今日は毎年恒例 Joe Strummerの命日に彼の素晴らしい曲をLyraが和訳&解説して、彼を愛する皆でJoeを偲ぶ日をまたやりましょう。

Joeは数々の名言を残している詩人だとLyraは思っています。多分同じようにJoeを愛してる人たちや、Joeへの気持ちは普通だとしても The Clashというパンクを代表するバンドであり、この音楽史に残る作品を生んだバンドのヴォーカル、ギター、ソングライターの1人としてリスペクトしている人間ならば、LyraのJoeは詩人という認識を否定したりはしないと思います。

詩人であり、Storytellerだ、Joe Strummerは。

綺麗な言葉でゴミ溜めの地球をキラキラした砂糖菓子で包んでくれる。

時には、鋭いナイフでクソだとくそな社会の変人の嘘を暴く。

そしてちっぽけな幸せを「大切なことだよ」と慈しむ。それは私の理想なの、Joe。

貴方の功績を讃えて。

今日も素直に書いてるよ。

今日Lyraが和訳＆解説するのは、トルコ、アンカラ生まれのイングランドを代表するミュージシャン、アーティスト、John Graham Mellor ジョン・グレアム・メラー（1952年8月21日 – 2002年12月22日)。

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パンク・ロックバンド「The Clash  ザ・クラッシュ」のボーカル兼ギタリスト、Joe Strummerジョー・ストラマーの名で知られている。

＊The Clashについてはたくさん書いています。例えばこちら→和訳【Should I Stay or Should I Go /The Clash】”Stranger Things” 私達のテーマ

＊Joeについても色々→【Joe Strummer & The Mescaleros / Coma Girl】和訳 Happy Birthday,Joe! 解説

今日Lyraが和訳する曲は、Joe Strummerのソロワークの一つ、Joe Strummer and The Mescalerosの最近2022年9月にリリースされたニューBox セット・アルバム『JOE STRUMMER 002: THE MESCALEROS YEARS』に収録されている曲【Fantastic】。今まで未発表で、今回初めてリリースされた曲だ。

詳しい解説は、LyraのHipな和訳のあとに又お話しましょう！

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In honor of Joe Strummer’s 70th birthday (August 21st), a new box set, Joe Strummer 002: The Mescaleros Years, was released on September 16th via Dark Horse Records. The Clash Listen on Apple Music (Free) The box set follows 2018’s Joe Strummer 001, but will be the first collection to focus on the work of Strummer’s 1999 formation The Mescaleros, featuring Joe’s wife Lucinda Tate. served as executive producer. The box set includes all three Mescaleros studio albums: Rock Art and the X-Ray Style (1999), Global a Go-Go (2001), and Streetcore (2003). Includes a remastered version and a new compilation album, Vibes Compass, featuring 15 tracks including early demos, outtakes and unreleased tracks Strummer wrote for the band.

=Fantastic=

Muffle the drums

Behold, a new century comes

Was it all the amphetamine presidents

And their busy wives

Or did Manhattan crumble

The day Marilyn died?

Dreaming dreams

Somehow connected with a silver screen

Half-closed eyes, then you realize

Loving the life, and that’s paradise

I dream a technicolor fade

I dream a parade

Like some bop house

Flophouse serenadе

Every dog must have his day

Come on, comе on, we’re going through

Aha, Broadway [?] and Fifth Avenue too

Yo, yo, we got a permit from the man, hey

And all the major players in all the five

Boroughs [?]

This is the ramshackle day parade

Of all those lost, unborn, and unmade

And whose heads got filled with a neon lava

And remain buried underneath this road

Just come marching out

One time for Christmas, one time for doubt, yup

Never to know what is true

And so the new century came

And somehow they have forgotten her name, and

We’re going on through

We’re going on through

We’re going on through

We’re going on through

A little technicolor fade

I dream a parade

This is a fantastic ramshackle day

For a ramshackle parade

After the deranged cowboys

Bring out the banners of Stalingrad, come on

Hey, lost coast battalions

Riding high for the [?] because

This is the (Ramshackle day parade)

Have a fantastic ramshackle type of day

(Ramshackle day parade)

This is the type of day, hey

(Ramshackle day parade) five-star limousine [?]

