「天は二物を与えた!」と、Lyraが思っているアーティストが、今日紹介するバンドのベーシストであり、プロデューサーのCharlotte Kemp Muhlなの。
良く好きなモデルとしてCharlotteのことを紹介して来ましたが、今日は大好きなミュージシャンとしてのCharlotteを紹介します。
美しくて危険で、清純な少女の笑顔を持ちながら、時には妖艶な魔性の女の表情を持つ彼女は、Lyraの憧れの女性。
おまけに普段着が同じタイプのジャケット着ていたり、音楽漬けの生活を送っていたりと共感出来る所が、沢山あり、他人には思えないくらい。
その上、大好きなSean Ono Lennonが彼女のパートナーで、2人の仲良しな関係も本当に素敵。理想のカップル。
好き過ぎてSeanとのバンドにしようか迷って、Charlotte本人に尋ねたら、こちらを選んで頂けたので、今日は彼女のサイケデリックでグラムなメチャ格好良いロック・バンドを紹介しましょう。
興奮して来たわ〜♪
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今日Lyraが和訳&紹介するのは、アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨークシティで、2017年に結成されたロック・バンド Uni ウニ。
サイケデリック・ロックとグラム・ロックのいい所をあわせ持ちながら、オールドロックへのリスペクトも感じさせる、Deepなロック好きには、堪らないバンドです。
そして、このバンドのベーシストであり、紅一点のプロデューサーが、アメリカ合衆国ジョージア州アトランタ出身のモデル、シンガーソングライター、ベーシストである、Charlotte Kemp Muhl シャーロット・ケンプ・ミュール(1987年8月17日 – )。
今日Lyraが和訳するのは、Uniの最新シングルである2019年にリリースされた【What’s The Problem?】。
詳しい解説は、LyraのHipな和訳の後に又お話しましょう!
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*【Uni / What’s The Problem?】 (Band Camp)
こちらは、CharlotteとSeanのバンド、The Ghost of a Saberのアルバム。 ↓ ↓
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Uni is the NYC-based psychdelic, Glam band that includes David Strange and Bassist, Producer & Ghost of a Saber Tooth Tiger’s Charlotte Kemp Muhl and singer Jack James.It was formed in New York, New York City in 2017.
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=What’s the Problem?=
It isn’t hard connect the dots
That people like him get shot
They could never let him reach the top
He had the power that they hadn’t got
Teacher teacher
Say it like a preacher
Play it on the saxophone
War is over
But they don’t want you sober
Just another human clone
And that’s the problem with the girls who come from good homes
Anorexic but they’re showing off their hip bones
They’re always fine ‘til they’re jumping out the window
So what’s the problem with the girls who come from good homes
Ahhh
No, it isn’t very hard to see
They always cut down the tallest tree
Then the winner writes history
Don’t know what to believe
Medication
Meditation
Kill you when you get too old
Sky is seasick
Earth is lipstick
Chocolate in a traffic cone
And that’s the problem with the girls who come from good homes
Anorexic but they’re showing off their hip bones
They’re always fine ‘til they’re jumping out the window
So what’s the problem with the girls who come from good homes
Ahhh
When he died they made a holiday
The butterfly wings turned grey
Once again the world was safe
The animals were back in their cage
Face is on a t-shirt
Complaining that his back hurts
Never had a runny nose
In an elevator
Visit the creator
Ticket to the superdome
And that’s the problem with the girls who come from good homes
Anorexic but they’re showing off their hip bones
They’re always fine ‘til they’re jumping out the window
So what’s the problem with the girls who come from good homes
Ahhh
点と点をつなぐことは難しくない(LSDに繋がるのは簡単さ)
彼のように(アレ)を打たれた人々だとね
アイツらには
彼を頂点に到達させることは
無理だよ
彼にはみんなが持っていない
パワーがあるのだから
先生!先生!
説教師のようにそれを言ってよ
ソレをサックスみたいに
吹いてちょうだい
戦争は終わったよ
でもアイツラ
君がシラフじゃ嫌なんだと
まるで別の人類のクローンだってさ
それって家柄が良い
拒食症の家からやって来た
女の子達の問題だよね
そのくせ自分達の尾骶骨は
見せびらかしちゃうんだよ
彼らは窓の外に飛び出しちゃうまでは
いっつも調子が良いんだぜ
だから良い家柄の家の女の子達の問題な訳さ
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アー!
そんなことないよ
彼らがいっつも1番高い木を切り倒すのを
見るのはそんなに難しくなんか無いよ
勝者が歴史に刻まれる
何を信じたら良いのか分からないよ
薬物治療
薬物治療は
歳を取り過ぎたら
君を殺すよ
空は船酔い
地球は口紅
カラーコーンの中のチョコレートさ
それって家柄が良い
拒食症の家からやって来た女の子達の問題だよね
そのくせ自分達の尾骶骨は
見せびらかしちゃうんだよ
彼らは窓の外に飛び出しちゃうまでは
いっつも調子が良いんだぜ
だから良い家柄の家の女の子達の問題な訳さ
アー!
