【ウォーキング・デッド:ワールド・ビヨンド シーズン1第9話】ネタバレ BL好きじゃなくてもドキドキ!感想ツッコミポイントあらすじWorld Beyond

全くもって偶然と言うものは、偉大だ。

偶然出会った音楽に衝撃を受け、雷落ちたようになり、ロック好きになる人がいたり(それ、The Doorsと出会ったLyraのこと)、偶然出会った小説の世界観に惚れてSF好きになったり(LyraとハインラインやS.キング)、偶然見た映画で生活スタイルが変わったりと、偶然出会ったモノが、自分を成長させたり、生き方を決めてしまうことがあるのだ。

それが人間だと、より影響力大。

仲間になったり、恋に落ちたりと、Lyraには良い影響しか思い浮かばないが、中には対立したり、そいつのせいで窮地に追い込まれたりもするだろう。

今回の【World Beyond】は、偶然バッタリだらけ。

この手のapocalypse物やホラーには、当たり前の展開なんだが「こんな偶然ってある?」って、第9話を見ながら、Lyraは何回叫んだかしら?

この【ワールド・ビヨンド】…やたら偶然バッタリが多いのよね。

前から言ってるが、広い世界でそんなあるか

特に今回フェリックスの彼氏も出て来るし、あの人も登場!

偶然とは偉大だわ。ドラマを簡単に進行させられる(笑)。

でも偶然バッタリ出会って恋に落ちる(またはバッタリ出会って流されて付き合う)パターンが多いから、Lyraは、偶然は信じてる。

偶然って偉大ね。

今日Lyraがあらすじ、レビューするのは、アメリカ合衆国AMC制作のTVシリーズ、【ウォーキング・デッド:ワールド・ビヨンド】です。

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2020年11月27日に放送された第9話です。

サイラスがパーシー達を殺した容疑をかけられ、本人は記憶が全くないことや、過去の事件のこともあるために、責任を感じた彼は、チームを離れ1人で生きて行くことを決めました。

エルトンは、そんなサイラスを放っておけず追っていきます。

*前回の第8話は、こちら→ ウォーキング・デッド【ワールド・ビヨンド】シーズン1第8話ネタバレ”バイバイ〜!アイツの正体は?”感想ツッコミPoint 考察 あらすじ

 

残されたアイリス、ホープ、フェリックス、ハックら4人は、父を救出に向かうのですが、不穏な動きをしてる人が1名いるために、危険が迫っている模様。

エルトンは1人で、サイラスに追いつけるのか?

アイリスとホープ達は?

さあ、どうなる?

早速、第9話の詳しいあらすじに行きましょう。

詳しい解説は、あらすじ後の、【Lyraの感想】と☆ツッコミpoint ☆で、またお話しましょう!

*時系列やキャラクター名など詳しい解説は、こちら!→【ウォーキング・デッド:ワールド・ビヨンド】全キャラクター解説とストーリー設定紹介! 保存版 World Beyond

 

 

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*Lyraのブログは、ネタバレ全開!詳しい内容を知りたくない方は、【あらすじ:前編】だけ読み、【後編】を飛ばして、【Lyraの感想】と☆ツッコミpoint ☆を読んでね!

 

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1.第9話『最も深い傷』”The Deepest Cut”

あらすじ:前編

 

ハックは、エリザベス・クープリック中佐と待ち合わせしていた廃屋でサンドイッチを貰い、嬉しそうに頬張る。

ハック「レタスなしだ!覚えていたんだ」

エリザベス「アセットの調子はどう?時間が掛かれば掛かるほど、監視の目が厳しくなるわ。今すぐにでも実行すべきよ」と怒り気味で言う。

ハック「疑う奴には、アタシのこの傷(顔を指す)を言えば良いじゃないの。何だったら腕のも。川に流れ着いた話もすりゃ良い。全てオマハ入りするためなんだから…そいつらにクソッたれ、って言っといてよ」と言う。

