【The Doors/ People Are Strange】和訳 寄り添うジム•モリソン Jim Morrison’s Benevolent Words

 

The Doorsのおかげで、今のロックな女になれたのは、良いことだと思う。他人はアホかって言うだろうけど(笑)。

でも好きなものが既に分かっているって言うのは、生きて行く上で財産だと感じる。

だって世の中には、自分が好きなものやパワーを与えてくれる物が何だか分かっていない人達もいるからだ。

趣味が無いと悩んでる人が身近にいたり、打ち込めるものがないからつまらないと嘆いてる人に出会うことがあるから、たまに相談を受けてアドバイスをしたりする。

知らない人には、なんだかわからないだろうけれど、好きなものがないってキツイんだよ。実際に見てるから分かるし、寄り添ってあげたい。

Lyraは、結構ヘンテコな人生を歩んで来たし、変人にも沢山出会ってしまうおかしな毎日を送っているが、好きなものが沢山あって良かった。

特に音楽には何回救われただろう?

LyraがLyraである理由、存在証明が音楽なのだ。

私が私らしくいられる、いさせてくれるものがRock Musicなの。

そんなことを考えながら今日は、ロックに感動した最初のバンドであるThe Doorsの名曲の中から、人気の高いこの曲を和訳しましょう。

もう和訳していたと思っていたら、まだやっていなかったからビックリ。 「自分が何者か?」をJimも考えていただろう、そんな想像をしてしまう曲。

今日Lyraが和訳&解説するのは、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロスアンジェルスで結成されたロックバンド、The Doors ドアーズ。

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カリスマ・ボーカリスト Jim Morrison ジム・モリソンが在籍した事で知られるサイケデリックバンド。

ロック音楽黎明期のアメリカ西海岸のミュージックシーンを牽引した。

*The Doorsについては、こちらなど→【The Doors / Break On Through】 和訳 My Origin of Rock! 知覚の扉を開けた後 Lyrics

 

 

1965年結成から1972年が、Jimが存命でThe Doorsが1番人気を博していた活動期だ。

1993年ロックの殿堂入り。

ローリング・ストーン誌選出「歴史上最も偉大な100組のアーティスト」において第41位。アメリカでの売り上げ枚数は3300万枚を超え、世界では1億枚を記録。

今日Lyraが和訳する曲は、The Doorsの1967年9月にリリースされた2ndスタジオアルバム『Strange Days』から人気の高いシングル【People Are Strange】。

このアルバムは、、シングルと同じ月にリリースされ、ピークは12位。

ビルボードホット100チャートとキャッシュボックスチャートのトップ10。この曲はジムモリソンとロビークリーガーによって書かれ、、それぞれのドアにクレジットが与えられました。シングルは【UnhappyGirl】をBサイドとしてリリース。

詳しい解説は、LyraのHipな和訳の後に又お話ししましょう!

 

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“People Are Strange” is a song by the American rock band the Doors. It appears on the band’s second studio album, Strange Days, released in September 1967. It was also issued the same month as a single, which peaked at number 12 on the Billboard Hot 100 chart and in the top ten on the Cash Box charts. The song was written by Jim Morrison and Robby Krieger, although credit was given to each of the Doors. The single was released with “Unhappy Girl” as the B-side.

= People Are Strange =

[Verse 1]

People are strange when you’re a stranger

Faces look ugly when you’re alone

Women seem wicked when you’re unwanted

Streets are uneven when you’re down

[Chorus]

When you’re strange

Faces come out of the rain

When you’re strange
No one remembers your name

When you’re strange

When you’re strange

When you’re strange

[Verse 2]

People are strange when you’re a stranger

Faces look ugly when you’re alone

Women seem wicked when you’re unwanted

Streets are uneven when you’re down

[Chorus]

When you’re strange

Faces come out of the rain

When you’re strange
No one remembers your name

When you’re strange

When you’re strange

When you’re strange

Alright, yeah

[Outro]

When you’re strange

Faces come out of the rain

When you’re strange

No one remembers your name

When you’re strange

When you’re strange

When you’re strange

 

人間なんて奇妙なもんさ

お前がよそ者の時はさ

人相だって醜くなるもんさ

お前が独りぼっちの時はさ

女も邪悪に見えるもんさ

お前が不必要な時なんかはさ

街なんて不公平なもんさ

お前が落ち目の時はさ

 

 

お前が他所者の時

雨の中から見知らぬ顔が現れるぜ

お前が他所者の時

だあ〜れもお前の名前なんか

思い出しやしないぜ

お前が他所者の時

お前が他所者の時

お前が他所者の時

 

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人間なんて奇妙なもんさ

お前がよそ者の時はさ

人相だって醜くなるもんさ

お前が独りぼっちの時はさ

女も邪悪に見えるもんさ

お前が不必要な時なんかはさ

街なんて不公平なもんさ

お前が落ち目の時はさ

 

