【Layla / Eric Clapton: Derek & the Dominos】和訳 解説 Laylaの真実 for Lyra’s Birthday!!

Happy Birthday to me, Lyra 〜 ☆

今日は、LyraのBirthdayだから何にしようか?と考えたら、去年が 【Oasis / Lyra】 をやったので、今年の誕生日は、やっぱこれ!

ベタすぎ?

いやいや、Love Song好きの私めにはぴったりな、激しい愛の歌だから誕生を祝う日には最高な曲だよん。

一緒にこの曲を聴きながらBirthdayを祝ってくれる?

盛り上がろう!

 

今日 Lyraが和訳&解説するのは、アメリカ合衆国のロックバンド Derek and the Dominos デレク・アンド・ザ・ドミノス。

イングランドのロックバンドCream クリームEric Clapton エリック・クラプトンが在籍していたことで知られている。

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活動期間は1970年から1年間と短くはあるが、後世に残るロックファンに愛されるアルバムを作った。

そのアルバムが今日紹介する曲と同タイトルである、Derek & the Dominos の唯一のスタジオアルバムである 『Layla and Other Assorted Love Song 』(邦題『いとしのレイラ』)である。

Lyraが和訳する曲は 【Layla 】(レイラ)。

作詞・作曲は、Eric Clapton とJim Gordon ジム・ゴードン。

 

日本でもEric Claptonの代表曲の1つとして有名で人気があり、必ずコンサートでは演奏される曲です。

Lyra が 【Layla】を紹介するのはダジャレみたいだけど、いつものように真面目に解説するからね。

詳しい解説は、LyraのHipな和訳の後に又お話ししましょう!

 

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“Layla” is a song written by Eric Clapton and Jim Gordon, originally released by their blues rock band Derek and the Dominos, as the thirteenth track from their only studio album Layla and Other Assorted Love Songs (November 1970). Its contrasting movements were supposedly composed separately by Clapton and Gordon. The piano part has also been controversially credited to Rita Coolidge, Gordon’s girlfriend at the time.

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Opening Instrumental Riff]

What’ll you do when you get lonely
And nobody’s waiting by your side
You’ve been running and hiding much too long
You know it’s just your foolish pride

Layla, you’ve got me on my knees
Layla, I’m begging, darling please
Layla, darling won’t you ease my worried mind

I tried to give you consolation
When your old man had let you down
Like a fool, I fell in love with you
Turned my whole world upside down

Layla, you’ve got me on my knees
Layla, I’m begging, darling please
Layla, darling won’t you ease my worried mind

Let’s make the best of the situation
Before I finally go insane
Please don’t say we’ll never find a way
And tell me all my love’s in vain

Layla, you’ve got me on my knees
Layla, I’m begging, darling please
Layla, darling won’t you ease my worried mind

 

独りぼっちになってしまった時、お前はどうしているんだ?

誰か、お前の側で優しく待っていてくれる奴はいるのかい?
ずいぶん長い間、お前は逃げ隠れてして来ただろう?
そんなの、つまらない自惚れのせいだってわかっているんだろ?

 

レイラ、お前に膝まづくから
レイラ、凄くお前が欲しいんだ、ダーリン、お願いだ
レイラ、愛しい人よ、心配している俺の心を慰めてくれよ

 

これでも、お前に安らぎをあげようとしたんだぜ
お前の元カレがお前をがっかりさせた時にさ
まるで間抜けだよな
俺、お前に惚れちまったんだわ
俺の全世界がひっくり返っちまったよ

 

レイラ、お前に膝まづくから
レイラ、凄くお前が欲しいんだ、ダーリン、お願いだ
レイラ、愛しい人よ、心配している俺の心を慰めてくれよ

 

なあ、俺と一緒に最善の状況を作ってくれないか
俺の気が狂わないうちに
お願いだよ、私達に道はないわ、なんて言わないでくれよ
それに、俺の愛の全てが無駄だなんて言わないで、、、

 

レイラ、お前に膝まづくから
レイラ、凄くお前が欲しいんだ、ダーリン、お願いだ
レイラ、愛しい人よ、心配している俺の心を慰めてくれよ
Songwriter: Eric Patrick Clapton / Jim Gordon
Translator: Lyra Sky 和訳

この人、なんなんだろ?

こんな凄いことを大っぴらに、と言うか全世界に「愛してるぜ!」って1人の女に叫んでしまうなんて。

それも、親友の奥さんだし。

親友ってのがこれまた、世間様がご存知の The Beatles ビートルズの George Harrison ジョージ・ハリソンでしょう?

Georgeが【ハードデイズナイト】(→ あらすじ、感想。ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ! A Hard Day’s Night 元祖アイドル映画参照。) でチラッと共演して一目惚れして猛アタックして結婚したモデルだった人、、、

Patti Boyd パティ・ボイドにEricは恋しちゃった。有名な話。

その気持ちを熱く、熱苦しいくらいに歌っている。

こんなストレートに迷いなく「俺を愛してくれ」と懇願されたら、そりゃ行くわ!

女にだらしなくてインド思想にかぶれちゃった旦那(Georgeのこと) なんて捨てて、Ericの元へ行くわ!

