The Jesus & Mary Chainを聴くと私は眠るように神聖な気分になる。
あの時におススメしたミュージック・ビデオ『Between The Planets』の和訳のリクエストを頂いたので訳してみました。
心や体がダウナーな時、何故か、元気になっちゃう曲。
地獄に咲いた花。
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The Jesus & Mary Chain ジーザス& メアリーチェイン、通称 ジザメリ(JAMC)は、イギリスのバンド。
1984年にジム(弟)とウィリアム(兄)のリード兄弟を中心としてスコットランド・イーストキルブライトにて結成。
パンク、ノイズ、ポップを融合したサウンドは、ピクシーズなどの後進のオルタナティヴ・ロックバンドに影響を与えて来ました。
( *詳しいThe Jesus & Mary Chainのバンドの説明はこちらの前記事を参照して下さい。)
オルタナティヴ・ロック、
ポストパンク、
シューゲイザー、
ノイズポップ、
と言われて来ましたが、アコースティックなアルバムを出したり彼らの音楽への追求は、多岐にわたり次にどんなアルバムを出してくれるかワクワクさせてくれるバンドです。
彼らのアルバムの中で一番好きなのが”Automatic”です。
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打ち込みドラムが特徴的なアルバムで、ハシエンダで沸いたイギリスでも受け入れられたダンサブルな楽曲が多いです。
MTVにも良く流れた曲”Head On”と同じくらいこの”Between The Planets”もヘビロテされていました。
非常にポップでおよそ悲惨なことを歌ってるようなメロディではない。ジザメリらしい。
アメリカでもジーザス&メアリーチェインの非常にメジャーなアルバムとなってます。
= “Between The Planets” by Jesus & Mary Chain=
Suicide standing sucking in her cheeks
Too much lips and too much eyes
Hasn’t slept for weeks
She don’t know just where it goes
変わらない自殺願望が彼女のバラ色の頬の精気を吸い取ってる
口々に噂して、見張ってる奴らが多過ぎるから、
何週間も寝てないんだな
彼女は、どこに向かってるか、ちっともわかってないよ
Jackie T said she saw death
She’s done it fifty ways
But she’s been off that medicine
For almost fifteen days
She don’t know just where it goes
ジャッキー Tは彼女が死の淵まで行ったって言ってる
50通りのやり方でね
でも、薬は抜けてんだ、だいたい15日は経ったよね
彼女はどこに向かってるか、ちっともわかってないよ
So turn around and run back where you’re from
You can’t get on
Don’t shake those hips don’t bite those lips
Just keep it hid
だから、こっちを向いて戻って来いよ、君、本来の場所へ
そんなんじゃやってけないぜ
そいつらと腰を振ったり、唇を噛んだりするのは止めなよ
そんなの秘密にしておきな
Come on now you gave it away
And all the friends you had got paid
Come on now you were never that shy
And that’s no way for you to say bye bye
さぁ今始めるんだ そんなの捨てちまって、代償を払ったそいつらも
さぁ、今始めるんだ 羞恥心なんて持ち合わせてないだろ
バイバイするなんてとんでもないよ
Baby you drive me crazy
Don’t come around here no more
Baby you drive me crazy
Don’t come around here no more
ベイビー、俺を夢中にさせるのは止めろよ
もう、いやだ、来ないでくれ
ベイビー、頭がおかしくなるだろ
もう、やめてくれ
Songwriters:William Reid, Jim Reid
Translator: Lyra Sky 和訳
https://youtu.be/5FzQ4q8hj5Q
止めてる、歌だよね。
生きろってことよ。
受け止め方によるけれど、Lyraは女の子に自堕落な生き方をやめな、って言ってるイメージなんでその展開にしました。
言ってる本人もドラッグか彼女に侵食されそうになってるよ、って風にもしたかったので、、、そんな感じ。
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変な人間が多くて、
人を死に追いやるような恐ろしい事を繰り返す人間のニュースが連日流れてる。
一日中、オンタイムでメディアは流してるけど、、、子供達もTV見ているって。
恐ろしい。
そんなのに毒されないで欲しい。
死を美化しないで。
生きるという事を軽く見ないで。
この世界なんて汚い事ばかりで、
汚い人間しかいないし、
辛い事しかないけれど、
自分から命を経つのは、やめなきゃ。
どうせ、汚いこの世に生まれ落ちたならば、最後までこの腐った世界がどうなるか、見届けないと勿体無いよ。
あなたは忘れてるかもしれないけれど、この世界に生まれて来たのは貴方が生きる事を選んだからだよ。
死を美化するのはやめなきゃ。
死は美しくも何でもない。
自ら生きるのをやめる死には、暗い闇と痛みしかない。
優しく貴方を死に導く奴らは、汚い私欲を肥やすために貴方に近寄って来てるだけ。
そんなうまい話はない。
そんな奴らには耳を傾けないこと、口を聞かないこと、会わないこと。
それより、好きなものを探すべき。
何が好き?
知りたい事はないの?
もっと周りを見てみよう。
貴方を心配してくれる人がいる。
今いる所が嫌ならば、別の世界を見てみようか。
世界を広げてみよう。
その場から逃げても良い。
死ぬんじゃなくて、別の生き方や見方をする為に逃げるんだよ。
逃げても良いよ。
生きる為に嫌な場所や、嫌な生き方や、嫌な自分とオサラバするんだ。
生きる為に、そこから走っておいで。
さぁ、今が始める時だ。
後ろを振り返らないで戻っておいで。
本当の貴方を取り戻すんだ。
公式サイト thejesusandmarychain.uk.com
Jesus&Mary Chain ジーザス&メリーチェーン / Automatic 輸入盤 【CD】
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Members
ジム・リード Jim Reid
ウィリアム・リード William Reid
ブライアン・ヤング Brian Young
フィル・キング Phil King
マーク・クローツァー Mark Crozer
旧メンバー ベン・ルーリー Ben Lurie
(1990 – 1998)
ダグラス・ハート Douglas Hart
(1984 – 1990)
ボビー・ギレスピー Bobby Gillespie
(1984 – 1986)
マレイ・ダーグリッシュ Murray Dalglish
(1984)
ジョン・ムーア John Moore
(1986 – 1988)
リチャード・トーマス Richard Thomas
(1988 – 1990)
スティーブ・モンティ Steve Monti
(1990 – 1995)
ニック・サンダーソン Nick Sanderson
(1993 – 1998)
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