和訳【Behind The Wheel/ Depeche Mode】解説 Welcome to the Darkness…

LyraのDepeche Modeメーターがempty に!!

The Doors, Jimi Hendrix, Oasisと同じく、ブログで暫く取り上げないでいると、禁断症状が起きてしまう愛しのDepeche Mode。

「作品は、満遍なく紹介して行こう」と心掛けているのですが、、、

そこはホラ!人間ですものぅ〜

凄く好きな曲を優先してしまうの。

どうしても大好きな『Songs of Faith and Devotion』と『Violator』からの曲をつい選んでしまう〜。

たくさん和訳と解説をして来たDepeche Mode。

今夜は、その一つ前のDepeche Modeと言うか、お気に入りアルバムの前の作品から選びました。

大丈夫、安心して!

そこはDepeche Modeッ。

妖しい世界は健在。

Welcome to darkness…

今日Lyraが和訳する曲は、イングランド、エセックス州バジルトン出身のロックバンド 、Depeche Mode デペッシュ・モード

 

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欧米で、スタジアム級の実績を誇る世界的グループ。ニュー・ウェイヴの旗手として、1980年代から第一線で走り続けて来たバンドだ。

2020年、ロックの殿堂入り決定。

*Deche Modeについては、こちら!→Depeche Mode【101 】Everything Countsキワモノの極みスタジアムに降臨!和訳 Lyrics

 

*こちらも→ Depeche Mode【Policy Of Truth】デペッシュモードとは?Master & Servantの世界 和訳 Lyrics

 

今日Lyraが和訳する曲は、Depeche Modeの6枚めのアルバム『Music for the Masses』からの2nd シングル、【Behind the Wheel】。

詳しい解説は、LyraのHipな和訳の後に又お話ししましょう!

 

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Behind the Wheel” is Depeche Mode’s twentieth UK single, released on 28 December 1987, and the third single for the album Music for the Masses. Peaking at #21 in the UK charts, it hit #6 in West Germany.

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= Behind The Wheel =

[Verse 1]
My little girl, drive anywhere
Do what you want, I don’t care
Tonight I’m in the hands of fate
I hand myself over on a plate now

[Verse 2]
Oh, little girl, there are times when I feel
I’d rather not be the one behind the wheel
Come, pull my strings
Watch me move, I do anything, please

[Interlude]

[Verse 3]
Sweet little girl, I prefer
You behind the wheel and me the passenger
Drive, I’m yours to keep
Do what you want, I’m going cheap tonight

[Interlude]

[Outro]
You’re behind the wheel tonight
You’re behind the wheel tonight
You’re behind the wheel tonight
You’re behind the wheel tonight
You’re behind the wheel tonight

 

俺の可愛いあの子は

車でどこにでも行ってしまう

やりたいことをやりに

俺は気にしないよ

今夜

俺は運命の手の内にいる

俺は今

どうにでもしていい自分を君に差し出すよ

 

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ああ

可愛いお前

俺には感じる時間があるだろうに

むしろ運転する奴には

なりたくないな

やってくれよ

俺を操っておくれ

俺が動くのを見つめてくれ

それ以外は何もしないぜ

お願いだから

 

素敵な君よ

俺はお前がハンドルを握ってくれて

俺は乗客の役割の方が良いのさ

運転してくれよ

このままお前の物でいるから

お前のやりたいことをやって

今夜の俺は

軽蔑すべき野郎になっちまいそうだ

 

今夜お前が操縦してくれ

今夜お前が操縦してくれ

今夜お前が操縦してくれ

今夜お前が操縦してくれ

今夜お前が操縦してくれ

Songwriter: Martin L. Gore

Translator: Lyra Sky 和訳

 

自虐?

まあ、それは言い過ぎだが、受けの姿勢を望むから、やはり「MartinはMなんだなあ〜」と毎回、詩を聴くたびに思うわ。

この曲は、Daveのゾクゾクするバリトンヴォイスが、伸びが良いフレーズが多いし、Martinの美しいコーラスがずっとDaveのヴォーカルに沿って歌われるから、ファンには嬉しい一曲でしょう。

まるで寄り添うかのように。

欲望に忠実なラブソングを高らかに歌う。

 

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前作から参加したビジュアルアートを担う、Anton Corbijinが今回もミュージックビデオの監督は勿論のこと、CDから宣材に至るまでオールDirectionしている。

その為、妖しい美しいメロディがより、妖艶でちょっぴり猥雑な雰囲気を放っているのだ。

Antonのアートを見ていると、今回みたいなサーカスの雰囲気から、酒場や街角のカフェの奥の怪しい部屋や、見せ物小屋や娼館など、日中堂々とは見れないような世界観を描きたがる人だなあ、と思う。

