にゃはは、久しぶりMads !!
昨日、Lyraの和訳と解説【Revelations / Audioslave】(和訳 So Virile Sounds with help)で紹介した Chris Cornellがテーマ曲を歌っている映画【Casino Royale】。
何回もここで話題にしているし、随分前に【You Know My Name / Chris Cornell】も和訳と解説をしたのに、詳しい映画の感想&解説を書いていなかったでしょう?
実は「あらすじ」は書いていたの。1年半くらい前かな〜 忙しくて放置していた。
けど「どんな話や〜!」と思っている人が多いみたいなので、せっかく昨夜も話に出たから良いタイミングだから、今日、紹介しちゃお!
今日Lyraがレビュー&解説するのは、『 【007 Casino Royale / You Asked for It カジノ・ロワイヤル』。
イアン・フレミングの小説007シリーズ長編第1作、映画化作品であり、今日紹介する 2006年、アメリカとイギリスの合作スパイアクション映画のことである。
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今、解説している映画の方が21作目のリプート作品で、オリジナルは第1作の方。
第21作にして初のリブート作になる。
シリーズ17作目【007 Golden Eye ゴールデンアイ】で監督をし、高い評価を得たマーティン・キャンベル監督の2度目の作品で、ジェームズ・ボンド役としてダニエル・クレイグが演じた初の作品であり、007シリーズ初の「金髪のボンド」であるために話題になった。
原作の小説は、1953年イギリスの作家イアン・フレミングが第2次世界大戦中のイギリス海軍情報部に所属していた時の知識と経験をベースに作り上げたスパイ小説が元になる。
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言わずと知れた誰もが知っている007だが、今回の【Casino Royale】は何もかもが規格外と言っていい。
昨夜も話したように、全てが今までのJames Bondと違っている。
*和訳【Revelations / Audioslave】So Virile Sounds with help
主題歌の和訳と解説はこちら↓ ↓
*Casino Royale 【You Know My Name / Chris Cornell】全ては決まっていたのね! 和訳 Lyrics
どのように従来のJames Bond と違っているか?
については、Lyraの詳しいあらすじの後の『Lyraの感想』と毎週恒例の☆ツッコミPoint☆で又お話しましょう!
Blu-ray Boxを昔買ったのを引っ張り出してきたよん。
さあ、始まり始まり〜 ♪
Casino Royale is a 2006 spy film, the twenty-first in the Eon Productions James Bond film series, and the third screen adaptation of Ian Fleming’s 1953 novel of the same name. Directed by Martin Campbell and written by Neal Purvis & Robert Wade and Paul Haggis, it is the first film to star Daniel Craig as the fictional MI6 agent James Bond, and was produced by Eon Productions for Metro-Goldwyn-Mayer and Columbia Pictures, making it the first Eon-produced Bond film to be co-produced by the latter studio. Following Die Another Day, Eon Productions decided to reboot the series, allowing them to show a less experienced and more vulnerable Bond.
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= あらすじ Story =
ジェームズ・ボンドは、英国秘密情報部MI6のスパイ。キャリアアップする為に、マダガスカルの機密事項を漏らしたターゲット2人を殺した。
この「2人暗殺をした」ということでMI6の規定に受かり、晴れて殺しのライセンスを持つ00ナンバーを持つスパイに昇格した。
007を名乗れるようになったジェームズは、世界的な爆弾組織を壊滅させる任務を上司の Mから受け、ある男を生け捕りにすることになる。
だが、足の速い身体能力の高いターゲットに翻弄され、アフリカ、マダガスカル大使館に逃げ込んだターゲットをやっとの思いで捕まえた時には、敵に囲まれてしまい、とっさの判断でジェームズは、ターゲットを射殺し爆破もして脱出してしまう。
命令に背いてターゲットを殺してしまったが、男がボスと連絡を取り合っていた携帯電話を手に入れた為、組織の手がかりになり、着信履歴にある発信元を突き止めたボンドは、Mに手厳しく怒られた後に、1人バハマに向かう。
到着すると直ぐに、武器商人のディミトリオスが着信履歴の相手だと分かり、ジェームズは、まず初めに彼の妻を誘惑し情報を引き出した。
マイアミに向かうディミトリオスを尾行していくと、人気のある「人体の世界展」に入って行く。
展示場内でディミトリオスは、ある男と待ち合わせし何かを渡す。
それは、マイアミ国際空港の発表会で登場する超大型旅客機を爆破する為の爆弾などが入ったバッグやキーだった。
ジェームズは、阻止する為に展示会内で彼を殺したが、ディミトリオスが待ち合わせしていた何者かが、爆弾が入ったバッグを持ち去り計画を引き継いでしまう。
ジェームズは、わざと携帯を鳴らし相手が出るのを確認してその男を特定。
