Hey Joe / Jimi Hendrix Experience 和訳 Run On Down Where You Can Be Free! 解説

毎朝、Lyraは Jimi Hendrixから始まり、毎晩の締めもJimiとして来ていたのが、

最近は、朝、Selena Gomez (→I Can’t Get Enough / Benny Blanco, Tainy, Selena Gomez, J Balvin 和訳 English 参照)を聞いたり色々。決まっていない。

そんな決めずに聞いているがいけなかったのか、またJimi の禁断症状が、、、(笑)。

ということでJimi の温かい声と爆裂ギターを聞いちゃおう!

今日Lyraが和訳&解説するのは、アメリカ合衆国 出身のミュージシャン、ギタリスト、シンガーソングライターの Jimi Hendrix ジミ・ヘンドリックス (本名James Marshall Hendrix ジェームズ ・マーシャル・ヘンドリックス 1942年11月27日 – 1970年9月18日)。

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ギタリストとして世界中のミュージシャンに多大な影響を与え、そして、現在も影響を与え続けているロックミュージックのパイオニアであり、天才ギタリストだ。

Lyraの考えるOriginalとは、Jimi Hendrixのような人のことだと思う。

彼は何も無いところから、奇妙奇天烈なサウンドやプレイスタイルを作るのが上手い。

右利き用のギターを逆さまにして左利きの構えで演奏するスタイルで有名だが、それは、誰もやっていなかった、、、例えそれが貧しくて(右利き用と知らなかった事もあるが)左利き用を買わなかっただけだとしても。

ギターを歯や舌で弾いたかと思うと、背中に回してアクロバティックに弾く、、誰もやったことはなかった。

そして、愛するギターを愛でるように弾いたかと思うと火を放ち、時には破壊してしまう、、、誰もやるはずがなかった。

今まで誰もやらないパフォーマンスを現代の世界で見ても驚くのに、当時の1960年代の観客が見たら、そりゃ、度肝を抜いただろう。

誰もやらないことをやる姿勢は素晴らしい。

だが、このド派手なパフォーマンスのせいで、当時も今もJimiは誤解されている。

見た目重視みたいに周りは言うから、

本当に凄いのは、あのギタープレイなのに。

誰もやらないようなリフを作るし、プレイもすごい。

そして、もう一つ見落とされている才能…

今日Lyraが和訳する曲は、Jimi Hendrix Experience の 1967年 リリース デビューアルバム『Are You Experienced?』から【Hey, Joe】。

イギリスでは先行シングルとして1966年12月にリリースされ、アメリカでは、この【Hey Joe】が1stシングルで1967年5月1日リリースされた。

詳しい解説は、LyraのHipな和訳の後に又お話ししましょう!

*Jimi Hendrix については、→ 「【Jimi Hendrix / Little Wing】 和訳 Lotta Love of Lonelyboy 寂しがり屋の僕ちん」を読んでくださいね。

 

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“Hey Joe” is a song written by Billy Roberts and first recorded by The Leaves, originally released as a single in November 1965. The Jimi Hendrix Experience recorded a cover version of the song at De Lane Lea Studios on October 23rd, 1966, and released it on their 1967 debut album Are You Experienced.

“Hey Joe” was released as the first single in the United Kingdom on December 16th, 1966, and was backed with “Stone Free”. It was later released in the United States on May 1st, 1967 backed with “51st Anniversary”.

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= Hey Joe =

[Instrumental Intro]

[Verse 1]
Hey Joe
Where you going with that gun in your hand?
Hey Joe
I said, where you going with that gun in your hand?

[Verse 2]
I’m going down to shoot my old lady
You know, I caught her messing around with another man
I’m going down to shoot my old lady
You know, I caught her messing around with another man
And that ain’t too cool

[Verse 3]
Hey Joe
I heard you shot your woman down
You shot her down, now
Hey Joe
I heard you shot your old lady down
You shot her down to the ground
Yeah

[Verse 4]
Yes I did, I shot her
You know, I caught her messing around, messing around town
Yes I did, I shot her
You know, I caught my old lady messing around town
And I gave her the gun
I shot her!

[Guitar Solo/Bridge]
Hey Joe, alright
Shoot her one more time, baby

[Verse 5]
Hey Joe, said now
Where you going to run to now?
Where you going to run to?
Hey Joe, I said
Where you going to run to now?
Where you, where you going to go?
Well, dig it

[Verse 6]
I’m going way down south
Way down to Mexico way
Alright
I’m going way down south
Way down where I can be free
There’s no one going to find me

[Verse 7]
There’s no hangman going to
He ain’t gonna put a rope around me
You better believe it right now
I got to go now

[Outro]
Hey Joe
You better run on down
Goodbye everybody, ow!
Hey Joe, uh
Run on down

 

なあ、ジョー

手に銃を握ったまま、どこへ行くんだよ?