お前が他所者の時

雨の中から見知らぬ顔が現れるぜ

お前が他所者の時

だあ〜れもお前の名前なんか

思い出しやしないぜ

お前が他所者の時

お前が他所者の時

お前が他所者の時

そんなもんさ

良いじゃねぇか

 

お前が他所者の時

雨の中から見知らぬ顔が現れるぜ

お前が他所者の時

だあ〜れもお前の名前なんか

思い出しやしないぜ

お前が他所者の時

お前が他所者の時

お前が他所者の時

 

Songwriters: Jim Morrison, Robby Krieger

Translator: Lyra Sky 和訳

はあ、格好良い〜💕

この時期までの(2ndアルバムまでの) Jim Morrisonは完璧に美しい。

LyraはThe Doorsの全部のアルバムが大好きだし、曲も全て素晴らしいと思う。

ただJimの歌詞や楽曲と共に歌われる声やルックスは、この2ndアルバムまでが最強だと思っている。

セクシーだなと幼少期に思った初めての人だ (初恋みたいに好き、と思ったのはRobinだが…)。

内相的な歌詞がネガティブ君らしくて、なんとも当時のJimの心情が何たるかを物語っていて心配になってしまう。

母性本能くすぐる作戦なら、まんまとやられた感じ。

【People Are Strange】は、1967年9月に2nd スタジオアルバムの『Strange Days』のシングルで、同じ月にリリースされ、12位までチャートを上がった。ビルボードホット100チャートとキャッシュボックスチャートでは10位。シングルのBサイドは【UnhappyGirl】としてリリース 。

ドラマーの John Densmoure ジョン・デンスモアによると、当時ルームメイトだったドアーズのギタリスト、Robby Kqger が、「Jim が深く落ち込んでいるように見える」と訪れたという。

Rybbie Kriegerの提案で、彼らはロサンゼルスのハリウッドヒルズエリアにあるローレルキャニオンに沿って散歩した。

Jimは、【People Are Strange】の初期の歌詞【陶酔】の話をして、散歩から戻ってきた。

新しい歌詞に興味をそそられ、Robbieは、その曲がボーカルのメロディーを聞いてこりゃヒットする、と確信したのだった。

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完成したこの曲はJim Morrison とRobby Kriegerによって1967年に書かれた訳だが、メンバーそれぞれに、クレジットが与えられている。

「[Jim は言った] 『ああ、俺はこれについて本当に気分がいい。 突然湧いて来たんだよ。…あっという間に-俺が街を見下ろす尾根に座っていたときさ。 』彼の目は興奮して荒れていたよ。『俺はできるだけ早くそれを書き留めた。 もう一度書くのは素晴らしい気分だった。』彼は手にあるしわくちゃの紙を見下ろし、忘れられないブルースの声でコーラスを歌ったんだ。」

➖ John Densmore

 

カラーの方がやはり、Jimが生々しくて好き。

破天荒なイメージが強く破滅的と思われがちだが、メンバーや彼の知り合いのインタビューらを読んだり、Jimの曲を聴くと、破滅的なイメージはLyraには浮かばない。

頭に浮かぶJimは、ナイーブで、詩を作ったり読んだりするのが好きなアート青年だ。普通の人間であり、カリスマ性より彼の中に蓄積された知識や言葉が凄いのだと思う。

そして死を意識しながらも生きようともがいていた生々しい人間らしさを感じてしまう。

先程のようにドラマーのJohn Densmore が、1991年の伝記 『Riders on the Storm:My Life with Jim Morrison and The Doors:』で、この曲を初めてJimから聞かされた瞬間を書いているが、素晴らしさを彼は今も生々しく思い出していたに違いない。

脳裏に焼き付いて2度と忘れられない男、、、それがJim Morrisonなのだ。

 

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AllMusicのレビューで、評論家のTom Maginnisは、「ヨーロッパのキャバレーの演劇音楽に対するグループの魅力を反映している」と書いている。

1967年の初目、この曲は作られた。

この時期、Jim は、うつ病の症状が出て来ていたとも言われている。

ギタリストのRobbbie の要請で、彼らは(メンバー3人)で、ローレル・キャニオンをハイキングして夕日を眺めた。

個人的に、夕日を見ると心が安らぐ体質なので、Jimもメンバーと綺麗な夕陽を見たことで癒しを貰い、出来ていた詩を2人に聞かせたんじゃないか?と想像が膨らんで来て、Lyraの頭の中では、Jimは落ち込んでいたにせよ、束の間の安心した気持ちで笑顔を見せている情景が広がる。

この時に出来上がっていた歌詞と、この時に浮かんだ詩を合わせたのが、この【People Are Strange】なのだ。

良くテレビや映画では、見知らぬ土地を旅する時やうろつく時に、BGMとして使用されているのを目にする。

歌詞の中に「見知らぬ土地にいれば、そりゃ奇妙な奴に見えるだろ」と始まるからだろう。

実際には、Jimは、この歌詞で疎外についた歌詞を書いたのだ。

 