エリザベス「ジェニファー…」と心配そうに声をかける。

ハック「あの子との時間が、まだ必要なのよ。」

エリザベス「あの子だけを連れて来るのが指令なのに、おまけまで連れて来て、他の奴らはどうする気?」と要らない奴らは処分しろと言う。

エリザベス「何としてもやりなさい。やれないなら、私の方でやるわ」

ハックが動揺してるとエリザベスは、皆んなの場所に戻る時に時計をもって行けと言う。

ハック「何で?父さんはアタシ達を置いて行ったのよ。」と言うと、エリザベスは、一瞬、口籠もったが

「それでも時計を置いて行ってくれたし…そのおかげで私たちはこうして会えたんだから。まだ役に立つかも…」と答えた。

ハックは、結局エリザベスに言われた通り腕時計をして、真っ暗闇の中、皆んなを乗せたトラックを走らせていた。

皆はぐっすり眠ってシートに座っている。

それを見ながら迷っていたハック。

だが意を決してハンドルを思いっ切り左に切ると、道から脱落してしまった。

トラックは、パンクしてしまい立ち往生。

真っ暗の中、休める場所とパンクしたタイヤ修理ができるものがあるか探しに行くことに。

アイリスとホープは、サイラスとエルトンが無事か心配していて、互いに言い合いになってしまう。

ホープ「仕方ないでしょ!何時間も探したのに2人は見つからないし!彼らが望まないなら諦めるしかないじゃない。」と同じように心配しているアイリスに怒鳴ってしまう。

フェリックス「カルマのせいかな?あの2人を置いて来ちまったから」と言うと、ハックに笑われてしまう。

だがフェリックスはジョークをかましたのではなく、本気で何かあると感じていた。

歩きながら思い出したのは、ハックが初めてキャンパス・コロニーに来た時だ。

記憶が全くないと言う顔に傷がある女は、あだ名のハックしかない。

彼女を面接したのがフェリックスだったのだ。

面接をしていると同僚が入って来て自分が面接官をすると言う。

フェリックス「何だよ、突然。俺が今面接してるんだぜ。4年間面接官して来たんだ、大丈夫だよ」と言うが同僚は、

「でも犯罪心理学や行動心理学の学位はないでしょう?」と答え、博士に頼まれて来たから2人で面接しようと言った。

フェリックスも同意し、2人でハックを面接したのだった。

同僚「初めまして、ビル・キャンベルです。これから貴方に心理テストをして戴きます」と握手をしたら、ハックは

「全部、母親のせいに出来ないかしら?」と笑う。

フェリックスビルは、ビックリして顔を見合わせた。

 

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あの時のことを思い出してフェリックスは、不審な表情になる。

ハック「フェリックス、ちょっと、前に何かいるみたいだよ」と話しかけて来た。

我に返ったフェリックスは、霧の向こうにエンプティの唸り声を聞いた。

一体だけでなく、何十体もいる為、戦うしかない。

ハックとフェリックスは、アイリスとホープを守りながら戦う。

だがホープとアイリスもエンプティを蹴り倒したり、皆で協力して危険な状況から、うまい具合に切り抜けることが出来た。

夜明けになり明るくなり、先が見通し易くなり、喜ぶホープとアイリス。

だが、フェリックスは右足首を酷く切りつけられていて、巻いてる布きれが鮮血で染まっている。

痛くてよろよろ歩いているのをバレないようにして元気に振る舞うフェリックス。

その頃エルトンは1人でママがくれた研究レポートの本のページをめくっていた。

「全て風まかせ…」と書かれているレポートは、「小さな冒険家エルトンへ」と息子のエルトンに捧げられている。

だからこそ心の支えであったこのレポートのページを、エルトンは衝動的にビリビリに破いてしまった。

だが時間が経ち冷静になると、破り捨てたレポートを一枚ずつ拾うエルトン。

最後の一枚に手をやると風が吹いて来て飛ばされてしまった。

遠くで落ちたページを歩いて拾いに行くと、血がついている。

まだ鮮血のため、周りを見渡すエルトン。

するとそこには、エンプティと戦うパーシーの姿があった。

驚くエルトン。

エンプティを倒したパーシーだったが、いきなり気を失いぶっ倒れる。

他のエンプティが唸り声を上げて、こちらに来るのが見えた。

パーシーを何回も呼んで起こそうとするが、反応がないため仕方なく、ズルズル引っ張って場所移動するエルトン。

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ホープとアイリス、ハック、フェリックス、一軒の大きな邸宅で休むことにした。

