“Always said you were a Youthquaker, Edie
A stormy little world shaker
Warhol’s darling queen, Edie
An angel with a broken wing”
This is the song I’ve translation & written review for Ian Astbury’s Birthday yesterday,
The Cult’s beautiful tune 【Edie (Ciao Baby】.
昨日The Cult ザ・カルトのIan Astbury イアン・アストベリーのお誕生日に寄せて【Edie (Ciao Baby)】を和訳 & 解説しました。
歌詞の意味をLyraなりに言及して行くに連れて、Edie Sedgwick イーディ・セジウィックへの想いまで再燃してきちゃったので、今日はThe Cultの時に話に出たEdie Sedgwick の主演映画であり最後の作品であるアメリカ映画【Ciao! Manhattan!】を紹介します。
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= Ciao! Manhattan! チャオ!マンハッタン! =
1972年・アメリカ映画
監督: ジョン・パーマー/デヴィッド・ワイズマン
音楽: キム・フォウリー/キム・ミルフォード
出演: イーディ・セジウィック/ウェズリー・ヘイズ/イザベル・ジュエル/ポール・アメリカ/ロジェ・ヴァディム/クリスチャン・マルカン/アレン・ギンズバーグ
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[ストーリー]
EDIEあるいはEDITH と表記されるFishonista 、Edie Sedgwick イーディ・セジウィック。
アンディ・ウォーホルの映画に多数出演し、VOGUE誌の「ガール・オブ・ザ・イヤー」にも選出されたスーパーモデル、イーディ・セジウィック。
彼女の栄光と挫折を記録したカルト・クラシックの映画、というより自主製作のドキュメンタリーと言った方が良いだろう。
アンディ・ウォーホール、アメリカンポップアートの巨人。
彼が築いた芸術家達が自由に出入り出来る場所、創作の現場、Factory。
その聖域の女王に自らの意思ではなくアンディに気に入られた為に君臨し、周りのアーティスト達、強いては世界中に影響を与え続けたのがEdie Sedgwickだ。
Edieはイギリスのtwiggy ツイッギーと同じくらい1960年代のアメリカの顔であると言っても過言ではない。
スーパーモデルであり、アンディのミューズ。
だが、幼少期のトラウマや様々な事からドラッグ中毒になり、精神病院を出たり入ったりする羽目に。そしてAndyからも捨てられますますドラッグ漬けになり28歳の若さでオーバードーズで亡くなってしまう。
【Ciao! Manhattan】はその死の3カ月前に完成した作品である。
スージーという都会で大成功したが今は田舎で暮らす女の子。これは、Edieそのもの。
彼女の現在と過去のリアルな映像を交えて虚構と現実を行き来する1人の女性の姿を映したドキュメンタリーだ。
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= Lyraの感想 Review =
これは映画となっているが、はっきり言う、、、Edie Sedgwickのドキュメンタリーだ。
Edieが劇中のセレブだった昔を懐かしみながらドラッグに溺れて行く一人のヒッピーの女性を演じているのではなくて、実際の自分自身を見せているだけなの。
もう、見ていて辛くなる。狂気に犯された人間がフラフラ踊り死んで行くのを目の当たりにするって非常に辛いんだよ?
Edie Sedgwickは Factory Girl とかAndy Warholのミューズ=女神と言われているし、
あのBob Dylanが恋して曲を捧げたミューズでもあるから音楽好きには凄い魅力的でパワフルなイメージがあると思う。
Velvet Underground好きはNicoと同じくらいEdieを上げめているかもしれない。
漫画好きは、岡崎京子の髪が短いお目目パッチリのイラストがEdieだと知ってEdieの可愛さに憧れているだろう。
Fashion業界で働く人や興味がある人は、昔のファッションのお勉強の資料としてEdieがVougueヴォーグの雑誌にたくさん出ているのや、Girls Of The Yearに選出されたのを知り、彼女の可愛さとランウェイに立つ存在感ある写真にドキドキしているだろう。
だが、実際の彼女は違う。
繊細で儚げで、小さい時からの虐待で心が折れているのをギリギリ保って笑っていた一人の女の子なのである。
Lyraはいつも感じる、、、その儚さを隠す為にEdieは、ダブルラインのEye Linerを引き、付け睫毛を盛ってつけ、Silver Hair 銀髪に染めて武装していたのだと。
Lyraはあの笑顔を見る度に彼女の痛みを感じて胸が張り裂けそうになる。
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ちょっぴりEdie Sedgwickの生い立ちを話すと、寄宿学校時から既に拒食症を患い、初めて精神病院に入る。
誰もが羨む名門セジウィック家に生まれたEdie。生粋のお嬢様。
誰もが羨むであろう伝統のある良家のお嬢様が、何故、拒食症になり19歳で躁鬱病で入院しなきゃいけなかったのか?