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たしかに、疎外と部外者であることは、同じ意味だが、Lyraは、知らぬ場所や旅してる場所に限った疎外感を歌っているとは思わない。

もっと広い意味での社会における自分の疎外感や孤独感を表現したかったのだと思う。

そして、Jimは、この曲でヒッピーに向けた可能性も感じる。

文化、一般的な部外者、LSDなどの薬物の使用者、またはその両方。当時の若者たち、、、Jim自身だ。

John Desmore は、この曲がJim Morrison の「脆弱性」の現れであると信じている。

あんなに売れて一躍スターダムにのしあがったJimだが、この歌詞からすると、人の目を気にしたり、自分が必要とされていないと感じたり、とても弱い人だったのが分かる。

理解されないけれど、誰かを理解し理解されたいと、孤独な思いをこの【People Are Strange】にぶちまけたのだろう。

社会における自分の疎外感や孤独感を表現し、誰かに理解してもらい、分かち合いたかったのだと思う。

当時のサイケデリックの文化を体現した数少ない才能溢れる人がJim Morrisonだ。

中には神のように信じている人もいるが、彼も生身の人間だった、と言うのが、この曲からも理解できると思う。

一般的な部外者、LSDなどの薬物の使用者、またはその両方。当時の若者たちは、ある意味、トリップして楽しいように思われがちだが、そのかわり、重度の鬱病や神経障害を発症したり命を落としたり、政府の実験台にされてしまった。

Jimも自ら求めたにせよ、その犠牲者でもあると言える。

この曲のバロック調なメロディに酔わされてついつい、良い気持ちになってしまう。

だが歌詞をたまには、思い返せば、Jimの孤独感を感じられる。

それは、Jim Morrison と言うひとりの生身の人間が必死に生きた証だ。

The Doorsの悩んだ歌詞は、不思議と聞くものに寄り添ってくれる。

それはJim Morrisonの同胞に対する、心からの優しさなのかもしれない。

今夜もJim Morrison の歌声に浸ろう。

きっと貴方の傷を癒してくれるよ。

 

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People Are Strange” was composed in early 1967. According to Doors drummer John Densmore, he and Doors guitarist Robby Krieger, who had then been roommates, were visited by Jim Morrison, who appeared to be “deeply depressed.” At Krieger’s suggestion, they took a walk along Laurel Canyon in the Hollywood Hills area of Los Angeles. Morrison returned from the walk “euphoric” with the early lyrics of “People Are Strange”. Intrigued by the new lyrics, Krieger was convinced that the song was a hit upon hearing the vocal melody:

[Morrison said] ‘Yeah, I feel really good about this one. It just came to me all of a sudden… in a flash – as I was sitting up there on the ridge looking out over the city. His eyes were wild with excitement. ‘I scribbled it down as fast as I could. It felt great to be writing again.’ He looked down at the crumpled paper in his hand and sang the chorus in his haunting blues voice.

— John Densmore
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In early 1967, Jim Morrison was exhibiting symptoms of depression. At the behest of guitarist Robby Krieger, they hiked Laurel Canyon to watch the sunset, at which time Morrison came up with the lyrics for “People Are Strange,” a song about alienation.

Drummer John Densmore recalled the moment in his 1991 biography, Riders on the Storm: My Life with Jim Morrison and The Doors:

[Morrison said] ‘Yeah, I feel really good about this one. It just came to me all of a sudden […] in a flash—as I was sitting up there on the ridge looking out over the city.’ His eyes were wild with excitement. ‘I scribbled it down as fast as I could. It felt great to be writing again.’ He looked down at the crumpled paper in his hand and sang the chorus in his haunting blues voice.

Morrison and Krieger are credited with writing the song. It reached #12 on the Billboard Hot 100 in October 1967.

In a review for AllMusic, critic Tom Maginnis wrote the song “reflects the group’s fascination with the theatrical music of European cabaret.” The song is about alienation and being an outsider, and Morrison may have addressed the song both to the hippie culture, to outsiders in general or to users of drugs such as LSD, or both. Densmore believes that the song was the manifestation of Morrison’s “vulnerability”.

 

Personnel

The liner notes for the 1967 U.S. Elektra album and the 2007 Rhino Records CD 40th Anniversary Edition liner notes with accompanying essays by Bruce Botnick and Barney Hoskyns may differ from other sources.The Doors

  • Jim Morrison – vocals, moog synthesizer
  • Ray Manzarek – keyboards, marimba
  • Robby Krieger – guitar
  • John Densmore – drums

Additional musicians

  • Douglas Lubahn – occasional bass

Technical

  • Paul A. Rothchild – production
  • Bruce Botnick – engineering
  • Joel Brodsky – cover photography
  • William S. Harvey – cover concept and art direction

 

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