「ギタリストで1番好きな人は?」と良く聞かれるが、それはLyraには拷問に近い。
かなり迷う…1人には絞れないからだ。
辛うじて2人まで絞れるか?
そう、1人はあの人で、もう1人はこの人。
今日はLyraが天才だと思っているギタリストの曲を2Versionで訳したから、違いを堪能してねん。
今日Lyraが和訳&解説するのは、アメリカ合衆国 出身のミュージシャン、シンガーソングライターである James Marshall Hendrix ジェームズ・マーシャル・ヘンドリックス(1942年11月27日 – 1970年9月18日)。
Jimi Hendrix ジミ・ヘンドリックスの名で世界中のロックファンに親しまれ、日本では「ジミヘン」として有名な天才ギタリストでもある。
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LyraにとってギタリストとしてのJimiはクリエイティブな演奏家であり、なお且つ、実験的なサウンドを追求して行った冒険家だと考えている。
右利き用ギターを逆さまにして左利きスタイルでプレイするのから、火をつけたり、歯で演奏するなど、見た目で人を驚かせることばかり取り上げられるが、
Jimiのギターサウンドの凄さ、一曲のクオリティの高さ、演奏力など真のギタリストとしての天才ぶりこそが、Jimi Hendrixの真骨頂なのである。
*Jimi Hendrix History などJimiの詳しい情報はこちらの過去記事で!
今日Lyraが和訳する曲は1969年ニューヨークでレコーディングされた曲【Here He Comes (Lover Man)】。
良くファンの間で【Lover Man】として呼ばれており、Lyraもいつもそう呼んで聴いている大好きな曲なの。
新しく出たコンピレーションアルバムだと【Lover Man】表記になっています。
Liveではワイト島など良くプレイされていたが、スタジオ盤として型にされたのは1997年のコンピレーション『South Saturn Delta』が初か?(ラストの方に収録されているアルバムを記載しておきました。参考にして下さい。)
詳しい解説はLyraのHipな和訳の後に又お話ししましょう!
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James Marshall Hendrix (born Johnny Allen Hendrix; November 27, 1942 – September 18, 1970) was an American rock guitarist, singer, and songwriter. Although his mainstream career spanned only four years, he is widely regarded as one of the most influential electric guitarists in the history of popular music, and one of the most celebrated musicians of the 20th century. The Rock and Roll Hall of Fame describes him as “arguably the greatest instrumentalist in the history of rock music”.
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=Here He Comes (Lover Man)=
Lyrics – Part1.
Here he comes”
“Here he comes take one”
Here he comes, I say
Here comes your lover now
Here he comes
Here comes your lover man
Aah I gotta get my head from this pillow
I gotta get outta your
No heart fellin’s
Reach down baby and get my runnin’ shoes
Oh yeah
Reach down baby and get my runnin’ shoes
I gotta get outta here and I got no time to lose
Hey
Here he comes
Here comes your lover now
Here he comes
Here comes your lover man
I gotta get my suitcase
And get the hell outta just as fast as I can
Here he comes baby
Here he comes baby
Here he comes baby
Here he comes baby
Doo doo….
ホラ、奴のお出ましだ
「一発かますために来たんだぜ」
ホラ、奴のお出ましだ、って俺は言ってやるぜ
今、お前の恋人が来たんだぜ
ホラ、奴のお出ましだ
今、お前の愛する彼氏が来たんだぜ
ああ、この枕から頭を起こさなきゃな
お前のから出さなきゃな
心は落ち込んで無いぜ
お前に届きそうだ
スニーカーを取ってこなきゃな
お前に手を伸ばして、スニーカーを取らないとな
ここから出て行かなきゃな、
時間を無駄には出来ないんだ
おい、
ホラ、奴のお出ましだ
お前の恋人のお出ましだぜ
ホラ、奴のお出ましだ。
お前の愛する男のお出ましだぜ
スーツケースを持って来なきゃいけないぜ
ああ、出来るだけ早く地獄から抜け出さなきゃいけないぜ
ホラ、奴のお出ましだ
ホラ、奴のお出ましだ
ホラ、奴のお出ましだ
ホラ、奴のお出ましだ
どぅ、、、どぅ、、、
Songwriter: Jimi Hendrix
Translator: Lyra Sky 和訳
ミュージックビデオは、Liveシーンの寄せ集めで、つぎはぎのようだけれどJimiのギターの音の良さは伝わって来る。
ちゃんとしたライブ見たいよね〜。
で、【Here He Comes(Lover Man)】は、Part1として今Lyraが和訳したのが、トータルの歌詞だから最初に紹介しました。 (【Lover Man】表記になっているアルバムもあり統一されていません。)
ですが、このビデオは今のPart1.バージョンではありません。
ブートやYoutubeに上がっている歌詞は、先程のより、もっと短くて少し歌詞が違う。
次のPart2として和訳したのが今のミュージックビデオの歌詞で短いバージョンになります。
内容は同じだけど微妙に歌詞が違うからセットで読むと、よりJimiが言いたかったことが分かるよん!