用心のために二手に別れて、エンプティや不審者がいないか、パンクを治せる道具や物資がないか探す。

いつもならホープと組むハックだったのに、アイリスに行こうと誘う。

アイリスは何かおかしい、と感じ、神妙な顔についなってしまい、ハックに「大丈夫よ、取って食ったりしないから」と笑われる。

ハック「アンタに避けられているみたいに感じていたわ」と言うハックに、アイリスは当たり障りのない返答をする。用心しているのだ。

ハック「アンタも訓練に来ればよかったのに」

アイリス「私は誘われなかったから」

ハック「えー、そうだったっけ?」と誤魔化すハック。

ハック「あの子には規律や訓練が必要だったのよ。だってあんな性格だし、それにオマハに行くには訓練しないと危ないし」と言う。

アイリスはホープがオマハに行くなんて話を聞いていない。その為、驚きで一瞬動きが止まってしまう。

ハック「あれ?話聞いてるでしょ?」とワザととぼけるハックにアイリスは「聞いていたわ」と無理して答えた。

ハック「アタシは、アンタみたいに自制心と知性がある子になりたかったわ。16歳の頃はハックみたいにがむしゃらだったから。だからお父さんのことも、もしかしたら大したことないかもよ?」と言う。

アイリスは何を急に?と思ったようで「なぜそんなこと言うの?」と聞いたらハックは「頭のいい人ほど、考えすぎるからよ」と曖昧な言い訳をするので、不信に思うアイリスは、「そう?」とだけ言った。

話しながら二階の奥の部屋に行き左側の部屋を開けて中を見るハックと、右側の部屋を確認するアイリス。

アイリスが出てきたら、びっくりしたハックは「こっちの部屋は見ない方が良い」と言ってドアを閉めてしまう。

アイリス「どうして?」

ハック「中で住居人が死んでるよ。パン!ッて感じ」と言いながら、手でピストルの形を作り、頭に突きつけた。

アイリスは気にしながらも、言われた通りその部屋は開けずに、2人で階下に降りて行った。

階下ではフェリックスが座って待っていた。

ハックは、車を直す道具がないから、山越えをするルートを歩いて145km先の目的地を探すと提案する。

ハック「大丈夫?歩いていける?」と言うのを聞いて「大丈夫だ」と答えたフェリックスだったが、傷は酷く、包帯が真っ赤に染まり止血できていないためにひどいことになっている。

自分の傷口の酷さを見て不安になるフェリックスは、ウィルと2人でナ良くベッドで寝ていた時のことを思い出す。

 

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ウィルにキスをされて目覚めたフェリックスは、ベッドの上でいちゃついている。

ウィル「朝ごはんは俺、夕ご飯はお前の担当な」と言うと、いそいそと朝食を作り出すウィル。

ベッドの中にいるフェリックスがイライラしてるのを感じたウィルが「どうしたんだよ、イライラして変だぞ」と言うとフェリックスは、

「レオナルド(アイリスとホープのパパ)に、自分がいない間、娘達を頼むって言われちまったんだ。」と正直に打ち明ける。

ウィル「良いんじゃないか?護衛部隊になったら何年も帰宅できねーんだぞ」

もしかしたら気を使って自分に言ったのかも、と悩むフェリックスに、ウィルは、

「幸せになってくれって意味で?だってお前は、幸せになったって良いんだよ」と励ますが、フェリックスは、レオナルドの娘達を守ってやりたいし、遠くに行く命の恩人のレオナルドについて行き護衛したいとも思っているのだ。

ウィル「行きたいなら一緒に行くと言えば良い。言えないなんてな。ここにいてあの子達を守りたいし、行って彼を助けたいなんて、どっちにしても惨め気持ちなのか?それって人を信じて任せられないからだよ」

フェリックス「何言ってんだよ」

ウィル「お前は人を信じていないんだよ。コーヒーだって俺に入れさせないで何でも自分でやろうとする。それに、命の恩人だからと言って命を捧げる必要はないんだよ」

フェリックスは、その言葉を思い出しながら、酷くなって来た傷口を眺めていた。

 

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エルトンは、どうにかパーシーをズルズル引っ張りながら、川岸まで避難してこれた。

自分の荷物だけでなくサイラスが置いて行った荷物を背負い込み、パーシーまで引きずって来たから、クタクタのエルトンは、草むらにへたり込んだ。

すると血を流して気を失っているパーシーが起きあがって

「お前、何してんだよ?俺はもうじき死ぬぜ?」とエルトンの隣に座って来た。

エルトン「僕はここに風に運ばれて来たんだ、。そしたら君に会ったんだ。これは君を助けろってことだよ」

パーシー「風か。風には叶わないな。風まかせで、君は父親も母親も失った。そして君の母親みたいに…」と言いかけると

エルトン「やめろ!僕はママとは違う!」

パーシー「じゃあホープとは同じなのかよ」

エルトン「ホープはまだ小さかったんだ。」

パーシーは出血した箇所を手当てして止血しないと死ぬ、と言う。

パーシー「怖いんだろ?サイラスがやった傷跡を見るのがさ。」

エルトンは一瞬考えたが、

「怖くないよ。怖くなんかない」と言って、倒れているパーシーの体に近づいていく。

 