彼が死んだ時
その日は休日になったんだ
綺麗な蝶の羽は灰色に変わってしまった
もう一度世界は安全だった
動物たちは彼らの檻に戻って来たのさ
顔はTシャツの上にある
彼の背中が痛むって愚痴に
鼻水なんてないよ
エレベーターで
創造主を訪ねる
スーパードームのチケットで
それって家柄が良い
拒食症の家からやって来た女の子達の問題だよね
そのくせ自分達の尾骶骨は
見せびらかしちゃうんだよ
彼らは窓の外に飛び出しちゃうまでは
いっつも調子が良いんだぜ
だから良い家柄の家の女の子達の問題な訳さ
Songwriter: Charlotte Kemp Muhl
Translator: Lyra Sky 和訳
World of David Bowie meets Andy Warhol at theater’s “The Rocky Horror Picture Show”!
(デヴィッド・ボウイが、ロッキーホラーショーの映画館で、アンディ・ウォーホールに遭遇〜)って感じの世界観が、もう堪らない!
最高のサウンドに、SMとファンタジーの融合が絶妙な映像が、Lyraの好きなビジュアルだから、凄くハマる。
大好きな映画『Il Casanova di Federico Fellini』みたいなメイクのキャラクターが出てくるのが、気に入った理由の一つでもある。
曲者キャラクターのフェスティバルだ。
妖しいセクシーで、デカダンスな世界が好き。
それに、Charlotteが美しい!
彼女のコーラスもベースも完璧で、ますます惚れ直してしまったわ。
ヴォーカルのJack Jamesは、女性ぽい面もあって、母性本能をぐすぐすタイプだから、男女問わず惹きつけそう。
Charlotteは彼を「テキサス生まれのOscar Wylde ボーイ」と呼ぶ。
Charlotteもそうだけど、中性的な要素ってグラムロックには、必要不可欠なものだと思うよ。
それに、ギターのDavid StrangeはHoleのギターとしていた人。ダーティーなプレイが、男らしくて良い感じ。
この3人が3人とも個性が強く、上手い具合にキャラクター分けされていることが、Uniの強みだと感じる。
このバランスが取れている点から、音もビジュアルも計算されたものだと分かるだろう。
Charlotteがビジュアル面を担当している(写真撮影もそう)。
彼女のアーティストとしての才能は、音楽だけでなく全てに対して溢れているから、マルチ・アーティストと言っていいだろう。
次にUniのライブ映像を載せておきます。
Uniの世界を楽しんで!
ライブも完璧でしょう?
最近、女優さんやモデルで「ギター弾きます〜」とか「ロック好きでバンドやってます〜」と、個性をアピールしてる人達が多いけど、皆、自分の商品価値を上げるために、普通とは違う所を打ち出しているだけ。
アーティストとして、プレイヤーとしては、イマイチな方々が多い。
Lyraは、演奏の上手い下手よりも、彼女達に音楽熱がないから、ガッカリするの。自分アピールなだけ。
だが、Charlotteは違う。
彼女は、本物のロック好きのロックミュージシャンなのだ。
その証拠に、彼女の演奏は完璧。
ベースも普通の音楽好きが選ばないような、コアな拘りのvintage bassをチョイスしている。(日本ではbizarre bassと呼ばれている)。
ハッキリ言って男子の音楽オタク、楽器オタク並だ。
LyraもRockオタクだが、Charlotteのセンスの良さと、音楽オタク度数の高さには、目を見張る。
血液型何なんだろ?
Lyraみたいな細かい所を気にする割には、大雑把なO型気質とは違う気がする。
もっと細部まで拘る、、、下手すると頭のてっぺんから爪先まで、彼女は自分を理解していて、自分の全てを把握してるのではないか?
