Ohio Players【Fopp】和訳レッチリや1990年バンドが愛したファンク野郎 The Band that RHCP Loved

 

Red Hot Chili Peppersの初代ギタリスト Hillel Slovakについて先日、解説した時に「【Out In L.A.】の歌詞が、かなり先人たちのリリックに影響を受けている」と書きましたが、その元のネタの1つがこのOhio Playersのこの曲【Fopp】なんです〜!

ひゃっほ〜い!久しぶりにFunkバンドについて書いてるのが嬉しくて堪らないわ。前に書いたFunkadelicが超ヤバ・R&R デンジャラスなFunk バンドだとすると、こちらは別の意味で超ヤバなFunk バンドなんです。

まあ、一言で言えば、エロ真っ盛りバンドか?

「もう、やめなはれ!」ってなくらいに、あの手この手で攻めてくる好きものバンド。でも音はマニアックさは有りつつも、何故かスマートなの。見た目の怖さ(笑)と際限ないエロい歌詞と違う洗練さがあるからこそ、成立するサウンドが魅力なんでしょう。

個人的にLOVEなFunkadelicと違い、Popさも感じてしまう、、、だからRed Hot Chili PeppersやLyraがラブなあのロックバンドにも影響を与えたのだと思います。

ジャンルを超えた腰に来るサウンドを、笑えるエロさに転換させた歌詞をLyraが解説するので、一緒に今夜はこの曲で盛り上がりましょ?

今日Lyraが和訳&解説するのは、アメリカ合衆国オハイオ州デントン出身のファンクバンド、Ohio Players オハイオ・プレイヤーズ (Ohio Players)

 

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オハイオプレイヤーズは、1970年代に最も人気のあるアメリカのファンクバンド。ZappSlave Lakeside らと並んで、オハイオファンクの代表的なバンドでもある。

彼らは彼らの歌【Fire】や【Love Rollercoaster】で最もよく知られている。

メンバーには、シュガーフット、ジュニー、ビリー・ベック、ダイアモンドらがいた。ロバート・ワードも元メンバー。

今日Lyraが和訳する曲は、1975年8月16日マーキュリー・レコードからリリースされた7th スタジオアルバム『Honey』に収録されている曲【Fopp】。

クラシック、バンドのベストアルバム、そして1970年代半ばの彼らの支配的な時代の最後の素晴らしいフルレングスのリリースと見なされている。

詳しい解説は、LyraのHipな和訳の後に又お話しましょう!

 

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Honey is the seventh studio album by American band the Ohio Players. Released on August 16, 1975 by Mercury Records. It is generally regarded as a classic, the band’s best album, and the last great full-length release of their dominant era in the mid-1970s.

 

=Fopp=

[Verse 1]

Fopped last night and the night before

I had to fopp outside and then I went indoors

Fopped so hard I made the people roar

They stood back and gave me all the floor

I did the fopp, fopp

They wouldn’t let me stop

I kept on foppin’ and rockin’

Had the whole house hoppin’, I was

[Chorus]

Foppin’, the way it makes you groove, everybody was

Foppin’, everywhere you go, do all your

Shoppin’, rockin’ to the floor, everybody was foppin’

[Verse 2]

Fopp with me and I’ll fopp with you

Foppin’ is the brand new thing to do

Fopped three days and I lost my shoe

I fopped so tough they had to make some room, yeah

Raise your leg and then you hump your back

Do your thing, don’t you give no slack

Shake your hips and then you turn around, round

Don’t you fopp it up, you got to fopp it down

Fopp me right, don’t you fopp me wrong

We’ll be here foppin’ all night long, girl

I’m too short, baby, and you’re too tall

But when we’re foppin’ that don’t mean a thing at all

Listen here

[Chorus]

Foppin’, the way it makes you go, everybody was

Foppin’, everywhere you go, do all your

Shoppin’, rockin’ to the floor, everybody was foppin’

[Verse 3]

I’m too young, child, and you’re too old

But that don’t mean that you got no soul, listen here

Rich can fopp, and so can the Pope

You can fopp until you’re ninety-four

[Outro]

Funkin’ and foppin’, don’t ever let ‘em stop ya

Keep on foppin’ and foppin’, you’ll have the whole house rockin’

Keep on foppin’ and foppin’, until your knees are rockin’

Keep on foppin’ and foppin’, hey, hey, hey

Hey hey hey

Credits

 

