Måneskin 【Gossip】和訳 人間の闇エグッて神話に The Back Side Of Human’s A Myth

 

飛ぶ鳥を落とす勢いがあるバンドと言ったら Måneskinが真っ先に思い浮かぶ。

このブログで 初めてMåneskinを紹介した2017年12月では、まだ日本で知っている人はおらず、アメリカでもイギリスでも認知度低いし知ってる人がいなくて寂しかったの。だけど、2023年の今では世界中で1番注目されているバンドだと言って良いくらいに大ブレイク。凄すぎる。

アメリカンチャートでイタリアのロックバンドがビルボードチャートイン入りという快挙を成し遂げた唯一のロックバンド。

そのような煌びやかな世界に合う内容であり、悲しい人間の裏面も描いている曲を今日は選びました。

色々忙しくてリクエストを貰っていたのに遅くなってしまったけど、Maneskinの最新曲を一緒に楽しみましょう。

今日Lyraが和訳解説するのは、イタリア出身のロックバンド、Måneskin マネスキン。モーネスキンと言った方が発音に近いのだが、日本語表記が最近マネスキンが多いので混同すると分かりにくい為、合わせています。

スポンサーリンク

 

今日Lyraが和訳する曲は、2023年1月13日にリリースされた3rd スタジオアルバム『Rush!』からの4枚目のシングル【Gossip】。 アメリカのギタリスト Tom Morello をフィーチャーしている話題作ですよ。

詳しい解説は、LyraのHipな和訳の後に又お話しましょう!

 

(click to amazon↓↓) 3rd Studio Album “Rush” [CD] クリックしてアマゾンへ ↓↓

“Gossip” is a song by Italian rock band Måneskin featuring American guitarist Tom Morello. It was released on 13 January 2023 as the fourth single from their third studio album Rush! (2023).

=GOSSIP=

Welcome to the city of lies

Where everything’s got a price

It’s gonna be your new favorite place

You can be a movie star

And get everything you want

Just put some plastic on your face

[Pre-Chorus]

This place is a circus

You just see the surface

They cover shit under the rug

You can’t see they’re faking

They’ll never be naked

Just fill your drink with tonic gin

This is the American dream, so

[Chorus]

Sip the gossip, drink ‘til you choke

Sip the gossip, burn down your throat

You’re not iconic, you are just like them all

Don’t act like you don’t know, so

Sip the gossip, drink ‘til you choke

Sip the gossip, burn down your throat

You’re not iconic, you are just like them all

Don’t act like you don’t know, oh

[Instrumental Break]

Keep drinking and acting cool

Don’t care if your day is ruined

Nobody loves a gloomy face, just

Take your pills and dance all night

Don’t think at all, that’s the advice

So c’mon, let’s try, it’s just a taste

[Pre-Chorus]

This place is a circus

You just see the surface

They cover shit under the rug

You can’t see they’re faking

They’ll never be naked

Just fill your drink with tonic gin

This is the American dream, so

[Chorus]

Sip the gossip, drink ‘til you choke

Sip the gossip, burn down your throat

You’re not iconic, you are just like them all

Don’t act like you don’t know, so

Sip the gossip, drink ‘til you choke

Sip the gossip, burn down your throat

You’re not iconic, you are just like them all

Don’t act like you don’t know, oh

[Chorus]

So sip the gossip, drink ‘til you choke

Sip the gossip, burn down your throat

You’re not iconic, you are just like them all

Don’t act like you don’t know, oh

 

偽りの街へようこそ

全てに値段がある場所さ

君の新しいお気に入りの場所になるだろうな

映画スターにだってなれるぜ

それに君が好きなもんだって

何でも手に入るからって

アンタの顔にプラスティック(整形手術)を

ちょいとばかり施すだけさ

 

この場所はサーカスだ

アンタは表面的な事だけ見てるってわけさ

アイツらは敷物の下に

クソを隠してるんだ

アンタにはアイツらが

偽っているのがわからないんだろ

アイツらは裸になることはないからな

アンタのグラスに

トニックジンを

並々とつぐよ

これがアメリカンドリームってやつさ

そうなんだよ

スポンサーリンク

 

