和訳【Mother Tongue / Bring Me The Horizon】Fala “Amo” 愛の形

tattooだらけのこの人は、世間的には超ワイルドでゴリゴリと思う人が殆どだろう。

だが彼は、かなりのロマンティストだ。

スクリーモのヴォーカルスタイルからワイルドさもあるが、実は、ガラス細工のような繊細さと過激さを併せ持った歌詞に彼の本質が見える。

最近のイメチェンしたサウンドにはびっくり‼️

だが、もしかしてらロマンティストの彼にはピッタリなのかもしれないね。

今日Lyraが和訳&解説するのは、イングランド、ヨークシャー州出身のロックバンド、 Bring Me the Horizon ブリング  ・ミー・ザ・ホライズン 略して BMTH。

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2004年に結成し、シェフィールドを拠点に活動している。

北米、ヨーロッパを中心に、そのファッション性とともに、主に10代の若者に絶大な人気を誇るエモバンドとして活動して来たが、最近は、様々なサウンドを出し始めて実験を試みている意欲的バンドだ。

今日Lyraが和訳する曲は、Bring Me The Horizon の最新アルバムである 2019年1月にリリースされたスタジオアルバム『amo』から、最新シングル【Mother Tongue】。

詳しい解説は、LyraのHipな和訳の後に又お話しましょう!

 

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“Mother Tongue” is a song by British rock band Bring Me the Horizon. Produced by the band’s vocalist Oliver Sykes and keyboardist Jordan Fish, it is featured on the group’s 2019 sixth studio album Amo. The track was released as the fourth single from  the album on 22 January 2019 and has spent twelve non-consecutive weeks on the UK Rock & Metal Singles Chart as of July 2019.

 

= Mother Tongue=

[Verse 1]
I didn’t see it coming (Coming)
But I never really had much faith
In the universe’s magic (Magic), oh, no
Till it pulled us to that time and place
And I’ll never forget
When the floodgates opened, we, we cried an ocean
It still has me choking; it’s hard to explain
I know you know me, you don’t have to show me
I, I feel you’re lonely, no need to explain

[Chorus]
So don’t say you love me; fala, “amo”
Just let your heart speak up, and I’ll know
No amount of words could ever find a way to make sense of this
So I wanna hear your mother tongue
So don’t say you love me; fala, “amo”
Just let your heart speak up, and I’ll know
No amount of words could ever find a way to make sense of this
So I wanna hear your mother tongue

[Verse 2]
And yeah, I could be punching
But I always tend to fluctuate
And I feel sick that I’m buzzing, oh, love, I’m in trouble
I’m sorry, but you got me gushing all over the place
I never wanna get wet
But I think we’re chosen like our fates were woven
And all of those bad choices were left turns on the way

[Chorus]
So don’t say you love me; fala, “amo”
Just let your heart speak up, and I’ll know
No amount of words could ever find a way to make sense of this
So I wanna hear your mother tongue
So don’t say you love me; fala, “amo”
Just let your heart speak up, and I’ll know
No amount of words could ever find a way to make sense of this
So I wanna hear your mother tongue

[Bridge]
I think best way to explain, it’s like (Oh-oh, oh-oh)
Yeah, kinda like that, but a little more (Oh-oh, oh-oh-oh)
Yeah, all makes sense, right? Like (Oh-oh, oh-oh)
Like (Oh-oh, oh-oh)
Like (Oh-oh, oh-oh-oh)

[Chorus]
So don’t say you love me; fala, “amo”
Just let your heart speak up, and I’ll know
No amount of words could ever find a way to make sense of this
So I wanna hear your mother tongue
So don’t say you love me; fala, “amo”
Just let your heart speak up, and I’ll know
No amount of words could ever find a way to make sense of this
So I wanna hear your mother tongue
So don’t say you love me; fala, “amo”
Just let your heart speak up, and I’ll know
No amount of words could ever find a way to make sense of this
So I wanna hear your mother tongue

 

そんな風にやって来るなんて分からなかったよ    (やって来る)

