Jimi Hendrix / Voodoo Child (Slight Return) 和訳 See Ya on the Other Side! 来世で会おう

Happy birthday, Jimi Hendrix! Always thinking of you. Wish you have enjoyable days in heaven. smack!

11月27日はJimi Hendrix のお誕生日。

日本時間だと昨日になるけど諸事情で今日 Jimi のお誕生日をお祝い🎉

「それにしては似つかわしくない曲」と思うの?

イヤイヤ、これLyraの「こうなって欲しいわ」と思うことを歌ってるのよ、Jimi 自身が!

今日Lyraが和訳&解説するのは、アメリカ合衆国ワシントン州シアトル出身のシンガーソングライター、ギタリスト、James Mershall Hendrix ジェームズ・マーシャル・ヘンドリックス(1942年11月27日 – 1970年9月18日)。

Jimi Hendrix ジミ・ヘンドリックスの名で世界中にロックファンに親しまれ、この世に居なくなってしまった今も尚、多くのフォロワーに影響を与え続けるロックミュージシャンである。

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Jimiのサウンドは、1960年代から1970年代にかけての音楽、アート、文学などあらゆる分野にかけて時代を巻きこんだPsychedelic Movement サイケデリックムーブメントをそのまんま体現したサイケデリックロックの代表的なサウンドだ。

その時代性に、現在のHard Rockの要素や、彼ののルーツであるBluce と彼の生み出すBluce Rockの要素を加えたのがJimi Hendrix Experienceなのだ。

今日Lyraが和訳するのは、彼の4枚目のスタジオアルバムである1968年10月16日リリース『Electric Lady Land』からシングルカット(彼の死後)された曲、【Voodoo Child (Slight Return)】。

「勢いで作っちゃったよ」なあーんてJimiの声が聞こえて来そうな、Jaming Sounds (ジャムってる音)をお楽しみあれ。

詳しい解説は、Lyraの和訳の後に又お話ししましょう!

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Voodoo Child (Slight Return)” is a song recorded by the Jimi Hendrix Experience in 1968 that appears as the final track on the Electric Ladyland album released that year. It contains improvised guitar and a vocal from Jimi Hendrix, backed by Noel Redding on bass and Mitch Mitchell on drums. The song is one of Hendrix’s best known; it was a feature of his concert performances throughout his career, and several live renditions were recorded and released on later albums.

 

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 = Voodoo Child (Slight Return) =

Well, I stand up next to a mountain
And i chop it down with the edge of my hand

Yeah

Well, i stand up next to a mountain
And i chop it down with the edge of my hand
Well, i pick up all the pieces and make an island
Might even raise a little sand

Yeah

‘Cause i’m a voodoo child
Lord knows i’m a voodoo child baby
I want to say one more last thing
I didn’t mean to take up all your sweet time
I’ll give it right back to ya one of these days

Hahaha

I said i didn’t mean to take up all your sweet time
I’ll give it right back one of these days

Oh yeah

If i don’t meet you no more in this world then uh
I’ll meet ya on the next one
And don’t be late
Don’t be late

‘Cause i’m a voodoo child voodoo child
Lord knows i’m a voodoo child

Hey hey hey

I’m a voodoo child baby
I don’t take no for an answer

Question no
Yeah

 

まあな、俺は山の直ぐ側に立っている

手のきわで山を叩き割ってやる

すげぇだろ

 

まあな、俺は山の直ぐ側に立っている

手のきわで山を叩き割ってやる

粉々になった破片を全部寄せ集めて、一つの島を作るんだ

ちょっと砂も同じくらい盛るかもな

すげぇだろ

 

だってな、俺はブードゥー教の呪い師の子供だからさ

神様だってよく知ってるぜ、俺がブードゥー教の呪い師の子孫だってな、ベイビー

最後にも一つ言って置きたい

俺は別にお前の甘い蜜月を取り上げるつもりは無いんだぜ

俺はお前に、最近の日々の内の1日を直ぐに戻してやろうってわけさ

はははっ

 

だから、俺は別にお前の甘い蜜月を取り上げるつもりはねぇって言ったんだよ

俺はお前に、最近の日々の1日を直ぐに戻してやろうってわけさ

 

なあ、すげぇだろ

この世界でこれ以上、お前に会わないとしたら

そしたら、そうだな

お前には、来世で会おうか?

なあ?遅刻すんなよ

遅れんなよな

 

だってな、俺はブードゥー教の呪い師の子供だからさ、ブードゥー教の呪い師の子供さ

神様だって知ってるぜ、俺がブードゥー教の呪い師の子孫だってな

おい、おい、おい

俺はブードゥー教の呪い師の子供さ、ベイビー

嫌とは言わせないぜ

質問はナシだ

すげぇだろ

Songwriter: Jimi Hendrix

Translator: Lyra Sky 和訳

https://youtu.be/wqLEg0MsSMQ

どでかいフェスの映像よりもJimiやMitchやNoelの顔がよく見えるし、歌はダルダルだけど、演奏がタイトで良いかな〜と、思いこちらのモノクロ映像の方をチョイスしました。

Jimi のライブ映像は色々あるからね。

たまに映像が消えてるのは何故かいな?

