【Half the World Away】Oasis 和訳 解説 行くぞ、東京!

地面が揺れたOasis Live25 東京公演!イギリスで見てぶっ倒れ,アメリカ,メキシコでは体力が限界にまで達したけれど、東京では、男どもにぶん回しされることもなく、じっくり見れて大変宜しゅうございました(笑)。

ちゃんと音を聴けてリアムの声だけをきちんと聞ける至福の喜び。仕事半分にして日本に来て良かった〜。

今日はセットリストでまだ和訳していない1曲【Half The World Way】を和訳解説しちゃいましょう。

和訳を見ながら歌って楽しんでくださいね。

今日Lyraが和訳&解説するのは、イングランド,マンチェスター出身のバンド、Oasis オアシス。

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オアシスについては,色々,書いて来たのでバンド解説など、このLyraのブログの過去記事をお読みくださいね。

*例えばこちら【Oasis オアシス復活ライブ初日カーディフ全曲セットリスト+感想 サポートアクトも】Cardiff’s Set List

 

今日和訳する曲は、Oasisのシングル曲でアルバム「The Masrplan』に収録されている曲【Half The World Way】。

BBCの人気シットコム「ザ・ロイル・ファミリー」のテーマ曲としてよく知られています。

詳しい解説は、LyraのHipな和訳の後にまたお話しましょう!

 

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Half the World Away” is a song by English rock band Oasis. It is well known as the theme tune to the popular BBC sitcom The Royle Family.

= Half the World Away=

Yeah, we’re on, haha

I would like to leave this city

This old town don’t smell too pretty and

I can feel the warning signs

Running around my mind

And when I leave this island

I’ll book myself into a soul asylum

‘Cause I can feel the warning signs

Running around my mind

 

そうだ、俺たち話が合うよ、ハハハ

 

この街を出て行きてぇ

この古い街はすげ〜臭いし

警告の兆候が感じられるから

俺の頭の中を駆け巡っている

この島を出たら

精神病院に入院しちまうだろうな

だって警告の兆候が感じられるから

頭の中を駆け巡っている

 

[Chorus]

so here I go

I’m still scratching around in the same old hole

My body feels young

But my mind is very old

So what do you say?

You can’t give me the dreams that are mine anyway

You’re half the world away

Half the world away

Half the world away

I’ve been lost, I’ve been found but I don’t feel down

 

さあ、始めよう

相変わらず俺は

同じ穴を掻きむしっている

体は若いのに

心はすっかり老ちまってるよ

どう思う?

どうせお前には出来ねぇよ

俺の夢をくれることなんて

お前は世界の半分離れたところにいるんだから

世界の半分離れたところに

世界の半分離れたところに

俺は迷い

そしてまた見つかった

でも落ち込んでなんかいないよ

 

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And when I leave this planet

You know I’d stay but I just can’t stand it and

I can feel the warning signs

Running around my mind

And if I could leave this spirit

I’ll find me a hole and I’ll live in it and

I can feel the warning signs

Running around my mind

 

そして俺がこの惑星を去るとき

どうせこのまま残りたいんだろうけど

もう耐えられないんだ

それに警告のサインが

俺の心の中で駆け巡っているのを感じる

もしこの魂から抜け出せたら

穴を見つけて

その中で暮らすだろうな

警告のサインが

俺の心の中で

駆け巡っているのを感じるぜ

 

[Chorus]

Here I go

I’m still scratching around in the same old hole

My body feels young

But my mind is very old

So what do you say?

You can’t give me the dreams that are mine anyway

You’re half the world away

Half the world away

Half the world away

I’ve been lost, I’ve been found but I don’t feel down

No, I don’t feel down, no, I don’t feel down

さあ、始めよう

相変わらず俺は

同じ穴を掻きむしっている

体は若いのに

心はすっかり老けちまってるよ

だから、どう思う?

どうせお前には出来ねぇよ

僕の夢をくれることなんて

お前は世界の半分離れたところにいるんだから

世界の半分離れたところに

世界の半分離れたところに

俺は迷い、そしてまた見つかった

でも、落ち込んでなんかいねぇぜ

いや、落ち込んでなんかいねーよ

いや、落ち込んでなんかいねーよ

 

[Outro]

I don’t feel down, I don’t feel down

Don’t feel down, I don’t feel down

 

落ち込んでなんかいねーよ

落ち込んでなんかいねーよ

落ち込んでなんかいねーよ

落ち込んでなんかいねーよ

 

Writer: Noel Gallagher

Translator: Lyra Sky 和訳 解説

 

【Half the World Away】について

【Half the World Away】はWhatever】のB面としてリリースされました。1998年にはB面コンピレーションアルバム『The Masterplan』に収録され、2006年にはベストアルバム『Stop The Clocks』にも収録されました。 ノエル・ギャラガーは2008年以降のソロツアーでこの曲を何度も演奏しています。

