映画【ロックオブエイジズ】Rock Of Ages ネタバレ感想あらすじ 曲紹介 「ツッコミPointで大解明」

アメリカ人、ヨーロッパ(特に北部地域) の人々は、今もヘビィーメタルや、ハードロックが大好き。

SwedenのHeavy Metal Festivalは、いまだに毎年、大盛況!

世界各国からヘビィーメタル好きが集まるお祭りと化している。

それなのに現在日本では、Heavy Metal はむさ苦しいイメージに近いらしい。

何故?

一生懸命なハイトーンヴォイスがいけないの?

盛りまくったギターソロがダメ?

まさかのロン毛嫌い?

いやあー。

やめて!

もっと心を開いて、知らない世界を見てみたら?

人生もっと楽しくなるかもよ?

今日Lyraが紹介& レビューするのは、2012年製作されたアメリカ映画 【Rock Of Ages ロック・オブ・エイジズ』。

 

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2005年初演のクリス・ダリエンツォ脚本による オフブロードウェイから人気を博した同名ロックミュージカル、及び、ジュークボックス・ミュージカル(ブロードウェイ初演は2009年)を映画化したものである。

1980年代のクラシック・ロックや、この時代の著名なグラム・メタル・バンドや、日本で人気があった LAメタルのヒット曲などで構成されたロックエンターテイメントと言ってよいだろう。

その懐かしいヒット曲の数々や、コメディ要素の強い演出でブロードウェイで大ブームになった為、映画化したのである。

当時のヒット曲は、現在のTVCMやドラマに使われているものばかりだから、ヘビーメタルを知らずとも楽しめるよ。

さあ、まずはあらすじから行きましょうか?

Lyraの感想でまたお話ししましょう!

 

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*Lyraのブログはネタバレ全開!詳しい内容を知りたくない方は、あらすじ飛ばして【Lyraの感想】を読んでね〜 ♪

 

Rock of Ages is a 2012 American musical comedy-drama film directed by Adam Shankman and based on the rock jukebox Broadway musical Rock of Agesby Chris D’Arienzo. Starring country singer Julianne Hough and Diego Boneta leading an ensemble cast that includes Russell Brand, Alec Baldwin, Paul Giamatti, Catherine Zeta-Jones, Malin Åkerman, Mary J. Blige, Bryan Cranston and Tom Cruise, the film features the music of many 1980s Rock and Glam Rock artists including Def Leppard, Journey, Scorpions, Poison, Foreigner, Guns N’ Roses, Pat Benatar, Joan Jett, Bon Jovi, Twisted Sister, Whitesnake, REO Speedwagon, and others. The film’s score was composed and conducted by Cliff Eidelman.

 

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= Story =

1987年、オクラホマ州に住むシェリー・クリスチャン(この名前でLyraは吹いた w)は、小さい頃から歌手になることを夢見て来た。

愛する祖母の強い勧めもあり、夢を叶えるべく深夜の長距離バスに乗ってハリウッドへやって来た。

夜のハリウッドに降り立ったシェリー。

自分の夢を叶えるぞ、と胸に近いながら繁華街を歩くが、行き先もわからず人に道を尋ねると、その隙にとばかりに持っていたスーツケースごと盗まれてしまう。

「誰か助けて!」叫ぶシェリーの立っている道を挟んだ反対側の店から出てきた青年、ドリュー・ボレーが現場を見て咄嗟に助けてくれたが、結局、荷物は取られたまま、金銭も一緒にまとめていた為に、無一文になったシェリーは途方に暮れる。

「この先、お金もなくどうしたら良いの?」というシェリーを可哀想に思ったドリューは、自分が務めるロックハウスとして有名な『バーボンルーム』の仕事を紹介しようと思いつく。

実は、ドリューもロックシンガーを目指していて、その為、チャンスを狙いながらバーテン見習いをしていたのだった。

戸惑うシェリーを無理矢理、バーボンルーム経営者であるデニス・デュプリーの所へ引っ張って行き、雇ってもらえるよう話した。

デニス「シンガー志望はウチでは雇わないぞ」と言う。

だが、仕事がきついとウェイトレスが今さっき辞めたと報告が来た為、デニスは人手欲しさに渋々、シェリーを雇う。

 

 

