お久しぶりのThe Doors。
毎日ブログをUPしているLyraですが、The Doorsを和訳したくなる禁断症状が出たから(笑)、優しいJim Morrison の歌声を今日は、紹介しましょう。
今日Lyraが和訳&解説するのはアメリカ合衆国カリフォルニア州ロスアンジェルスで結成されたロックバンドThe Doors 。
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1965年からVocalの Jim Morrisonが生きていた1973年までの活動が、アメリカの、いや、全世界のロックシーンに影響を与え、今も与え続けているロック史に永遠に刻まれたバンドだ。
そして、Psychedelic Rock サイケデリック・ロック、Blues Rock ブルーズ・ロック、Acid Rock アシッド・ロックの基礎を築き広めたバンドでもあるのだ。
*The Doors History や詳しいバンド説明は、こちらの過去の記事か、The Doorsカテゴリーをポチッとしてね!
今日Lyraが和訳した曲は1971年3月にリリースの【Love Her Madly】。
彼らThe Doors のLast Album ラストアルバム(Jim Morrisonが歌っているスタジオアルバムではラストと言う意味)、 『LA Woman』に収録されている、先行リリースされた曲だ。
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ラブソングだけど、どこかぶっ格好で、素っ気ない、無作法な歌詞が魅力的な曲よ。
どんな歌詞か?は、Lyraの和訳の後にお話ししましょう。
“Love Her Madly” is a song by the Doors that was released in March 1971. Composed by guitarist Robby Krieger, it served as the lead single from L.A. Woman, their final album with frontman Jim Morrison. Session musician and TCB Band member Jerry Scheff played bass guitar on the song. “Love Her Madly” became one of the highest-charting hits for The Doors. It peaked at No. 11 on the Billboard Hot 100singles chart and reached No. 3 in Canada.
= Love Her Madly =
[Intro]
Don’t ya love her madly?
Don’t ya need her badly?
Don’t ya love her ways?
Tell me what you say
[Verse]
Don’t you love her madly?
Wanna be her daddy?
Don’t ya love her face?
Don’t ya love her as she’s walkin’ out the door
Like she did one thousand times before?
[Bridge]
Don’t you love her ways?
Tell me what you say
Don’t ya love her as she’s walking out the door?
[Chorus 1]
All your love
All your love
All your love
All your love
[Chorus 2]
All your love is gone
So sing a lonely song
Of a deep blue dream
Seven horses seem to be on the mark
[Bridge]
Yeah, don’t you love her?
Don’t you love her as she’s walking out the door?
[Chorus 1]
All your love
All your love
All your love
[Chorus 2]
Yeah, all your love is gone
So sing a lonely song
Of a deep blue dream
Seven horses seem to be on the mark
[Outro]
Don’t you love her madly?
Well, don’t ya love her madly?
Don’t you love her madly?
お前は、彼女を死ぬほど愛していないのかよ?
お前は、彼女を激しく必要としていないのかよ?
お前は、彼女の物腰を好きなんじゃないのかよ?
俺に言いたい事を話してくれよ
彼女を死ぬほど愛してるのかよ?
彼女のパパになりたいのか?
彼女の顔を愛していないのかよ?
ドアに向かって歩いて行く
あの子のあの感じ
アレを愛していないのかよ?
まるで1000回も繰り返していたような
あの感じをさ
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お前は、彼女の物腰が好きなんじゃないのかよ?
俺に言いたい事を話してくれよ
ドアに向かって歩いて行く
あの子のあの感じ
アレを好きなんじゃないのかよ?
お前の愛を全部
お前の愛を全部
お前の愛を全部
ああ、お前の愛は全部
行っちまったな
だから深い青色の夢の
孤独な歌を歌えよ
七頭の馬たちは
出発の準備が出来たみたいだぜ
お前は死ぬほど彼女を愛していないのかよ?
なあ、お前は死ぬほど
彼女を愛していないのかよ?
お前は死ぬほど彼女を愛していないのかよ?