なあ、ジョー

手に銃を握ったまま、お前ったらどこへ行く気なんだって聞いてんだよ?

 

俺のカミさんを撃ち殺しに行くんだよ

アイツが他の男とイチャこいていたのを捕まえたんだ、分かるだろ?

だから、カミさんを撃ち殺しに行くんだよ

アイツが他の男とイチャこいていたのを捕まえたんだ、分かるだろ?

これがマジで最高なわけねぇだろ

 

なあ、ジョー

俺は、お前がお前の女を撃ち殺したって聞いたぞ

お前があの人を撃ち殺したってな

なあ、ジョー

俺は、お前が自分のカミさんを撃ち殺したって聞いたぞ

お前があの人を地面へと撃ち倒したってな

マジかよ?

 

ああ、俺がやった、アイツを撃っちまった

わかってんだろ?アイツはイチャこいていたんだ、町中をふざけて歩き回っていたんだぜ

ああ、俺がやった、アイツを撃っちまった

分かるか?俺は、町中をふざけて歩き回っていたカミさんを捕まえたんだ

そして、アイツに銃をくれてやった

俺がアイツを撃っちまったのさ

 

なあ、ジョー、分かったよ

もう一回彼女を撃つんだ、分かるかい?

 

なあ、ジョー、今、言っておくが

お前は今からどこへ逃げるつもりかい?

お前はどこへ逃げるつもりだ?

なあ、ジョー、って俺は言った

お前は今からどこへ逃げるつもりかい?

お前はどこへ?

今、どこへ行く気なんだ?

ああ、気に入ったぜ

 

南の方へ下るつもりさ

メキシコの方へ行くのさ

大丈夫だよ

南の方へ下るんだ

俺が自由になれる場所へ向かうんだ

誰も俺を探そうとしないところがあるさ

俺の首に縄を回すような絞首刑執行人がいない所へ行くんだよ

今は俺を信じた方が身のためだぞ

もう行かなくちゃな

 

なあ、ジョー

お前は息が切れるくらい走り続けなきゃダメだぞ

あばよ、皆んな、オゥ、

なあ、ジョー、なんてこった

逃げ続けろよ、なっ

 

Songwriter: ROBERTS BILLY

Translator: Lyra Sky 和訳

冒頭でLyraが話したJimiのド派手プレイを(火つけ以外は) ほぼやっているミュージックビデオなので、Jimiを知らない人にも、変わり者で尚且つ天才なJimi Hendrixを理解して頂けると思う。

ギターを歯や舌で弾いたかと思うと、背中に回してアクロバティックに弾く。

こんなド派手なアクションだから、パフォーマンスで有名になるも無理はない。

ただ、全く音を外していないのだよ。

こんだけアホな事をやっているのに、

どんだけギタープレイが正確なのか?

嫌な人間ならば「ギターを歯で弾いたり火つけたり、知名度上げるために、まあ、頑張っちゃたギタリスト」と言いたいだろう。

が、一度でもJimiのプレイを見たら、そして、音もキチンと聞いた人ならば、そんなセリフは言えないね。

「派手なプレイで有名なギタリストね」という人間は、彼のギタープレイを最後まで見たことがない人か、チラッと火をつけ箇所だけチラ見して、音を聞いていない輩だ。

ちゃんと見て、ちゃんと聴いて欲しい。

何ならば目をつぶって音だけ。

一音もブレないJimi Hendrix。

熱いサウンドを作り出し、それをその日の状態によって変えてプレイするJimi Hendrix。

彼のギターの凄さに気がつくだろう。

そして、彼が天才なのが。

それも、ギターを弾く凄さに加え、先見の目があることにも気づく。

Jimiは作詞作曲も上手い。

そしてLyraにはJimiは、良い曲を探し出す才能があったと思うし、その曲を自分のオリジナルのようにしてしまうアレンジの能力にも長けていたと感じるの。

特にこの【Hey,Joe】を聴いているとビンビンくるのよ、エナジーが。

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【Hey Joe】は、Jimi Hendrixファンに愛される曲の一つであり、イギリスではデビューシングルになる訳だから記念すべき曲である。

