この前の日曜に、桜の名所である場所にドライブに行ったら、3分咲きくらいで全然、お花見モードじゃなかったのに一昨日から見頃じゃないの!
おまけに今日は強風だし、散っちゃうかな〜。でも花見には行っちゃダメとか言うし、そのうち戒厳令がでるかもしれない。
こうなったら大好きなJimiで気分上げるしかないわッ。
それに久しくやっていないし、今夜はJimi Hendrix タイムにしましょ?
それもめちゃくちゃPsychedelic な曲を和訳したから一緒に楽しモッ!
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今日Lyraが和訳&解説するのは、アメリカ合衆国ワシントン州シアトル出身のギタリスト、シンガー、ソングライターであるJames Marshall Hendrix ジェームズ・マーシャル・ヘンドリックス(1942年11月27日 – 1970年9月18日)。
Jimi Hendrix ジミ・ヘンドリックスのステージネームで、現在も世界中で愛される神業ギタリストであり、Lyraのブログでの常連アーティストです。
今日Lyraが和訳する曲は、Jimiが中心となって結成されたトリオバンド、The Jimi Hendrix Experienceの1967年5月12日UKリリースのデビューアルバム『Are You Experienced?』からの同名ヒットシングル【Are You Experienced?】。
Jimi Hendrixの中でも実験的要素が強く、サイケデリック・ロックを語る上で重要な曲の1つだと思うよ。
詳しい解説は、LyraのHipな和訳の後に又お話しましょう!
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Are You Experienced is the debut studio album by the Jimi Hendrix Experience. Released in 1967, the LP was an immediate critical and commercial success, and it is widely regarded as one of the greatest debuts in the history of rock music. The album features Jimi Hendrix’s innovative approach to songwriting and electric guitar playing which soon established a new direction in psychedelic and hard rock music.
=Are You Experience?=
[Verse 1]
If you can just get your mind together
Then come on across to me
We’ll hold hands, and then we’ll watch the sunrise
From the bottom of the sea
[Chorus]
But first, are you experienced?
Have you ever been experienced?
Well, I have
[Verse 2]
I know, I know you probably scream and cry
That your little world won’t let you go
But who in your measly little world
Are you trying to prove that
You’re made out of gold and, eh, can’t be sold
[Chorus]
So uh, are you experienced?
Have you ever been experienced?
Well, I have
Ah, let me prove it to you
[Guitar solo]
[Verse 3]
Trumpets and violins I can hear in the distance
I think they’re calling our names
Maybe now you can’t hear them, but you will (haha)
If you just take hold of my hand
[Chorus]
Oh, but are you experienced?
Have you ever been experienced?
Not necessarily stoned, but beautiful
お前の精神を一緒に手に入れられたら
俺に出くわすぜ
そうしたら互いの手を握り
一緒に朝日が登るのを見よう
海の底から登ってくるあの朝日を
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しかしな
何はさておき
お前って経験済みかよ?
経験したことあんのかよ?
まあ俺はあるぜ
分かってるよ
俺は分かってるって
お前は多分
叫び、泣いているんだろ
お前のちっちゃな世界が
行かせてくれないんだからな
でもお前の貧弱でちっちゃな世界の誰が
証明しようってんだ?
お前が黄金で出来ているって
ああ
それも非売品だぜ
だから
なあ
お前って経験済みかよ?
経験したことあんのかよ?
まあ俺はあるぜ
ああ
お前に証明してやるぜ
トランペットとヴァイオリン
遠くの方で聴こえるぜ
あの音は俺たちの名前を呼んでいるんだと思うよ
多分
今のお前には聞こえないだろうな
でも聞こえるようになるだろうよ
(はは)
お前が俺の手を握るだけでな
おお
でもお前って経験済みかよ?
経験したことあんのかよ?
まあ俺はあるぜ
ハイになってるわけじゃないぜ
でも美しいんだよ
Songwriter: Jimi Hendrix
Translator: Lyra Sky 和訳
ただのドラッグソングに片付けてはいけない心理の追求って感じがするから不思議。
まあLyraの深読みかもよ。
だから、アホになって聴きたい人には、ただのドラッグソングで良いし、
深読みしたい人には、精神の共有であり、セックスソングであり、
Lyraにはそれを全部ひっくるめた愛を追求するための精神の旅の歌ソングなのよ。
おまけで、JimiのLive もどうぞ!