追跡して行くと、その男は巨大タンクローリーを走らせ衝突させようとスピードを出して走って行く。
ジェームズは、そのタンクローリーに飛び乗り男と戦い、旅客機スレスレのところで阻止する事に成功した。
実はこの爆破は、ル・シッフルという男が展示会で旅客機を爆発させることにより、製造メーカーの株価を暴落させて、儲けを独占しようとしたものだった。
ル・シッフルは、ジェームズのせいで失敗した為に多大な損失を出してしまい、国際テロ組織の資金を着服していた返済に当てようとしていたため、逆に(儲けがない代わりに)ル・シッフルは命を狙われる羽目に陥った。
ル・シッフルは、どうにかして資金を取り戻したい。
その為、モンテネグロのカジノロワイヤルで行われる大金をかけたポーカーゲームのバカラで儲けるために参加することにした。
MI6はル・シッフルのこの計画を突き止め、ジェームズにポーカーゲーム大会に出て勝ち、ル・シッフルに資金を渡さないように命令。
ジェームズは、MI6の資金源として財務省から監視役で派遣されたヴェスパーという女性とカジノロワイヤル行きの寝台列車の中で出会う。
気が強く頭脳明晰な美しいヴェスパーの皮肉や嫌味の会話を楽しんでいる自分に気づくジェームズ。
カジノロワイヤルに着くと、「仲の良い恋人同士を演じるように」と指令が書かれた封筒を読み上げると、嫌がるヴェスパーを面白がるジェームズ。
スイートに泊まることになったが、カソリックのヴェスパーは、別室を希望。
互いに見栄えするカクテルドレスとタキシードを贈りあい、考え方が似ている2人。
その夜、大会に出たジェームズは、地元警察の中で唯一の協力者のマティスのアドバイスで、ル・シッフルの癖を読み取りなからポーカーをするが、ことごとく負けてしまう。
しかし、それはジェームズの作戦でル・シッフルはブラフをかけるときに癖を利用して最後に勝つ作戦だった。
負ける姿を見たヴェスパーは焦るが、ジェームズが説明して落ち着かせた。
部屋に帰ると、何やらル・シッフルの部屋から女の叫び声と大きな物音が。
「中に入ってろ」と言うとジェームズがルシッフルの方に行く。
すると、急にドアが開いた為に、咄嗟にヴェスパーの方へ行き、恋人同士の様にキスをするジェームズ。
通り過ぎて行く犯人たち。
だが、ジェームズの耳に指令を聞く時のイヤホンが入っているのに気づいた襲撃犯達が、ジェームズとヴェスパーにピストルを向け、撃った。
ヴェスパーを守り、避難させると襲撃犯と闘うジェームズ。
やっとの所で襲撃犯を殺し、ヴェスパーの様子を心配して見に行くと、シャワーに打たれながらバスルームの隅で泣きながら震えていた。
ジェームズは、震えて足を抱えてうずくまるびしょ濡れのヴェスパーを抱きしめる。
「指についた血が取れないの」と乱闘の恐怖で震えるヴェスパー。
「そうか、手を出して」と優しく言うとジェームズは、血のついたヴェスパーの指をくわえて血をとってやる。
「大丈夫だよ」と言うとヴェスパーを抱きしめた。
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カジノロワイヤル2日目。作戦実行。
ル・シッフルがブラフかける癖を発見し全額を賭けるジェームズ。
だが、ブラフをかけるときの癖はル・シッフルの罠だった。
策略にまんまとハマってしまったジェームズは、ヴェスパーに500万ドル追加を要求。だが、ヴェスパーは却下。
どうにもならなくなったジェームズは、テーブルにあるナイフを手に取ると、ル・シッフルを殺害しようと素早く後を追って行く。
殺そうとした時、に同じテーブルでポーカーをしていた男フェリックスが現れ、ジェームズのナイフを持つ右手を握って止めさせる。
実は、彼はCIAで、フェリックス自身身分を偽り参加していたのだが、自分はポーカーが弱すぎてダメだから、「俺の代わりにル・シッフルに勝ってくれないか?俺の残りの金をやるから」と頼んで来た。
このフェリックスからの資金を得て、又ポーカーに参加すると勝ち続ける。
このままいくと負けると判断したル・シッフルは、自分の女に頼んで各人に配るカクテルに毒を入れさせた。
何も知らずに毒入りカクテルを飲んでしまったジェームズは、苦しくフラフラしながら、外に出てMI6から支給された、アストンマーチンに行き、乗り込むと車内に搭載された治療キットをだして、本部の指示に従って自ら解毒剤が入った注射を喉元に打った。
「その後に心臓に蘇生キットを当てなければ死亡するから早く打て!」と本部に言われてやるが、スイッチのボタンを押しても押してもスイッチが入らない。
ふと見ると導線が外れていた。必死で差し込もうとした時、気を失ってしまうジェームズ。
心肺停止、、、するとジェームズを心配して探しに来たヴェスパーが現れ、導線を繋げてスイッチを押すと電流が流れ、衝撃と共にジェームズは意識を取り戻した。
この事で破産が確定したル・シッフル。
賞金を財務省に送金したジェームズは、「腹が減った、何か食おう」とヴェスパーを誘って2人で、祝杯をあげた。
良い雰囲気の2人。
だが、ヴェスパーの首から下がるネックレスが愛のネックレスであることに気づいたジェームズが、「それは、永遠の愛を誓う結び方のネックレスだな。その男が羨ましいよ」と言う。
ヴェスパーは、過去の話をしたくないようで「先に失礼するわ」と言う。
すると、協力者のマティスから呼び出しのメールが来た。
「あの人から連絡が来たわ、マティスよ。送金のことだって。じゃ。」とレストランから出て行くヴェスパー。
「送金か。うん?」と嫌な予感がしたジェームズは、ヴェスパーの後を追う。
嫌な予感は的中。
ヴェスパーが黒い服を着た男たちに拉致されてしまう所を発見したジェームズは、車で追跡。
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すると男達が現れて、ジェームズとヴェスパーを捕まえ隠れ家へ連れて行く。
気がつくとジェームズは全裸で椅子に縛られていた。
横には、鉄球がぶら下がった鉄の鎖を手にしたルシッフルが立っていた。
ル・シッフルは、大きく振りかぶると鉄球を振り回してジェームズの股間にぶつけて、拷問し続けた。
「送金した銀行は、お前のかわいい彼女から聞き出す。だから、お前はパスワードを教えろ!」とジェームズに言いながら、拷問し続ける。