ちょうどこの時期、この街では市長選が行われていた。

市会議員の妻パトリシア・ホイットモアは、夫よりも目立ちたがり屋。

「ロックは町の悪で伝染病です!子供達の未来のために安全な街づくりをするのです!特に悪の権化である、ステイシーとそのバンドアーセナルは、早急に排除すべき!そのためにはロックを撲滅し、社会を浄化しましょう!」とロック撲滅運動を町中に宣言し盛り上がりを見せていく。

ドリューとシェリーは、意気投合。話をしているうちにお互いに、伝説的ロックバンド、アーセナルの熱狂的なファンと知り盛り上がる。

特に、Vocalのステイシー・ジャックスはドリューにとって、神だった。

だが、ドリューは酷いあがり症で、ライブが苦手なのが、スターになれない理由だった。

音楽的な趣味も会うため、ドリューとシェリーは急速に恋に落ちた。いつしか互いになくてはならない存在になる。

 

街でロック撲滅運動を主婦たちを味方につけて行うパトリシアは、バーボンルームを目の仇にする。

教会の婦人部と店の前で毎日、抗議デモをした。

有名なバーボンルームだったが、実は、経営難でどうにかして、資金繰りをしなければならず、店主のデニスは頭を抱えていた。

思いついたのは、昔の吉見のバンドマネージャーをやっている男。その男は現在、アーセナルのマネージャーや事務所経営をしていた。

そのため、デニスはうまいことを言ってバーボンルームでのアーセナル、ワンマンライブをすることになった。

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当日の金曜日。

バーボンルームには大勢の人々が集まりキャパ超えをした。何故ならば、アーセナルの解散ライブだからだ。

実は、ヴォーカルのステイシーは、カリスマ性がある男だったが、ワンマンでおまけにアル中で始終酔っ払っていた為に、バンドメンバーから愛想をつかされ、以前の勢いがなくなった為、急遽、解散になったのだった。

盛り上がる入場客が開演を待っていると、市会議員の妻パトリシア達が妨害しに来て、オープニングアクトのバンドを全員、病院送りにしてしまう。

 

焦るデニス。開演まであと2時間、、、シェリーは、「ドリューにチャンスを与えて下さい、彼を出してあげて!」と必死に頼み込み、デニスはドリューに出番を与える。

バーボンルームはステイシーがデビューするきっかけとなった店である。故に、アーセナルの解散ライブの場所として、バーボンルームを選んだのである。

ステイシーは、経営者のデニスに会場を「俺が熱く燃やしてやるからな」と宣言。ステイシーの言動は本音か冗談か誰も分からない為、「本当に燃やすの?」とデニスはビビるが、燃やすほどに盛り上げてくれるなら、人格に難があろうとどうでも良い、、、と思うデニス。

本番前に楽屋にいるステイシーの所へ雑誌の取材が入る。金儲け主義のマネジャーが勝手に入れたのだ。

入って来た女性ライターの質問に、また本気か冗談だか分からないセクシーな答え方をするステイシー。

だが、ステイシーのおかしな言動から、女性記者は「あなたは、本物の愛を知らない寂しい人だわ」と言う。

否定しないステイシー。内心ストレートな物言いの女性ライターに、腹を立てながらも次第に心の内を話し始めるステイシーだった。

ステイシーは偽りの自分を恥じていた。

「俺は世の中の奴らやファンが求めるロックスターを演じていただけだ。本当の自分じゃない。こんな偽りの自分だから真実の愛なんて見つけることも探すことも出来ないんだ。」と打ち明けるステイシー。

そんな彼に「私は理解できるわ」とライターも素直に答える。オフレコという事で真実を話してくれたステイシーに同情するライター。

2人は見つめ合い、一気に燃え上がってしまう。

口づけを交わし激しく抱き合う。

が、我に返った女性ライターは、「なんてことをしてしまったの?」と公私混同し危うく愛し合いそうになった自分を恥じて、部屋から出て行ってしまう。

呆然とするステイシー。そこへ、店に来た時に酒を頼んでいたシェリーが酒を持って来た。

憧れのステイシーを目の前にしてついふらついてしまったシェリーは、誤ってステイシーに にぶつかって酒瓶を落とし割ってしまう。

謝るシェリーに、ステイシーは大丈夫か?と気を使ってくれた。

酒瓶を片付けているシェリーのキャミソールのストラップがたまたまずり落ちた。

片付け終わり謝罪しながら楽屋を出るシェリー。

部屋を出てずり落ちたストラップを上げるシェリー。

ステイシーは、気を使いドアの前まで来て礼を言い、先程、女性ライターにチャックを下ろされて全開だったパンツをずり上げて締めて楽屋に入って行く。

何気ないこの2人の行動を、たまたま出番寸前で通りがかったドリューが見ていた。

ドリューは、ステイシーと自分の彼女であるシェリーがそう言う関係になったと勘違いしてしまった。

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ショックを受けたドリューは、苦しい胸のうちと怒りを曲に込めて歌い、それが功を制したのか上がらずに歌え、パワフルなステージングが出来た。

その為、ライブは大成功!

