和訳【Stabbing Westward/ Shame 】解説 スタッビング・ウェストワードとは Up To You

時代がわかるサウンドと言う物がある。

音楽を重要視していない人にとっては、どうでも良い話であり、その人達の人生において何の指針にもならないであろうものだ。

でも音楽好きならば、特に生活を共にして生きているような人間ならば、一聴しただけで「いつ頃の曲か?」とわかりor感じ取れる。

そして、それと共に色々な思い出や、懐かしさが蘇り、後追いした者には、見たことがない過去を語り部によって教えてもらってる感覚になるのだ。

それだけ、音というのは脳にダイレクトにくるもの。

ハートに来るものなのだ。

今日は、聴いていると映画を見ているように、1990年代の雰囲気がビシバシ感じられるサウンドをお届けしちゃう!

今日Lyraが和訳&解説するのは、アメリカ合衆国イリノイ州マコーム出身のインダストリアル・ロック・バンド、Stabbing Westward スタッピング・ウェストワード。

 

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1986年にWestern Illinois University のカレッジメイトだったヴォーカル&ベースの Christopher Hallと Walter Frunksが出会い結成。

1994年デビュー。後、一度解散はしたが、再結成し現在も活躍している。

今日Lyraが和訳する曲は、1996年1月1日リリースの2nd アルバム『Wither Blistor Burn & Peel』よりのシングル【Shame】。

詳しい解説は、Lyraの和訳の後に又お話ししましょう!

 

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Stabbing Westward is an American industrial rock band. Christopher Hall and Walter Flakus formed the band in 1986 in Macomb, Illinois. The band released an extended play in 1992, followed by four studio albums from 1994 to 2001. Stabbing Westward announced a dissolution on February 9, 2002. Two compilation albums were later released in 2003. Stabbing Westward reunited in 2016 to celebrate their 30th anniversary together, and has since continued to perform live shows.

“Shame” is a song by Stabbing Westward. The song was released as the second and final single from the band’s 1996 album Wither Blister Burn & Peel.

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=Shame=

I only see myself reflected in your eyes
So all that I believe I am essentially are lies
And everything I’ve hoped to be or ever thought I was
Died with your belief in me so who the hell am I?

I don’t know if I’m real without you
What is left of me without you?
I don’t know what’s real without you
How can I exist without you?

I’m wandering ‘round confused, wondering why i try
The more that you deny my pain the more it intensifies
I pray for someone to ache for me the way I ache for you
If you ignore that I’m alive I’ve nothing to cling to

I don’t know if I’m real without you
What is left of me without you?
I don’t know what’s real without you
How can I exist without you?

I stare into this mirror, so tired of this life
If only you would speak to me or cared if i’m alive
Once i swore i would die for you, but i never meant like this
I never meant like this, no I never meant like this

 

君の瞳に映る自分だけを見てる

だから俺が

本質的に自分を信じていても

マヤカシなんだよ

自分が信じていたことや

そうだと思っていたこと全部

君が信じてた俺と一緒に死んだのさ

そんなおかしな俺って

一体誰なんだよ?

 

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君なしだと

俺が本当の自分なのか

分からないよ

君なしで俺に残されたものは

何なんだよ?

君なしじゃ何が現実か分からないんだ

君なしでどうやって俺は存在するんだよ?

 

この鏡を凝視する

そんな風にこの人生に飽き飽きしてるのさ

君だけが俺に話せ

俺が生きてるか心配してくれたら

俺は君の為なら

死んでも良いと誓うよ

でも俺はこんな風な意味で

言ったんじゃないよ

こんな意味じゃないよ

違うって

こんな風になるなんて

 

Songwriter: Andy Kubiszewski / Christopher Hall / James Eric Sellers / Walter Flakus

Translator: Lyra Sky 和訳

 

とっても苦しげな歌詞なのに、ミュージックビデオは、ちょっぴりお笑いな感じ。

この当時の(1996年頃)3DメガネってGreen & Red だった?

今の3DもIMAXも黒眼鏡と言うかサングラスっぽいじゃない?

良い意味で時代を感じたわ〜。Back To The Future思い出した感じ。

で、サウンドは、と言うと最高!

だが、やはり良い意味で時代を感じるわ〜。

今のインダストリアル・ロックより聴きやすい。

そして、Pop。

ゴリゴリなサウンドと言われていたが、今聴くとPopだと思えるNine Inch Nails ソックリだ。

それが、悪いと言うのではない。

Nine Inch NailsのPopサイドの曲をグランジのフィルターにかけたみたいで、相乗効果で無駄なものがなくなり新鮮なのだ。

このStabbing Westwardと言うバンドは面白くて、インダストリアル・ロックバンドと言われて来たが、一概にはそうは言えなくて、Popぽいのもあるし、メタル調な楽曲もあり、色んな楽しみ方が出来るのだ。

それが、Bandのカラーを曖昧にはしているかもしれないが、Lyraはどんな客層もGet出来る長所だと思う。

ストライクゾーン広い方が、化けるでしょう?