どうも父親のフランシスが実権を握る家庭環境の劣悪さが原因のようだ。
実際、Edieの実の兄は自殺しているし弟も事故死。
そしてEdieはその強い実権を握る父親に強姦されていたと言う酷さ。
精神が蝕まれてしまうのも無理もない。
その地獄から抜け出すためにNYのAndyに自由を見たのかもしれない。
もしかしたら、Andyに父性を感じていたのだろうか?
イーディは、死ぬまで父フランシスへの愛憎を抱いたまま生き抜いたという。
繊細なハートを持ったまま、セレブになった女性、、、
この【Ciao!Manhattan】は、ヒッチハイクするEdieで始まる。それも胸を出した裸状態でジャンキーのHippie Girl役だ。
あり得ない姿にファンのアナタは卒倒するだろう?
あちらの世界に行った状態のEdieが裸で踊る。つまりラリった女だ。
無節操に動き続けるEdie。
水辺で男とやる、ドラッグもやる。
日常的な異常性が、ただ淡々と続いて行く。
Edieは水のないプールに住み、壁に過去の栄光であるファッション誌を飾った自分の引き伸ばし巨大写真を貼っている。
実体がないかのような現在のこの部屋と、過去の栄光の時代=Andy Warholに捨てられる前のFactory時代のモデル時代を行ったり来たりするドキュメンタリーだ。
白黒の映像がAndyといたFactoryの実際の映像で、カラー映像が現在のEdieと言う構成だから、話があっちコッチ飛ぶけどハッキリ理解できるようにはなっている。
ただ凄く見ていて辛くなるの。
白黒シーンがEdieが演じてる女性の過去の思い出、というか栄光を懐かしむ風で流れるのは、Edieの1番輝いている時の可愛い動いている姿が見れるわけだからまだマシ。
だが、現在のカラーに引き戻されると痛々しいJunkieの女性が豊胸したと判るバストを出してラリっているのだから狂気を見せられて痛くなるんだよ。
あの可愛いEdieが?って見ていられない。
ファンの人は、動いているEdieを見れるからラッキー、と期待しない方が良いだろう。辛くなるよ。
それに映画自体にストーリーはない。
Edieの過去映像と現在の死ぬ間際の落ちて行く人間の姿をダラダラ流しているだけと言っても良いだろう。
だから普通の人は詰まらなくて最後まで無理、多分寝ちゃうかも。
それにラスト近くで電気ショックかけられて思い出す映像は、リアルなEdieの結婚式の映像だ。
Edieはこの映画撮影中、精神病院で知り合った男性Michael Post と1971年7月に結婚した。
ニコニコ笑うEdieはモデル時代とは違い日に焼けた顔にロングヘアーで無邪気だ。
カリフォルニアで新しい人生を送り出すEdieと夫。
だが、その結婚式から3ヶ月後11月にNYのパーティに呼ばれ、チェルシーホテルでオーバードーズで28歳の若さで天国へ逝く。(睡眠薬多量摂取の説もあり)。
タチが悪いのが、その時のEdieの死亡記事であろう新聞記事まで映画内に出てくるんだよ? おかしい、なんだと思ってるの、人の命を?
Bob Dylanが言ったといわれている台詞がLyraの頭にグルグル回る。
「君はAndyに利用されているんだ。今すぐ彼から離れろ」
Bob の警告は当たっていたんじゃないかな?