ライブを見ていたシェリーも自分のことのように彼氏の成功を喜び、祝福しにドリューの所へかけよる。

だが、浮気したと勘違いしたままのドリューはシェリーに怒りのまま酷いことを言ってしまう。

悪いことを何もしていないシェリーは、ドリューの態度に傷つき「貴方とはいられない。店をやめるわ!」と泣きながら出て行ってしまう。

そんなシェリーを見て心配したドリューは、直ぐに彼女を追いかけて行くが、ステイシーのマネジャー(性悪マネジャー)が、現れスカウトをして来た為、前へ進めず彼女を見失ってしまった。

彼女を失って自暴自棄になっているドリューは、良く考えもせずにスカウトの話に乗り、店を辞める。

ステイシーの解散ライブは大盛況のまま無事に終わり、大成功を収めたため、バーボンルームもこれで経営難からだっすることが出来ると喜ぶデニス。

だが、そこへステイシーの性悪マネージャーが現れ、売り上げ金を全部持って行ってしまった。

デニスはなすすべもなく、バーボンルームの危機が迫って来る。

街を彷徨うシェリーは、雨の降る中、恋人から浮気を疑われたショックでボロボロ状態。

夜の街を雨に濡れ、焦燥仕切って歩くシェリーをたまたま見ていた黒人の女が、元気付けて来た。

彼女は、ナイトクラブを経営しているという。

それを知りシェリーは、仕事も無くしてしまい路頭に迷っていたと真実を話し、ナイトクラブのウェイトレスとして雇ってもらえることになった。

ドリューは、ステイシーと同じ音楽事務所と契約。夢への一歩を歩き出したドリューは忙しい日々を送るが、虚しい気持ちで一杯だった。

シェリーは、シェリーでナイトクラブで働きながら、昼は別の仕事も探し始めていた。でも、心の中は空っぽ。

2人は、お互いのことをまだ愛していた。お互いの事を想いながら、前へ進もうともがく毎日を送る。

一方、バーボンルームは立て直す道がなく税金すら払えなくなっていた為、認知度が高かったバーボンルームの消えゆく姿を案じ、デニスは酷く落ち込む。

そんな彼を見て、いつも励まして来た長年ライブハウスの経営の右腕としてサポートして来た親友でもあるロニーが、今まで抱いていた愛を告げる。

長い間、親友として従業員としてデニスの傍で苦楽を共にしてきたロニーだったが、リスペクトの気持ちが、いつしか愛情へと変わっていたと切々と打ち明た、

すると、デニスもロニーの気持ちに応え、両思いになった2人は愛し合うのだった。

皆が皆、新しい日々を送って行くに連れて、音楽市場も変化して行く。

いつしか、時代はロックではなく、ポップスに変わっていた。

性悪マネジャーは、ドリューの気持ちなどお構い。彼をポップスシンガーとして売り出す。

いつのまにかソロアーティストではなく、流行りのボーイズグループの一員にさせられ、ダンスを他メンバーと合わせながら歌うドリュー。ロックボーカリストの夢はいつしか消え去っていた。

その頃、男という存在自体に絶望したシェリーは、金の為にナイトクラブのステージの方で、ダンサーとして立つことを決意し空っぽの心のまま踊る日々を過ごす。

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この時期、ステイシーは落ちぶれたと世間で噂されるようになっていた。

その為、女性ライターは、ステイシーに奮起してほしい気持ちから、オフレコにしていたあの時のステイシーの取材記事を掲載する。

その記事には、ステイシーの事と共に、独自で調べたステイシーの性悪マネージャーが、バーボンルームでの売り上げ金を全部奪ったことも暴露してあった。

記事を読んだステイシーは、勝手に自分の記事を乗せたライターに腹を立てはするが、真実を知り、汚い真似をしたマネージャーを解雇した。

 

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シェリーのハートには虚しさしかなかった。

歌手の夢を叶える為に来たLAなのに、歌の一つも歌っていない。

いつしかドリューと愛し合い夢を語った思い出の場所にフラフラと歩いて行く。

すると、そこには偶然ドリューがいた。

シェリーとドリューが再び会ったこの思い出の場所は、LAの街が見下ろせるハリウッドの丘の上にあるビルボードの下だった。

2人は近況をすこし話し合うが、別れた恋人同士と言う関係が重い雰囲気にしてしまい、互いに素直になれない。

まだ互いに変わらず愛しているのに。

だが、変わってる事もあった。

ドリューはアイドルだし、シェリーはストリッパー。

2人とも夢破れたままいくしかないのか?