音は良くないけれど、かっこいいJimiのプレイが見れるの。
3曲プレイしてるから、ちょい長めよ。
これをロック創世記である60年代にやっていたのだから、度肝を抜く。
いや、2020年代の今でも目の前で、このギターを反対持ちした、変態プレイをする天才のJimiを見たら、きっと驚きで、目が離せなくなっているだろう。
華があるとか一言で済まされない何かがあるのよね。(LyraはJimiには華があると思っているのだけど、中には、違う人種の人だと華はないとかね…色々言うわけよ)
人を惹きつけるギターを鳴らせる人であり、人間性が出てる優しい歌い方に、優しくてファニーな語り口が、面白くて惹きつけられるのだ。
改めてこの曲を聴くと、実験的なアプローチもあるし、ギターも上手いし、サウンドに聞き惚れてしまう。
「本当に天才だわ〜」と聴きながら、ステレオの前で、何千回目かの感嘆の言葉を呟いてしまったよ。
『Rolling Stone)』誌では、2003年大規模なアンケートである「All Time Greatest Album 500」と「All Time Best Debut Album 100」で、この『Are You Experienced?』は、それぞれ15位に選出されているの。
アフリカ系アメリカ人ミュージシャンのアルバムでの括りも、Marvin Gaye マーヴィン・ゲイ【What’s Goin On】ホワッツ・ゴーイン・オン』の6位、Miles Davis マイルス・デイヴィス『Kind of Blue』の12位に次ぐ)と3位にランクイン。
このアルバムは、2種類あるのはファンの皆さんならば知っているでしょう。
一応書いておくと、先に発売されたUK(イギリス)オリジナル盤は、既発のシングル3曲
☆【Hey Joe / Jimi Hendrix Experience】和訳 Run On Down Where You Can Be Free! 解説」
☆和訳【Purple Haze/ The Jimi Hendrix Experience】解説 Let’s Love&Trip!(紫のけむり)
☆【The Wind Cries Mary】(風の中のメアリー)」は含まず、全て新曲で構成されてるよ。
デビューシングルは、この曲ではなくて【Hey Joe】で、全英4位のヒットとを得た為に、このアルバム発売の5日前だったのに、ロンドンでヘッドライナーとしての初公演を行って、イギリス(およびヨーロッパ圏)での人気を確立するきっかけになった。
この曲は、全英2位の大ヒットとなった。
もし、The Beatles ビートルズの『Surgent Peppers Lonely Hearts Club Band』がいなかったら1位獲得出来たわけだ。
先程、Lyraは実験的な曲と話したが、このアルバム内の曲は、どれも実験的なアプローチを施されているの。
随分前に和訳&解説した【Foxy Lady】(→ Jimi Hendrix Experience / Foxy Lady 和訳 Cliché 口説き文句)も、ギターのフィードバック奏法で始まるし、
この【Are You Experienced?】は、テープの逆回転を取り入れていて、最先端の音作りを駆使しているし、
オリジナル盤(アナログLP)はモノラル盤とステレオ盤が作られたり、当時のアーティスト達の中でも先を行くスタイルから、Jimi(達)のアイデアマンぶりがわかる。きっと楽しみながら、レコーディングしたのだろう。
中には、伝統的な12小節形式のブルース・ソングである【Red House】もあるから、Jimiのブルーズマンの資質も楽しめる仕上がり。
だから、何回聴いても全く飽きないアルバムなの。
イギリスで人気を得たJimiだったが、1967年6月18日、モンタレー・ポップ・フェスティバルでの伝説的なパフォーマンスにより、母国アメリカでも名声を得た。
その為に、同年1967年8月に本作がアメリカでもリリース。
ジャケットは黄色で写真も違うし、収録曲はオリジナル版と異なっている(オリジナル盤から3曲を外し、シングルA面の3曲を追加した内容)が、カナダ版は、アメリカ版と同じ。
この後、バージョン違いが色々出て、1993年にCD用としてリマスターされた時には、シングルA面・B面の6曲が、オリジナル盤11曲の前に位置する曲順で追加された。(この版の日本発売は無し)
1997年、Experience Hendrix(Jimiの遺族や関係者による財団)が監修したリマスターCD以降は、オリジナル版11曲の後にシングル曲6曲を収録するインターナショナル版と、北米発売向けにアメリカ版収録曲の後にシングル・カップリング曲とアメリカ版LP未収録曲が収録された2ヴァージョンに固定さろているみたい。
2010年、Sony / Legacy Reissueはインターナショナル版収録の【Red House(mono mix)】が、ヴィニール盤起しからアルバム「Blues」収録のマスターテープ版に変わっている模様。
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Jimiって「Eric Clapton に会わせてくれ」って条件で、単身イングランドに乗り込んだでしょう?