プラス、プロデュースする能力がある。
可愛らしいだけでじゃないCharlotteは、これからどんなことをしてくれるのか考えるだけでもワクワクして来る。
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ギタリストの、Courtney Loveバンドの David Strange は、2014年に遡り、David の“dAVID sTRANGE”名義のソロワークスで、CharlotteがEPに参加したことで意気投合。
それから約3年の時を経て、2017年、ヴォーカリスト、Nico Fuzz ニコ・ファズを迎えて、Uni結成が始まり、ヴォーカリストが、現在のJackに変わり、現ラインナップになった。
自分たちを表現するにあたって
The cigarette butts, the used condoms, the melted vinyl and the headlines of a million millennial mornings were churned in a blender like primordial ooze…
(タバコの吸殻、使用済みコンドーム、溶けたレコード、100万年の朝のヘッドラインは、原始的な分泌物のように、ミキサーで粉砕された)
と表現していることから、猥雑さと人類の裏側まで語る、本音のバンドなんだと思った。
彼らが表現するのは、人間が誰しも持っている欲望と妄想なのだ。
美しくも汚らしい、悪のような夢の世界。
Charlotteは、Davidを「旧石器時代」と言い、Davidは、「氷河期から生きている4000歳」と互いに言い合っていた。
「俺は、Charlotteの研究室で働くインターンさ」とDaveは言う。
さしずめCharlotteは、美しいマッドサイエンティストなんだろう。
B級ホラー映画を見た後のように、あとを引く魅力で溢れている。
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歌詞は、ファンタジーとリアルが入り混じった感じ。
歌詞の感じからAndy WarholのミューズだったEdie Sedgwick (【Ciao! Manhattan】 あらすじ 感想 Angel with a Broken Wingネタバレ)を思い出してしまった。
育ちの良い家柄の子だったEdie。
彼女の姿が頭に浮かんだ。
良い家柄の子が羽目を外すと、転げ落ちるのが止まらない。
それに、Edieもハードなジャンキーで、オーバードーズで亡くなったし、歌詞のDotやShotは。薬を打つのと切り離せないワード。
そんなEdieの悲しみを歌っているように思った。
あと、Then the winner writes history
Don’t know what to believe
の箇所は、深読みだが、The Da Vinci Code ダヴィンチ・コードのラングドンが言ったセリフそっくりだ。
“History is always written by the winners. When two cultures clash, the loser is obliterated, and the winner writes the history books—”
(歴史はいつも勝者たちによって書かれるものだ。二つの文化が壊れ、敗者は跡形もなく消される。そして勝者は歴史書を書くのである」
文学好きの一面もある彼女だから、ひょっとしたら、このセリフを知っていたのかも。
もしくはただの偶然が花開いた真実だ。
知性と美を兼ね備えた女性。
「どうしたの?それって政治?それって教会?それってマクドナルド?それってセックス?それって私立学校?それって貴方のお母さん?それって地球温暖化?それって秘密の恥辱?貴方が忘れようとしているのに貴方自身の影のように始終つけ回す秘密の屈辱なの?最大のキーキー音の車輪の音が、油を得て今までにない力強い声の舌を切り開いてる。彼らは、聖書や錠剤、アルコールの飾り棚と言った良い家庭と呼ばれるものたちと共に、窮地の棺にいる貴方を閉まっておくのだ。ポルターガイストは、ティーンエイジャーの女子達がいる家庭では一般的と言われている…過充電されたホルモンによって爆発するTV…このビデオは、SとMの郊外の空想だ、それも50年代の家庭製品の家事の使用とフェチ化によるものだ。そう、正に私達は、物を女性のように扱うのだ。君達が何をしようと、ただ笑っているだけさ。君のマスカラが涙のように頬を伝って行くだろう…でも君は止められないよ。」
この【What’s the Problem?】は、白昼夢。
それもアメリカンカルチャーにどっぷり浸かりながらも、どこからともなく香って来るイングランド伝統の香りが充満している美しくも、儚い白昼夢なのだ。
グラムロックをベースに、ブリティッシュ・ロックのエスプリを効かせたサウンドに、摩訶不思議で人間の本性を物語風に語る歌詞は、Charlotte達のUniのロック愛の現れ。
それを彼女のセンスの良さで、美しくてワルな世界に仕上げているのだ。
朝も夜も
陰陽も
男女も
SもMも
善悪も
全て内包した世界。
それこそがUNI ワールド。
そこに貴方の欲しかった世界があるだろう。
そして私達は、解放され、自由になるの。
Thank you for your reply, Charlotte. I wrote about your Uni as promised. I love you, your music & fashion like art. I can always feel your art & fashion for joy. so I’d like to support your music. I wanna write’bout your arts & The GOASTT next again soon. You’re gonna love it.
Love always.
いつもありがとう💕
Lyra Sky😘
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(from Uni official website)
History is always written by the winners. When two cultures clash, the loser is obliterated, and the winner writes the history books—books which glorify their own cause and disparage the conquered foe. As Napoleon once said, ‘What is history, but a fable agreed upon?’”
Although this theory is advanced by Leigh Teabing, who is later found to be unreliable and mentally unbalanced, Langdon agrees with it. The idea of history as a story written by winners is the fundamental underpinning of The Da Vinci Code. Throughout the narrative, Brown expounds on the ideas that Langdon and Teabing work with professionally: certain gospels were left out of the Bible because of the political desires of leaders; Mary Magdalene was of the royal blood of Benjamin and more likely was Jesus’ wife rather than a prostitute; pagans were killed in order to further the political goals of the Church; and the meanings of certain words and symbols were changed in order to force people to change their beliefs.
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In this case Brown is essentially the rewriter of history. It is tempting to believe every theory he advances simply because each theory opposes conventional wisdom, which suggests that Brown is uncovering hidden truths. But some of the ideas presented as fact by Langdon and Teabing are enormously complex, and so little proof backs them up that it would be hard to believe them.
CHARLOTTE KEMP MUHL: In the Paleolithic era.
DAVID STRANGE: Kemp was frozen in ice. It was a long process. She’s actually 4,000 years old. I was working as an intern in the lab at the time…
CKM: …Cryogenics….
DS: …There was an electrical outage one night, she thawed and broke free. I chased her down and the rest is…
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