ではでは、Part2の和訳を始めまーす。解説はこのあとよん。
どうぞ!
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= Lover Man=
Lyrics – Part 2.
Here he comes, here comes your lover man
I see him out your window, baby
Leap out as fast as I can
Reach up, baby those are my runnin’ shoes
Reach up, baby, and let me get my runnin’ shoes
See your man coming, I’ve got no time to lose
I wanna love you stronger, stronger but
I wanna love you all night long but
If that’s your man, baby, over yonder
https://youtu.be/wfXj9J6kr7Q
Part1.だけだと少し曖昧な感じなの。
歌詞は長いんだけど、ぼやかしてる。
普通に歌詞を解釈すると「お前の彼氏が来たぜ」と言っている主人公の男が、女性と寝ていて他の男がきたから「ヤベェ」と言ってるように取れるのだが、
Lyraが好きな深読みをすると、「お前の彼氏が来たぜ」とは別に「俺が行きそう」にも取れなくもない。
あー! 今「Lyraすけべだなぁ」って思ったでしょ?
Lyraは真面目だから変なことはしませんよ、、、って、するか(笑)。
Jimiも愛を欲しがるタイプじゃない?
熱心なJimiファンの方ならば、Jimiの歌詞を知っている方ならば、Lyraのこの意見に深く同意してくださるでしょう。
だから歌詞に「行きそう」とか素直に書くと思うの。(前に和訳した曲のようにね)
*詳しくはLyraのJimi Hendrixの過去記事を読んでください。検索窓にJimi hendrix (ジミヘンドリックス)で数曲、ヒットしますよ。
そんな予想も出来てPart1.の歌詞は面白くてLyraは好き。でも、中には登場人物が3人いるのか、2人だけか、と分かりづらい人も出て来ると思う。
だから、Part2もLyraはわざと紹介したの。
Part2の歌詞は、短いし言ってる内容が非常に少ない。
でもコンパクトな分、ストレートな歌詞になっている。
「お前の愛する彼氏のお出ましだぜ」と話している主人公は、話してる相手の女性の家の窓から彼氏が出てきたのを見てる。
「見たくないのに目に入ったから仕方ねぇ」と話している主人公は、歌詞の感じからしたら寝ている、、、女と。
だから、「手を上げてくれよ」と女に頼んでいるのは、ベッド下か、ベッドより遠くにある自分のスニーカーを取ろうとしていて、履いたら出て行こうとしてる主人公なの。
もうLyraには修羅場のワンシーンが眼に浮かんでハラハラしてしまうくらいよ!