ドリューは、悲しげなシェリーを心配し、又、今も愛している後悔の念から、前のバンドと録音した自作の歌のテープを渡し、聞いて欲しいと渡す。

 

テープを受け取ったシェリーは、そのまま仕事へ向かう。

歌手の夢は絶たれ、ストリッパーの自分に絶望していたシェリーだったが、彼女の元に何枚もLPレコードが送られて来た。

ドリューからのプレゼントだった。

彼はシェリーを想い「諦めるな」と励ましのメッセージカードを入れて送って来たのだった。

嬉しそうに微笑むシェリーの顔が輝いた。

その頃、ステイシーは、記事にはしないと約束したのに雑誌に載せた女性ライターにクレームを入れる為にが雑誌社へ電話を入れた。

彼はそこで初めて記者の名前を知り、「彼女を出せ」と電話に向かって怒鳴るが、彼女は、バーボンルームへ取材に向かったと言う。おまけに、その取材は今夜行われるライブレポートであり、その取材相手は、ステイシーのバンド、アーセナルだと言う。

「自分のライブがある?あの女もいるのか?」彼女に会う為に速攻でバーボンルームへ向かうステイシー。

その頃、連日連夜、バーボンルーム前にストライキしていた知事の妻の集団が激化し、パトリシアの教会婦人会と、ロニー率いるバーボンルームの常連客とロックファン達が大喧嘩していた。

 

今にも大乱闘が勃発しそうな中、突如として、ステイシー参上!

姿を現わすなり、パトリシアと面と向かい会うステイシーは彼女を一目見るなりこう言った。

「パティか?あいかわらずだな!」

なぜならパトリシアは学生時代、グルーピーでステイシーに弄ばれ捨てられたと言う過去があったため、ステイシーを憎み、いつしかロックまでも憎んでいたのだ。

ステイシーの色目に、パトリシアがポーッとしている間に、ロニーはこのことに気付き、テレビのマイクをぶんどって真実を明らかにし、全国に知れ渡ってしまった。

その隙に、ステイシーは無事バーボンルームに入って行き、女性ライターを見つける。

すると、いきなり情熱的なキスをした。女性ライターが、ステイシーにまたやる気を出して欲しいから記事をワザと掲載し、このバーボンルームのライブも駆けつけたのだった。

2人は互いの想いを知り愛し合う。

ステージでは、ちょうど前座にアイドルになってしまったドリューがステージに立った。

だが、客から大ブーイングの嵐を浴びる。

観客の中にシェリーを発見したドリューは、歌いながら彼女の元へ。

シェリーも自分の愛に素直になり彼に合わせて歌い、仲直りした。

ステイシーは、辞めさせた自分のマネージャーが横領した店の儲けを、SPに持たせてデニスへと返金してあげた。

ステージには、新たにシェリーとドリューがシンガーとして2人で立つ。

ドリューは、アイドルの姿を捨てて、ギターを再び手にして歌い出す。

もちろん、彼が歌うのはRockだ。

観客はその歌声に湧き上がり、シェリーとの掛け合いの歌とステージに大喝采。

その歌を聞いたステイシーはニヤリと笑う。

それから数か月後、、、

ドリューとシェリーは野外ステージにうえで歌っていた。

アリーナクラスの大きな野外ステージに2人はゲストとして出演したのだ。

それは、ステイシーと彼のバンドアーセナルの復活ライブだ。

ステイシーはステージ袖にいる女性ライターにキスをする。彼女は、ステイシーと自分の赤ちゃんを抱っこしながら彼を見送る。

ステイシーもステージに上がり、一緒に歌うとエキサイトしている観客が尚更、盛り上がった。

観客席には、知事の妻の姿とは全く違ったヘビメタファッションの超ミニ姿のパトリシアも来ていた。

デニスとロンのカップルもいる。

皆が、心からロックを楽しんでいた。

喜びの笑顔で一杯になった会場は、盛り上がり歓声は鳴り響く、

いつまでも。

 

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= Lyraの感想=

【Rock Of Ages】!