ゴシップをゆっくりとすすり

窒息しそうなくらい飲み干すんだ

ゴシップをゆっくりとすすり

喉を焼き尽くせ

おめぇはアイコンなんかじゃねぇんだよ

おめぇは

奴らと同じなんだって(笑)

知らないふりすんなよ

だからさ

ゴシップをゆっくりとすすり

窒息しそうなくらい飲み干すんだ

ゴシップをゆっくりとすすり

喉を焼き尽くせ

おめぇはアイコンなんかじゃねぇんだよ

おめぇは、奴らと同じなんだって

知らないふりすんなよ

だからさ

あ〜

 

酒を飲んで

クールに振る舞う

アンタの一日が台無しにされても

気にしなけりゃいい

憂鬱な顔なんかしてたら

誰も愛してくれないよ

錠剤飲んで朝まで踊り明かしな

全く考えちゃダメ

ありゃ忠告だ

だから

やりなって

試してみようぜ

味わうだけさ

 

この場所はサーカスだ

アンタは表面的な事だけ見てるってわけさ

アイツらは敷物の下に

クソを隠してるんだ

アンタにはアイツらが

偽っているのがわからないんだろ

アイツらは裸になることはないからな

アンタのグラスに

トニックジンを

並々とつぐよ

これがアメリカンドリームってやつさ

そうなんだよ

 

ゴシップをゆっくりとすすり

窒息しそうなくらい飲み干すんだ

ゴシップをゆっくりとすすり

喉を焼き尽くせ

おめぇはアイコンなんかじゃねぇんだよ

おめぇは

奴らと同じなんだって(笑)

知らないふりすんなよ

だからさ

ゴシップをゆっくりとすすり

窒息しそうなくらい飲み干すんだ

ゴシップをゆっくりとすすり

喉を焼き尽くせ

おめぇはアイコンなんかじゃねぇんだよ

おめぇは、奴らと同じなんだって

知らないふりすんなよ

だからさ

あ〜

 

ゴシップをゆっくりとすすり

窒息しそうなくらい飲み干すんだ

ゴシップをゆっくりとすすり

喉を焼き尽くせ

おめぇはアイコンなんかじゃねぇんだよ

おめぇは

奴らと同じなんだって(笑)

知らないふりすんなよ

だからさ

ゴシップをゆっくりとすすり

窒息しそうなくらい飲み干すんだ

ゴシップをゆっくりとすすり

喉を焼き尽くせ

おめぇはアイコンなんかじゃねぇんだよ

おめぇは、奴らと同じなんだって

知らないふりすんなよ

だからさ

あ〜

 

Songwriters: Damiano David Victoria De Angelis Thomas Raggi Ethan Torchio Madison Love Joseph Janiak

Translator: Lyra Sky 和訳

 

曲について

人間の裏側、本音を暴露していて気持ち良い。世にたくさんいる見栄っ張り野郎に毒を吐いてんだよ。最高!

嫌味をいれつつもサラッと表現していて、何とも物悲しくもある。

Tommaso Ottomano が監督したこの曲のミュージック ビデオは、シングルがリリースされたのと同じ2023 1 13 日にリリースされた。

リアルなセレブリティの裏側の顔。

それだけでなく見栄っ張り人間ゆえの苦しみを描いている。

あまり見せたくはないであろうハリウッドの真実を描きながらも嫌味がないのは、彼らがアメリカ人じゃないからか?客観的にセレブを見れていると言う点でこのDISりかたは、知能犯だ。だってもうマネスキンはセレブリティの仲間入りをしているのだから。Gucciなどの広告塔を務めているのだからね。

MVも歌詞に合っている。面白おかしく取り上げているからシリアスな歌詞が、暗すぎない。エンターテイメントになるのだ。ちょいお下品なのはご愛嬌ね。

リリース日の 1 13 日の 8 日前の 1 5 日に、Måneskin のインスタグラムと tiktok で公開し、その後にミュージックビデオも113日に公開した。

スポンサーリンク

【Gossip】の特徴

【Gossip】 には、Måneskin と共にアメリカのギタリスト Tom Morello をフィーチャーしている。このブログでも良く書いて来た Audio Slaveのギタリストであり、あのミクスチャーバンド Rage Against the Machineのギタリストとして有名だ。

レイジアゲインストザマシーン。ミサイル発射で平和を考える。Rage Against The Machine / Guerrilla Radio 和訳

 