Jimiのプレイも冴え渡り、Jimiの優しい歌声が大好きなLyraは彼にピッタリな音域の曲だと思う。

だが、これは、Jimi Hendrixのオリジナルソングではない。

ガヴァーソングなのだ。

元曲は、1962年の同じアメリカ合衆国出身のシンガーソングライター、Billy Robertsのヒットしたポピュラーソングだった。

原曲は、【Hey, Joe, Where You Gonna Go?】というタイトルだ。

そのヒットと楽曲の良さから、今まで世界中で数多くのアーティスト達にガヴァーされて来たのだ。

1965年に西海岸で人気があったLos Angels出身のガレージバンドどあるThe Leaves がカヴァーしてヒットしたのが始まり。

だが、1番世界的にこの【Hey Joe】が知られるようになったのは、1966年にレコーディングしたThe Jimi Hendrix  Experience の【Hey Joe】と言っていいだろう、

 

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確かにいきなり音楽業界に出て来た新人ギタリストが、爆音で早弾きしたり、ギターを歯や舌で弦をかき鳴らし、背中に回して弾きだしたら、普通の人ならば驚いて、そちらに目がいくだろう。

そのおかげもあってJimiは話題になったし、この曲も爆発的に売れた。

だが、この曲をデビューアルバムに入れようとカヴァーしたJimiの選曲の良さがあったからだ。

そして、カヴァーも他のバンドのようにただするのではなく、オリジナルのメロディは、ほぼそのままに、だが、Jimi Hendrixという個性を押し出す編曲をして自分のものにしてしまう、アレンジ能力が長けていたからこそ、後世に残る素晴らしい曲になったのだと思うのだ。

Lyraは、Jimi Hendrixは、素晴らしいギタリストであり、素敵なヴォーカリストであり、名曲を生み出すシンガーソングライターであり、才能溢れるアレンジャーだったと言いたいのだ。素晴らしいアレンジャーだとね。

Jimiの凄さに脱帽してしまう。

 

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「ローリング・ストーン誌が選ぶ歴史上最も偉大な100人のギタリスト」において2003年は第1位、2011年の改訂版でも第1位に輝き、2008年5月にブラジルのメタル専門誌『ROADIE CREW』が行った「HR/HM系ミュージシャンが選ぶギタリスト・ランキング」、『ギター・マガジン』2010年12月号の「ギター・マガジンが選ぶ! 史上最も偉大なギタリスト100人」で1位となっている。

「ローリング・ストーン誌が選ぶ歴史上最も偉大な100組のスター」においては第6位。

こんなに愛されているブラックのギタリストはいるだろうか?

そんな人種はロックには関係ないと言ってる人は何も知らない人だ。

Jimiがどれだけ戦ったか?

それを考える度に、Lyraは毎回聞くたびに、身がつまされる。

今現在も酷い差別があるこんな世界なのに、それよりずっと前の偏見がより強かった約50年近く昔のアメリカ、イギリスで、白人達とやりあったのだから、どれだけ血を流すような思いをしたか計り知れない。

その中でミュージシャンとして頑張った上に、Jimiはヴェトナム戦争にも徴兵されて戦地に行った。

Lyraには、Jimiが荒波の上に、ボロい幽霊船に乗って生きていたような気がしてしまう。

下手すると幽霊船ではなく、泥船だったかもしれない。

その戦地での理不尽な世界を見た経験もあり、悲惨な思いをした気持ちをこの【Hey Joe】に込めた気がする。

この妻殺しの男の歌に、怒りや悲しみを込めた気がしてならないよ。

 

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【Hey Joe】は、サブタイトルをつけた方が分かりやすいだろう。

“Where You Gonna Go?” と行き先を聞く男は親友か?兄弟か?

親しい関係にある男が、ピストルを持った男に「お前、どこ行く気だよ?」と問うところから始まる歌だ。

会話形式で歌われる歌詞は、当時の言い回しのままだから、今は使われない言い方をしていて、おじいちゃんと話している気がした。

Jimiがおじいちゃん?

