Oasis【Cloudburst】和訳 解説「雨降って地固まる」The Rain Falls The Earth Hardens

 

Welcome back Oasis!! 🎊

祝 Oasis 再結成㊗️ということで今日は Oasisの1st アルバムの日本版にしか収録されていなかったけど、最高に90’sの香りがして胸がドキドキしてしまう曲を和訳解説しちゃいます。

前から何度も書いているので「耳にタコができたよ」と言われてしまうと思うけど(笑)、初期オアシスは、どの曲も金太郎飴のごとくスゲ〜名曲ばかり。凄いどころじゃない、なまらスゲ〜名曲ばかりなのです。

勿論、どの時代のOASISも愛しています…が、やはり初期のOASIS…それも1st アルバム〜2nd アルバムまでの全て= B面すらもが頭がクラクラするほどのスゲ〜名曲粒揃いだった時代が一番好きです。

今日はその名曲の中ではマイナーだけどライブで盛り上がっていた曲を和訳しますね。

ビッグヒット・ソングもこのブログに沢山和訳してあるので読んで盛り上がってください!(また今度メジャーな曲を紹介しますね。)

今日Lyraが和訳&解説するのは、イングランド、マンチェスター出身のロックバンド、Oasis オアシス。

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1991年結成。当初、Liam Gallagher リアム・ギャラガー(リード・ボーカル)、Paul “Bonehead” Arthurs ポール・アーサーズ(ギター)、Paul “Guigsy” McGuigan ポール・マクギガン(ベースギター)、Tony McCarroll トニー・マッキャロル(ドラム)の4人で結成。そしてLiamの兄であるNoel Gallagher ノエル・ギャラガーが参加した事でデビュー当時の5人編成になりました。

*詳しいBand バンド解説etcは、過去記事をご覧ください。

*例えばこちらなど→オアシス【Supersonic】あらすじ感想 バカ騒ぎ、本当は不信、怒りの涙 Oasis ネタバレ

 

今日Lyraが和訳する曲はOasisのデビューアルバム『Definitely Maybe』の日本版のみに収録されている【Cloudburst】。後にシングル【Live Forever】のB面としてリリースされ、また『Definitely Maybe』の日本盤のボーナストラックとしてもリリースされました。

詳しい解説はLyraのHipな和訳の後に又お話しましょう!

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“Cloudburst” was released as a B-side to single “Live Forever” as well as a bonus track on the Japanese edition of Definitely Maybe.

=Cloudburst =

[Verse 1]

Wake up, there’s a new day dawning

I think I’ll take a little walk for a while

I need shades ‘cause the sun is blinding

And I can see for miles and miles

Yeah, I can feel the earth beneath me

I lie down, we are as one

And they look but they cannot find me

I’m off and heading for the sun

[Chorus]

I’m getting colder

I feel a chill in the air

There’s a change in the weather

Here it comes again

Now I can feel the rain

style

My business everybody’s minding

Oh, I need to get away for a while

 

目を覚ませ

新しい1日が始まる

ちょっとばかり散歩してみるか

日差しがまぶしいし

日よけが必要だな

俺は何マイルも何マイルも

先まで見ることが出来るんだぜ

そうだよ

俺は自分の足元に

地球が息づいてるのを感じられるんだ

俺は横たわり

俺たちは一つなんだから

 

そしてアイツらは探すけど

俺を見つけることなんて出来やしねぇ

だって俺は出発したから

太陽に向かってね

 

寒くなってきたぞ

空気が冷たく感じると

天気の変化があり

それがまた来たよ

今、雨が感じられる

スタイルさ

俺のビジネスは

誰もが気にしている

ああ、少し離れなければいけないな

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[Chorus]

I’m getting colder

I feel a chill in the air

There’s a change in the weather

Here it comes again

Now I can feel the rain, oh yeah

[Post-Chorus]

The wind that brings on the change

Is taking me over

The wind that brings on the rain

Is making me older

[Instrumental Outro]

 

寒くなってきたぞ

空気が冷たく感じると

天気の変化があり

それがまた来たよ

今、雨が感じられる

ああ、そうなんだよ

 

変化をもたらす風

俺を引き継いでいるんだ

雨をもたらす風

俺を老けさせているぜ

 