でも、こんなに厚い信頼を持ったことなどなかったよ

宇宙の魔法で (魔法だな)  なんて、ことだ

あの時間と場所に僕らを導くまで

僕は忘れないよ

水門が開いている時

僕たちは、

僕たちは、広がる大洋に吠えるんだ

 

それは、未だに僕を息苦しくさせるんだ

説明するのは難しいんだよね

君が僕を知っているのは分かっているよ

僕に教える必要はないよ

僕には、僕には君が孤独なのが分かるから

説明する必要はないんだ

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だから、”You Love Me ” (= 僕を愛している)って言わないで良いよ

“fala amo”( =愛している)って言ってよ

ただ君の心の赴くままに自由に話してよね

僕には分かるからさ

言葉の意義がないってことは

この気持ちを表す言葉は見つからないってことだよ

だから、僕は君の母国語で、聞きたいんだ

だから、”You Love Me”って言わなくて良いよ

“Fela Amo”って言ってよ

ただ君の心の赴くままに自由に話してよね

僕には分かるからさ

言葉の意義がないってことは

この気持ちを表す言葉は見つからないってことだよ

だから、僕は君の母国語で、聞きたいんだ

 

ああ、確かに、僕にはパンチを食らわせたりできるよ

でも僕は、いつも移り気かな

それを、僕はアホみたいに感じるし

ガヤガヤ喚いたりするし

ああ、愛する人よ

僕は窮地に立たされているのさ

ごめんね

どこに行っても喋りたてたりする僕を

もう怒ったりしたくないんだ

折り重なった僕たちの運命が

僕らを選んだ

その悪い選択の全部が

途中で戻って来ていた

 

だから、”You Love Me ” (= 僕を愛している)って言わないで良いよ

“fala amo”( =愛している)って言ってよ

ただ君の心の赴くままに自由に話してよね

僕には分かるからさ

言葉の意義がないってことは

この気持ちを表す言葉は見つからないってことだよ

だから、僕は君の母国語で、聞きたいんだ

だから、”You Love Me”って言わなくて良いよ

“Fela Amo”って言ってよ

ただ君の心の赴くままに自由に話してよね

僕には分かるからさ

言葉の意義がないってことは

この気持ちを表す言葉は見つからないってことだよ

だから、僕は君の母国語で、聞きたいんだ

 

説明することが1番だ

そんな風に (オーオ、オーオ)

そうだよ、あの時のように

でも、もう少し話そう (オーオ、オーオーオー)

そうだよ、意味がわかるようにさ、だろ?

あの時のように(オーオ、オーオ)

あの時のように(オーオ、オーオ)

あんな風にさ (オーオ、オーオーオー)

だから、”You Love Me ” って言わないで良いよ

“fala amo”って言ってよ

ただ君の心の赴くままに自由に話してよね

僕には分かるからさ

言葉の意義がないってことは

この気持ちを表す言葉は見つからないってことだよ

だから、僕は君の母国語で、聞きたいんだ

だから、”You Love Me”って言わなくて良いよ

“Fela Amo”って言ってよ

ただ君の心の赴くままに自由に話してよね

僕には分かるからさ

言葉の意義がないってことは

この気持ちを表す言葉は見つからないってことだよ

だから、僕は君の母国語で、聞きたいんだ

だから、”You Love Me ” (= 僕を愛している)って言わないで良いよ

“fala amo”( =愛している)って言ってよ

ただ君の心の赴くままに自由に話してよね

僕には分かるからさ

言葉の意義がないってことは

この気持ちを表す言葉は見つからないってことだよ

だから、僕は君の母国語で、聞きたいんだ

 

Songwriters: Jordan Fish, Lee Malia, Matthew Kean, Matthew Nicholls, Oliver Sykes

Translator:Lyra Sky 和訳

この変貌ぶりには驚愕した。

今流行りのEDMが最近、聴きやすいポップスやギターサウンド寄りになって来たのに合わせたような似た香りがしている。

まるで 昔、解説した 【The Chainsmokers & Coldplay / Something Just Like This】 Love’s Simple 和訳 Lyrics