【Audioslave / Like A Stone】 和訳 解説 Good Eyesight& Perfectly Death 目力と理想的死

 

 トム・モレロのギターがフィーチャーされたことで、ハードロック サウンドへの志向が現れているし、売れて来るとPop Rock度がたかくなりよりPopに行きがちなイメージを変態度高めにしてくれて個人的に「いつものTomやー!」と嬉しくなるのである。この人のギターは大好きなSoundgardenぽくてたまらんな。

 NME のウィル・リチャーズは、曲のサウンドを「ラフなギターとドライビング・ビートを備えたロックンロール」と呼んでいたし、コンシークエンスのアビー・ジョーンズは、サウンドがバンドの「キャッチーでダンサブルなロック、と、モレロのソロを「強調」してると言っている。

歌詞について

タイトル通り、そのまんま噂話してるおしゃべりな奴が主人公の歌だ。

もちろん話してる対象の人間を馬鹿にしてる。影でコソコソ話してる噂話ではなく正々堂々してるだけ潔い気がするのが救い。

そして下世話な中に悲哀さえ感じられるのだが…これまた人の裏側を抉っているからだと思う…Lyraは良い方に考え過ぎかもしれないが、ただの噂話には感じられない。

イタリアの専門批評家は、【Gossip】は「アメリカのうわさ話をしてる良い世界の空虚さへの批判」と言い表しているし、ローリング・ストーン・イタリアによると「天使の街」ではないロサンゼルスという街を表している、と評していた。

それは、「すべてに価格がある」「映画スターになれる」という嘘のことだろう、、、まあ噂というより今や幻想に近い。

歌詞は結構、過激だ。

歌詞にある「整形した顔をしている限り」とか、「すべてを手に入れることができるよ」などは、ハリウッドセレブ達のことを言っているのだが、愚かな行為だというために、チクチク言ってる感じがGossipぽい。これは、有名人が頻繁に行う絶え間ない整形手術に対する批判なのだ。

Maneskinは今やセレブリティ。だから中には自分はどうなのよ?と言いたくなる人もいるだろう。

彼らがこの曲の中で馬鹿にしてる事柄が、彼らに当てはまるのか真相ははっきりしない、当事者ではないから。でも一気にこの一年くらいでスターダムにの仕上がった彼らが直面した事柄を少しは織り交ぜてはいると思う。

この【Gossip】の曲自体は、随分前に出来ていたのだから、全部が最新ではないにしろ、ニュースを作り出して、疑惑と恐怖をあおることで人々を混乱させているセレブリティや業界をDISっているのは確かだ。

ヴィクトリア・デ・アンジェリス「 この曲は、Thomas が以前に書いたリフを元にしていて、私たちが長い間保持し続け、開発を続けていました。その後、アイコンのトム・モレロが加わり、古典的なアップテンポのモーネスキンの陽気さに何か特別なものをもたらしました。」と語っているように、彼らが練りに練った曲だから、歌詞も人間観察してきた結果、うまくまとめたのだ。

下手するとターゲット(観察する)が数人いて、実在してる人たちの動向をまとめて、一つのモデルを作り上げたのかも。個人的にはある1人の誰かの行為を見たDamianoが「ああいう生きた方は、良くないな」と思ってネタにした気がするけど。

初めの方で語っている「サーカス」。この言葉には 2 つの意味がある。最も直接的なものは、サーカスが「冗談」というジョークの一つの意味を成している事。もう 1 つは、サーカスが、かつらや化粧などをド派手にするでしょ?あの派手なメイクなどをして身元を隠すことができることを言っているのだ。

サーカスでは、あらゆる種類のものの後ろに「隠れる」人々でいっぱいだ。彼らと同じように、バンドが話している場所では、周りがそうやっていて、また彼らもステージに上がる時に同じことをする…それを表しているわけ。

つまりこの表現で、人々がどのように「偽物」であり、多くの秘密を隠しているかについて説明していることになるね。

「彼らは決して裸にならない」というのは、真実が明らかにされることは決してない、暴露されて無防備になることはないという意味だ。先程の着飾る話とは違って、この場合はManeskinはやたら裸になりたがりのメンバーばかりなので(笑)、当てはまらない。彼らは素直という意味になる。曝け出しているからストレート。Lyraも同じ。ストレートに素っ裸で生きる、彼らのスタイルに共感する理由の一つだ。

