Here’s The Doors Time ❤️
「Lyraのザ・ドアーズ・タイムですよぉ〜」ってくらいに、Lyraのブログでは常連さんなBandですね、The Doorsは…。
今日はJim の声が聴きたくなったので、又もや和訳しますわ。ホホ。
今日Lyraが和訳&解説するのは、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロスアンジェルスで結成したロックバンド The Doors ザ・ドアーズ。
カリスマ的ボーカリスト
Jim Morrison ジム・モリソンが在籍した事で知られ、ロック音楽黎明期のアメリカ西海岸を代表するバンドとして、主に1965年から1972年まで活動した。
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1993年度『ロックの殿堂』入り。
ローリング・ストーン誌選出「歴史上最も偉大な100組のアーティスト」において第41位。
*詳しいThe Doors Historyやバンドについては、こちらの記事をお読みください。
今日和訳に選んだ曲はThe Doorsの2nd Album『Strange Days (まぼろしの世界)』から2nd Single【Love Two Times】。
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The Doorsの1st 『The Doors 』の衝撃と躍動感は、そのままに勢いを増していくThe Doorsと言うバンドと、リリース当時の1967年のアメリカの社会状況が混じり合った、歴史的な名曲が揃ったアルバムです。
そのアルバムから、絶好調のThe Doorsが放つ名曲【Love Me Two Times】。
Lyraの和訳の後に又お話しましょう!
“Love Me Two Times” is a song by the American rock band the Doors. It first appeared on their second studio album Strange Days. It was edited to a 2:37 length and released as the second single (after “People Are Strange”) from that album, and reached number 25 on the charts in the United States.
This song was written in May and August 1967 by guitarist Robbie Krieger. It first appeared on the album Strange Days.
Krieger’s lyrics were inspired by both The Doors going on the road and American soldiers going to Vietnam. The theme is sex as a way to survive in strange times, and the need to be “loved two times” before going away.
The final version of this song was played by Manzarek on a harpsichord, giving it a distinct sound.
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= Love Me Two Times=
Love me twice today
Love me two times, girl
I’m goin’ away
Love me two times, girl
One for tomorrow
One just for today
Love me two times
I’m goin’ away
I could not speak
Love me one time
Yeah, my knees got weak
But love me two times, girl
Last me all through the week
Love me two times
I’m goin’ away
Love me two times
I’m goin’ away
Oh, yes
Love me one time
I could not speak
Love me one time, baby
Yeah, my knees got weak
But love me two times, girl
Last me all through the week
Love me two times
I’m goin’ away
Love me twice today
Love me two times, babe
‘Cause I’m goin’ away
Love me two time, girl
One for tomorrow
One just for today
Love me two times
I’m goin’ away
Love me two times
I’m goin’ away
Love me two times
I’m goin’ away
Songwriter: John Densmore, Ray Manzarek, Jim Morrison & Robby Krieger
Translator: Lyra Sky 和訳
メチャクチャSexy な事を歌っているのだけれど、物凄〜く悲しい歌なんだよ、本当は。
Lyraには「誕生と破壊」の歌に聞こえてしまう。
勿論、愛の歌 Love Songではある。
だが、今この現代、この歌詞はリアルではないだろう。
ただの「Hしようぜ」Songになってしまう。
それでも良いんだけどね。
Rockには正確性を求めない傾向が強いんだし、受取手が好きなように解釈して良いんだから。
ただ、「リアルなThe Doorsを感じたい」
「The Doors が大好きで彼らの曲を理解したい、知りたい」と言う人ならば、歌詞の内容を知るべきだ。
勿論、The Doorsに興味ない人でも、1960’s の時代、ファッションや映画、文学、文化が好きな人や勉強している人は、必ずRock の歌詞の内容を理解すべきだと思う。
特に、The Doorsにはヒッピー文化やサイケデリック、政治、社会、ファッション、若者の文化、そして当時のRockの全てが詰まっているんだから。
The Doorsの歌詞を無視してはイケないよ!
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この【Love Me Two Times】はシンプルなラブソングだ。
愛する恋人(もしくは妻)に主人公が「俺を2回愛してくれよ」と繰り返し懇願していると言う超ストレートな歌。
難しい言葉などなく、シンプルと言うか、それを通り越して、単純な言葉の繰り返しだ。
「これのどこにLyraは『誕生と破壊を感じる』んだ?バカじゃん?」と思う人もいるだろう。
じゃあ、歌詞の「もう直ぐ俺は遠くに行っちまうんだから」と言うのが貴方は気にならないの?
これが毎日一緒に過ごしていて、明日も明後日も2人でいられる恋人同士じゃなかったら、どう?
これが、明日、ヴェトナム戦争に行ってしまう兵士と彼が心から愛する女性との愛の歌だったら、どうする?
ねぇ、貴方がもし、明日から命の保証もなく、無事に帰ってこれるかも分からない戦地に行くとなったら、
ねぇ、どうするの?
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【Love Me Two Times】はリアルなヴェトナム戦争を題材にした歌だ。
クレジットには、The Doorsの全メンバー、
Jim Morrison.