「良いのみっけ!」っと思っていたら、ライブ映像がなくなっているのが多いから、著作権問題とか、家族が文句言ったなどがあるのかもね。

事実、この【Voodoo Child】が収録されているアルバム『Electric Ladyland】はジャケットが現在のところ3種類ある。

冒頭に挙げた裸の女の人たちが、てんこ盛りのジャケットは、1968年10月16日リリースしたUKバージョンで、Jimiが「嫌いだ」って言っていたアルバムジャケット写真なの。

で、次に上げるジミの横顔アップ写真を少し加工しているのが、USバージョン。↓ ↓

今、現在出回っているリマスター盤のCDジャケットは、このUSバージョンのジャケットにしている。

Jimiが「USバージョンのジャケットの方がまだ良い」と言っていたため、家族の意向でこちらのUSバージョンが今の『Electric Ladyland』のジャケットと言うわけ。

 

 

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イロモノ扱いされるのが嫌だったのかもね。

Lyraは個人的にはお姉様方のジャケットが好き。

ダブルLPでジャケ見開きだなんて心が騒ぐよ。ちっちゃい頃のドキドキを思い出す。

でもJimiは嫌なのよ。

「Jimiは真面目なんだなあ、音楽に対しては」と思ったエピソードですね。

因みにJimiのジャケットの構想はあったんだけど、制作側だか上の人間に却下されたんだと。可哀想に。

今よりミュージシャンの待遇が悪かった時代なんだ。

その時にJimiが名指しで指名した写真家はLinda Eastman。

そうPaul McCartney 夫人になる Linda Louise McCartney をJimiはご指名していたの。

彼女の写真が好きなんだと思う。

Jimiの心象風景には、子供時代に過ごした、考えたり、悩んだりした時代がいつまでもチラついていたんじゃないかなあ、と時々、曲を聴いてると感じるの。

愛のある歌詞、愛を求める歌詞は特にそう。

男の欲望もあるんだけど、その感情の向こうに透けて見えるのは

“Oh, Mama, Love Me” なんだよ、あくまでもLyraが感じるだけなんだけど。

その感情がね、子供時代にリンクしてるんじゃないかと思うし、だから、優しく被写体を撮るLinda をご指名したんだな、と考えてしまう。

そして、彼の構想に近いのが最近出た50周年記念盤の限定Box のジャケット写真。

これをJimiは希望していたの。

子供たちと映るJimi。

俺もガキのままさ、てこと Jimi?

 

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【Voodoo Child (Slight Return )】チャイルド (スライト・リターン)」(Voodoo Child は、Jimi Hendrix Experience 名義ではラストアルバムになり、Jimi Hendrixのラストアルバムの一つ前の作品になる。

タイトルの”Voodoo”がインパクトがあるからか、ワウペダルを多用しているのが物珍しいからか、Jimi Hendrixの代表的な楽曲の一つに必ず挙げられる。

Jimi自身もお気に入りの一曲だったようで、死の直前までLiveで良く演奏していた曲だった。

雑誌 Rolling Stone の選ぶ Alltime Greatest Songs 500 オールタイム・グレイテスト・ソング500(2010年版)では102位にランクされている。

1968年5月2日の早朝、Jimiは、Steve Winwood スティーヴ・ウィンウッド(この時はTraffic) をオルガンに、Jeferson Airplaneの BassのJack Casadyと一緒にジャムっている時にこの曲が出来たと言う。

一度お家に帰ったのかしら?

Jimiだけスタジオに戻ってきて、Mitch Mitchell と Noel Reddingを呼び、この出来立てホヤホヤの曲を一から教えたらしい。

その最初の形が4曲目の【Voodoo Chile】でこれをレコーディングした。

4人でレコーディングしたと言う説もあるけどね。

【Vodoo Child】よりブルージーでジャズみたいな雰囲気がある難解さもある曲。

翌5月3日、ABCテレビのドキュメンタリー番組の撮影のためにメンバー3人は、Record Plant Studio レコード・プラント・スタジオで、レコーディングと撮影の両方を一気にしてしまう。

その時にレコーディングされたのが、前日の【Voodoo Chile】を発展させた、進化形と言っていいだろう… この【Voodoo Child (Slight Return)】なのだ。

伝記を書いたスティーヴン・ロビーによれば、レコーディングに要したのは8テイク、アルバム『Electric Ladyland』に使用されたのはその最終テイクになる。

1970年9月18日、Jimiは、ロンドンのホテル滞在中に急逝。彼の死から約1月後の10月23日、イギリスでトラック・レコードからシングルカットされる(タイトルは「Voodoo Chile」と表記)。B面は「Hey Joe 」と「All Along the Watchtower 見張塔からずっと」。11月21日付の全英シングルチャートNo.1を記録した。