このタイトルを聞いて「Def Leppardじゃん!」とLyraは感動したから、この映画を見たの。

Def Leppardはヘビメタと言うジャンルをPメインストリームに引きずり出したバンドの1つだと思う。

彼らがいたからMTVでHeavy Metal チャンネルが流行り、彼らが居たからHeavy Metal Band でも 普通のヒットチャート上位にランクインができることを証明した。

そして、あのLAメタルが世界中のメインになり大流行したのだろう。

そのRockたるHeavy Metal BandやHard Rock Band (もちろん大流行したLAメタルも含め) の 大ヒット曲をいくつも盛り込み、ミュージカルとしてストーリーと一体化させる事に大成功したのが、この【Rock Of Ages】という映画なのである。

【Rock Of Ages ロック・オブ・エイジズ】は、クリス・ダリエンツォ脚本によるロック・ミュージカルであり、ジュークボックス・ミュージカルだ。

1980年代のクラシック・ロック、特にこの時代の有名なグラム・メタル・バンド(日本ではLAメタル) のヒット曲で構成されている。

Styx スティクス、 Journey ジャーニー

Bon Jovi ボン・ジョビ

Pat Benatar パット・ベネター

Twisted Sisterトゥイステッド・シスター、スティーヴ・ペリー、Poison ポイズン、

Europe ヨーロッパなどなど、、、

80年代の著名なバンドの楽曲が使われているから、当時を知っている大人達やロック好きでHeavy Metalを知っている人間ならば最高な胸踊る映画なのだ。

演じてるメンツも主役の若いカップルを除き、全員が実力派俳優で固められている。

だから演技面では申し分ないし、いつもクールに演技していた俳優さんたちが、実はいい声の持ち主であり最高なロックを聴かせてくれるのが驚きなんですね。

その驚きを楽しみながら、当時のヒットソングを口ずさみながら映画を見ていけるのが凄く面白かったですね。

勿論、Rockをまるっきり知らない人でも、ハリウッドらしい派手で豪快なミュージカル・ラブストーリーとして素直に楽しめる作品ですよ。

特にラストが全員ハッピーエンディング!

「やっぱ映画は、ハッピーエンディングじゃないとね」と言う人にピッタリだよん。

元気が出る映画として、気分を上げたい時に、見返す映画の1本としてリストに入れておくといいと思います。

ラブストーリーとしても、コメディとしても王道を行っているので、中だるみせずに見れますよん。

まあ、かなり、ツッコミ所があるから、それを見て大笑いするのも良いかも。

早速、いつものLyraのツッコミPointに行きましょっい!

☆ LyraのツッコミPoint ☆

①ミュージカルを超えたか? →

 

元は、大ヒットしたミュージカル。

クリスティン・ハンギ演出、ケリー・ディヴァイン振付、イーサン・ポップ音楽監督および編曲。ロサンゼルスのオリジナル公演での編曲はデイヴィッド・ギブスと言った売れっ子のスタッフで作られ大人気となったのだ。

このミュージカルはブロードウェイの公演の中でも、コメディ要素が強いものとされていた。

公演中、出演者は度々「第四の壁」を突き破り観客に直接語りかけたり、自分たちがミュージカルの演者であることを一見忘れている(あるいは演者であることを観客に思い出させる)そぶりを見せながら進行していく、、、と言った「観客巻き込み型のミュージカル」だ。

そのドキドキしたライブ感や、観客も同じ世界に一緒に生きているかのように感じられる演出はすごい!

それを、この映画で再現出来たか?

うーん、一体型のライブ感には敵わないなあ。

やはり現実には目の前で「おい、これってマジか?」と直に話しかけられるのと、映画のスクリーンをただ見てるかを比べたら答えはわかっているでしょう(笑)。

だが、手に触れられる現実とは違うが、俳優たちの歌にはグッと来た。

特にTom Cruiseと Catherine Zeda-Jonesの歌声は最高だった!

そして、ベタすぎるラブストーリーが進む中で流れる曲が、全部、好きなバンドや有名なハードロックバンドの曲だから、Rock好きのLyraにはカラオケに行って歌ってるみたいになるわけ。(つまり、映画の最初から最後まで一緒に歌ってるというw)。

それが体験できる映画って中々ないからね!