遠くでヴェスパーの叫び声が聞こえる。
痛みに耐えながらも「俺は絶対に言わないから、お前は死ぬな」と痛みに耐えながらも笑いだしたジェームズに、ル・シッフルは怒り、ジェームズを打ち付けて倒すと、ピストルを出しジェームズに向けて発砲しようと構えた。
そこへいきなり見知らぬ男が現れ、謝るルシッフルを撃って消えてしまう。
気を失ったジェームズが目を覚ますと、そこは病院だった。
そこには、ヴェスパーもいて、傷ついているジェームズがヴェスパーに「また君に会えて良かった」と言うとヴェスパーは「あなたが好き」と言い2人は愛し合うようになる。
ジェームズは、「本気で君を愛している。君のために仕事を辞めても良い、と思うくらいマジだから信じてくれ」と言う。
ジェームズは、ヴェスパーと2人で生きていく決心をした。
2人で海に行ったりセイリングする幸せな日々。
ジェームズは、Mに「一身上の都合で辞めさせて頂きます。」退職届を出した。
ある朝、ジェームズと一緒に寝ているベッドから飛び起きて、急いで洋服を着るヴェスパー。
引き留めるジェームズに「まだ少し私も遊びたいからお金を銀行から出してくるわ。すぐ戻るから」とい言い、「一緒に行く」と言うジェームズに待っていて、と言う。
ジェームズは「じゃあ、30分後に待ち合わせしよう。」と言って笑った。
それでも心配なのか、ホテルのロビーまで一緒に下りていくジェームズ。
彼にキスをして「あとでね」と笑い出て行くヴェスパー。
満面の笑みのジェームズが部屋に戻ると電話が鳴っていた。
取るとMからの電話で、カジノの賞金が財務省に返却されていない、という。
ピンと来たジェームズは、直ぐに銀行に連絡。
支配人は「丁度今、お金が引き出されているみたいですよ」と言う。
どこの銀行かジェームズが尋ねると、ヴェニス銀行から。そこは、ジェームズがいる場所から近く、ヴェスパーが行くと言った銀行だった。
走ってヴェスパーのいる銀行へ向かうジェームズ。
銀行からアタッシュケースを持ったヴェスパーが出てくるのを発見。
銃撃戦の中をかいくぐり、ヴェスパーを助けようと男達を倒していくと、ヴェニスの古い建物が倒壊し始めてしまう。
ヴェスパーを柵のエレベーターに入れた敵の男は、ジェームズを撃とうとして来たが、上手く交わしたジェームズが撃ち殺した。
やっと全員倒したジェームズがヴェスパーに近寄ると、ヴェスパーは、乗っているエレベーターの鍵をしめてしまう。
落ち込むジェームズの元にMから電話が来る。
Mは、ジェームズにヴェスパーが裏切った理由を話す。ヴェスパーにはフランス人の恋人がいて、ル・シッフルの一味に拉致されており、「彼を殺されたくなければ言うことを聞け」と脅迫されていたと言う。
「裏切り女は恋人の為に死んだということ」と、人が信じられなくなっているジェームズが言うのを、Mが諭す。
「貴方が拷問から助かったのは何故だか分かる?ジェームズ、あなたを助けようとヴェスパーが命がけで、大金を払うと取引したのよ」と言った。
自分のために命をかけてくれたヴェスパーのことを知り、ジェームズは彼女のことを思い、彼女の携帯を取る。
すると、メールの中に「ジェームズへ。ホワイト氏の連絡先」と書いてあるメッセージを見つけた。
ジェームズは、ヴェスパーが残したこのメッセージを手掛かりに、全ての事件の大元である黒幕の居場所を突き止める。
ホワイトと言う男が、邸宅に戻って来た所を狙ってジェームズは発砲。
その男の顔は、ル・シッフルを殺し、アタッシュケースを持ち去った男だった。
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= Lyraの感想=
1953年、イギリスのジョナサン・ケープから刊行された原作を元にし映画が、この007シリーズだ。
イギリスの秘密情報部員ジェームズ・ボンドの活躍を描いた物語で、アメリカのペーパーバック版は当初『You Asked for It』というタイトルで刊行された。
そこから、このサブタイトルが【Casino Royal : You Asked for It】とついたのだ。
ソ連・スメルシュのフランスにおける工作員である(今回の映画だと工作員ではなくなっているが…)ル・シッフル役のMads Mikkelsenがカッコイイ。
目から赤い血を流すMadsに、普通ならば違和感もあるのだろうけど、しっくり来ていて全く異常には思えず、「こんな症例もあるのかな?」と納得してしまう。
演技力の素晴らしさと存在感のなせる技だ。
血も涙もない悪役がMads には似合う。
体格も良いMadsだから、強くて頭脳明晰な悪役のボスにどんハマり。
そして、品のある動作が醸し出す雰囲気は、正にロイヤルな雰囲気で野蛮になりがちな悪役を、知性溢れるバカラを運ではなく、知性(統計や計算)で動かしていくキャラクターに変えていて惚れ惚れする。
それでいて弱さもあるのだから、世の女性達が大ファンになってしまうのも無理も無い。
それに対してダニエル・クレイグのジェームズ・ボンドは、肉体派な気がした。
毎回見るたびにLyraは「ダニエルってゴツくて岩みたい」と思う。
結局、この007はシリーズ内で初の逆バージョンなのだと感じている。
つまり、いつも陽気なジョークを言うジェームズボンドや、知性的な会話や恋愛の駆け引きを楽しむ頭脳派の007ではないのだ。
いつもと違い、頭脳よりは肉体派で、始終全速力で走り、力ずくで殴り倒し、体を使って事件を解決していくジェームズなのだ。
そして、恋愛も直球。
狙ったターゲットを陥れるために割り切って妻を寝とるが、自分のせいで巻き込んで死なせてしまうと、ひどく傷ついた様子だ。
そして、ヴェスパーとの愛は一目惚れに近い。
目の前に座って来たヴェスパーにジェームズは言う、、、「輝いているな」と。
一応おとなの男といった感じで、彼女との会話を楽しむジェームズだが、いつもの007と違って「お前が好き、好き」アピールが強い。
会話に好き好き出まくり。
あんな強いとマジで好き〜って分かる。
あのやり取りでヴェスパーに惚れるのは、かなりのMだな、と思ってJames Bondの新しい一面を見た気がする。
こんなに分かりやすいジェームズ・ボンドが、今までいただろうか?