そしてBBCのシットコム「The Royle Family」のテーマソングとしても知られている曲です。

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【This Guy’s in Love with You】

オアシスのサウンドエンジニア、マーク・コイルは、バート・バカラックの曲【This Guy’s in Love with You】をバンドに紹介。コイルはツアー中の音楽的インプットを担当しており、この曲は彼の多彩なセットリストの中で頻繁にプレイされていました。

ドラマーのトニー・マッキャロルは、この曲のドラムシャッフルをオアシスのアコースティックナンバーに応用できると指摘。しばらくして、「ノエルはドラムシャッフルを応用する代わりに、曲全体をアレンジして『Half The World Away』と改名したようだ」と語っている。

トニーは提案を通し、パターンを巧みに演奏できたにもかかわらず、(バンドの他のメンバーと共に)スタジオを離れるよう促されたらしい。後で、これはノエルがドラムトラックを自ら録音するための口実に過ぎなかったことが判明しています。

一方、プロデューサーのオーウェン・モリスは、コングレス・ハウスでのセッションを「とても奇妙で、とても変だった」と回想していて、これはノエルとトニーの間の緊張が限界に達したためだ。

ノエル・ギャラガーは「(It’s Good) to Be Free」のドラムトラックを録音するのに6回も試みたマッカーロルを侮辱し、モリスは「Half the World Away」を録音する前にギャラガーがマッカーロルに「今回はドラムキットに近づかないでくれ。今すぐ出て行け」と言ったと報告しています。

インタビューの中で、ノエルは、【Half the World Away】のメロディーはバカラックとハル・デヴィッドの【This Guy’s in Love with You】からアレンジしたものであることを認めています。彼は「全く同じに聞こえるよ。まだ訴えられていないのが不思議だ!」とコメントしていました。

1996年、ロンドン・フェスティバル・ホールで行われたバート・バカラックのコンサートで、ノエル・ギャラガーは【This Guy’s in Love with You】を、ライブで歌い、バカラックはピアノ伴奏とオーケストラの指揮を担当。

この曲の一部は、ノエル自身の昔の作品から借用されています。

「体は若いけど、心はすごく年を取っている」という歌詞は、以前の曲【Comin’ On Strong】の2行目の「体は若いけど、心はすごく年を取っているって言ったでしょ」から引用したもので、後にケミカル・ブラザーズによって【Setting Sun】としてリメイクされ、ノエルのボーカルと歌詞はそのまま残されている。

2024年、Definitely Maybe 30周年記念ツアーの一環として、リアム・ペインはこの曲を初めてライブで披露し、ツアーを通してセットリストに残った。

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Oasis Live’25ツアー

Oasis Live ’25ツアーからは、バンドが演奏する際にいつも行っていたように、リアムが一時的にステージを離れる間、ノエルがアコースティック・セットで再び歌を披露するようになっています。前にも書いたけど、昔は、リアムファンはトイレタイムでしたね。

ツアーの曲順で、ノエル・リサイタル(笑)のはじめの3曲の中で2番目に歌われる曲。

その為,東京公演で「さあ,行くぞ,東京」と通常トーンで皆に言っていたのを覚えています。これは、歌詞の中で

「Here I go

I’m still scratching around in the same old hole」

とあるのを言葉で言ったのです。お茶目さんです。

ここからは、より詳しくOasisを知りたい方や、詳しい歌詞の意味を知りたい方のためにLyraがサービス,サービス!(エヴァ風に)

Lyraの詳しい和訳&解説

 

I would like to leave this city

This old town don't smell too pretty and

ノエル・ギャラガーの歌詞によく見られるテーマで、現状に満足できず、これ以上達成できることはないと感じた時に、町を出る,国を出ると言う行為を描きます。

それは、より大きく、より良いものへと向かおうとする姿勢でしょう。

文字通り故郷を離れること、あるいは比喩的に、安全地帯の安心感を打ち破ること、あるいはもっと多くのことを成し遂げたいという願望を意味しています。

 

Running around my mind

And when I leave this island

I'll book myself into a soul asylum

ノエルはオーストラリア滞在中にリアムと口論になり、リアムが機嫌が悪くイギリスに帰国した後にこの曲を書いたと言われています。

この時点でノエルは、もはや手遅れかもしれない、そして彼がこの暗い場所に長く留まっていることで生じたダメージは取り返しのつかないものかもしれないと考えているようです。