最近見た、【バンブルビー 】( 感想ネタバレあらすじ Bumblebee 理想の〇〇)

も知ってる曲ばかりかかって映画を見ている間、一緒に口ずさんでいたけど、あちらはミュージカルじゃないから、キャラクター達は歌わないし、ライブシーンはない。

それに、PopsやNew Waveが多いから、ずっとRockを楽しむのはムリ。

それが、この【Rock Of Ages】ならば可能!

ずっとHard RockやHeavy Metal を歌っていられるんだもん〜 ♪

最高な映画じゃない?

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②主役の Drew ドリューと Sherrie シェリー →

この映画のメインは、ハイスクールを卒業して歌手になる夢を叶えるために、田舎から出てきたばかりのSherrie と、彼女を助けたことで出会い恋に落ちた ロックスターになることを夢見るDrewのラブストーリーだ。

Sherrie を愛するが故に、誤解し嫉妬してしまったDrewのせいで別れ、苦悩し、夢にも恋にも敗れた2人が又、再会しお互いの愛を再確認して共に歩んでいくのが、軸になっているからBon JoviやForignerと言った、ヒットソングを聴けて(Lyraは歌えて)楽しめるから最高な映画だ。

だが、この主役の2人が、、、地味〜。

単に好みの問題かもしれない。

人懐っこい笑顔がチャーミングなDrew 役のDiego Brand。

ハイトーンが出るからヘビメタにも合うし良い声なんだが、、、ダサい。悲しいかな、ダサい。

あくまでも好みの問題だ・か・ら、一概には言えないが、、、ダサい。

ダサいせいで”I Wanna Rock!” と Twisted Sistersを歌われてもアイドルグループか、Backstreet Boysか?なんだよね。

One DirectionのHarryならば、まだ良いのよねー、て違うか(笑)。

でも声は良いからね、聴いていて楽しめる。

問題は、Sherrie Christian 役の  Julianna Houghなの。

ルックスは、これまたダサ目なんだけど可愛いから良い。気になるのが、声なの。

キンキン、キャンキャン、叫んでる感じで聴いていて耐えられなくなる時があった。

これまた好みの問題。

だから、聴いていて好きな人もいるだろうし、中にはLyraと同じで耳障りで嫌になる人もいるだろう。

デュエットしていても、Diegoの声とあまりマッチしていない。

せっかくの名曲の数々が、たまに聴いていてつらくて。

それが残念だった。

Extreamの 【More Than Words】好きなのに、うーむ、てなった。

ただ、ラストのあの曲だけは最高!

Tom Cruiseやみんなが一緒だったからか?

因みに、ミュージカルの2人は最高でやんす!

こっちの2人で見たかったなあ。

ああ、Lyraがロン毛好きだからか(爆)!

③ゲイカップル →

バーボンルームのオーナー、Alec Baldwin が演じる Dennis と彼に恋する Russell Brand演じる Lonnyの2人がカワユイ。

見た目が濃いRussellが演じるせいで全くゲイな感じがなかったんだけど、いきなり好きって感じをチラチラ出し始めたあたりから、シナってなるので笑ってしまった。

いつもDennisのそばにいて助けてきた彼が告ったシーンには、キュンてなりまちた。

Alec BaldwinもRussell Brandも良い感じに歌ってしまうから上手いなあ、と感心してしまった。

2人とも良い味がある歌声だ。

しかし、最近のアメリカ映画は、大人の事情が色々ありすぎて大変よね。必ず、ゲイやColored を入れなきゃいけない風潮になってしまっている。

それが、自然ならば良いのだが、無理矢理感が否めない。

映画制作の世界も、自由の国アメリカでは、もうないのね。

④歌がメチャうまな Catherine Zeda-Jones →

歌うま過ぎ Catherine!

演技上手いだけじゃなく、歌が上手いだけじゃなく、コメディエンヌとしても才能を発揮!

何でも出来る女優さんだ。

歌がまた、Lyraが好きな 【Hit Me With Your Best Shot / Pat Benatar】(和訳 Fadeless Love 色褪せないもの 解説) を歌ったから余計に嬉しくなったのもある。

でも、好きな曲と言うのをどけてもCatherineの歌声は素晴らしい。

聴いていて、「主人公のSherrie 役をCatherineがやれば良いのに、、、」と思ったくらいよ。

存在感と演技力、、、があるのが、彼女の歌の上手さをより輝かせている。

存在感、、、ヴォーカルには必須だな、と改めて痛感したわ。

⑤Axel Rose もどきのTom Cruise →

驚きなのが、Tom Cruise が目立つキャラなのに、クレジットが最後の方なの。

て、ことは主役級ではないと言う扱いなんだけど、はっきり言って、この【Rock Of Ages】は、Tom ありきの映画になってしまってる。

そう、Tomの映画なのよ。

だっで、さっき話したように主役の若いカップルが地味なのよー!