昨夜も前の晩も

ボッコボコにしてやった

外でめかして出かけて

そうやって俺は通ってった

激しく叩いて

俺は人々を咆哮させた

彼らは立ち上がって

全てのフロアが俺のもんになったってわけさ

 

俺様はダンディだったぜ

ぶちかましてやる

アイツらだって

俺を止められやしない

俺はぶちのめして

揺さぶり続けるだけさ

もう家全体が飛び上がってたぜ

飛び上がってたぜ

俺もな

 

俺って最高だろ

このやり方がお前を

めっちゃ楽しませてる

誰も彼もな

俺って最高だろ

お前がどこに行こうと

買い物して

フロアで楽しんで

最高にやりたいことをしなよ

お前らがやりたいこと全部さ

買い物して

フロアで楽しんで

誰も彼も

ぶちかましてたんだ

俺と一緒にアレをやろうぜ

俺がお前とやろうっと

アレをぶちかますってのは

完璧に最先端な事をやるってこと

3日間やりまくってたから

靴を無くしちまったよ

俺はすっごく強くぶちかましたから

アイツら幾つか部屋を

作らなきゃいけなかった

いいだろ?

両足上げるから

そしたら背中を曲げな

お前のやりたい事をやりな

たるましちゃいけないよ

ケツを振りなって

そうしたあとは

ぐるっと逆に回るんだ

ぐるっとな

つまらん真似すんなよな

お前は誰とでもやらなきゃいけない

俺がちょうどいいぜ

間違っても

俺を馬鹿にするなよ

俺たちは一晩中

ここでやりまくってるだろう

かわいいお前

俺はスッゴク小さくて

ベイビー

お前はスッゴク背が高い

でも俺たちがやってる最中は

全くそんなの意味なんかないぜ

ここで聞いてろよ

 

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俺って最高だろ

このやり方がお前を

めっちゃ楽しませてる

誰も彼もな

俺って最高だろ

お前がどこに行こうと

買い物して

フロアで楽しんで

みんな最高にやりたいことしなよ

俺はめっちよ若すぎるし

お前さ

お前はめっちゃ歳くってるけど、

魂がないなら

そんなの意味ないんだ

ここで聞いてろよ

 

金持ちは馬鹿をやれる

だから教皇になれるってもんさ

お前はエッチ出来るんだぜ

94歳になるまでさ

エッチして

やりまくって

アイツらに

お前を止めさせないでくれよ

やりまくって

やりまくり続けて

お前は家中を揺らせるだろう

やりまくって

やりまくり続けて

お前の両膝が震えるまで

やりまくって

やりまくり続けて

おい

おい

おい

ちょっと

ちょっと

ちょっと

 

Songwriters: Billy Beck, Sugarfoot, Marvin Pierce, Marshall “Rock” Jones, Ralph Middlebrooks, Clarence “Satch” Satchell & James Roger Williams

Translator: Lyra Sky 和訳

 

もうね、ただ単に「アレ」の歌なんです〜。全くこれだけ明るく歌われたら、やりまくるのが正義に感じて来ますね〜ww。そう思って生きて来ましたが、何か?(笑)

でもサウンドは真面目にどファンクであり〜の、ソウルもあり〜の、で完璧。実力ありきのブラック・ミュージックでは当たり前のことですが、やはりこのギャップ(お馬鹿な事を、テクニックをだしながら、ど真面目にやる)には、ノックアウトされてしまう。

Ohio Playersが徹底しているのは、この演奏力ばっちりの力量と恍惚感漂う歌詞だけでなく「作品のイメージも徹底していたな」と思う。

ヌード、或いはほぼヌードの女性をフィーチャーしたエロティックなアルバムカバーを終始、貫いたからだ。大体モデルの女性の多くは、プレイメイト(雑誌Playboyのモデル)だったのもウケた理由かもしれない。1970年代から台頭したブラック・カルチャーのネットリした匂いがそのまんま、パワフルに表現されているから大好き。

 

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Ohio Players について

ここで、Ohio Playersを知らない方のために…

1959年結成時は、Ohio Untochables オハイオ・アンタッチャブルズという名で、ロバート・ワード(ボーカル、ギター)、マーシャル・ロック・ジョーンズ(ベース)、コーネリアス・ジョンソン(ドラムス)、クラレンス・サッチ・サッチェル(サクソフォーン、ギター)、ラルフ・ピー・ウィー・ミドルブルックス(トランペット)らで活動開始。

1960年代前半Falcons の【I Found A Love】のバックバンドをしたり、更にバンド名義でのデビュー・シングル【Love Is Amazing】もリリースしたが、Vo& Gの ワードの脱退に伴いバンドは一度解散してしまう。