殺しも迷いはないし、むしろ殺したい?ムード。
恋愛も殺しも任務も全てストレート。
そんな単細胞的なジェームズが可愛く見えてしまった。
そう、Lyraは単細胞くらいの分かりやすい男性が好きなのだ。
そして、悪役は完璧にスマート。
あくまでもル・シッフルは、頭で行動し感情に流されることはなく、まるで人生もポーカー、生き方も、闇の仕事も、何もかもポーカーのようにゲームを攻略していくみたいにする。
唯一、感情的になったのは、拷問シーンでダニエル= ジェームズ が狂ったように笑い出して、ル・シッフルに「おまえは死ぬだけだ。俺は絶対に話せねー、だからお前は殺される運命だな。笑っちまう!」と言われてカッとなった時だけだ。
そして、呆気なく金の取り立てに来た上層部に殺される。(可哀想な気がしてしまったのはLyraだけ?)
この知性的な悪役と、動物的な(ちょい悪くいうと単細胞)のジェームズボンドの立場の逆転が面白い映画なのだ。
そして、金髪だらけの男の主要キャラに、黒髪のエヴァ・グリーンっていうのも素敵だった。
彼女の目のグリーンに合わせたかのような幸せな2人のファッションがグリーンで、勿論、愛を確かめ合った庭のシーンは、芝生が美しく木が青々と茂り、キスを交わす。
2人の眼下に広がる海もブルーグリーン。
初エッチシーンも、2人でグリーンの服を脱ぐベッドカバーがモスグリーンなんだもんね。
「はあ、エヴァってこの映画に愛されているの?」と思ってしまったわ。
あの目力たまんない!
あんな目力ギラーンな女になりたいわん!
そして、イタリアでラブシーンを繰り広げるのよぉぉぉぉぉぉぉぉ〜。
と、吠えた所で、、、
使い込んだ組織の資金を穴埋めするため、ロワイヤル・レゾーのカジノでバカラによる一攫千金を狙うル・シッフルを負かすために、協力するフランス参謀本部2課のルネ・マティス役は、ハンニバルにも出ていたイタリア俳優 Giancarlo Giannini。
イタリア人役、この人しかいないのか?ってくらい刑事役やりまくりの俳優だ。
ある俳優が好きで見た某恐怖映画にも父親役で出ていたり、善人出なければいけないのに怪しい役柄、と言うのが似合う人だね。
CIAのフェリックス・ライターがイマイチ存在感が薄かったけど、これからジェームズの協力者としてキャラが濃くなるといいなあ、と期待しています。(って、あまり気にしていないが、、、)。
今、話したように、立場逆転の面白さが、この新ジェームズ・ボンドをより楽しくしているのだと思う。
だからLyraは Blu-ray Boxの方を買ってしまったのよ。
Mads Mikkelsen が出てるからってのもある。
いや、Mads 目的で買いまちた(笑)。
でも、買って良かったと思うよ。
通常盤より高いのがネックだけど、装丁が綺麗だし、開けると中にはMadsがいるし。
ただ表紙はぜーんぶダニエルよ。
主役だから仕方ない、、、て、この単細胞ジェームズは魅力的で良かったと思うから嫌ではないの。
嫌ではない、、、Madsの写真をもうちょい出してよ、て感じなだけ。
アクションもハラハラして面白い。
特に冒頭の方で、ジェームズが工場に逃げ込んだターゲットと高層ビルくらいの高さのクレーン車から吊るされた鉄柱やハシゴで戦うシーンは、「ひゃー!」としてしまった。
私って高所恐怖症?
ただ、空港で爆破を阻止するシーンは中だるみ。
要らないなあ、と思いつつ見てしまった。行きたかった「人体博」のシーンが出たり当時の流行を入れてるのは良いんだけどね。
あと、ポーカーに詳しい人ならばより楽しめる。
2人の攻防戦が見ていて好きな人なら手に汗握るでしょう。
恐怖から震えるヴェスパーを抱き寄せながら2人ずぶ濡れ、てのが良かったな〜。
抱きしめて…。
ジェームズ・ボンドが、ヴェスパーに聞かれたのもキッカケだったのだろうけれど、自分の仕事に疑問を抱いて辞職を決意し、ヴェスパーとの結婚を考えキッパリ辞めるのが、男らしくて良かったです。
ジェームズも1人の人間なんだ、と思えたから。
ただ、その結末は悲劇に終わったのが刹那過ぎる。
「何もかもが、何時もと違う」と昨日話したLyraの気持ちが分かっていただけると嬉しい。
このあと、いつもの☆ツッコミPoint☆を書いておきます。興味ある方は、読んでねー。
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☆LyraのツッコミPoint☆
1.イアン・フレミングの小説 →
ティモシー・ダルトン主演第15作『007 リビング・デイライツ』以来のイアン・フレミングの小説が原作となっている。
今作品のラストシーン(ボンドがホワイトを襲撃するシーン)と、次作『007 慰めの報酬』の冒頭シーン(ボンドがホワイトをカーチェイスの上、MI6本部まで搬送するシーン)がシンクロしており、次作『007 慰めの報酬』は本作の続編かつオリジナル脚本による作品となった。007フリークには嬉しい作り方。
2.リメイク →
1967年の旧作のリメイクになる。
1967年のは原作を大幅に逸脱したパロディだったが、今回のリメイク作は原作フレミングの話に忠実になっている。
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3.新キャラのジェームズ・ボンド誕生→
今までのジェームズ・ボンドとは違う、新しいボンド映画の1作目になる。
その為ジェームズ・ボンドは1968年4月13日生まれに設定され、冷戦時代にボンドはスパイとして活躍していないなど、それまでとは別となっている(コネリー~ムーアのボンドは1920年代生まれで、ダルトン、ブロスナン、クレイグのボンドはそれぞれの俳優が誕生した年がボンドの産まれた年となった)。そのため、ジュディ・デンチ演じるMも性格の異なった新しいMとなっている。
4.時系列違う→
当初、シリーズ第1作『007 ドクター・ノオ』より以前になり、ショーン・コネリーとバーナード・リーの会話で語られていた、ボンドが駆け出しで一般任務に就いていた頃の話になる筈だった。
また、007の誕生秘話、ボンドとM、マネーペニー、Qとの初めての出会いが描かれるとも伝えられたが、諸事情から、このアイデアは不採用になり、殺しの許可証を得るまでのエピソードも減らされた。
5.キャスティング →
前作までの配役で変わっていないのはM役のジュディ・デンチのみ。
従来のレギュラーであるマネーペニーとQは今作には登場していない。
フィリックス・ライターはシリーズ初の黒人となっている。
ジェームズ・ボンド候補者を挙げると、
アレックス・オローリン、ゴラン・ヴィシュニック、ヘンリー・カヴィル、ユアン・スチュワート、ジュリアン・マクマホン、ダグレイ・スコット、ジェームズ・ピュアフォイ、ヒュー・ジャックマン、クライヴ・オーウェン、ヨアン・グリフィズ、クリスチャン・ベール、エリック・バナ、コリン・ファレル、ジュード・ロウ、オーランド・ブルーム、ジョシュ・ブローリン、ベン・アフレックなど。三代目ボンドを演じたロジャー・ムーアの長男ジョフリーも有力な候補者の一人だった。