そのせいでTom映画。

で、Tomが完璧なるAxel Rose…、

それも Guns N’ Rosesの初期のAxelの髪おったててないバージョンの方のAxelを真似してるの。

ただ、役柄がアル中だからか、伸ばしまくったしゃべるのよ。

それが違和感。

初めは大爆笑したけど、最後までワンテンポ遅れた喋り&動作がしまいには飽きた(笑)。

でも、演技のスローモーさは異常でも、歌声はバッチリ!

歌が上手いTom Cruiseを楽しめる映画でもあるわけです。

ラブストーリーも、Tom演じる Stacee Jaxx とMalin Akerman演じる Constance の恋の方が共感したよ。

ただ単に激しい恋愛が好きだからかもしれない。

でも、2人の互いを思いやる姿や立ち直らせようとして、彼氏を叱咤激励する女子の気持ちが凄く理解出来てジーンとしたんだもん。

ラストには結婚してるし。

ラブラブよーん。

 

⑥ストリッパー と アイドル →

ちょっと気になったんだけど、不本意にもついてしまった仕事として、この2つが上がったわけだが、アイドルはやりたくないのにやらされたDrewが嫌がるのはわかるが、仕方ないし、

生きていくために仕方なくストリッパーをやるSherrieも可哀想だが、Sherrieは他にも仕事あるのに探さないだけでしょう?

しまいには自ら「男なんて、、、」とやけっぱちでストリッパーになる、、、それは別に悪いことだとは思わない。

それなのに、ストリッパーは悪いみたいなSherrieの態度がおかしいと思ったし、Mary J.Blige演じるクラブオーナーのJustice 自体がストリッパーは最低な仕事みたいな定義がおかしいな、と思う。

職業差別?て大袈裟なことは言わないわ。

でも、誇りを持ってやってる人もいるのだからおかしいと思ったの。

やりたくなきゃ他探せば、Sherrie.

Oh, Sherrie 〜 ♪ って、分かる?

 

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⑦ラストはあの曲よーん →

ラストに、Drewと Sherrieが Staceeのバンドのライブで野外ステージに立って歌った歌は、

*【Don’t Stop Believin’ / Journey】     ( → 和訳 Hold On to that Feeling! すがりつけ!) なのよ。

 

もう、ベタ過ぎる!

ハリウッド、わかり味が早い!

王道過ぎっ!

と言うなかれっ。

やはり、この名曲だからこそ、この超直球 Rock映画である【Rock Of Ages】に相応しいラストなんだ。

Lyraの個人的な意見ならば、【Dokken / In My Dreams】(→ 和訳 Wanderers’re Memberes? 旅鴉の夢 )がええわー!

とかね。

Van Halen か David Lee Roth にしなさーい!

とかね、言いたくもなるの。

でも、万人ウケして、

なおかつ80年代に売れた曲で、

夢を追い続ける人間達、全員に贈る歌って言ったら、Journeyになってまうわ!

 

この曲をライブステージで歌いあげたからこそ、Happy End がますます明るい未来へと繋がったのだと感じる。

明るい未来!

そう、Rock は終わらない。

終わらないのだよ。

いつまでも、音楽を愛する者達の魂に生き続けるのだ。

Rock Of Ages’s Forever!

Rock never die!

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Cast キャスト

シェリー・クリスチャン ジュリアン・ハフ
ドリュー・ボレー ディエゴ・ボネータ
ステイシー・ジャックス トム・クルーズ
ロニー・バーネット ラッセル・ブランド
ポール・ギル ポール・ジアマッティ
パトリシア・ホイットモア キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
コンスタンス・サック マリン・アッカーマン
ジャスティス・チャリアー メアリー・J・ブライジ
デニズ・デュプリー アレック・ボールドウィン

 

Songs

 