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2.あらすじ:後編

 

エルトン「分かってるよ。君は幻覚で、僕はストレスのせいで君が見える位おかしくなってるって。」と言いながらも、横でせかして来るパーシー(の生き霊か?)に言われるように、ひっくり返ってるパーシーの出血部分の洋服を開き、驚きで手が止まる。

パーシー「見たかよ、ロケットマン。俺はピストルで撃たれたんだ」

 

ホープ達は、明るいうちに移動していた。

途中バスでバリケードしてる場所にぶち当たる。

バリケードが、何箇所も置かれているのが見えるため、フェリックスは「遠回りして行こう」と言ったのに、ホープが「遠回りしたくない」からと、バリケードをさっさと登ってしまう。

そのせいでアイリスとハックも後を追ったから、引くに引けなくなったフェリックスは、無理してバスをよじ登り、向こう側に降りようとしたが、足が痛いために庇って着地したら捻ってしまった。

激痛で倒れたフェリックスを皆んなで、元いた一軒家に運んでいき、休ませる。

2人きりになった時にハックが、フェリックスの傷口を見たら、出血が酷すぎるし、ちょっと触っただ痛がる為、ハックは、「こんな足じゃ一歩も歩けないわよ」とフェリックスに言う。

フェリックスは、肩に置かれたハックの手を握り、痛みに耐えながら昔を思い出す。

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ある晩、ウィルと一緒にレオナルド達と夕飯を楽しく食べた時のことだ。

笑いながら和やかな雰囲気は、ウィルがレオナルドの護衛隊に選ばれた話で一変してしまう。

信じられないフェリックスは、何が何だか分からず理由を聞くと、ウィルが自分から立候補したのだった。

レオナルドには、「自分が行けば、フェリックスは安心だから」と、そう望んでいると誤魔化して頼んだのだった。

何も知らなかったレオナルドも驚いているようだ。

ウィル「俺はお前の為に行くんだ。俺が彼を守るよ。それにしばらくして戻ってきたら何かが変わってるかもな」と言う。

フェリックス「俺に変わって欲しいんだな」

ウィル「愛してるよ、フェリックス。お前1人で何もかも守るなんて無理なんだ。たまには頼ることを覚えてくれ。人を信じて任せるんだよ」と肩を抱く。

フェリックスは泣きながら頷いた。

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その頃エルトンは、パーシーが感染症を起こさないように、ガーゼで血を取り、パーシーの体に布をギブスをつけるように巻きつけていた。

パーシーの生き霊(又は幻覚)は、エルトンに言う

「こんなことをしても無駄さ」

エルトン「諦めないぞ。大丈夫だから」と言うエルトンに

パーシー「見ろよ」とエルトンに遠くを見ろと言う。

そちらを見ると、エンプティが4体、こちらに歩いて来るのが見えた。

 

アイリスとホープは、フェリックスをどうするかで、又もめている。

アイリスは「今度は、私達がフェリックスを守る番よ」と傷が治るのに期待している。

だがホープは、「フェリックスは私も心配だけど、早くしないとパパが大変なことになるよ!」と先に行くのを提案していて、意見が分かれてしまう。

アイリス「フェリックスを置いて行く気?あなたを読み解ける地図があったら良いのに」と喧嘩になってしまう。

 

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エルトンは必死にパーシーを引きずって助けようとしている。

だが気を失ったまま動かないし、エンプティがそこまで来ている。

パーシー「もう諦めろ。俺は死ぬんだから。それより俺を置いて逃げろ」と生き霊 (又は幻覚)は言う。

エルトン「嫌だ。僕はママとは違う。」

パーシー「この世界はイカれてるぜ。だから善人に対して失望する事もあるんだ。でもこの世界は美しいよ。もうさらカメラ越しに世界を見るのはやめないとな、お前が世界の一部なんだぜ。それに瀕死の俺を助ける?無理だよ。でもお前は生きられるんだ。逃げろ。そして他の奴らを助けろ、この世界を変えられるような奴を。」と言う。