もしかしたらBobの言うことを聞いていたらEdieは生きていたんじゃないか?て気もする。
それともやっぱり逝き急いだかな?力
を持て余す衝動。
ニュージャージーいたPatti Smithパティ・スミスは、22歳のEdieのレオタード姿の写真を見て「強烈なイメージだから私は『これだ!』と思った。時代と知性が結びつきほとばしる、スピード感!私にはあの写真に全てがあると分かったわ。」と語る。
Patti Smithに強い影響を与えたEdie。
Bob Dylanと愛し合い、曲を捧げられたEdie。
1965年にVougue誌はGirl Of The YearにEdieを選出しYouthquarker と名付ける。怖いものなしのEdie。
もう、時代の寵児みたいに扱われたんだから向かう所敵なしよ。
でも、それは、Andy WarholのFactoryのMuse女神だったから。
やはりAndyというどでかい存在、アメリカンアート、NYアンダーグラウンドの流行を担っていた後ろ盾があったからチヤホヤされていたのだろう。
もっとやりようがなかったのかな?
ドラッグにハマりさえしなければ仕事も上手くいったんじゃないか?
ちゃんとしたエージェントに所属してれば守られたんじゃないか?
などLyraは考えてしまう、、、だってEdieはいつも笑っているんだもの、美しい可愛い笑顔で。
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Andyは言う。「Edieは片時も止まらない。寝てる時でさえ両手を広げて動かしている。全てがエネルギーという子だった。」と。
笑顔もエネルギーの現れだったのか?
それとも悲しい過去と戦いながら無茶苦茶になって行く自分を隠すための鎧か?
Edieは、この映画撮影のずっと前から精神病院に出たり入ったりを繰り返し、Hell’s Angels ヘルズエンジェルスとも関わりを持ちますます堕落して行く。
Andyにも見放されボロボロの時にこの映画【Ciao!Manhattan】の仕事が舞い込む。
普通の人ならば受けないかもしれない自堕落な映画に出演したのは、判断能力がEdieにはこの頃残って居なくて、Drugを買うお金欲しさでやった気がしてしまう。
良いカモだと思われて餌食になった気がする。
この映画は【Ciao! Manhattan】のJunkie のヒッピーの女の子の話ではない。
実際のEdie Sedgwickのドキュメンタリーだ。
1972年制作だが、実際に発表されたのは10年も経った1982年だ。
お蔵入りにされていたのも何となく判る。だって、ヤバイと思ったんじゃないかしら?
Edieの関係者、知人、友人、、、友人なんていたのだろうか?
イーディ(本名イーデス・ミンターン・セジウィック:Edith Minturn Sedgwick 1943年4月20日~1971年11月16日)
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= Edie Sedgwick =
Edith Minturn Sedgwick (April 20. 1943. 〜 November 16.1971)
She was riveting to look at, a sprite of the zeitgeist, the living distillation of the over-amped vision of New York in the mid-sixties. Like many exotic creatures that Andy Warhol shed his light on, she initially bloomed—became the symbol for all that was hip and stylish—and just as quickly began to disintegrate. Told with unsparing candor, and with images that capture her at the peak of her Factory stardo
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Edith Minturn Sedgwick (April 20, 1943 – November 16, 1971) was an American actress and fashion model. She is best known for being one of Andy Warhol’s superstars.
Sedgwick became known as “The Girl of the Year” in 1965 after starring in several of Warhol’s short films in the 1960s.
She was dubbed an “It Girl” while Vougue magazine also named her “Youthquaker “.
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Ciao! Manhattan is a 1972 American avant garde film starring Edie Sedgwick, one of Andy Warhol’s Superstahps.
A scripted drama in which most of the actors play themselves, it centers on a character very closely based on Sedgwick, and deals with the pain of addiction and the lure of fame.
Written and directed by John Palmer and David Weisman, Ciao! Manhattan is the semi-biographical tale of 1960s counterculture icon Edie Sedgwick.
The film follows young Susan Superstar (Sedgwick) through her tumultuous party years in Manhattan as one of Warhol’s Superstars. Through actual audio recordings of Sedgwick’s account of her time in Warhol’s Factory in New York City, paired with clips from the original unfinished script started in 1967, Ciao!captures the complete deterioration of Sedgwick’s fictional alter- ego. The striking similarities between Sedgwick and Susan’s life story, especially when recounted by Sedgwick in the midst of drug-induced audio interviews, make the film’s candid depiction of excess and celebrity especially haunting.
The film is dedicated to the memory of Sedgwick and ends with the actual headlines announcing Sedgwick’s (not Susan Superstar’s) death, thus inseparably associating the fictional and the genuine figure.
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