当初、ユアン・マクレガーがボンド役にオファーされたが、タイプキャスト(同じような役柄を繰り返し演じることでイメージが固定されること)を恐れて断ったため、ダニエル・クレイグにオファーが行く。
前作まで主役を演じたピアース・ブロスナンも意欲を示していたが、作品中のジェームズ・ボンドの年齢設定が若く起用が見送り。
他のキャストには、ジェシカ・アルバがボンド・ガールに立候補し、ベン・キングスレー、アンジェリーナ・ジョリー、ジョン・トラボルタ、アラン・リックマンが悪役を熱望したと言う。
6.アクションシーン→
先ほどLyraがハラハラしたと話したアクションシーンで逃げていたターゲット、モロカを演じたセバスチャン・フォーカンは実際にパルクールの創始者の一人。
あのアクションシーンで、ダニエル・クレイグも彼から技術を学んだ。
7.撮影 →
撮影地はカルロヴィ・ヴァリ(チェコの温泉)、プラハ、バハマ、イタリア、イギリスと各国に跨った。
劇中、モンテネグロと表示されている場所は実際は、カルロヴィ・ヴァリで撮影されたものであり、モンテネグロの町並みとあまりにも違うためモンテネグロの観客からは失笑されたと言う。
8.火事→
2006年7月30日にカジノ・ロワイヤルの撮影が行われているロンドン郊外のパインウッド撮影所で火災が発生し、撮影に使われているセットなどが灰になってしまった。(撮影はすでに終了していた為、解体の最中だったので、作品には殆ど影響がない。)
9..主題歌【You Know My Name】→
当初、エイミー・ワインハウスが制作することが決まっていたが、ドラッグ摂取にて逮捕され外された。その後、変更。
Audioslave オーディオスレイブのヴォーカリストである
Chris Cornell クリス・コーネルが起用され、映画とは別タイトルの”You Know My Name”を歌を歌うことになる。
*テーマ曲の和訳と解説はこちら→ “Casino Royale” 【You Know My Name / Chris Cornell】全ては決まっていたのね! 和訳 Lyrics
イギリスのチャートでは、最高位7位と健闘。アメリカの「ビルボード」誌では、チャート入りを果たしたものの最高位81位だった。
同サウンドトラック・アルバムは、チャート入りを果たせなかったのは、Chrisの主題歌“You Know My Name”が収められていないからだと、Lyraは思っています!
Chrisの曲がサウンドトラックに入っていたらアルバムはチャートインしたと思うし、曲自体ももっと上位になったはずだ。これはシリーズ開始以来、初めてのことである。
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10.評判 →
興行収入は全世界で5億9420万ドルに達し、2002年の『007 ダイ・アナザー・デイ』の記録を破り、シリーズ最高記録を樹立した。
2012年に『007 スカイフォール』がその記録を更新した。
批評家から高い評価を得ており、Rotten Tomatoesでの支持率は95%となった。『シカゴ・サンタイムズ』のロジャー・イーバートは星4つの満点を付け、「私の45年間のボンド映画に関する批評に対して、私自身考えもしなかった答えを導き出した」と語っている。
11.ジェームズ・ボンド像の違い →
ジェームズ・ボンド役としてダニエル・クレイグが演じた初の作品。
その為、007シリーズ初の「金髪のボンド」であるために話題になった。(原作にあわせて今までは黒髪に近い茶色だったから)
先程も話したが、【007カジノロワイヤル」でのジェームズ・ボンドは1968年4月13日生まれで、今までの007とは時系列も異なる。
12.恒例のガンバレル・シークエンスがシリーズ史上初めて冒頭に登場しない。→
中でも本作では演出としてオープニング前に使われる(以降の作品では『007 スカイフォール』までエンディング前に登場する)。
13.悪役 →
原作では、ソ連・スメルシュのフランスにおける工作員であるル・シッフルが、使い込んだ組織の資金を穴埋めするため、ロワイヤル・レゾーのカジノでバカラによる一攫千金を狙っていたことになっているが、この映画では、フランス工作員として描かれていない。
どちらかといえばLyraには、Mads演じるル・シッフルは、悪徳ビジネスに手を染め、マネーロンダリングで金儲けしているブラック企業の社長と言った描かれ方をしている気がして、この点が違う。
現代風に変えたのだろう。
そして、悪役のボスは必ずジェームズ・ボンドに殺されるか、事故で命を落とすかのどちらかがお決まりの007シリーズだが、この【Casino Royale】は、組織の上層部により虫けらみたいに呆気なく殺されるのがいつもと違う。
14.恋人役のボンドガールが死亡 →
メインであるボンドガールが死んでしまう3作目の作品になる。
また、ヒロインが彼女自身の意志で自殺する点が異なっている(『女王陛下の007』ではブロフェルドに射殺され、『007 ワールド・イズ・ノット・イナフ』ではボンド自身が任務遂行のため射殺する)。
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15.ボンドカー →
新型アストンマーティンのDBSが使用される。だが、ダニエル・クレイグはオートマチック車しか運転できない為、6速マニュアル・ミッションをオートマチック・ミッションに乗せ換えた物を使用した。
DB5(1964年製)やフォードの新型モンデオも登場。
他にも敵役や脇役の車としてフォード傘下のジャガー・XJや、ランドローバー社のレンジローバー、起亜自動車のワゴン、フォード・エクスプローラーなどが登場するなど、フォードとのタイアップを生かし、登場する車がフォードとその子会社のブランドに統一されている。
16ジェームズ・ボンドの腕時計→
オメガ「シーマスター ダイバー 300M」(ピアーズ・ブロズナン時代に使われていた物の後継機種)と「シーマスター プラネット・オーシャン」。
列車のシーンでヴェスパーがジェームズの腕時計を指して「ロレックスの時計?」、「いやオメガだ」と答え、嫌味的に話していたヴェスパーがボソッと「素敵」と言うシーンがLyraは好きです。
ダニエル・クレイグが撮影で使った時計「シーマスター・プラネット・オーシャン」は、2007年4月にジュネーブ市内のホテルで行われたオークションで、15万6千ユーロで落札された。
17.タキシード →
ヴェスパーが「ちゃんとしたジャケットを着なきゃダメよ」と見ただけでジェームズの体にピッタリしたタキシードをオーダーしていた。
あのスーツ・タキシードはイタリアのブリオーニ、シャツは英国のターンブル&アッサー、サングラスはイタリアのアイウェアメーカーのペルソール、靴は英国のジョン・ロブである。
18. Lyraと同じ香水 →
香水はサンタ・マリア・ノヴェッラの柘榴の香り。
19.シャンパンのボランジェ →
とタイアップしており、ジェームズはボランジェのグランダネを注文する。