エルトン「地球は終わるんだよ、あと15年で」

パーシー「世界の終わりか?そいつは確かか?お前の母さんだって人を信じていたと思うぜ。本に何か書いてあったとしても本心は人を信じていただろう。だって世界が終わるなら、何故お前を産んだ?妹も。この世界を信じていたからだろう?世界が待ってるよ。お前の母さんだって信じてるだろう、お前なら生き抜けるって」

エルトンは、泣きながら、いよいよ近づいて来たエンプティを見て、パーシーの言うように、彼を置いて立ち去ろうとする…

だがエルトンは、「そんなの嫌だ!」と言うと、持っていた荷物を全部下に下ろし、ポケットからナイフを出し、サイラスの斧も取り出してエンプティと戦う。

エルトンが、エンプティを全て倒しパーシーを助けていた時、フェリックスは、アイリスを見つめていた。

レオナルドとウィルが市民共同体と一緒に行く別れの日、アイリスは甲斐甲斐しく旅立つ父親の旅しだくを手伝い、見送りをしていたが、ホープは「あいつら信じられないし、危険だから行かないで」と心配して止めたにもかかわらず、父親が研究のために行ってしまうのが許せずに、部屋から出て来なかった。

フェリックスはそれを心配して悲しそうな顔をしてレオナルドのそばにいたのだが、レオナルドは「人は時に悲し過ぎると、悲しみに耐えられずに、怒りで悲しみを乗り越えようとするものだと思うよ。あの子もそうだ。時には抵抗をやめて受け入れるしかないんだよ。」と理解して、娘にさよならを言えないのを我慢している。

その姿を見てフェリックスは、ウィルに「コーヒーをいれてくれないか」と頼む。あんなに人に頼れなかったのに。

ウィルは嬉しそうに微笑んだ。

 

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あの日のことをボーっと思い出していたフェリックスに気づいたアイリスは、高速道路を行くルートを考えついた、と話し出した。

だがフェリックスは、今までの山越えをする最短ルートで行けと言う。

アイリス「フェリックスも一緒に連れて行くわよ」と様子がおかしいフェリックスに気づいて言う。

だがフェリックスは「自分はもう必要ない、足手まといになるから余計に危険だ」と言う。

アイリスは「絶対に置いていかない。一緒に行くんだから」

2人が話しているとハックが来て明朝出発すると言う。

フェリックスは2人を頼むと言い、ハックを抱きしめた。

「愛してるよ」そう言うフェリックスを抱きしめながら、「愛してるわ」と答えるハックは、自分がしたことを思い出す。

数日前の夜にトラックをパンクさせ、道でエンプティに取り囲まれたあの時は、姉妹を守りながら戦っているフェリックスの足を、霧がかかっていて視界が悪いことを良いことに、ハックが斬りつけたのだった。

アイリス「こんなのクソだわ!」と怒るアイリスにハックは、「足が悪いフェリックスが外に出られるわけがない。ここにいた方が生き残れる」と説得。

アイリス「は?こんなの話し合う以前の問題よ。フェリックスを置いて行くなんてありえない」と不信感丸出しの目でハックを睨み返した。

ホープは、一人、暗号のノートを眺めていたが、閉じて頭を横にふり、考え事をしていると、アイリスが来て、ハックがどんな人物で、前何をやっていたか?と聞く。

ホープ「軍隊にいて、母親は小さい時になくなったらしいよ」

アイリス「ハックを信じていいのかな?あの人なんか怪しい。前からそう思っていたんだ。だって簡単にフェリックスを置いて行くって言うなんて変よ」

だがホープはハックだって辛いけど仕方ない、とか、彼女は私の悩みや痛みを理解してくれた、と庇う。

アイリスが「私の勘を信じてよ」と言っても黙ってるホープ。

アイリス「どうしちゃったのよ?それにオマハに行くって何よ?私に話してくれる気はなかったの?」

ホープは暫く考えていたが「ないわ」と言うと部屋から出て行った。

 