で面白いのは「彼氏のお出ましだぜ」って言ってるのに、主人公はこの女の人に首ったけ。
だから、
「もっと長くお前を愛したい」
「より強く今迄より強くお前を愛したい」
「一晩中お前を愛したい[
と切実に言ってるの。
彼氏は窓の向こうにいるのに。
だから、主人公は浮気相手なんだけど、この彼氏持ちの女の人に本気で惚れている、という切ない歌なの。
で、好きだから自分の物にしたくて告っているの。
女に会いたいから彼女んちに通ってる…
でも、他の男も来るから一晩中、一緒にいられないから、靴履いて帰るって可哀想な歌なのね。あと、スーツケースも。
だから「Jimiあんたのことか?」とかんがえてしまうよね。
まあ、もうすこし深くつっこんで考えると、相手の女性は、商売してる女の人かな?とも取れるんだけど。
日本と違って余り処女性を重んじていなかったのかもね、1960年代でも。
愛したらなんでも良いの。
Lyraも同じよ、Jim (๑・̑◡・̑๑)
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Jimi Hendrixは、「Rolling Stone誌が選ぶ歴史上最も偉大な100人のギタリスト」において2003年第1位、2011年の改訂版でも第1位に選ばれている。
2008年5月にブラジルのメタル専門誌『ROADIE CREW』が行った「HR/HM系ミュージシャンが選ぶギタリスト・ランキング」、『ギター・マガジン』2010年12月号の「ギター・マガジンが選ぶ! 史上最も偉大なギタリスト100人」で1位となっている。
Jimiが亡くなってもう直ぐ50年になる。
それでもなお偉大なギタリストや、好きなギタリストなどのランキングでNo.1 で、世界中のロックファンにリスペクトされ、愛され続けているJimiの存在は唯一無二だからだと思う。
Jimiのギターを聴いていると、他のギタリストと違ってギターで歌っているように感じる。
そして、ギターで己の生い立ちを語っているようにもLyraは感じていて、そこが彼の魅力なんだとも言いたい。
自分をさらけ出して音で表現している姿に皆が感動しているのだ。
誰が聴いても凄いと思えるJimi。
だけど、当時の偉大なギタリスト3人には選ばれていないのが不思議で仕方ない。
選ばれたのは.Eric Claptonに、Jeff Beckに、Jimmy Pageだった。
何でJimi Hendrixが選ばれなかったんだろう?
憶測だけど、60年代やあの当時は、ブルティッシュロックがロックの主流みたいな動きが有ったから、アメリカ出身のJimi Hendrixは同じ土壌に立てなかったのかな?ということ、、、
そして、黒人だったからか?、、、その2つが考えられる。
当時のブリティッシュロックは強かったと聞くが、もし、Jimiがイングランド出身だったら、このギタリスト3人に選ばれたのかしら?と考えると虚しくなってしまった。
今では、国籍は関係なくなっているみたいだから良いけど、、、ってアメリカ国籍よね、今の Gods Guitarist 3人は。
ムムムム、、、。
Jimiが生きていたら「そんなの気にしねーよ」って笑い飛ばすんだろう。
あの屈託のない可愛らしい笑顔で。
Jimiの辛くても現実から逃げないで笑い飛ばしてしまう楽観的な歌詞や、振る舞いが聴く者、見る者のハートを温めてくれる。
そして、そのご機嫌な歌詞は、おっそろしいくらいのテクニカルなギターサウンドで切れ味のあるナイフみたいに私たちのハートに傷を残していくの。
だから、誰もJimiを忘れない。
記憶に残るサウンドから目が離せなくなるのだ。
LyraはJimi Hendrixの歌詞が好きだ。
温かい声に合う楽観的な歌詞であり、時には美しく愛を語り、時には笑ってしまう喜劇を生み出す。
今日の【Here He Comes ( Lover Man)】は正に喜劇みたいな恋愛沙汰だ。
でも、マジなんだよ、Jimiは。
色々とHなことを言ってるんだけど、遊びじゃないんだよ、Jimiの歌詞の主人公の男は。
Hも真剣な男。
好きな奴としかしないのよ、、、相手が遊び人の女でも。
そんな真剣なところが好き。
Jimiの歌詞の好きなところなら延々と書けるわ。
24時間じゃ足りないかも。
またJimiのご機嫌な歌詞を紹介するね。
楽しみに待っていてね!
- Music and Lyrics by Jimi Hendrix
- Jimi Hendrix – guitar, vocals
- Larry Lee – rhythm guitar
- Billy Cox – bass, backing vocals
- Mitch Mitchell – drums
- Juma Sultan – percussion
- Jerry Velez – percussion
Original location recordings engineered by Eddie Kramer & Lee Osborne on August 18, 1969 at Bethel, New York
This song is by Jimi Hendrix and appears…
- on the album South Saturn Delta (1997)
- on the live album Live at Woodstock (1999)
- on the box set The Jimi Hendrix Experience (2000) by The Jimi Hendrix Experience
- on the album Valleys of Neptune (2010)
- on the compilation album Both Sides of the Sky (2018)
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