20.マイアミ国際空港のシーン →
登場する新型機スカイフリートS570は、実際はブリティッシュ・エアウェイズの旅客機だったボーイング747-200(G-BDXJ)を改造したものである。2013年現在はイギリスのサリー州にあるTopGearテストトラックに駐機されている。
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21.ホームメディア →
2007年5月23日、ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントより『007 カジノ・ロワイヤル』Blu-ray Disc版・DVD版・UMD版が発売された。Amazon.co.jpやビックカメラなどでは「プレイステーション3」60GB版(店舗により20GB版も対象)を購入すると、数量限定で『007 カジノ・ロワイヤル』Blu-ray Disc版が贈呈された(2007年5月23日現在)。
22.出たがりさん、ここにも →
製作協力しているヴァージン・アトランティック航空のリチャード・ブランソン会長が、マイアミ国際空港のシーンにカメオ出演している。しかし2007年4月21日、ブリティッシュ・エアウェイズが、同社の機内上映版でブランソン会長の出演部分と、ヴァージン機の尾翼の写ったシーンをカットすると発表し、物議をかもした。
23.他に気になったこと→
●偽名で泊まったジェームズ。ふざけてピーチと言う名前で泊まったんだけど、ポーカー始まるときに、ルシッフルがわざと、「これはこれは、”ビーチ”さん」と言うの。
あれ、ジェームズが一夜を共にしたディミトリオスの妻が、夜中に殺されて浜辺、つまり”Beach”に打ち上げられたのかけてるのかなーと思った。
あのニヤッと笑いながら、こんなブラックジョークを飛ばすルシッフルて、メチャクチャ嫌な奴!
ジェームズもこれを聞いてムッとするんだよ。
●「指に血がついて取れないの」とヴェスパーが言うと、ジェームズは震えるヴェスパーの手を握り、指を舐めるんだけど、原作では2本。でも撮影では4本くわえちゃったらしい。あとで修正した、と聞いたけど全く分からない(合成したのか?)。
世の中、上手くやり直せるのねー。やり直せるならヴェスパーを生き返らせてあげたい。
幸せな2人を見たいから。
楽園で2人で暮らすのよ。
【007 Casino Royale カジノ・ロワイヤル】
2006年の映画
監督 マーティン・キャンベル
脚本 ニール・パーヴィス
ロバート・ウェイド
ポール・ハギス
原作 イアン・フレミング
製作 バーバラ・ブロッコリ
マイケル・G・ウィルソン
製作総指揮 アンソニー・ウェイ
カラム・マクドゥガル
音楽 デヴィッド・アーノルド
主題歌 「You Know My Name」
クリス・コーネル
撮影 フィル・メヒュー
編集 スチュアート・ベアード
配給 SPE
MGM
コロムビア映画
公開 イギリス 2006年11月16日
アメリカ合衆国2006年11月17日
日本2006年11月26日
上映時間 144分
製作国 イギリス
アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $150,000,000
興行収入 $167,445,96 アメリカ合衆国 カナダ
$105,932,056イギリス
$599,045,960世界
前作 007 ダイ・アナザー・デイ
次作 007 慰めの報酬
= 出版 =
イアン・フレミング(井上一夫訳)『カジノ・ロワイヤル 秘密情報部〇〇七号』(創元推理文庫)東京創元社、1963年6月、ISBN 4-488-13801-2
イアン・フレミング(井上一夫訳)『007/カジノ・ロワイヤル』(新版。創元推理文庫)東京創元社、2006年6月、ISBN 4-488-13806-3
Ian Fleming “Casino Royale” Penguin USA, 2006/10, ISBN 978-0-14-303766-8
= DVD / Blu-ray(ソニー・ピクチャーズ版)=
007 カジノ・ロワイヤル デラックス・コレクターズ・エディション(DVD2枚組、2007年5月23日発売)
ディスク1:本編DVD
ディスク2:特典DVD
ジェームズ・ボンド誕生までの物語
生身のジェームズ・ボンド
ボンド・ガールは永遠に(2006)
ミュージック・ビデオ
オリジナル版劇場予告編集
初回限定特典
日本限定オリジナルデザインスリーブケース
007 カジノ・ロワイヤル Blu-ray(1枚組、2007年5月23日発売)
映像特典:デラックス・コレクターズ・エディションDVDと共通
007 カジノ・ロワイヤル スペシャル・エディション Blu-ray(2枚組、2008年12月19日発売)
ディスク1:本編Blu-ray
映像特典
監督:マーティン・キャンベル×製作:マイケル・G・ウィルソンによるピクチャー・イン・ピクチャーコメンタリー(BONUS VIEW)
究極のジェームズ・ボンド トリビアクイズ
『007 慰めの報酬』日本版劇場予告編
オリジナル版劇場予告編集
『バンテージ・ポイント』オリジナル版劇場予告編
『バイオハザードIII』オリジナル版劇場予告編
『スパイダーマン3』オリジナル版劇場予告編
『レイヤー・ケーキ』オリジナル版劇場予告編
『ウルトラヴァイオレット』オリジナル版劇場予告編
BD-LIVE
音声特典
製作スタッフによるオーディオコメンタリー
ディスク2:特典Blu-ray
未公開シーン集
救出と回復
控除の対象
クリケットの観客席
男の名
『カジノ・ロワイヤル』製作までの道のり
イアン・フレミングの驚くべき創造の世界
ボンド映画の舞台:バハマを語る
イアン・フレミング:楽園への隠された道
ヴェニスに死す
ジェームズ・ボンド誕生までの物語
生身のジェームズ・ボンド
ボンド・ガールは永遠に(2006)
フリーランニングという芸術
空港シーンの撮影:絵コンテからスクリーンへ
絵コンテ集:追跡シーン
絵コンテのみ
絵コンテと完成シーンの比較
製作スタッフのインタビュー
監督:マーティン・キャンベル
特殊効果:クリス・コーボールド
撮影:フィル・メヒュー
スタント・コーディネーター:ゲイリー・パウエル
第2班監督:アレクサンダー・ウィット
音楽:デヴィッド・アーノルド
クリス・コーネル「You Know My Name」ミュージックビデオ
BD-LIVE
007 カジノ・ロワイヤル スペシャル・エディション DVD(3枚組、2008年12月19日発売)
ディスク1:本編DVD
映像特典
予告編集
音声特典
オーディオコメンタリー1(監督:マーティン・キャンベル×製作:マイケル・G・ウィルソン)
オーディオコメンタリー2(製作スタッフ)
ディスク2:特典DVD1
ジェームズ・ボンド誕生までの物語
生身のジェームズ・ボンド
ボンド・ガールは永遠に(2006)
クリス・コーネル「You Know My Name」ミュージックビデオ