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夜中になり暖炉の周りで皆んなで寝ていた。

が、ホープはハックを起こして今すぐ旅立とう、と言う。

ホープ「アイリスはフェリックスが動かないと絶対に動かないから」と言い、ハックも頷き、2人が寝てる間、夜中に旅立つことにした。

エルトンは、パーシーの隣に座っていたが、雨が降って来そうになり、パーシーのシャツを止めてやると、ジャケットに何か入っているのを見つけた。トランシーバーだ。

フェリックスに連絡しようと呼びかけるが、誰も応答しない。しばらくカチカチいじっていると、スピーカーからスイッチが入ったような音がした。

「フェリックス?フェリックスなの?」だが返答がかえって来たのは、ハックだった。

ホープと歩いていて「ちょっと待ってて」と、1人貨物の置き場所の影に隠れて無線機を出したのである。

ハック「エルトン?どうしたの?」

エルトン「今パーシーといるんだ」と言うと、ハックは信じられないようで誰といるのかまた聞いて来た。

エルトン「パーシーだよ。僕たち、前いたところから南西に行った所の…」と話していると、横からパーシーが止めた。

パーシー「やめろ!その女が俺を撃ったんだ」

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アイリスは目覚めたらハックとホープがいないから、びっくりしてフェリックスを叩き起こした。

フェリックス「何で俺たちを残して。何も言わずに?」

 

ホープはハックと歩きながら思い出している。

アイリスが「あなたが何を考えているか読み解ける地図があったら良いのに」と自分に言った時に、ピンと来たホープ。

市民共同体の暗号ノートを出してきて、地図を見ながら数字を当てはめると、都市の座標に合わさり、すべての都市の頭文字を並べたら、一つの文章になったのだ。

暗号が解けて喜ぶホープだったが文章を読んで驚愕する。

「イカダのスパイは移動中。アセット以外の4人、4人は全員不要」と書かれていたのだ。

フェリックスは、あたりを見渡して慌てて言う

「俺の銃がないぞ!」

その銃はホープが持ち出し、今は自分の腰に入れているのだった。

 

枯葉が積もる森の中。

地中に埋まったエンプティが、手だけ出して土に埋まっているが、唸りながら、手をだしている。

すると銃声がした。

その音がこだまする中、男が走って来て埋まってるエンプティのそばですっ転んだ。

それはウィルだった。

あたりを見渡すと立ち上がり、また走って行く。

その後からウォーカーが一体歩いて来た。だが、すぐに撃たれて倒れてしまう。

すると黒ずくめの市民共同体の兵士達がライフルを持って現れた。

そしてウィルを追いかけて、全員、森の中を走り抜けて行った。

3.Lyraの感想

「いきなり〜!」(IKKOさんの体でお願いします)の展開が多い今回の第9話。

最近のTWDもだが、「偶然こんなところで再会するかっての!」と画面に向かって突っ込む場面が増えてきた。

前のハックと偶然トラックが再会するのも偶然すぎる。

絶対にありえないんだが、ドラマ進行の応急処置には、よくやる一番の方法だからね〜。

仕方ないんだろうけど、あんな簡単にパーシーとエルトンが出会うなんてね。

彼と出会ったことで、ハックが危ない人物だとわかったし、サイラスがやっていないのが明らかになったからエルトンの気持ちは、親友を信じてよかったと言う安堵感と、ホープ達が危険なわけだから心配で仕方ないし、かなりパニクる状況になってしまった。

でもエルトンに話したパーシーの言葉や、フェリックスに対してウィルが助言してるセリフは、ほぽ一緒なのよね。

つまり脚本家が言いたいことが今回は、一つであって、それを心優しいサブキャラ達に言わせたんだ。

 

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【ワールド・ビヨンド】は、ウォーカー、じゃなかった、エンプティ(笑)をバシバシ倒して、殺戮してと言う闘いシーンがほぼない。

でもそれに代わる名台詞が多いのよ。

Lyraは変わってるのかもしれないけど、ワールド・ビヨンドを悩んでる人や人間不信に陥ってる人が見たら、元気が出るドラマだと思うな。

ハックみたいに大義の為に人を騙してる嫌な奴も出て来るが、主要キャラ達は、皆、悩みながらも愛する人を守ろう、信じようと頑張っているの。

その姿や彼らが話すセリフは、美しい。

まあ、キザって言ったらキザなセリフを言うかもね。

でも、「カメラ越しに見るなよ。世界は美しい。お前はその世界の一部なんだよ」って美しくない?

綺麗でしょう?