その後、Ohio Players に改名し、ニューヨークのレーベル「コンパス・レコード」のハウス・バンドになる。【Trespassin’】、【It’s a Cryin’ Shame】のシングルリリースを経てキャピトル・レコードと契約。

1969年 1stアルバム『observation in time』を発表。1971年からはデトロイトのレーベル「ウェストバウンド・レコード」に所属し、アルバム『Pleasure』(1972年)からのシングル【Funky Warm】がスマッシュ・ヒット。

 

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1974年マーキュリー・レコードに移籍。以後、商業的成功を収め、【Fire】と【Love Rollercoasjer】の2曲がBillboard Hot 100で1位を記録した

 

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マーキュリーを離れた後もアリスタ・レコード、ボードウォーク・エンターテインメントなどのレーベルからリリース。1988年のアルバム『Back』を最後に、新作リリースは途絶えた

その後もOhio Players 名義でライブ活動は継続、1995年12月2日のアトランタ公演は、1996年発売のライブ・アルバム『Ol’School』に収録された。

 

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主要メンバーの一人であったリロイ・シュガーフット・ボナー(1960年代中期に加入)は、晩年にもSugarfoots Ohio Players 名義でのライブ活動を続けていたが、2013年1月26日に69歳で死去。

アルバムについて

1970年代半ばは、Ohio Players の支配的な時代が続いたと言える。このアルバムは、彼らの最後の素晴らしいフルレングスのアルバムと見なされ、世界中のアーティスト達やファンク好きなファンに愛されて来た名盤だ。

 

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この『Honey』もバンドの以前のアルバム同様、際どいカバー写真で知られている。このアルバムの画像は、片方の手に蜂蜜の粘着性のある瓶(この粘着性が大事!ww) を持ち、もう一方の手でスプーン一杯の蜂蜜を嫌らしく飲み込んでいる裸の女性がドカン!とジャケット一杯に写っている。ちなみに裏表紙の写真は、全身に蜂蜜を注いで仰向けに寝転がっている裸の女性と、プレイヤーが彼女を見つめている様子を、喜びと驚きで表現している。もうブラックパワーそのまんまで、ご馳走様でやんす。

モデルは、プレイボーイ誌の1974年10月のプレイメイトオブザマンスに輝いた、エスターコーデットだ。

このアルバムは、最優秀アルバムカバーアートでグラミー賞を受賞するなど、美的にも才能を発揮した作品なのだ。

因みにこのアルバムカバーの画像は、シングルの1つである【Love Rollercoaster】からヒントを得たデザインである。だが、都市伝説から軽度の悪評をウケていて、当時よくあった人気ハードロックバンドの流行りの噂みたいなものだから、Ohio Playersがファンクバンドなのにものすごい知名度があった事がわかると思う。

その1つは、蜂蜜がコーデットの肌を傷つけ、モデルとしてのキャリアを台無しにしたと言うもの。もう1つは、レコーディングブースで刺されて死んだと言う話があるのだ。 この2番目の噂には。彼女の悲鳴が歌にとらえられた(録音された)と言うものまであるが、これらの話は誤りである。

アルバムはシカゴのParagonRecordingStudiosでレコーディングとミキシング。レコーディングエンジニアはBarryMrazです。 Marty Link、Steve Kusiciel、Rob Kingsland、およびPaulJohnsonがテープオペレーターとしてクレジットされている。ギルバート・コングは、ニューヨーク市のマスターディスクでファイナルミックスをマスターしている。

アルバムは1975年9月27日の週にビルボード200の2位でピークに達し、Jefferson Starship のRed Octopusによってトップの座から降りた。さらに3週間を費やしたSoul /BlackAlbumsチャートのトップに立つのはバンドから3番目のアルバムだった。

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影響力

彼らの影響力は、多岐に渡りジャンルを超えて様々なアーティストに影響を与えて来た。

【Funky Warm】の曲は後に、N.W.A. の【Dope Man】、De La Soul  の【Me Myself and I】、Kris Kross の【Jump】を含む様々な曲でサンプリングが使用された。

【ecstasy】は1996年に Jay-Z とThe Notorious B.I.G..の【Brooklyn’s Finest】 の曲中にサンプリングされている。 

そして Red Hot Chili Peppersでは、先日和訳解説した【Out In L.A.】の歌詞に如実に現れているし、

Red Hot Chili Peppers 【Out In L.A.】和訳レッチリ誕生ソングを詳しく解説 Praise Hillel Slovak

 