[?] okay

This is the ramshackle day parade

If you don’t get no free lemonade

ドラムの音を籠らせる

見てみろよ

新世紀がやって来るぜ

それって全部

アンフェタミン大統領達のことかい？

それに奴らの忙しい奥方達か

マンハッタンクランブルをするかだぜ

その日ってマリリンが死んだ日か？

夢見ること

どう言うわけか銀幕にコネができた

半目で

そうして気づく

人生を生きると言うこと

それが楽園だってね

俺は天然色の終焉を夢見てるよ

楽園を夢見てるのさ

まるでビーバップを踊る店みたいなね

簡易宿泊所のセレナーデ

どんなに魅力がない野郎でも

自分なりの1日ってもんがある

来いよ

やろうぜ

俺たちなら

どうにかやれるさ

まあ〜な

ブロードウェイや

あそこや5thアヴェニューでもさ

ヨー

ヨー俺たちゃ

ソイツから許可を得てるから大丈夫だって

ヘイ

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そして５人全員

主要な奏者達が皆んなで

自治区の連中も

これは失われた

生まれていなくて

まだ作られていない全てのものの

今にも壊れそうな日の行進なんだ

そしてネオンの溶岩で

頭が一杯になった人達や

この道の下に埋もれた人々も

練り歩きに来るんだけさ

クリスマスのために一度

欺く為に一度

そんなところさ

何が真実かって

分りゃしないんだ

そうやって新世紀はやって来たのさ

そうやって

どういうわけか

彼らは彼女の名前を忘れてしまったんだ

でも俺たちはどうにかなるさ

俺たちはどうにかなるさ

俺たちはどうにかなるさ

俺たちはどうにかなるさ

俺たちはどうにかなるさ

ちょっとばかしの

天然色な終焉を

俺は行進を夢見る

こりゃなんて壊れそうな行進の為に

素晴らしい壊れそうな日なんだ

気が狂ったカウボーイ達の後に

スターリングラードの旗を掲げる

やっちまえ

おい

失われた沿岸大隊よ

あの為に高く乗るのさ

だって

こりゃあ (壊れそうな日の行進なんだ)

壊れそうな日の

素晴らしい喜びを持って

(壊れそうな行進)

これは1日の様式さ

（壊れそうな日の行進）

五つ星リムジン

良いだろ

こりゃあ壊れそうな日の行進だ

無料のレモネードが手に入らない場合のね

Translator: Lyra Sky 和訳

ビデオについて

この曲のビデオは、有名なアメリカのロックンロール映画監督 Lance Bangs （ニルヴァーナ、ソニック・ユース）が監督を務めていて、Joe Strummer 、Dick Rude、Julien Temple、パンクDJの Don Letts、Josh Cheuseが撮影した未公開のアーカイブ映像に加えて、Pearl Jam のEddie Vedderによる特別出演も含まれている貴重なミュージックビデオになっている。

この曲は9月に発売されたボックスセット『Joe Strummer 002: The Mescaleros Years』で初めてリリースされていているのも記念碑的だ。このビデオも未公開ビデオな為、全て今まで未発表だったので新鮮な驚きと共に聴いたり見たりできる資料だ。

The Mescaleros 自体は、Joe Strummer のバックバンドであり、1999 年に結成され、2002 年に Joe Strummer が亡くなる前に 3 枚のアルバムをリリースしている。

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曲について

ジョー・ストラマー＆ザ・メスカレロスJoe Strummer and The Mescaleros が2002年11月22日にリバプール大学で最後のライヴを行った数週間後、2002年12月、Joe Strummer はウェールズのモンマスシャーにあるロックフィールド・スタジオで、この曲のヴォーカルをレコーディングした。これがJoe にとってのラスト・レコーディングの一曲でもあるのだ。

前に発売されたThe Clash 以外でのJoe の作品が入っている新しいコンピレーション アルバムも良かった。Joe Strummer 001のことだが、 ソロ作品に加えて、彼の 101ers やメスカレロスとの曲、元バンドメイトのMick Jones とのThe Clash 後にJoeが最初に録音したものを収録したコンピレーションになっていた。 4枚組ヘビー級ヴァイナル、7インチヴァイナルシングル、カセット、A4ブック、エナメルバッジ、アートプリント、スクリーンプリント、歌詞、ステッカーシートなどが入っている豪華版なので興味がある方は、そちらもチェックしてみてください。↓↓

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Joe Strummer and The Mescalerosが2002年11月22日にリバプール大学で最後のライヴを行った数週間後の2002年12月のJoeの声は浮き足だっているようにも聴こえる。

「Joeが生きていたら、このコール&レスポンスが出来たかな？」なあ〜んて叶いもしやしない夢みたいなことを考えてしまった。

結構、ズタボロな世界を歌ってはいる。だがどこか暖かい。人柄の良さが伝わってくるよJoe。

『Joe Strummer 002：ザ・メスカレロス・イヤーズ』にThe Mescaleros の3枚のアルバム、1999年発表の『ロック・アート＆ザ・エックスレイ・スタイル』、2001年発表の『グローバル・ア・ゴー・ゴー』、死後の2003年に発表された『ストリートコア』が収録されている。