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【Voodoo Child (Slight Return)】は、ブードゥー教の呪い師の子供だと言ってる男の歌だ。

ブードゥー教を知らない方の為にチラッと説明すると、西インド諸島、カリブ海にある国(特にハイチ)で昔から伝えられて来た宗教で、今現在もある地域では、実践されている呪術的要素が強い宗教のこと。

元を辿ればアフリカンが起源のブラックの人たちが伝えて来たカルト性もある宗教とも言える。

シャーマンが神を下ろして転化しちゃうみたいに、神と対話もするし、太陽や海など自然とも対話しリスペクトしているし、呪い師が、物や人形に魂を与えて祈願したり逆に呪いを掛けたりする。

昔からホラー映画や冒険映画で出てくるから知らない人でも見たことあると思う。

“Pirates Of Caribbean ” 『パイレーツオブカリビアン』でJohnny Deppが自分の人形を作られて呪いかけらていたでしょ?あれよ、アレに近い。

本気のはもっと凄い。だから今は書かないでおく。(長くなるし、書くならちゃんと書かないといけないから。)

その「ブードゥー教の呪い師(魔術師ぽいこともする)の息子、子孫だよ、俺は」と、この男は、目の前にいる誰かに対して、もしくは私たち聞いているものたちに話しているのだ。

ただ、「来世であおう」って言ってるからブードゥー教の枠をも飛び越えた、悪魔的な要素も垣間見れる。

だから不気味。

ブードゥー教だけでも怖いのに、ワウペダルでグウィングウィを言わせて不思議な雰囲気を増し増しにしてるんだから、全体のトーンが呪術と魔術のワンダーランドよ。

怖いよね。

魔界へようこそよ。

でも、不思議なの。

Jimiが歌うと「まあ、いっか」とLyraは思ってしまう。

優しいでしょ、声が、Jimiは。

「最近の(嫌な日々)をちょっくら戻してやり直させてやるよ」って、もう悪魔じゃんね。

ほかの人がこれ言ったら「結構です」だよ、間髪入れずに!

だけど、Jimiの優しい低い声で言われたらね〜

「来世で会おう、マジ、遅れんなよ!」なんていうし、、、もう、全く、、、

マジ来世で会えるの、Jimi?

 

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まあ、Jimiはそこまで考えていなくて、人類学者のCarlos Castaneda の”The teaching of Don Juan – A Yaqui Way of knowledge”を読んで影響されただけかもしれないんだけどね。

ドラッグに Jimiがはまっていたのは周知の事実だから、本に影響されて【Voodoo Chile】のタイトルつけたんだと思う。

でも、自分の最期を何となく予感していたんじゃないかな。

特にこの曲は、Lyraにそう語りかけて来るの。

だから、Bye Bye じゃないんだよ、ってJimi が言ってるみたいなの。

それに、Jimiったら、ちょっとマジック使えたんじゃないかって感じのギターサウンドを出しまくるから。

もしかしたらVoodoo の力ありか、無しかは問題でなくて、単純に、生き返るつもりだったんだと思う、Jimiは。

この世は予行練習だったんだよ、リハーサル。

次が本番かもよ。

Yeah, I’ll meet ya on the next one!

 

うー、マジでJimiのライブ見たい。

会える気がして来た。 Voodoo magicか?

また当分、一日中Jimi Hendrix Dayなるわ。

だって、アルバムの中にJimi Hendrixが生きてるからね。

いつでも彼を感じられるのよ。

Jimi’s been living in his songs forever and ever.

and I’d like to live with you in this life, next life and more!

xxx

After his death in 1970, Track Records released the song as a single in the UK using the title “Voodoo Chile” (see confusion over title). It became Hendrix’s only number one single on the British record charts, reaching the top position during the week of November 15, 1970. Several artists have performed or recorded versions of the song. Rolling Stonemagazine included it at number 102 on their list of the “500 Greatest Songs of All Time”.

Voodoo Child (Slight Return)” was developed from “Voodoo Chile”, recorded May 2, 1968, during a studio jam with Steve Winwood on organ and Jack Casady on bass. The next day, Hendrix returned to the studio with Redding and Mitchell for the filming of a short documentary by ABC television. Noel Redding explained, “We learned that song in the studio … They had the cameras rolling on us as we played it”. Hendrix added,

According to Hendrix biographer Steven Roby, eight takes of the song were recorded by Hendrix, Redding, and Mitchell, and the final one was chosen as the master, which appeared on Electric Ladyland.

Members

  • Jimi Hendrix – lead vocals, guitars
  • Mitch Mitchell – drums, backing vocals
  • Noel Redding – bass, backing vocals (1966–1969)
  • Billy Cox – bass, backing vocals (1970)

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