私たちの生きてる世界も満更じゃないかもしれない。

apocalypseだろうが、corona virusだろうが、嫌な世界にも花は咲くんだよ。

私たちと言う人間の愛の花が。

☆LyraのツッコミPoint☆

①ラストの演出

ラストのエンドロールが流れた後に、まるでロックバンド のCDのシークレット・ソングみたいに、時間を空けて、ラストに飛び出てくる市民共同体ネタが、お決まりコースになって来ましたのぅ〜。

これ、知らないで「エンドロール出たから話は終わったな」と思って、スイッチ切る人、多いよね。

今回はウィルがいきなり出て来たから、「あらまあ貴方ったら、やっばり、殺されそうで危ないのね〜」と思ったよ、、、てか、殺されてるだろうと思っていたから生きてるのが意外なんだわ。このタイミングで生きてるならば、しばらく長生きするキャラクターですな。

わざとらしくエンプティの頭が唸り声あげてる中を走って来て、わざわざ画面近くのエンプティ前で、すっ転んだウィルに「転び方が上手〜」と拍手したくらいよ。

一人で逃げているってことは、彼は何か見ちゃったんだろう〜、市民共同体の真実を。

もしくは、エリザベスのセリフから考えられるのが、「計画に邪魔な者は処分しろ」ってことで、いきなり殺されそうになったか?だ。

予想は、何か秘密を見たんだと思うね〜。

実は、今回の【ワールド・ビヨンド】は、第9話と第10話を一気放送したのよ。

だから「一気に描いちゃお」と思ったけど、やめた(笑)。

何故ならボリュームがあるから。

次回、色々、急展開するのです。

ウィルが、どうなるか?も期待して待っててね。

②動きが遅過ぎるエンプティ

「マテ!」と言われて待機してるかのようなエンプティ達。

まあ、パーシーの生き霊みたいな幻覚が喋る間は、時間の流れが不明瞭になるのも分かるし、エンプティが待て状態で、足踏みしていて、中々エルトンとパーシーのところに来ないのもわかるよ、演出だから。

でも、くるっと、エルトンがエンプティを手で引っ張って回して、そのエンプティが倒れたはずみに隣のエンプティが倒れて2人とも引っくり返ったまま起きないってのは、変じゃない?亀か?

あれは変だわ〜。

LEGOのオモチャじゃないぜ、ゾンビだぜ?

近頃のゾンビは、全速力で走って来て人間と徒競走になってんのに、まだロメロか?(ロメロ好きだけど…)

TWDだって、早い時あるわよ〜。足、早すぎで捕まってしまい、キャラクターが一杯、死んだじゃん!

と、色々ツッコミ所が満載のワールド・ビヨンド。

楽しんでいます。(楽しんでんのかい!)

 

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③アイリスはキザッ!

「あなたを読み解ける地図があったら良いのに」ってセリフが凄くリリックぽくて、いきなりアイリスが言うから見ていてLyraは、びっくり。

これを言いたくなるアイリスの気持ちがすごくわかる。

今までのホープと違い、良い子の筈のホープが、かなり冷酷というか、「目的の為には手段を選ばない」感じになって来たから、「あんた別人格になってるけど、大丈夫?」と姉気分のアイリスは、心底心配してるから出たセリフなのよ。

どう考えても今のホープは、中二病。

反抗期まっしぐらになっているのだが、それは普通の状況の世界ならばであって、あの世界だってだけでも荒れそうなのに、ママ殺しをした妊婦が、実はエルトンのママだった、という苦しみを抱えて来たから辛いし、それをエルトンに打ち明けたばかりだし、パパに会いに行こうとしてるのが色んな事件でダメになりそうだし、、、と頭がパニクッているのですよ。

おまけにハックに「大義の為には、犠牲も必要」とか、「全体の利益の為には、仕方がないこともある」とかアドバイスされて、孤独感から洗脳され始めてるからね。

多分アイリスがパーシーやサイラスと仲良くなると、ホープそっちのけなるから、寂しかったんじゃないかしら?

だからハックの言うことを聞くようになり、態度や言うことがハックみたいに合理的で冷酷なのよ。

そこをアイリスは「ホープが変で何考えてるかわからない」となったんだと思う。

でもこのセリフは重要なキーワードだから覚えてると良いかも。

まるでポエムだし。

ワールドビヨンドはポエマーなのよ。

④パーシーのキザッ!