ミラクル起きるよ。

 

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1986年に大学生だったChristopherと Walterが出会いStabbing Westwardを結成。

バンド活動を始めたきっかけは、どうやら「退屈」が原因だったらしい。

Christopher Hallは、大学生だった自分を振り返り、「イリノイ州 Western Illinois Universityに通っている時は、死にそうになっていたよ。だって、もう退屈で仕方ない田舎にいるんだからね。何にもすることがないし、おまけに居る人間は、そういうことに疑問も抱かないんだからね。俺は暇すぎて音楽ばかり聴いていた。Robert Smithみたいなどでかい髪型をして黒い服着て歩いていたよ。田舎が大っ嫌いだったんだ」と語る彼には、ロックが救世主であったこだろう。

そして、窮屈な世界から逃げ出すためのものだったのだ。

Lyraにも Rockが救いだったからよく分かるし、Lyraには広い世界を見るためのものだったから、彼らがRockをやることで、広い世界に飛び出していく気持ちが手にとるようにわかる。

2人はロックに掛けたのだろう…自分たちの人生を。

行き場所を。

 

 

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バンド活動を始めた彼らは、1992年に8トラックで自己録音した『Iwo Jesus』を自主リリースする。このEPには、既にこの【Shame】も収録されていた。初めは100プレスしたという。

1993年にこのアルバム時のメンバー4人が揃い、コロンビアレコードともメジャー契約した。

1994年に1stアルバム『Ungod』でメジャーデビュー。

Depeche ModeのExotic Tourや、Killing Jokeともツアーを回ることになったのだからデビューして直ぐは、快挙だろう。

*Depeche Mode “Mercy In You” 和訳 愛と信仰、愛の奴隷 Lyrics

 

*キリングジョーク【Let’s All Go (To The Fire Dancing)】DNAに組み込まれた原始の音、見参!和訳Killing Joke

 

Stabbing Westwardのサウンドはドラマティックな物が多いと思う。

GrungeとIndustrial Rockが融合したヘヴィなサウンドが魅力だ。

そのせいか、デビューして間もない時期から、映画のサウンドトラックに使用されることが多かった。

『Ckerks』のサントラでは、【Violent Mood Swings】が、

『Johnny Mnemonic』には【Nothing】、【Lost】、

1995年の『Motal Kombat』では、【Lies】【Lost】【Can’t Happen Here】が、使用された。

そして、1996年にこのアルバムがリリースされると、MTVでこの曲【Shame】と【What  Do I Have To Do】がヘビーローテーションされてビッグヒットした。

ドラマでは『Smallville』の「Tempest」で【Where Do I Have To Do】が使用されて話題になった。

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2ndアルバムは、1番ノリが良く売れたアルバムだ。

パンクロックなサウンドもあり、幅が広い。

インダストリアルサウンドらしく、打ち込み主体のサウンドが多いが、タイプじゃない人が身構えて聞かないといけないと言う、敷居の高さは、全くない。

Rockが好きな人ならば、どんなタイプでも好きになるサウンドだ。

特に Lyra と同じ、Jane’s AddictionやNine Inch Nails, Tool などが好きな人は、絶対に好きになる音に違いない。

*Jane’s Addictionについては、こちらなど!↓和訳【Mountain Song / Jane’s Addiction】Dreamer’s Song 山の日 の歌

 

是非このヘヴィで、ヘドバンしたくなるノリの良いサウンドを聴いて楽しんで欲しい。

 

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歌詞は、メランコリックで、ちょっとMy Chemical Romance 的か?

*和訳 【My Chemical Romance / Mama】類似性 American Horror Story

 

こうやって聴いてみると、Emoにも通じる歌詞。

悲しげな孤独から愛を求めたり、傷ついた気持ちを吐き出すのはEmoバンドにソックリ。

好きな人に依存するのは、当たり前な感情だろう。

信じていれば尚更、愛していればより信じたくなる気持ち。

そんなラブソングを死をチラつかせながら、描いている歌詞だ。

依存するのは、オススメしないが、そこまで愛せるって幸せよね。

愛しすぎて怖くなると言うこと。

だから、ホラーに使われそうなサウンドになったのかもね。

このミュージックビデオみたいに、ポップコーン片手に、みんなとワイワイ、ヤジ飛ばしながら観る側に回るか?

それとも、身を焦がして幸せになるか、はたまた燃え尽きて「こんな風になるはずじゃなかった」のどちらに転ぶか分からない賭けに出て、恋愛の主人公になるか?

貴方の好きにして良いのよ。

 

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The video begins with a woman (Julie) running around and dancing in her living room. Her phone rings and the caller is her ex-boyfriend (Nick), who just escaped from a mental institution. Going to Julie’s, Nick runs into a cop who he promptly kills. As Julie tries to run away and take the elevator, the officer’s body falls on her before she continues running. Nick chases her to the building’s roof, where he jumps at her and misses, falling to his death. The video is inter-cut with shots of the band performing the song in a room, leaving one by one before Hall is the only one left. The other members leave to see the movie, which is the Nick and Julie story.

Wither Blister Burn & Peel.

 

Personnel

  • Christopher Hall – vocals, guitar
  • Mark Eliopulos – guitar
  • Jim Sellers – bass
  • Walter Flakus – keyboards, programming
  • Andy Kubiszewski – drums

 

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