々は、無言でただ振動で売れているだけ、、、その中に江崎がいた。目を覚ましたようで、目を見開き慌てている。

だが兵士がやって来て、江崎の首に注射した。

江崎は、ふらふらして椅子に寄りかかり動かなくなる。

揺れている車内は、スクールバスの中だった。

真夜中ぬ、そのバスを数台のバイクが先導していた。

3.Lyraの感想

お騒がせ男ランス・ホーンズビーがついに逝ってしまいました。

うるさいキャラだし、私達が愛するlovely ハーシェル(マギーの息子)を利用しようとしたり、ユージーンを騙していた(偽物ステファニーと付き合わせた)などなど、悪行が絶えない奴だったので、いなくなって良かったわ〜と、、、普通ならば思うのだけど、居なくなったらいなくなったで、強烈キャラが1人もいなくなってつまらない気がしちゃっています。

自分でも不思議〜なのですが、シーズン11で目立つキャラ居ないでしょ?

知事であるパメラよりも良い意味でも悪い意味でも目立っていたからでしょうね。

「マーサがいるじゃん?」と言われそうだけど、アレは赤いアーモーを1人できているから歌ですし、あの太いものには巻かれろな行動が嫌なので存在感が薄い人だと思っているんです。

そのかわりランスは、パメラにはぺこぺこしてるが、それ以外は自分の意見があるから目立つように感じたのかも。

どちらにしてもランスは大嫌いな奴ですが、TWDを面白くしてくれる嫌味キャラとしては評価していたので、「ランスは、もう暫くKeepして、サッサとパメラを消せば良いのに」と思ってしまいました。

最後も嫌な奴として真っ当したから良いのかな?

助けてくれたダリルとキャロルに矢を向けた、と言う汚い所までやれたから良かったとしましょうか?

 

 

 

しかし影薄パメラが、まだ権力を持っているのが不思議。

スポンサー(支援者)がいるからか?

まだまだ強気で、ユージーンだけでなくアレクサンドリアやヒルトップから来た仲間たちを、拉致して何したいんだか。息子をユージーンに殺されたと思っているからでしょうけど、やり過ぎだな。

今回マックスが全然出て来てないのが嫌な予感。

あの麻袋を被らされた江崎達と一緒なのか?

ユージーン同様に独房にいるのか?

まさか死んではいないだろうけど、キャサリ〜ンなる新人秘書を入れちゃたあたり嫌な予感技します。

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しかし初っ端のダリル&キャロルの映像には、身悶えするほど(笑)嬉しくなりましたが、全体のストーリーとは、あんまり関係はなかった。ただ映像は関係なくても2人の生き方は、フィットするんです。

今回のテーマはLyraには「いかに自分を犠牲にして愛する仲間を助けられるか?」だと感じました。

この自己犠牲を100%できる強さを持っているのは、この2人。

彼らの強さはピッタリです。

ただ今回は、強烈な自己犠牲はなかったから、少し物足りないかも。

まあダリルは、キャロル助けたよ、て事でOKにしちゃう?

 

ユージーンは、愛するマックスの為に自己犠牲で自ら自主し、全罪を被りました。

そんなユージーンを見てユミコは、自分の弁護士生命(或いは自分の生命も)絶たれるかもしれないのに、ユージーンの弁護をする決心をしました。この2人の勇気は、凄いものがありますね。

 

「人の為に自分を犠牲に出来る強さ。それがあれば失った何かを取り戻せるかも…」

 

冒頭のジュディスのこのセリフが、胸にジーンときます。

生きる為の幸せの定義になりそう。

貴方は誰かのために犠牲を払えますか?