Title Performed by Original artist Notes
1 “Paradise City” Tom Cruise Guns N’ Roses Opening credits
2 “Sister Christian” / “Just Like Paradise” / “Nothin’ but a Good Time” Julianne Hough, Diego Boneta, Russell Brand and Alec Baldwin Night Ranger / David Lee Roth / Poison
3 “Juke Box Hero” / “I Love Rock ‘n’ Roll” Diego Boneta, Alec Baldwin, Russell Brand and Julianne Hough Foreigner / The Arrows(later famously covered by Joan Jett and the Blackhearts)
4 “Hit Me with Your Best Shot” Catherine Zeta-Jones Pat Benatar
5 “Waiting for a Girl (Boy) Like You” Diego Boneta and Julianne Hough Foreigner
6 “More Than Words” / “Heaven” Julianne Hough and Diego Boneta Extreme / Warrant
7 “Wanted Dead or Alive” Tom Cruiseand Julianne Hough Bon Jovi
8 “I Want to Know What Love Is” Tom Cruiseand Malin Åkerman Foreigner
9 “I Wanna Rock” Diego Boneta Twisted Sister
10 “Pour Some Sugar on Me” Tom Cruise Def Leppard
11 “Harden My Heart” Julianne Hough and Mary J. Blige Quarterflash
12 “Shadows of the Night” / “Harden My Heart” Mary J. Blige and Julianne Hough Pat Benatar / Quarterflash
13 “Here I Go Again” Diego Boneta, Paul Giamatti, Julianne Hough, Mary J. Blige and Tom Cruise Whitesnake
14 “Can’t Fight This Feeling” Russell Brand and Alec Baldwin REO Speedwagon
15 “Any Way You Want It” Mary J. Blige, Constantine Maroulisand Julianne Hough Journey
16 “Undercover Love” Diego Boneta The Zee Guys
17 “Every Rose Has Its Thorn” Julianne Hough, Diego Boneta, Tom Cruiseand Mary J. Blige Poison
18 “Rock You Like a Hurricane” Julianne Hough and Tom Cruise Scorpions Extended cut
19 “We Built This City” / “We’re Not Gonna Take It” Russell Brand and Catherine Zeta-Jones Starship / Twisted Sister
20 “Don’t Stop Believin'” Julianne Hough, Diego Boneta, Tom Cruise, Alec Baldwin, Russell Brand, Mary J. Blige and Catherine Zeta-Jones Journey
21 “Paradise City” Tom Cruise Guns N’ Roses End credits
22 “Rock You Like a Hurricane” Julianne Hough and Tom Cruise

Cast

  • Julianne Hough as Sherrie Christian
  • Diego Boneta as Drew Boley
  • Russell Brand as Lonny Barnett
  • Paul Giamatti as Paul Gill
  • Catherine Zeta-Jones as Patricia Whitmore
  • Malin Åkerman as Constance Sack
  • Mary J. Blige as Justice Charlier
  • Alec Baldwin as Dennis Dupree
  • Tom Cruise as Stacee Jaxx
  • Bryan Cranston as Mayor Mike Whitmore
  • Will Forte as Mitch Miley

Additionally, Kevin Nash and Jeff Chase starred as Jaxx’s bodyguards. Constantine Maroulis, who played Drew in the original Broadway cast, appears as the Capitol Records executive during “Any Way You’ll Want It”. Several musicians also made cameo appearances throughout the film, including Kevin Cronin of REO Speedwagon, Sebastian Bach of Skid Row, Deborah “Debbie” Gibson, Nuno Bettencourt, Joel Hoekstra of Night Ranger and Porcelain Black. Eli Roth makes an appearance as Stefano, the Zee Guys’ music video director, and T. J. Miller cameos as a Rolling Stone receptionist.

Music

  • Rock of Ages (musical), a 2006 rock jukebox musical
  • Rock of Ages Festival, an annual music festival in Calistoga, California, U.S.

Hymns

  • “Rock of Ages” (Christian hymn), a 1763 hymn by the Reverend Augustus Montague Toplady
  • “Rock of Ages” (Hanukkah hymn), a translation of the Jewish liturgical poem Ma’oz Tzur

Albums

  • Rock of Ages (album), a 1972 album by The Band
  • Rock of Ages: The Definitive Collection, a 2005 album by Def Leppard
    • Rock of Ages: The DVD Collection, a 2005 DVD by Def Leppard
  • Rock of Ages… Hymns and Faith, a 2005 album by Amy Grant

Songs

  • “Rock of Ages” (Def Leppard song), a 1983 song by Def Leppard
  • “Rock of Ages”, a song by Gillian Welch from Hell Among the Yearlings
  • “Rock of Ages”, a song by Grant Lee Buffalo from Mighty Joe Moon
  • “Rock of Ages”, a song by Jobriath from Jobriath
  • “The Rock of Ages”, a song by Magnolia Electric Co. from Josephine

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