ディスク3:特典DVD2
未公開シーン集
『カジノ・ロワイヤル』製作までの道のり
イアン・フレミングの驚くべき創造の世界
ボンド映画の舞台:バハマを語る
イアン・フレミング:楽園への隠された道
ヴェニスに死す
フリーランニングという芸術
空港シーンの撮影:絵コンテからスクリーンへ
絵コンテ集:追跡シーン
製作スタッフのインタビュー
封入特典
特製フォトブック
特製アウターケース付きデジパック仕様
DVD / Blu-ray(20世紀フォックス ホーム エンターテイメント版) 編集
007 カジノ・ロワイヤル DVD(1枚組、2012年11月23日発売)
映像特典
『007 慰めの報酬』劇場予告編
音声特典
オーディオコメンタリー1(監督:マーティン・キャンベル×製作:マイケル・G・ウィルソン)
オーディオコメンタリー2(製作スタッフ)
007 カジノ・ロワイヤル Blu-ray(1枚組、2012年11月23日発売)
映像特典
未公開シーン集
『カジノ・ロワイヤル』製作までの道のり
イアン・フレミングの驚くべき創造の世界
ボンド映画の舞台:バハマを語る
イアン・フレミング:楽園への隠された道
ヴェニスに死す
ジェームズ・ボンド誕生までの物語
生身のジェームズ・ボンド
クリス・コーネル「You Know My Name」ミュージックビデオ
音声特典
オーディオコメンタリー(製作スタッフ)
DVD(キングレコード版) 編集
007 カジノ・ロワイヤル TV放送吹替初収録特別版(1枚組)
アストンマーティン・DBS
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= Cast キャスト =
役名 俳優 日本語吹替声優
ソフト版 テレビ朝日版
ジェームズ・ボンド ダニエル・クレイグ 小杉十郎太 藤真秀
ヴェスパー・リンド エヴァ・グリーン 岡寛恵 冬馬由美
ル・シッフル マッツ・ミケルセン 中多和宏 藤原啓治
M ジュディ・デンチ 此島愛子 沢田敏子
フィリックス・ライター ジェフリー・ライト 辻親八 石田圭祐
ルネ・マティス ジャンカルロ・ジャンニーニ 菅生隆之 西村知道
ソランジュ・ディミトリオス カテリーナ・ムリーノ 北西純子 山像かおり
アレックス・ディミトリオス シモン・アブカリアン いずみ尚 横島亘
スティーブン・オバンノ イザック・ド・バンコレ 江川央生 大友龍三郎
ミスター・ホワイト イェスパー・クリステンセン 伴藤武 大塚芳忠
ヴァレンカ イワナ・ミルセヴィッチ 東條加那子 北西純子
ヴィリアーズ トビアス・メンジーズ 川本克彦
モロカ セバスチャン・フォーカン セリフなし
ドライデン マルコム・シンクレア 浦山迅 中博史
アドルフ・ゲットラー リチャード・サメル 勝沼紀義
メンデル ルドガー・ピストール 塾一久 仲野裕
株式仲買人 トム・シャドボン をはり万造
インファンテ エイド 朝倉栄介 乃村健次
マダム・ウー ツァイ・チン セリフなし
ディーラー ダニエル・アンドレアス 宗矢樹頼
トーナメント責任者 カーロス・リール 堀川仁
オーシャンクラブの受付嬢 クリスティナ・コール 武田華
シュルツ ユルゲン・タラッハ かぬか光明
女性ディーラー ジェシカ・ミラー 橘凜
医師 ポール・バッターチャージー 岡哲也
クリスピン・ボナム=カーター 小松史法
技術スタッフ サイモン・コックス 林和良
レベッカ・ゲッシングス 亀岡真美
ホテル・スプレンディドの受付嬢 レジーナ・ガバジョーヴァ 田中晶子
ソフト版:20世紀フォックス ホームエンタテイメントから発売のDVD/BDに収録
その他声の出演:風間秀郎、金子達、大西健晴、近藤広務、中村浩太郎、丸山壮史、かつまゆう、一木美名子、小松史法、川庄美雪、永吉ユカ
演出:三好慶一郎、翻訳:松崎広幸、調整:オムニバス・ジャパン、制作:東北新社
初回放送:2012年11月28日 21:00 – 23:24 『水曜プレミアシネマ』
テレビ朝日版
プロデューサー:上田めぐみ、小久保聡、水谷圭、吉川大祐、山田兼司、演出:鍛治谷功、翻訳:前田美由紀、調整:長井利親、制作:ブロードメディア・スタジオ
初回放送:2009年10月11日 21:00 – 23:39 『日曜洋画劇場』※キングレコードから発売の特別版DVDにカット部分を追加収録した「吹替完声版」を収録
スタッフ
監督 – マーティン・キャンベル
製作総指揮 – アンソニー・ウェイ、カラム・マクドゥガル
製作 – マイケル・G・ウィルソン、バーバラ・ブロッコリ
原作 – イアン・フレミング
脚本 – ニール・パーヴィス 、ロバート・ウェイド、ポール・ハギス
音楽 – デヴィッド・アーノルド
主題歌 – クリス・コーネル
撮影 – フィル・メヒュー
編集 – スチュアート・ベアード
プロダクション・デザイン – ピーター・ラモント
Cast
- Daniel Craig as James Bond: A British MI6 officer who, after being assigned 00-status, is sent on a mission to arrest a bomb-maker in Madagascar, where he stumbles upon Le Chiffre’s terrorist cell and is then sent to defeat him in a high-stakes poker game at Casino Royale.
- Eva Green as Vesper Lynd: An agent for HM Treasury assigned to supervise Bond and finance him in a high-stakes poker game.
- Mads Mikkelsen as Le Chiffre: A banker who services many of the world’s terrorists. He is a mathematical genius and expert chess player and uses these skills when playing poker.
- Judi Dench as M: The head of MI6. Although she feels she has promoted Bond too soon and chides him for his rash actions, she acts as an important maternal figure in his life. Dench was the only cast member carried through from the Pierce Brosnan films.
- Giancarlo Giannini as René Mathis: Bond’s contact in Montenegro.