みたいに幻想的なサウンド。

前に紹介した曲、

☆【Bring Me Horizon / Drown】 和訳 Appearances are deceptive? Lyrics

☆【Bring Me the Horizon / Mantra】 和訳 New Single & Album Release! 類似性2 解説

 

とは全く違ったアプローチに、今までのファンは度肝を抜いたに違いない。

特に昔からのファンは、Oliverの個性的なスクリーモが減って来たこの数年間で、物足りなさを感じていたかもしれないし、全く最新作は、エモさがなくなってPOPになったから、「これからBMTH はどうなっちゃうの?」と心配しているだろう。

でも、これは、彼らの音楽への探究心から生まれ出た変化だ。

誰しもが時と共に興味の対象が変わるように、彼らも成長しているのだ。

それに、いつまでも同じことの繰り返しをして味気なくなるよりも、自然に変化ならば、絶対にこっちのほうがLyraは良い。

飽きっぽいところがあるから、いつまでも同じは嫌なのよ。

もちろん、ポリシーなくあちこちに移り気なのは大嫌いだし、問題外。

だが、自分達が信じるものの為に、試行錯誤し、実験しながらより良いものを作り出していくならば、変貌こそが勇気だと思うのだ。

正に、この『amo』がその良い例だ。

Bring Me The Horizonの音楽を追求していく上での変貌だ。

それは、音楽への『amo』= 愛から生まれた現象なのだ。

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最新作『amo』は、タイトルが意味する”愛”がそのままテーマになったアルバムだ。

これは、ヴォーカルの Olie の最近の結婚生活のドタバタからインスピレーションを得た私的なアルバムと言っていいだろう。

Olie = Oliver Sykes オリヴァー・サイクスは、たまにLyraがブログ等で紹介していたTatoo Artistの Hannah Pixie Snowdon ハンナ・ピクシー・スノードンとながくこうさいしていて2013年に婚約して2015年に結婚した。

ファンの皆が憧れるカップルだと、このブログでもLyraが書いていたから覚えている人もいるでしょう?

でも、1年経ったくらいでHannahの浮気が発覚して離婚してしまった。

そして、しばらくして現在の妻 Alisia Seils アリッシア・セイルズと2017年7月に再婚した。

だから、納得。

今年初めに和焼きした【Medicine】の歌詞は、完全にHannahに向けた怒りのかしだったのよ。↓  ↓

*Medicine / Bring Me The Horizon 和訳 解説 Changed & Moved? 変わらないもの

 

まあ、一応、Olieは、収録曲の【medicine】【wonderful life】【MANTRA】は、Alicia にインスパイアされて出来た曲だと言ってはいるが、絶対に、【medicine】は、Pixie 宛だと思うな。

そして、この可愛らしい【Mother Tongue】は、本人自ら「バンド史上最もラヴソングらしい楽曲だ」と話している。

「ポジティブな内容の曲だから、書くのがすごく簡単だった。ブラジル出身の今の奥さんに出会った時のことを書いている」と語るOlie。

「今の奥さんがブラジル人なんだけど、『love』はポルトガル語で『amo』っていうんだ」と、タイトルをつけた理由を話していたが、「愛」をアルバムタイトルにするのも熱烈的だし、それを再婚相手の母国語でアルバムにしたなんて、やっぱ滅茶苦茶ロマンティストなのだわ、Olie は!

素敵すぎるよ〜。

 

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2年前に離婚した時は、公に話したくなかったらしい。

「離婚したことを気にしてるって思われたくなかったのと、過去を詮索されるのが嫌で嫌で。それに、僕の離婚を題材に記事を書きたがったライターに”やったぞ!特ダネだ”って思わせるのが嫌だったんだよね。でもその後しばらくして、話すべきだったとはっきりと気付いた。話して、過去を清算しないといけなかったんだってね」