Lyraだってそうするわ。

でも、その愛してくれる人ジャンキーでアル中だなんてね。

嫌よ。

苦しむのは。

 

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1966年、George Harrison は、映画『ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!  = Harddays Night 』の撮影時に出会ったモデルのPatti Boyd パティ・ボイドと結婚した。

60年代後半、スーパーグループと呼ばれていたCream  クリーム (→ 【Crossroads 】和訳 Robert Johnson Story 悪魔の真実.解説)を解散して、模索していたEricはBlind Faith や色々なバンドと交流する中、セッションを通じてGeorgeと仲良くなり親友になった。

その仲の良さは、EricがThe Beatles ビートルズの『Whitealbum 』収録のGeorge 作【While my guitar gentle weeps】にギター参加したり、Cream の『Goodbye Cream』収録【Budge 】を共同で作曲した、L’Angelo Misterioso の変名でギターを演奏、録音に参加したなどでもわかる。

その親交を深めていく反面、Ericは、バンド Creamを解散し、新しくBlind Face ブラインド・フェイスを結成したり、このDerek & the Dominosを結成したりと状況が激変する中、EricはPattiに恋をしてしまう。

Patti Boyd については前に書いた記事を読むとわかると思います。↓ ↓

*パティ・ボイドについて。寂しい人はどうなるの?こうなるの… Patty Boyd 前編

 

PattiとEricについてはこちら↓↓

パティ・ボイドについて。愛憎劇の後に残ったもの…Patty Boyd 後編

 

EricとPattiとGeorgeの愛憎関係は、今やロック界の伝説、もしくは、切ないラブストーリーとして有名になってしまった。

Lyraが大好きな漫画にもこの三角関係をモチーフにしたラブストーリーもあるくらい。

酷いと(笑)、ロック好きでもない普通の人々でEric Claptonの名前を聞いたことがある程度の人でさえ【Layla】のラブストーリーを知っている人も多いから、いかに【Layle】という曲が、ただのラブソングではなく、認知度が高い曲であり、横恋慕ラブソングの代名詞のようなモンスターソングになってしまったと言えないだろうか?

それも納得が行く。

こんなに熱い思いの丈をストレートに表している歌詞なのだから。

一度でも本気の恋愛をしたことがある男女が【Layla】を聞いてしまったら、今までの自分の経験をその全員が思い出してしまうと思う。

本気の切ない片思い。

それが、どんな形になっていこうとかまやしない。

この愛を受け取って貰えるならば。

 

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【Layla いとしのレイラ】は、Ericがイスラム教に改宗した友人 Ian Daras イアン・ダラスから聞いた話を元に書き上げた曲だ。

12世紀のペルシア文学の詩人、ニザーミー・ギャンジェヴィーによる『Layla and Majune ライラとマジュヌーン』からインスパイアされた。

そのストーリーは、月の王女Laylaが父親である国王に愛してもいない男との政略結婚を強いられ、そのせいでLaylaを絶望的に恋する若者Majune が気が狂ってしまうと言う話。

このラブストーリーにEricは自分の激しい思いと重ね合わせ、深い感銘を受けたのだった。

 

(  Live at LIVE AID 1985 ↑  ↑ )

 

自叙伝で「イアン・ダラスは『Layla and Majune』の物語を俺に話してくれた。ロマンチックなペルシャのラブストーリーで、青年Manjun が美しい Layla ライラと情熱的な恋に落ちるけれど、彼女の父親から結婚を禁じられ、欲望のままに気が狂ってしまう話だ。」と書いている。

Ericは、この悲恋の物語をベースに自分の激しいPattiへの愛情と苦悩を、覆い隠しもせずに全面に押し出し歌詞にぶつけたのだ。

 

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魅力的でストレート、ど直球。

火の星座らしいなとLyraは思う。待つのが苦手なのが火の星座。待てない奴嫌い。

だから、余程、Ericは気が狂いそうだったに違いない。

書かずにはいられなかったのだろう、愛の気持ちを。

その思いは2年後に叶う。

1977年に Georgeと別れたPattiは、1979年アリゾナ州ツーソンのツアー中にEricと結婚した。

Pattiは幸せだったのだろうか?

熱い思いの丈をストレートにぶつけてくる男Ericと結婚して。

「やめなさい」と言ってもドラックとアルコールに溺れていく男と結婚して幸せだったのだろうか?

その悪癖とすれ違いのせいで他の女達と浮気するような男と結婚して?

それもあんな形で裏切るような男と結婚して幸せだったのだろうか?

愛とは一体なんなのだろう?

Pattiは、激しい愛の歌【Layla】を捧げてくれた Eric を受け入れ、愛し合い、裏切られ、自らも真似するかのように浮気し Ericと離婚してしまう。

愛。

愛って一体なんなの?