そして繰り返しサビで言っているのが、人気を維持するために噂を作り、広めることで生きている有名人の数を表して「アホやってんな」とストレートにディスる。それまでは湾曲した言い方で、○貴方ねぇ〜」とやんわり注意していたのが、サビに来ていきなり「何やってんだよ」と変わるので、ギャグみたいで笑ってしまった。だからわざと和訳も強目に口調を変えたみたよ。

彼らがディスっているのは、中身より外見ばかり変えて事件をわざと起こして注目されたがりの有名人を馬鹿にしている。そしてそれと合わせてスターなどのプライベートライブをゴシップを通じて知りたいという一般の人々にも話しかけているのだ。

目立ちたがり屋で承認欲求が高過ぎて自滅してる輩が多いからダミアーノ達は笑っているのだ。だって相手の立場も何も考えずに、ただ自分さえ目立てればって中身がなさすぎるし、頭が悪いから他人のものをパクったり人のものを利用したするのだ。

それを【Gossip】では暴いて無意味だと印籠を渡すのだ。

そして自分をなくした愚か者に話すだけでなく、バンドというもの(というか芸能界やショービスの話だが)イメージを変えるだけで、誰もが欲しいものを何でも手に入れることができると、批判的に言っているのだ。

他人の愚かさを暴露しながら、少しは自分たちの危うい立ち位置を話して「あんな風にはなりたくないわな」と自問自答しているようにも感じるから、嫌味がマイルドになるのだと思う。

人のフリ見て我がフリ直せ。

本当、ああはなりなくない。

そう心底思う悪い人間がこの世にいるから気持ち悪いね。

【Gossip】の歌みたいにこの手の人間は変わらないし、自分勝手だから戦争って終わらないのだろう。

Maneskinは、本当に人間の闇を抉るのが上手い。それにディスるのも!

「おめぇはアイコンなんかじゃねぇんだよ

おめぇは.奴らと同じなんだって(笑)

知らないふりすんなよ」

ああ、なんてスカッとするんだろう。

Måneskin 最高!

 

(click to amazon↓↓) 3rd Studio Album “Rush + Poster [Analog 12inch] ポスター付き、クリックしてアマゾンへ ↓↓

 

This song was teased on Måneskin’s instagram and tiktok on January 5, eight days before its release date on January 13.

The music video was released on January 13 as well:

The music video for the song, directed by Tommaso Ottomano, was released on 13 January 2023, the same day the single was released.

The song was positively received by music critics, appreciating the instrumental intervention of Tom Morello and the orientation to hard rock sounds. Will Richards of NME called the song’s sounds “rock’n’roll with rough guitars and a driving beat”; similarly Abby Jones of Consequence wrote that the sounds are in continuity with the band’s “catchy, danceable rock,” calling Morello’s solo “emphatic.”

Lyrically, Italian specialized critics pointed out that “Gossip” represents a “critique of the vacuity of the American gossiping good world” and especially of the city of Los Angeles, which according to Rolling Stone Italia does not represent “the city of angels” but that “of lies where “everything has a price” and “you can become a movie star. You can have it all, ‘as long as you get a plastic face.'” Specifically, Vanity Fair Italia‘s Mario Manca explained that the group sings against “gossip and its pitfalls” since it “ruins the lives of well-known people by inventing news and fueling suspicion and fear.”

Victoria De Angelis:

The song originated from a riff which Thomas had written some time ago and which we had been holding onto for a long time which we kept developing. Then the icon Tom Morello joined and brought something extra to the classic uptempo Måneskin cheerfulness.

“Circus” here can have two meanings:

  • The most direct one is that circus is synonymous with “joke”.
  • The other could be a metaphor indicating that just as the circus is full of people who “hide” behind wigs and makeup and all that kind of stuff that allows them to conceal their identity, the place the band is talking about is full of people who do the sam

 Personnel

Featuring Tom Morello

Produced By Fabrizio Ferraguzzo, Måneskin & Enrico Brun

Written By Damiano David, Ethan Torchio, Joe Janiak, Madison Love, Thomas Raggi & Victoria De Angelis

Co-Producer Enrico Brun

Vocals Damiano David

スポンサーリンク

Please send me your message♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