4.Lyraの解説&ツッコミポイント

①わざとらしさが多め

今回は、偶然助かったとか、わざとらしい偶然が多かったかな?あまり気にする事ではありませんが、キャロルが逃げている時に、たまたまジープが止まっている隣のドアに、ダリルがいるってよく分かるな、と思ってしまいました。

普段からダリルが通る場所とか、ダリルが働いている事務所とか、ピンと来たからキャロルが中に入ったのかもしれませんが、やられそうなダリルを助けるために悪人の頭をペチっと叩いたのが、偶然過ぎちゃって気になってしまったの。

あとユミコが廊下を歩いていたら隠れていたコニーと偶然あったり…。

キャロルとランス達が兵士に捕まりそうだったのをダリルが助けたり…。

いつもよりわざとらしさが気になっちゃった。

 

②ランスの想い

今回、ランスがペラペラ喋りまくっていたのでわかったこと。

ランスは運転手の息子だったこと「のしあがって来た」と言っていたから合致しているし、わかる設定ですね。

そんな自分をパメラは見てくれない…と言っていたから、やはりパメラのことが好きだったのでしょう。

「ああ、だから先週、パメラに顔を撫でられた時に恍惚な表情したのか」と予想したのが当たったから、それで可哀想な感じがしたのかもな。キモ過ぎる江面!

あの死顔に未練や色々な思いが見えたのはそのせいだったのか?

 

 

③ダリルとキャロルとランス

ランスとキャロル、ダリルと3人でのシーンが、かなり長くて中弛みしちゃいました。多分、ランスホーンズビーの最後の回だから、長めにしたのだと思う。

でもウィスパラーズみたいなウォーカーがいたトンネル(通路)でのシーンは要らなかった。多分、あれランスがキャロルを殺したいから誘導してトンネル内に入った、と言う考え方もできるけど、1人が嫌いなランスは、それはなかったと思う。

ダリルとキャロルが、彼を逃がそうとしたのは人がよ過ぎと思ったが、「人格崩壊しているランス」が、嫌な奴だがチャンスを与えてやっても良いと憎めなくて助けようとたのだろう。

ただストーリーを長く引き伸ばすためだけの、歩きのシーンみたいで、一向に仲間には会えないから、要らんストーリーだったと思う。

ランスのマシンガントークを、ただ仁王立ちで真顔で聞いてる微動だにしないダリルと、キャロルが笑えたのは、面白いかも。

 

 

④ユージーンのセリフ

ジュディスのオープニングのセリフも印象的な言葉だった。

先週も話したが、終わりが見えている【The Walking Dead】だからか、人生の格言みたいに為になる台詞を、オープニングや主人公達に言わせている。

先週の言葉については第19話を読んで下さい。↓↓

*【ウォーキング・デッド シーズン11第19話】ネタバレ「ロジータとユージーンの道」あらすじ感想 TWD11-19

 

今週のユージーンの言葉は、ジュディスの言葉と同じだ。「自己犠牲ができる強さを持つ人間でいよう」というものだ。

どちらかと言うと、ジュディスは、人のために犠牲を払える頼れる人がいたら、という期待や希望だ。

勿論、暗にそういう人間でいようと意味を含んではいるが、他力本願な感じ。子供がいうセリフだから全然OKなのだが、ユージーンは他者に委ねていない。自分がすべきことを話している。他者ではなく自己だ。

 

「もうダメだ。パメラの言うことを聞かなきゃいけなくなった」と悔やむゆみに、ユージーンは、言う。

「まだ、やれることはあるよ」と。

更にユージーンは、こうつづける。

ユージーン「仲間の揺るぎない信頼に応えること、お先真っ暗だと感じても、決して諦めないこと。」と。

 

 

世の中は悪人だらけだ。

自欲のために真っ正直に生きている人々を苦しめ、陥れようとする奴らばかりだ。

そのような人間には未来がない。

食い潰していくだけで生産性すらないため、結果、自滅していく。

そんな存在にはなってはいけない。

私達が愛するものを守るために生きよう。

そして愛してくれる者たちの信頼に応える人間でありたい。

決して諦めなければ私達の生きたい場所、生きる未来に辿り着ける。

その場所こそ、私達のHome。

私達の安らぎの場所なのだ。

 

 

来週のウォーキングデッド 、シーズン11 第21話も頑張って書くので、また遊びに来てくださいね。

良かったらこのブログを宣伝してくださると幸いです。

貴方の応援こそが、Lyraのエネルギーになっています。本当にありがとう(*^◯^*)

*次回21話→【ウォーキング・デッド シーズン11第21話】ネタバレ『母は強し!ダリル、フフッ』あらすじ感想解説 TWD11-21

 

ウォーキング・デッド 11 第21話も楽しみに〜♪

See Ya〜

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