 

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面白いことに、Pattiは別れた男たちと未だに仲が良い。

前にこのブログでも書いたが、Patti Boyd パティ・ボイドは朗らかに、どちらかというと男らしく「ガハハハ!」と思い出話について笑うのに対して、お相手だった(笑) Ron Wood ロン・ウッド(The Rolling Stones)は、未だに恋している男子のようにPattiを見つめ、恥ずかしそうに当時の話をし、しみじみ懐かしんでおセンチになっていた。

それを見てLyraは、男たちよりサッパリしているPattiだから別れたEricとしばらくして肩を組めたりキスしたり、Georgeとも仲良しだったのかもしれない。

Georgeも変わり者なのか? EricとPattiの結婚パーティーの席にRingo StarとPaul McCartny と訪れ、全く離婚を苦にしていなかったと言う。

一体、この人達は何なの?

世間を騒がせる今時のセレブ達より、開けっぴろげだ。

切ない想いは、どこに行ったんだろう?と不思議になってしまう。

激しい恋愛は、やはり燃え尽きてしまうものなのか?

Ericは結婚前にもPattiの為に、有名なあの曲【Wonderful Tonight】(1977年)を作曲し愛を表している。

そして、問題が色々起きて、数年間の別居の後、1988年離婚した。

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【Layla】は、ストレートな歌詞がステキなラブソングだが、曲構成は変化に富んでいて面白い。

ギターが前面に推し出た前半部分と、ピアノコーダがメインの後半の部分で出来ていて、まるで Lyraには言葉のメッセージはなくとも愛を唱えている後半部があるからこそ、【Layla】と言う1つのラブストーリーを奏でていると感じる。

対照的な前半と後半は、それぞれEricとGordon の作とクレジットされている。

スライドギターでデュアン・オールマンも参加して個性を発揮し、Eric とバトルのような演奏を繰り広げていたという。

【Layla】は激しい愛の歌であると共に、実験的な展開がある面白い曲で、Cream時代と明らかに違う 。

きっとこの時期の Eric のギタースタイル、音楽の方向性や私生活など変化が起きたことから、この曲がEricの今後を決めたターニングポイントになっているのだ。

それを考えると【Layla】がただのラブソングにはLyraには思えない。

もっと重要な、ロック史に残る名曲と言うだけでなく、1人の男の生き様を決めた指針の曲であり、一人の女の一生を決めた未来への決意の歌に思えてしまうの。

歌の威力だ。

 

女子の中には、愛の歌を貰うと馬鹿にする人が多い。どうやらダサい行動なんだって。

Lyraは変わり者だからか、自分の為に曲をプレゼントされた時に嬉しくてたまらなかった。

前から好感を持っていた人から貰ったのもあったが、自分への熱い愛の歌を作ってくれたと言う姿勢に惚れた。

長く付き合い、その人とは色々あり別れ、次の人に悪いからと、その人から貰った物を捨てなきゃいけなくなった。

だが、貰った曲たちだけは捨てられずにいる。

全て他は捨てたのに。

それからも数曲貰った曲があるが、皆、大切な宝物だ。

Lyraにとってロックや音楽が生きていく上で重要だからと言うのもある。

だが、自分の為にストレートに行動してくれたと言う男の行動に、愛の信頼性を感じてしまうバカな女なのかもしれないね。

ロックが生活の一部だから、、、琴線に触れるのだろう。

いつか、捨てる日が来るのだろうか?

Lyraにも。

激しい愛に出会えた時に?

Derek & The Dominosの時のEricの愛の歌【Layla】を聴いている。

毎回、”Like a fool, I Fall in Love with You” で涙が出そうになる。

愛には嘘はないのかもしれない。

どんな時も。

どんな時代も。

どんな形でも。

どんな未来が待ち受けていても。

愛してる。

それだけで素晴らしい。

愛してる。

君だけが欲しい。

それが、愛なんだ。

 

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The song was inspired by a love story that originated in 7th-century Arabia and later formed the basis of The Story of Layla and Majnun by the 12th-century Persian poet Nizami Ganjavi, a copy of which Ian Dallas had given to Clapton. The book moved Clapton profoundly, because it was the tale of a young man who fell hopelessly in love with a beautiful, young girl, went crazy and so could not marry her. The song was further inspired by Clapton’s then-unrequited love for Pattie Boyd, the wife of his friend and fellow musician George Harrison of the Beatles. Clapton and Boyd would eventually marry.

 

 

“Layla” was unsuccessful on its initial release, but has since experienced great critical and popular acclaim, and is often hailed as being among the greatest rock songs of all time. Two versions have achieved chart success, the first in 1972 and the second (without the piano coda) 20 years later as an acoustic Unplugged performance by Clapton. In 2004, “Layla” was ranked number 27 on Rolling Stones list of “The 500 Greatest Songs of All Time”, and the acoustic version won the 1993 Grammy Award for Best Rock Song.

Personnel

  • Eric Clapton – lead vocals, lead guitar, rhythm guitar, acoustic guitar
  • Duane Allman – lead guitar, slide guitar
  • Bobby Whitlock – Hammond organ, piano, background vocals
  • Carl Radle – bass guitar
  • Jim Gordon – drums, percussion, piano
  • Tom Dowd – producer
  • Howard Albert, Ron Albert, Mack Emerman, Chuck Kirkpatrick, Karl Richardson – recording engineers
nbsp;
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