パーシーもメチャ美しいセリフをエルトンに言っていた。

「この世界はイカれてるぜ。だから善人に対して失望する事もあるんだ。でもこの世界は美しいよ。もうさ、カメラ越しに世界を見るのはやめないとな、お前が世界の一部なんだぜ。それに瀕死の俺を助ける?無理だよ。でもお前は生きられるんだ。逃げろ。そして他の奴らを助けろ、この世界を変えられるような奴を。」

本当、このまんまパッケージにして胸に刻んでおきたい感じ。

パーシーの話し方っていちいちキザなんだよね。

アメリカの小説に出て来る主人公みたいに、ちょいちょい、気になるワードをぶち込んでくる。

映画っぽいとも言えるね。

そんなパーシーがエルトンに生きろと言ってるセリフなのです。

そして人間の力を「信じてる」とも。

カメラばかり撮っていたエルトンの心に響いたでしょう。

「ファインダー越しの世界より、自分の目で世界を見ろ」と言うことよ。

それは私たち現代人みんなに当てはまる言葉だと思ったよ。

スマホ越しに見る世界より、写真なんか撮るより、自分の目で見て、感じで、この世界をちゃんと見て生きろ。、、、ってこと…

Lyraの胸にもジーンと響きましたよ。

⑤フェリックスとウィルのラブラブ・ラブシーン

いやはや、問題がてんこ盛りのアメリカ。

全世界でもそうだが、TV業界、映画業界は、ここ最近、人種問題に敏感なのです。

満遍なく人種を網羅するように配慮しないと、色々と叩かれたり、大変なんです。

LGBT問題も回避する為、キャラクターに色々な人種を混ぜるようにしてるわけ。

だから最近、特に白人と黒人のカップルがTVドラマには多いの。

今回、毎度、姉妹とフェリックス間で話題に登るフェリックスの彼氏=ウィルがしっかりと登場しました。

どんな彼氏か、皆んな気になっていたでしょう?

めちゃくちゃ優しい良い奴じゃん!

女性に対して物腰が柔らかいし、紳士な喋りが素敵。

「無骨で荒っぽいフェリックスと、心理学の学位を持ち、知性的で品があるウィルは、真逆だから惹かれあった2人なのね」とLyraは納得して、2人が仲良くて嬉しくなったわ。

「人を信じたら?信じて任せてみなよ?」って、キザなセリフがまた似合うわ、ウィルったら。

きっと愛情を注がれて育った感じがする、フェリックスとは違って。

人を信じられず、何でも自分でやらなきゃ気が済まないのは、フェリックスが父親の差別的な態度で、酷い目にあったからだ。

その苦しみをLyraは(皆んなも) 見て来たから、このセリフに重みを感じた。

Lyraも人を信じられない所があるの。

だから凄く見につまされた。人を信じるのって勇気がいる。

ウィルは、その勇気を与えられる優しさや、包容力があるからフェリックスの頑なハートを和らげてあげられたのでしょう。

こういう大きなハートの人に出会えたら幸せだな。

あと、気になったのは、フェリックスの左腕。

何でブラックの塗り潰し?フェリックス役のNicoは、普通にたくさんtattoo入れてるだけなのよ。

絵面が、ドラマと時代設定があわなくなるからかしら?

BTHかと思ったよ。あのヴォーカルは、Tattooの真っ黒のしてるから。↓↓

【Bring Me the Horizon / Mantra】 和訳 New Single & Album Release! 類似性2 解説

 

しかし2人のラブシーンはリアル感があって良かったわ。

腐女子の方々は、大喜びしたのでは?

あ、でも腐女子のお姉様方が好きなのは細身の男子だよね?

マッチョマンのフェリックスとウィルだとToo Muchかな?

Lyraは久しぶりにいいものを見させていただいた感じで、ニンマリでやんす。

男女にしろ、同棲同士にしろ、マジな恋愛でラブラブな2人が好きです。

喧嘩ばかりしてるのは、嫌だもん。

 

いよいよ、次回第10話がシーズン1の最終回になります。

どんな風に結末を迎えるかによって、次のシーズン2がどう展開するか決まるのでドキドキするよね?

って、Lyraは、もう見てしまったから、本当は早く感想を書きたくてたまらんのよ!

ウズウズするってこう言うことよ。

 

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次回の第10話も頑張ってあらすじ、感想、ツッコミpointを書くのでお楽しみにね。

良かったらこのブログを宣伝してください〜。

*最終回の第10話はこちら!→【ウォーキング•デッド:ワールド•ビヨンド シーズン1第10話】ネタバレ”私達が未来だ”感想ツッコミポイントあらすじ

 

皆さんの応援だけが、Lyraの励みになるの。

よろしくお願いしますー。

また遊びにきてね。

See You Tomorrow〜☆

 

*英語表記は、Billなんだが、日本語にはウィル表記になっているみたいだから、読む人が混乱したら大変なので、ウィルに合わせました。

 

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