- Jeffrey Wright as Felix Leiter: A CIA operative participating in the poker tournament while assisting Bond. This is the first Eon-produced Bond film in which Leiter is played by a black actor . (The only other black actor to portray Leiter was Bernie Casey in Never Say Never Again, which was not produced by Eon.)
- Simon Abkarian as Alex Dimitrios: Another contractor in the international terrorist underworld and associate of Le Chiffre, based in the Bahamas.
- Caterina Murino as Solange Dimitrios: Dimitrios’s wife, whom Bond seduces, causing her unintentionally to reveal one of his plans. After Bond kills Dimitrios, she is found tortured and killed.
- Ivana Miličević as Valenka: Le Chiffre’s girlfriend and henchwoman, who accompanies him to the poker game.
- Isaach de Bankolé as Steven Obanno: A leader of the Lord’s Resistance Army, introduced to Le Chiffre by Mr. White to account his finances.
- Jesper Christensen as Mr. White: A liaison for an unnamed criminal organisation.
- Sébastien Foucan as Mollaka: A bomb-maker pursued by Bond through a construction site in Madagascar.
- Tobias Menzies as Villiers: M’s young secretary at MI6 Headquarters. The character’s last name is a reference to James Villiers, who portrayed Bill Tanner in For Your Eyes Only, and to the character of Amherst Villiers in the original novel.
- Ludger Pistor as Mendel: A Swiss banker responsible for all monetary transactions during and after the poker tournament.
- Claudio Santamaria as Carlos: A terrorist employed by Le Chiffre to blow up an aircraft.
- Richard Sammel as Gettler: An assassin who works for an unnamed criminal organisation and contacts Vesper in Venice.
- Clemens Schick as Kratt: Le Chiffre’s bodyguard, who often accompanies his boss wherever he travels.
- Joseph Millson as Carter: An MI6 agent who accompanies Bond in Madagascar.
- Ben Cooke as Williams: An MI6 agent who debriefs Bond in London.
- Malcolm Sinclair as Dryden: A corrupt MI6 Section Chief, and Bond’s second official target.
- Darwin Shaw as Fisher: Dryden’s underground contact. M sends Bond to kill him, his first official target. Bond tracks him down (to a cricket match in Lahore, Pakistan in deleted scenes), nearly drowns him, and then shoots him dead.
- Tom Chadbon as a stockbroker, briefly seen having a telephone conversation with Le Chiffre.
- Tsai Chin as Madame Wu: A professional veteran poker player. Chin also played Ling in You Only Live Twice.
- Veruschka as Gräfin von Wallenstein: a countess participating in the poker tournament.
- Alessandra Ambrosio as Tennis Girl.
- Christina Cole as Ocean Club Receptionist.
- Diane Hartford as Card Player.
Casino Royale includes a cameo by British entrepreneur Richard Branson (seen being frisked at Miami International Airport). The cameo was cut out of the in-flight versions shown on British Airways’ in-flight entertainment systems, and the Virgin Atlantic aircraft Branson supplied had its tail fin (bearing the company logo) obscured.
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