Joe Strummer がThe Mescaleros のために最初に書いたデモ音源など、未発表＆貴重なトラックも15曲収録。リマスターはポール・ヒックス。

Joe の妻だったルシンダ・テートがボックスセットのエグゼクティヴ・プロデューサーを務めている。このボックスセットをまとめる作業は2018年に発表された『Joe Strummer ジョー・ストラマー 001』の頃から始まっていたと語っている。

「Joe はそのアーカイヴにおいてたくさんの素晴らしい音楽を残してくれました」

「『002』でザ・メスカレロス時代の作品を取り上げることは自然なステップでした。というのも、彼の作った音楽は大きな反響を呼んでおり、The Clash の頃には体験できなかったレベルにおける観客との繋がりを甦らせてくれると思ったのです」と語っている。

Joe Strummer は2002年12月に心臓疾患で亡くなっている。享年50歳。若すぎる。

ちらっと出演をしているEddie Vedderは、今年8月に、友人Joe Strummer の生誕70周年に合わせ、Joe Strummer ＆The Mescaleros の【Long Shadow】をカヴァーし、MVも公開していた。

この曲は9月に発売されたボックスセット『Joe Strummer 002: The Mescaleros Years』で初めてリリースされたなんて、と考えると、「まだまだ隠れた名曲が眠っているのでは?」と勘繰ってしまうのはLyraだけではあるまい。

大体ボックスセットの『Joe Strummer 001』がリリースされた時に「これって『Joe Strummer 010』まであるんじゃないの？」と思ったものだ。

やるんじゃな〜い、出すんじゃな〜い？

楽しみが増えるね。

歌詞について

体制側に嫌味を言いつつ、自分たちの生活を楽しんで行こうというJoeの人生讃歌だとLyraは感じている。人それぞれ解釈が色々と分かれる歌詞だから、中には暗く捉えてしまう人もいるかもしれない。

壊れそうな日の壊れそうなパレードだもの。

クッレー奴は、どつぼるに違いない。

ただね、行進だよ、行進。

隊列が崩れてしまう危うさは、元々のこと。わかり切った状況で、「それを続けていく」と声高々に歌っちまうJoeの声は、力強く私達を誘っているではないか！！

貴方これをBad situationにとれる？全然違うよ、どんなにどん底だろうと、歩みを止めない、心意気を見せてくれているのに、これを人生讃歌に聴こえないとは悲し過ぎるわ。

「まけんなよ、ドブ板だろうと俺たちがいりゃあ、お城だぜ?」と言っているみたいに私の背中を押してくれるJoeよ。

貴方は、死んでも尚、私を突き動かしてくれる。

音楽は生きていく上で食べ物みたいにLyraにパワーをくれる。あって当たり前な存在。それだけのもの。ただBGMであれば良い。

それは家の中にチラッと好きな絵を飾っていると部屋が明るくなるくらいのもの。もう絵は描いてないし描く気も無いくらい忙しくてどうでも良いから例えにはならないけど…、彩りを与えてくれるものってこと。

でもほんの一握り。

お気に入りの詩人達が私を励ましてくれる。彼らの言葉が、ご機嫌なサウンドに乗ってハートにジンワリと染み入り、時にはグサっと突き刺さる。

致命傷。

その優しさで溢れた傷は一生ものだ。

忘れないよ、Joe Strummer！

Joe’s still been keeping to shine on me.

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The Mescaleros were the British backing band for British singer, musician and songwriter Joe Strummer, formed in 1999, which issued three albums prior to Strummer’s death in 2002.

Joe Strummer‘s work outside of the Clash will be collected in the new compilation Joe Strummer 001, featuring rare and unreleased recordings by the late rocker.

The compilation – which features Strummer’s solo work in addition to songs with his 101ers and Mescaleros and the first recordings Strummer made post-Clash with former bandmate Mick Jones – arrives September 28th in a variety of formats, including a deluxe limited edition box set with “quadruple heavyweight vinyl, seven-inch vinyl single, cassette, A4 book, enamel badge, art print, screen print, lyrics and sticker sheet.”

Credits

Release Date

August 19, 2022

Fantastic Interpolations Ramshackle Day Parade by Joe Strummer and the Mescaleros

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• rtist: Joe Strummer
• Genre: Rock
• Release Date: 09/16/2022
• Label: BMG Rights Management
• Catalog #: 791822
• Recording: Studio
• Format: Vinyl LP
• Note: 7LP
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