想像したら笑ってしまうが、それも楽しかっただろうなあ、とマジで思う。

やはり生きていて欲しかったから。

優しい語り口で聞く主人公の男。

だが、相手の男は、浮気者の妻を殺しに行くと話しているのだ。

歌詞の中には犯行を止めたセリフがないのが不気味だ。

普通、「やめろよ、殺しちゃダメだ」と入っていても良さそうだが、あえてCutしている。

次に時が経っていて、殺した後になるのだから怖いったらありゃしない。

妻を殺した男は、逆に主人公に話し出す。

メキシコに逃げて自由になる所を探す、と。

主人公は心配しているようだが、逃げ続けろとアドバイスする。

だが、心配するな大丈夫、っと話していた妻殺しの男は、撃たれてしまうのだ。

主人公は、それを見て悲しみの嗚咽を漏らすが「逃げ続けろよ」と話しかけて終わるのだ。

これは、妻殺しの男の歌。

だが、意味のない戦いに思えた悲惨な戦地を見たJimiの気持ち、つまり、やるせ無い気持ちを表した歌なのだと思う。

だから、Jimiはこの歌を選びヴェトナム戦争が勃発している時期にあえて歌ったのだ。

自由のある世界へ逃げろ、と。

私たちはこの歌詞のような罪人ではない。

けれど、何かに縛られ、目に見えない何かに支配されている。

そして、過ちも犯している。

争いはいけないし、人を殺めてはならない、、、そう、世間的には唱えている癖に、人は戦争をやめず、平気で罪の無い人を殺す。

理不尽なことが起きても、声を上げずに見過ごすのも罪ではないだろうか?

差別をしたり、影で弱者を笑うのも罪ではないだろうか?

矛盾しているおかしな世界にJimiは唾を吐きかけたかったんだろう。

そして、皆に自由の身になれる世界があるならば逃げて良いと言いたかったのかもしれない。

悪が貴方を襲って来たら、苦しくない世界へと逃げて良いんだよと、言っているのかもしれない。

そのような世界はないかもしれないけれど。

今日もJimiは歌う、

自由な世界へと逃げ続けな、と。

優しい声で私たちに語りかけるよ。

どこへ行く気だい?と。

いつか皆がこの争う世界がおかしいと気づいたら、自由な世界が出来るかもね。

それまでは、Lyraも探し続けるよ。

Jimiの曲を聴きながら、

走り続けてみるよ。

生きている限り。

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“Hey Joe” is an American popular song from the 1960s that has become a rock standard and has been performed in many musical styles by hundreds of different artists. “Hey Joe” tells the story of a man who is on the run and planning to head to Mexico after shooting his unfaithful wife. The song was registered for copyright in the United States in 1962 by Billy Roberts. However, diverse credits and claims have led to confusion about the song’s authorship.  The earliest known commercial recording of the song is the late-1965 single by the Los Angeles garage band the Leaves; the band then re-recorded the track and released it in 1966 as a follow-up single which became a hit. The best-known version is the Jimi Hendrix Experience’s 1966 recording. The song title is sometimes given as “Hey Joe, Where You Gonna Go?” or similar variations.

 

Authorship of the song has been called into question on numerous occasions over the years, though it was eventually settled that copyright belonged to Billy Roberts —an obscure folk singer from the early 1960s. Tim Rose’s claim that “Hey Joe” (also known by “Hey Joe, Where You Gonna Go” or other variations) is a traditional song, which therefore could have no single traceable author, thus proved erroneous, as did the assumption that Chet Powers (‘Dino Valenti’) was the one to pen it down.

Although the Jimi Hendrix Experience preserves the lyrics of earlier versions, it is front man Hendrix’s military service (May 1961 – June 1962) in particular that has led to reinterpretive speculation. Considering popular discontent with the long-lasting, perilous Vietnam War, how the U.S. government handled the exhausting conflicts, and the discharge of Hendrix himself due to “unsuitability,” “Hey Joe” can generally be listened to as the tale of a man treated unfairly by one whom he trusted, resolving to pursue his own sort of justice outside the law. The song, from this perspective, would present a type of anti-hero who loses his temper at another’s betrayal—be it his plain “old lady” or, metonymically, Lady Liberty—and flees to where he “can be free” from persecution both legal and, perhaps, ideological. Such an interpretation also helps approach the unnamed speaker’s lack of moral reprimand of Joe’s criminal act, as they instead even end up spurring him on to “shoot her one more time” and escape to freedom.

The meaning of “Hey Joe ” is in that when you go to war, you start to adapt on that way of life.But when you come back you will never be the same again and you will not deal with problems like you did earlier. War just ruins people.

  • Jimi Hendrix – guitars, lead vocals
  • Mitch Mitchell – drums
  • Chas Chandler — bass  (recording credit went to Noel Redding – bass)
  • The Breakaways (Gloria George, Barabara Moore, Margaret Stredder) – backing vocals

  • Producer: Chas Chandler
  • Engineer: Dave Siddle

Members

  • Jimi Hendrix – lead vocals, guitars
  • Mitch Mitchell – drums, backing vocals
  • Noel Redding – bass, backing vocals (1966–1969)
  • Billy Cox – bass, backing vocals (1970)

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