1996年の映画『Beavis and Butt-Head Do America 劇場版ビーバス&バットヘッドDO AMERICA』のサウンドトラックに【Love Rollercoaster】(愛のローラーコースター)のカバーを提供し、全英シングルチャートで7位を記録するヒットになっている。

この他にも同じファンクバンドは元より、ジャンルが違うアーティスト達にカヴァーやサンプリングもされている。

これは彼らOhio Playersがグローバルなサウンドを持つバンドであり、メンバーの入れ替えの回転は速いが、それが色々なバッググラウンドを持つメンバーを揃えるきっかけとなり、バンドに音楽の制限を与えないパワフルなバンドにさせたのだろう。

歌詞について

歌詞についてはサウンドと違って(サウンドもセクシーだけど)、先ほど触れたように、かなりヤバめのエロソングで、初志貫徹つらぬいた潔い(笑)歌詞である。

主人公の男性が、アプローチしまくって、良い感じに上手くいったので、今度はトークで2人の時間を盛り上げてると、Lyraの和訳を読みながら、想像して下されば良いでしょう。楽しい歌詞よねw。

スラングだらけなので、簡単なワードしかないのに意味がわからなくなると思いますが、派手派手にオシャレして、決めて、やって喧嘩してダンスして、又やるって歌なので楽しみましょう。

主人公が背が低くて、彼女がデカいとか色々、常識破りな事を書いているのは、誰も彼もヤッテル最中は、余計な事なんか考えないぜ、ってこと。

ファンクでグループ感じてハイになって、コロナも戦争も、ほんの数分だけでも忘れなよ、ってこと。

人生快楽主義のLyraには、彼らが伝道師に思える〜。

心から楽しんでいるか、本当に幸せかは一目で分かるからね〜。大爆笑!

さあ、もう一発、ぶちかましましょ?

 

 

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Ohio Players is an American funk band, most popular in the 1970s. They are best known for their songs “Fire” and “Love Rollercoaster”; as well as for their erotic album covers that featured nude or nearly nude women. Many of the women were models featured in Playboy.

Like previous albums by the band, Honey is known for a racy cover photo. In this case image is a nude woman holding a sticky jar of honey in one hand while lasciviously swallowing a spoonful of it with the other. The inside cover photo shows the nude woman lying on her back with honey poured all over her body, and the Players looking at her with sheer delight and amazement. The model was Playboy magazine’s October 1974 Playmate of the Month, Ester Cordet. The album won a Grammy Award for Best Album Cover Art.

 

 

The cover image also gained mild notoriety from urban legends involving one of the singles, Love Rollercoaster, one to the effect that the honey injured Cordet’s skin, ruining her career as a model, and another claiming that she was stabbed to death in the recording booth, with her scream captured on the song. These stories are false.

The album was recorded and mixed at Paragon Recording Studios in Chicago, with Barry Mraz as the recording engineer. Marty Link, Steve Kusiciel, Rob Kingsland, and Paul Johnson are credited as tape operators. Gilbert Kong mastered the final mix at Masterdisk in New York City.

The album peaked at #2 on the Billboard 200during the week of September 27, 1975, kept out of the top spot by Jefferson Starship’s Red OctopusIn addition, it was the third album from the band to top the Soul/Black Albums chart, where it spent three weeks.

Fopp” by Soundgarden, from the 1988 EP Fopp

“Love Rollercoaster” by Red Hot Chili Peppers, from the 1996 soundtrack to Beavis and Butt-head Do America

Engineer Barry Mraz

Mastering EngineeGilbert Kong

LabelMercury Records

Recorded At Paragon Studios (Chicago)

Release DateAugust 16, 1975

Sampled In Hard on the Boulevard by Too $hort, Know How by Young MC & Out in L.A. by Red Hot Chili Peppers

Cover By Fopp by Soundgarden

Personnel

  • James “Diamond” Williams – drums, timbales, congas, percussion, lead & background vocals
  • Billy Beck – piano, Hammond organ, Fender Rhodes piano, RMI electric piano, clavinet, ARP Odyssey, ARP string ensemble, percussion, lead & background vocals
  • Marvin “Merv” Pierce – trumpets, flugelhorn
  • Marshall “Rock” Jones – electric bass
  • Leroy “Sugarfoot” Bonner – guitars, lead & background vocals
  • Ralph “Pee Wee” Middlebrooks – trumpets
  • Clarence “Satch” Satchell – tenor saxophone, baritone saxophone, flute

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