Olieにとってどんなに苦しい経験だったか分かるエピソードだ。

そしてLyraが凄く共感したのは、Olieが辛い経験から立ち直るのに一役かったのが詩を書く作業だったと言うこと。

「音楽を作ることや歌詞を書くことは、セラピー的に最も効果があると思う。自分は音楽をやってる人間でいられて、ラッキーだと思ったよ。おかげで色んなことを乗り越えることが出来た。(トラウマについて)音楽を作って、ステージでその曲を演奏出来てさ。もちろんそれだけじゃない。いいモノについて歌った曲もあれば、悪いモノについての曲もあるし、変わった作品だって含まれてる。”愛”そのものや、”愛”が与える影響に関する一種の解説記事みたいなものなんだ。自分自身だけじゃなくて、他の人たちへの影響とかも含めてね」

と語るOlieの気持ちは、書いたり演奏したり作ったりする人間だったら理解できる心情だ。

ものを作り出していくことは、自分の中にあるものを全て吐き出す作業だからだ。

没頭して作業するのも良い結果をもたらすし、何より苦しい現実から逃げずに、自己を見つめ対処することが、1番苦しみを乗り越える手段なんだと自分の経験からもそう思うのだ。

時に身を切るような経験をしたならば、尚更だ。

辛くても自己(現実)を見つめること、そして、現実から逃げないことが1番の復活の道だ。

そして、新しい何かに踏み出すことも大切だろう。

「『That’s the Spirit』は2ヶ月くらいで書き上げたんだけど、『amo』は1年くらいかかったかな。やることがたくさんあった。でも、人気バンドになるきっかけになった過去のアルバムのサウンドに寄せるとか、そんなリスクは負えなくて、全く新しいサウンドを作ることに時間をかけようと決めたんだ。大変な作業になることはわかってた、でも、やる価値があると思ってね。皆がどんな反応を示すのか気になったりするけど、”これがBMTHだ”ってものを作るためにね」

と語るOlieは強いと思う。

そして、その前向きさを見習いたい。

きっとOlieが強くなれ、動き続けられたのは 『amo』= 愛を手に入れたからだろう。

新しい『amo』を手に入れて、素晴らしい『amo』というアルバムを作るなんて、出来過ぎなくらい素敵だわ。

 

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『amo』は「ロックサウンドとエレクトロニカルサウンドのギャップを埋める様な作品」を目指したアルバムだ。

「”amo”は英語で”I love”を意味する。あと、”ammunition”のパートもね。ヨーロッパポルトガル語の”amo”には”master”の意味も含まれてる。幸せを連想させる言葉のようだけど、実はもっと複雑な意味が隠れていたりするんだよね」

これが、このアルバムの意味だ。

世の中に様々な愛の形があるように…

人々の間に、色々な愛し方があるように…

amo は、いろんなアプローチをしているアルバムなのだ。

複雑な意味が隠れている愛の言葉のように、Bring Me The Horizonの思い描く愛の言葉を紡ぎ、思い描く音を作り出しているのだ。

どれが正解とかはない。

だが、どれが理想に近いかを愛し合い互いの関係を強くする愛のように、サウンドを実験的に試していく。

その上で、デジタルサウンドがあったり、今までの彼らの作品とは違ったアプローチが生まれたのだ。

まるで愛し合っだ結果に生まれた子供たちのように、大切な楽曲が出来上がった。

その一つ一つを愛おしむように歌うOlie。

自作の完成も来年と決まっている。

必ずや素晴らしいものを生み出してくれるだろう。

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私たちは、それを期待しながら『amo』の愛の世界を楽しめばいい。

そこには、きっと素晴らしい愛が溢れているだろう。

 

“Mother Tongue” has been described as a pop rock and dance-pop song. According to Jordan Fish, “Mother Tongue” is the spiritual successor of “Drown”. The track is a love song dedicated to Oliver Sykes’ wife, Alissa Salls. Fish said of the song:

Vocal-wise it’s quite a big song. There’s a little bit of Portuguese in there, which is quite unusual. It’s kind of a big, anthemic song. It’s probably as close as we get to something like “Drown” on this album. It’s a love song, so it’s an emotional one.” 

22 January 2019 Released.

Band members

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