Songwriters: Robby Krieger, John Densmore, Ray Manzalek, Jim Morrison
Translator:Lyra Sky 和訳
https://youtu.be/th04azA3ueg
とってもシンプルな歌詞。
分かりやすく頭に残るメロディは、GuitarのRobby Krieger ロビー・クリーガーが作曲したそうだ。(クレジットはThe Doors 名義)。
前に和訳した【Touch Me】と同じく今回もRobbyの奥さんに向けた愛を表している曲だ。
前は大ゲンカした時の歌で、
今回の【Love Her Madly】は、誰かが友人らしき人物に「付き合っているあの子の事を死ぬほど愛していないのかよ?」と聞いている歌詞だ。
「お前、あの子のことを死ぬほど愛してないのかよ?」と、ぶっきら棒に聴いているのはJimなのか分からないが、仲良しにマジな気持ちを聴いている男の歌風だ。
だが、Lyraは深読み好きなので、また頭に浮かんでしまったのが、この歌詞は自問自答の歌なんじゃないか?って事。
歌詞に興味ない人には、どうでも良い話だ。
だが、曲を作ったバンドの気持ちや、歌っているJimの表現したいことなど、曲を理解したい人には、重要なことだ。
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良く喧嘩していたみたいだったKrieger夫妻。
好きだから頭に来るのか、互いに気が強いのか、この歌詞を書いたあたりに喧嘩したか、一緒にたまたまいないかで、冷静になって自分にRobbyが問いかけている歌詞みたいだ。
「俺は、あの子を死ぬほど愛してるのか?愛していないのかよ、どっちだ?」
と自問自答して、自分が彼女を必要としているのか?
本気で彼女の全てが大好きなのか?
と考えて行く。
そして、この【Love Her Madly】と言う曲は、自分の内面に入って行き、
万が一、彼女を失ったら?
彼女がいなくなったら?
と、ラストの方では、愛する人が居なくなってしまったと想像し始めて、孤独な気持ちになってしまうと記しているのだ。
「結局、あの子を愛している」
だが、7頭の馬が気になる。
そう、きっとあの子が居なくなったら生きていけないから、
旅に出る、、、馬に乗ってこの場から立ち去りたい。
そういうファンタジーな願望も盛り込んだのが【Love Her Madly】というラブソングなのだ。
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だが。これがJim Morrisonだけが書いた詩だと、又、一捻り、二捻りあってLyraは、その言葉選びのセンスが大好きなの。
今回の歌詞は、言葉遊びが無いから、少し物足りないが、
2人の男性の話し合いのようでありかながら、自問自答にも思えるシチュエーションがファンタジーで面白くてたまらない。
その不思議な要素は、Ray Manzarek レイ・マンザレクのサイケデリックなオルガンや、Robby の民俗調なギターサウンド、John Densmore ジョン・デンズモアの軽やかなドラムに凄くマッチしていて、頭に残るのだ。
まるで、粘着性のある思い出のようだ。
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彼らの演奏力は、↑ ↑ のワイト島の1970年のライブしかり、今でもBlu-rayやDVDで見れば手に取るように判るだろう。
でも、本当に好きな人じゃ無いと歌詞の意味まで一々、考えないのが当たり前で、どんな事を歌っているか知らない人も多い。
別に、それで良いの。
自由に楽しめば。
だけどLyraは、考える。
遠い昔、今より40年ちょっと前にいた愛しのVocalist の事を。
遥か昔にいたThe Doorsという、インテリで変わったバンド形態で、世の中の変革を体に感じ、それを表現していたバンドの事を。
夢うつつ。
それでも、良いから理解したい。
今、この場で聴くThe Doorsは、リアルだ、、、この世にいなくとも。
もっと知りたい。
貴方のことを…。
そう、想い、今夜も又、貴方のことを考えて
歌声に酔いしれて、
貴方の見た世界、
Lyraは、紡ぐ歌詞を紐解くの。
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This song is about Krieger’s tumultuous relationship with his wife. There isn’t much to be said of the lyrics in depth of meaning, as Krieger’s writing style was entirely different to Morrison’s. While Morrison employed a poetic approach, Krieger tended to be more literal.
Personnel
- Jim Morrison – Vocals, tambourine
- Robby Krieger – electric and acoustic guitar
- Ray Manzarek – Tack piano, Vox Continental
- John Densmore – Drums
- Jerry Scheff – Bass guitar
In 2000, Krieger, John Densmore, and Ray Manzarek recorded a new version of “Love Her Madly” with Bo Diddley for the Doors tribute album Stoned Immaculate.
The song was used in the 1994 film Forrest Gump.
The song was covered by pianist George Winston on his album Night Divides the Day – The Music of the Doors.
The song was also covered in 1999, in a reggae/ska style, by The Long Beach Dub Allstars for their debut album, Right Back.
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Great share always Lyra!
Thank you, America on Coffee
I’m happy to hear that!
Thank you, america on coffee
(((o(*゚▽゚*)o)))♡