それは興味本位や宣伝するための話題になるブツとしてではなく、本当に好きで魅せられているように感じる。

その本気度は、自らの欲望や悲しみをアーティスティックに表現したいMartinの歌詞にピッタリとマッチする。

Lyraは、本気で作った物には、計り知れないPowerが宿ると信じているせいか、彼らのサウンドとアートは、まるで生き物のように耳から体内に入ってくるように思えてならない。

それだけ人を魅了すると言うことだ。

 

 

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1987年リリースのこのアルバム「Music for the Masses 』は、ギター&コーラス(時にはメイン・ヴォーカル)の Martin Gore の孤独感や人間関係のすれ違いを表現した歌詞が魅力だとおもう。

それに、現在は脱退してしまったが、このアルバムや Depeche Modeが世界的なブームのような人気を誇っていた時期のバンドの音を操っていたアレンジャーと言うべき Alan Wilderのオーケストレーションや、金属音を使うインダストリアルサウンドをミックスさせた効果音を使ったシンセサイザーが特徴的であった。

このアルバムからデジタル録音を取り入れた、記念すべきアルバムとも言えるだろう。

そしてここから、話題になった101公演に渡る世界ツアーが始まった。

このツアーの最終公演である101回目のライブの地、カリフォルニア州パサデナのローズボウルに6万6千人以上の観客を集めたのは、有名な話。

そして、あのNine Inch Nails ナインインチネイルズもこのライブを生で見て、バンドの指針を決定したのだから、いかに素晴らしい

この模様はライブアルバム『101〜ライヴ・イン・パサディナ』に収録され、同名のドキュメントフィルムがドキュメンタリー映画作家D・A・ペネベイカー監督で撮られた。

 

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1989年シングル 【Personal Jesus 】(和訳 Close Touch 密なる関係Personal Jesus) をリリース。

カントリー・ミュージックやブルースを匂わせるギターフレーズとメロディは、素晴らしく、今聴いても古臭くない。最近車のCMに使われて、TVから流れる度にドキッ!としたファンも少なくないと思う。

そして1990年【Enjoy The Silence】(CDと違う生の狂宴!和訳 Lyrics) を発表。全英6位、全米8位という過去最高の記録を残した。

この流れでそアルバム『Violator』をリリースし、バンド史上最大のヒット作として記録され、アメリカだけでも350万枚も売り上げている。バンドの楽曲もクオリティを増し、10年間で築き上げてきたデペッシュ・モードの集大成的な作品となった。

 

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この現在のBig BandとなったDepeche Modeを築いた黄金期の幕開けと言えるのが、このアルバムであり、【Behind The Wheel】のサウンドやヴィジュアルが、Depeche Modeらしさをイメージづける力強い作品だったのだ。

Antonが撮影するのは、おしゃれなフランス映画のような風景だ。

Vespa SS180に跨る女性は、確かAntonの当時の彼女だ。

そして、Daveと向かう場所は田舎の南の村だ。

だが、効果音では金属的な音が使われていて、歌詞は妖しい夜の歌なのだから、健全そう。

だけど、どこか見せ物小屋のようで、行けないものを見ているかのよう。

『ダレンシャン』の物語のように、見せ物小屋には、フリークショーのイメージがつきまとう。

そうなると、妖しい歌詞がより効果的になるのだから、Antonの計算だとしたら流石と拍手するしかないね。

この歌詞の男性は、Martinの願望だろう。

「俺を好きなようにしておくれ」と投げ出すほどの、信頼性と愛を持っているのだから、世の人々に「M男だよ」と言われても、素敵な男性だと思うわ。

侍従関係には信頼と愛がなければ、成り立たないと思うし、それは、恋愛関係においては絶対的な条件だと個人的に感じる。

何でも良い人は、勝手にやれば良い。おかしな事になっても、本人責任なのだから自業自得でしょ。

ただ多くの幸せや、多くの喜びを得たい人には、信じ合得る人間関係こそが、至福の悦びに通じると思う。

互いに分かり合えていれば、どんな風に拗れても、修復が可能だし、信頼で結ばれていれば、どんな苦痛も厭わないでしょう。

Come, pull my strings
Watch me move, I do anything, please

それはただの欲望からの言葉ではない、信頼から出る言葉よ。

Depeche Modeの愛の深さを味わって。

今宵も幕を開けよう。

Welcome to the darkness…

 

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In 1989, the single was ranked #30 on Spin magazine’s list of “The 100 Greatest Singles Of All Time”.

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The music video was directed by Anton Corbijn and included on the Strange compilation. Shot entirely in black and white, the video depicts Dave Gahan’s car from the Never Let Me Down Again video being towed away while he waits on crutches, only to discard those crutches as he rides on the back of a Vespa SS180 driven by a female companion to a local southwestern village, where the rest of the band play the song while Gahan and the woman dance.

The video features the 7″ remix of the song, although an alternative video also exists set to the original album version.

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