精神病院は、ノエルがメディアの注目といった悩み、さらにはリアムからもより隔離されたい場所のメタファーなのかもしれません。どれだけ離れたかったかが分かるのが,悲しいようなやるせないような…「気持ちはわかるよ」と言ってあげたくなります。

so here I go

I'm still scratching around in the same old hole

My body feels young

But my mind is very old


ノエルは一時期、建築現場の現場監督として働いていました。結構辛い仕事でしたが、暇な時は、プレハブ小屋の中でギターを弾きながら何時間も過ごしていて,曲をたくさん書きあげました。1stアルバムのほとんどの曲を書いたらしいです。

この曲がリリースされた時点では、ノエルはまだ年老いてはいませんでしたが、手に負えないバンドの頭脳として多くのことを経験してきたため、自分が年老いていると感じてしまっていたのでしょう。気苦労が多くて一気に老けると言うことです。

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So what do you say? You can’t give me the dreams that are mine anyway
「それでどう思う?どうせ俺の夢を与えることはできないだろう。」
これは、曲が書かれた当時、リアムはイギリスにいて、ノエルはオーストラリアにいたとされていたことと関連があるでしょう。
Oasis がこれまで多くの国を旅してきたという事実から、この曲は文字通りの場所について歌っている以上の意味を持っていると考えられます。
ノエルは音楽活動で停滞したくないと考えており、彼とリアムはそれぞれが個人として作曲や演奏をこなせるだけでなく、デュオとして音楽的なスーパーパワーを持っていることを皆に知ってもらいたいと考えているのかもしれません。
You know I'd stay but I just can't stand it and
彼は今いる場所が気に入っているけれど、孤独よりもバンド仲間と一緒にいるほうがずっといいと思っているみたい。
And if I could leave this spirit

I'll find me a hole and I'll live in it and
「スピリット」とは、バンドに所属し、曲を書く能力を持つことを意味している。もしノエルがこれら全て(バンド、名声など)を捨てることができれば、彼はただ静かな場所(つまり穴)を見つけて、全てから引きこもり、逃避するだろう。
And when I leave this island 
そして俺がこの島を去るとき…ノエルはこの曲を、オーストラリア滞在中にリアムと口論になり、リアムが機嫌を損ねてイギリスに帰国した後に書いたと言われています。
仲直りしたいような,このまま別れた方が良いと思ってる歌詞です。

Noel Gallagher ノエル・ギャラガーは、この曲について(2006年)

「これは去ることについて歌った、かなりメランコリックな曲だ。『Definitely Maybe』の頃の曲はどれも、どこかを離れて、また別の場所にたどり着くことについて歌っていた。あの曲は、ある意味あの時代を記録していると言えるだろう。たぶん、潜在意識下では、マンチェスターに留まるつもりはないとずっと思っていたんだろうね」

マンチェスターを出てデカい存在になる,そう願いながら曲を書き溜めていたNoel Gallagher。

それはLiamも他のメンバーも同じだったはず。あの細くてひょろっとしていた彼らが、力強く成功に向けてあるいて行った軌跡は、今,苦しい場所にいる人々に希望を与えていると思う。

私たち皆んながその軌跡を簡単に知れて理解している。

今やセレブで、世界中を飛び回れる人間になったのだ。

現在は、細かったリアムは、マッチョリアムに、ポヨンとしてるけど存在感が大きいノエル。大人で安定してる2人だが,このツアーの彼らは、Oasisを始めたばかりの初々しいさがあって希望に溢れていると感じた。

この先は、来年この続きをやり、その後はソロになりそう。このツアーで稼ぎまくって老後は,安泰,青空の下,バカンスしまくるのか、ソロの新譜やライブは来年ありそうで、あとは、オアシスとして新譜リリースあるか?ですね。

カーディフ、マンチェスター、ロンドン、エディンバラ、アメリカ、メキシコ,東京と見て来て、どれもが思い出深いし、どれもが感動して見れました。それなのに、時間なさ過ぎ、体力なさ過ぎ〜でライブリポートをまだカーディフとマンチェスターしか書いていない!

Oasisの楽しい思い出がある東京くらいは書いておきたいなあ〜と思うのだけど,時間なくて迷ってますが、Oasisも来年を迷い中。

もう少ししたらスケジュール出るので楽しみにしていましょうね。

 

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Half the World Away” was released as a B-side to “Whatever.” In 1998 it was included in the b-side compilation album The Masterplan. In 2006, it was also included in the “Best Of”-compilation Stop The Clocks.

Noel Gallagher has played this song numerous times on his solo tours during 2008 – (onwards).

It serves as the theme song for BBC’s sitcom “The Royle Family.”

Noel Gallagher on the song (2006):

It’s quite a melancholic song about leaving. All those songs around the Definitely Maybe time were about leaving somewhere and arriving somewhere else. It kind of documents that period. I guess subconsciously we always knew we were never gonna stay in Manchester.

Personnel

  • Noel Gallagher – vocals, guitars, drums
  • Paul Arthurs – electric piano
  • Owen Morris – bass guitar

 

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