それなのにEricは、彼のステージングを見て「何人かで弾いているみたいだ」と思い、叶わないと感じたのだから、Jimiの凄さが改めてわかるし、才能やアーティストの世界って、既出した、しないの問題じゃないって思うの。
それより、いかに魅力的なサウンドを出せるか?良い曲かけるか?良い味出す声か?何だとLyraは、思う。
中にはテクニカルなのが、アーティストだと言う人もいるだろうし、それは間違ってはいないと思うが、Lyraには、もっと感覚的なエモーショナルな方が重要で、いかに活かしているか?が感じる要素なの。
その全てがあるのがJimi hendrixと言う男なわけ。
渡英したJimiは、すぐにThe Jimi Hendrix Experienceを結成し、1966年10月レコーディングを開始したら直ぐ翌年5月にアルバムリリース。
そして前にもLyraはこのブログで書いたけど、イギリス優勢だったあの時代に、米国シアトル生まれで、おまけにアフリカンのJimiが、イギリスで人気を博したのは、異例なことだったのよ。
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ロック史に残る傑作【Are You Experienced?】は、新しい試みを感じるサウンドだ。
もとはインド民族のサウンドで、それをベースに作曲したらしいの。
Hippieのメッカだから仕方ないのかもしれないけど、ギターとドラムをその民族音楽に乗せ、後ろの方で同じコードのピアノをリピートさせているから、不思議なサウンドになっていると思う。
ピアノが肝ってLyraの個人的な意見だから、みんなはそうは思わないと思うけど、この音が続くせいで呪文を唱えられている感覚になりトリップしてしまうのよ。
元はギターのLoopだけだったらしいよ。だけど録音が上手く行かなかったらしい。
で、エンジニアとか困っていたらJimiが「分かった!なあ、簡単だよ。また俺らで演奏すりゃ良いさ!」と言って重ね撮りしたの。
Jimiがドラムを叩いて、足したらしい。こう言う前向きな性格で、柔軟性がある所が好きなのよ〜。
歌詞は先程、お話したように多面性がある歌詞だよね。
ただ巷で言われてるドラッグソングなだけにはLyraは思わない。
JimiはSF小説好きだったし、オカルトにも興味があったひと。
それを踏まえてLyraには、Jimiというアドバイザーが、私たちや歌詞を聴いてる人に対して、「意識を共有しよう」「愛し合おう」「美しい世界を2人で感じよう」と言ってるのだと思う。
ハイじゃないって歌詞で言ってるように、リアルなんだと思う。ハイとか、そんなの関係ないのよ。
指南役のJimiってのが良い。
どこに行くかは分からないけれど、怖くないもん。
信じられる誰かと、時間や空間を共有出来たら最高な経験になると思うから。
やっぱり【Are You Experienced?】は、凄いパワーよ。
一気にトリップしちゃう。
Not necessarily stoned, but beautiful
It’s beautiful for me lovin’ each other!
make me high〜.
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“Are You Experienced?” is the title song for the Jimi Hendrix Experience 1967 debut album. It has been described as one of Jimi Hendrix’s most original compositions on the album by music writer and biographer Keith Shadwick.The song is largely based on one chord and has a drone-like quality reminiscent of Indian classical music. It features recorded guitar and drum parts that are played backwards and a repeating piano octave.Live recordings from 1968 are included on The Jimi Hendrix Concerts album and Winterland box set.
According to engineering assistant George Chkiantz, “The original idea [for the guitar recording] was to do a loop, but that gave a problem … we tried looping it and then we couldn’t get it to loop … in the end Jimi got so impatient doing this, he said ‘look, it’s quite easy, we’re just gonna play’ and played it in”. It is also possible that Hendrix performed some of the backwards drum parts on the song in addition to drummer Mitch Mitchell.
Biographer Keith Shadwick notes the song’s droning quality, which he compares to Indian classical music. Although he believes the song does not include a bass guitar line (further underscoring the Indin approach), bassist Noel Redding is listed on some albums. An earlier instrumental take of the song recorded the same day included Redding’s bass pushed more forward in the mix.