Songwriter: Noel Gallagher

Translator: Lyra Sky 和訳

Oasis初期の作品

Noel Gallagherは、一番最後に加入はしたのだが、彼が入ったことでソングライティングが際立って、兄貴の独壇場になっていった。Noelはグループの事実上のリーダーとなり、バンドの最初の4枚のアルバムのソングライティングの任務を引き継いでいったのだ。その全ての曲が物凄く早いスピードで作られていったのだから、当時なNoelは、湧き出てくるアイデアをそのまま放出していた感じがある。

主に1960年代のビートルズやその他のブリティッシュ・インヴェイジョンのアーティストにサウンドも歌詞も影響を受けているOasis。特に初期の頃は顕著だった。彼らは、1990年代のブリットポップ・ジャンルを決定づけ、最も世界的に成功を収めたグループの1つとして早くから認知されていた。

【Cloudburst】歌詞について

 

Cloudburstは、土砂降りのこと。集中豪雨でもあり、あとNoelがよく使う土砂崩れの意味もある。滑ってしまうのが好きなNoelは、足元を固めたいタイプなのかな、と思うくらい、崩れ落ちるのが怖いのかもしれない。意外と臆病で気にしいなのがNoel Gallagherなのだ。そう繊細くんなのです。

人によっては、何か深い意味がありそうだが、実は天気についての曲をただ書いただけなのかも〜とも思われている曲ですね。

Noelのことだから「韻を踏んだだけ」と言いそうだが、Lyraはデビューできるのか分からない、曖昧な時期の彼の不安な気持ちが表現されていると思う。

まだRainと言う名前だったころのLiam達を横目に見ていた時のNoelとしては、やっと続けられそうなバンドに加入出来て嬉しい反面、良い曲が(というかNoel好みの曲が)皆無だったから「早く曲を作らな!」と焦っていたの気持ちもあるだろう。

生みの苦しみと先の見えない毎日と失業保険で食い繋ぐ毎日は、土砂降りの中を手探りで先へと進むような心情だったに違いない。

自分にはできると信じ、これしかない!と自分を奮起させる姿が目に浮かび、LyraはOasisの初期の作品にはNoelの魂が燃え上がるようで熱を感じ、魂を奮起させられるのだ。

だから他のアルバムや楽曲より痛みがより辛く感じられるし、喜びはより明るく輝いて見える…それがOasisなのだ。

Lyraのより詳しい歌詞の解説

And I can see for miles and miles の部分だが、これは、Noelが歌詞の中に自分が大好きなThe Who ザ・フーの曲【I Can See For Miles】への言及をしている。

先の見えない不安を払拭するために、「先の先まで俺には見えるぜ」と強がりを言ってるように感じてLyraには彼らが可愛く思えてしまうの。

Liam Gallagher は後にこの歌詞を【I Believe In All】という曲で再構築している。

Liam「そして俺は何マイルも先まで見ることができる」

Noel「何マイルも先まで見えるぜ」

どちらも時期は違う。Liamは地位を確立した後。Noelは、まだデビューが決まらない時期。

どちらも先の未来を見ている。

勿論、人間は神ではないから先などハッキリ確実にはわからない。(中には「預言者や占い師がいるよ」って人もいるだろうけど、占いは大好きだが信じていないし、あれは1つのエンターテイメントだと思って楽しむタイプなので悪しからず。)

その時の自分の環境で予想は変わるから2人が同じ未来を見ていても見えてる景色は違っていただろう。

だが内容は違っていたとしても、2人とも明るい未来を望んでいたにちがいない。

土砂降りが止んだ。

暗い過去は後ろに。

傷ついたり、傷つけた傷はまだ痛むけど、この傷は勲章として抱き、あの晴れた明るい先へと足を進めるのだ。私達も一緒に。

同じ時代を歩んできた者として私達は前を向いて歩いていくのだ。一緒に。

お帰りなさい、Oasis。待ってたよ。

 

新しいOasis。ほっこりオアシスだ。

懐かしい顔もあり楽しみ〜。

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“Definitely Maybe’ is the debut studio album by Oasis, released by Creation Records on 29 August 1994. The album features Noel Gallagher on lead guitar, backing vocals and as chief songwriter, Liam Gallagher on lead vocals, Paul “Bonehead” Arthurs on rhythm guitar, Paul “Guigsy” McGuigan on bass guitar and Tony McCarroll on drums.

A reference to the song “I Can See For Miles” by The Who, whom Noel is a fan of.

Liam would later reuse the line in the song “I Believe In All.”

“I can see for miles”

↑↑

A reference to the song “I Can See For Miles” by The Who.

The line and reference is very similar to a line from Noel’s older song “Cloudburst.”

“And I can see for miles and miles”

 

Personnel

 

 

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