Ray Manzarek,
Robby Krieger,
John Densmore
の名前がソングライターの所に書かれている。
だが、この歌詞はGuitarの Robbie Krieger のものだと言う。
Lyra的にはJim が大好きなのでJimの歌詞を先に翻訳して行きたい気持ちで一杯なの。
だけど、調べていくにつれて意外とRobby作詞が2nd アルバムから異常なほど多いことに気づいた。
Jimに真相を聞きたくても、今はお空の上にいるから聞けないので真相が分からないのがモドカシイ。
作詞作曲のアイディアは、殆どRobbyだったのか?
作曲は、まだしも作詞まで全部?とモヤモヤ。
だってJimが歌詞を全部書いていると思っていたんだもん、、、辛いわ、違うとなると。
この歌詞は、軍隊の兵士か、海軍の兵士が戦地に旅立つ最後の日に、愛する恋人と離れ離れになってしまう気持ちを表現して書いたという。
Robbyは念頭に、当時のヴェトナム戦争に旅立って行く兵士がいたのは間違いない。
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戦火が激しくなって行く。
無駄な戦いに赴く兵士の悲惨な想いがリアルに伝わって来るようだ。
Lyraには、まるでマシンガンの炸裂する音や砲弾を避けて走って行く若者たちの叫び声が、Rayのハープシコードの音に紛れて聞こえてくるような気がして、毎回この【Love Me Two Times】を聴くと背筋が凍ってしまう。
そして、、、
その寒さの中でまた、Jimの低い声が被さってくると、彼の甘い声でこれまた渇望する甘い言葉を発し出すと、凍ったハートが、Jimの命の声で溶けて行くみたい。
もう、、、たかが2分ちょいの曲で、Lyraを凍らしたり溶かしたり、大騒ぎな想いをさせるのだから、この【Love Me Two Times】って凄い曲よね。
作詞作曲したRobby凄いわ、
Jimも凄いわ。
だって、これ他の人が歌ったらただのスケべソングで終わっちゃうかもよ?
James Douglas Morrison だからこそ、生きる渇望と愛への渇望を情熱的に、時にはクールに歌えたんだと思う。
「生と死」
Lyraには The Doors は、常にこの対比を歌っていると感じてる。前にも【Break On Through 】の時に話したけどね。
プラス、この曲には「性と死」の意味もあると感じてるの。
暫く会えなくなる、
もしかしたら2度と会えなくなる、
恋人と離れ離れになる、となったら愛し合うのは当然なこと。
絶対に忘れないように全てを刻むだろう、、、互いに。
夢ではない現実世界の恐怖を愛や欲望で吹き消そうとする、その想いこそ生への渇望だろう。
もしかしたら、先の未来が生まれるかもしれないしね。
自分が居なくなっても受け継がれる命、未来がこの瞬間から生まれるかもしれない、、、そう、感じてしまいLyraはただの死だけではなく、誕生も感じて「誕生と破壊の歌」だと、この曲を言い表したの。
いつものLyraの癖である深読みなだけかもしれないけど、、、
でもRay Manzarek もインタビューで
「この曲は、強い欲望と失うことと、複雑な性的興奮の頂点について歌ったRobby Krieger作のロック・ブルースだよ。それが、どんなものか僕は知らないけどね」と言っている。
何か、Ray 可愛い💕
Lyraの 性と死の考えに近い気がする。
勿論 「誕生と破壊」でもあるんじゃない?
肉体を生み出す欲望と、それを破壊してしまう死だから。
そう考えると【Love Me Two Times】が、ただの「2回やらせてくれソング」じゃなくなるでしょう? (← ごめん、ハッキリ言ってしまった。)
人間の根源的なテーマを歌った曲なんだから。
だから、Lyraは「遠くに行っちまうんだよ」と「俺は消えちまうよ」に使い分けました。
Lyraが、こんなこと愛し合う大切な人に言われたら泣くわ。
I’ll give my man to love more than two times. I’d like to love with him all nigh along & all day.
だわな。
つまり、2回と言わずに1日中愛してあげると言うことよ。
そう考えると、今の時代に生きていて良かったね、、、とは言えないなあ。
キモイ動きをしている近隣諸国に、某国の大統領の差別的な発言や行動が、The Doorsが居た嫌な戦争の時代と重なってしまう。
2度と過ちは繰り返さないようして欲しい。
繰り返さない為に、他人事にはしないで、阻止する行動を起こさないと行けない、と又、深すぎる所までThe Doors で考える Lyraであった!
だって嫌よね、命が奪われるのなんて。
好きな人とは離れ離れになりたくないしね。
だから、この手を離さないで。
ずっと。
Ray Manzarek played the final version of this song on a harpsichord, not a clavichord.
Manzarek described the instrument as “a most elegant instrument that one does not normally associate with rock and roll.”
“Love Me Two Times” was considered to be somewhat risqué for radio airplay, being banned in New Haven for being “too controversial,” much to the dismay of the band.
The song was written by guitarist Robby Krieger. According to band members, the lyrics were about a soldier or sailor on his last day with his girlfriend before shipping out, ostensibly to war (Vietnam). Ray Manzarek described the song as “Robby [Krieger]’s great blues / rock classic about lust and lost, or multiple orgasms, I’m not sure which.”
Personnel
- Jim Morrison – lead vocals
- Robby Krieger – electric guitar
- Ray Manzarek – harpsichord
- John Densmore – drums
- Douglass Lubahn – bass guitar
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